日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

ノーベル平和賞と・・

2010-10-09 | ニュース
今話題のノーベル賞
日本人が受賞した事は嬉しい限りだが
昨夜発表のノーベル平和賞は中国の民主活動家、劉暁波氏に決まった。
政府の弾圧で投獄されても平和活動を止めない劉暁波氏に授与する事は
ノーベル平和賞の審査員(?)の強い意図を感じる。

それで昔の事を思い出した。
韓国の不屈の詩人「金芝河/キムジハ」
1970年代の朴独裁政権下で何度投獄されても政府批判を止めなかった金芝河
今でも、すんなりと思い出せるほどの活動家
ノーベル賞は受賞しなかったけれど
サルトルや大江健三郎などの国際的な批判が高まり1980年釈放された。
それから韓国は徐々に民主的になったのだと思う。

今回の受賞は劉暁波氏の妻も拘束され(?)メディアが墨に塗られ
中国国民は目隠しされてしまった。

今回の受賞が、金芝河と同じように民主化のきっかけになる事を切望する。


↑内容とは無関係で失礼!

・・が、この前の(継続中だろうが)尖閣諸島事件と
日がずれていた事に胸を撫で下ろす。
国際批判かわしに、国が国民感情を操って騒ぎを大きくしかねない。
まだまだ危ない中国の政情ではある。

金芝河
金芝河/wiki

それにしても、中国人のノーベル賞受賞は政府の思い通りには進まないようだ。
2000年に文学賞を受賞した高行健氏はフランス国籍を取ったし
中国が切望する「国内在住・初の受賞」はまだまだ遠そうだ。
(審査員は中国嫌いかも?)
コメント
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