日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

小田原「一夜城」

2010-10-19 | 趣味・遊び
昨日の続きです。
「生命の星・地球博物館博物館」の斎藤館長さんの話しの中に
一夜城の石垣の石にふれて、一夜城の名前の由来を聞いた。
昼食後に全員一致で「行きたい!」山へ向かった。

時あたかも、お祭りの真っ最中



駐車場のテントには「無料ガイド」の立て看板
「いいね」の言葉にかぶさり小母さまが案内役を買ってくれた。

秀吉の伝説にもなった「一夜城」は一夜にしてならずに
工期80日(それでもすごい!)
石垣山の樹木を隠れ蓑にして石垣を築き、塀や櫓組に白紙を貼り
一斉に木立を伐採して瞬時に城を出現させた。

あいにく石垣は関東大震災で崩れてしまったが
あちらこちらに石が見える。



信長の後を引き継ぎ関東の北条氏を打つべく、淀君や利休を従え小田原に攻め入った。
小田原城にたてこもる北条氏、交戦するために守りを固めていたが
一夜にして出現した城に度肝を抜かれて戦闘意欲喪失。
無血開城となった・・
二人目のボランティアガイドさんの説明(受け売りです)

話しを頭に入れて展望台から眺めると
早川の向こう岸に「地球博物館」(歴史とは無縁の話し)



木立の向こうに小田原城、右に相模湾
山から海まで敵陣に囲まれれば戦意喪失になる事が納得でき



合戦攻防図と合わせて北条氏の無血開城を理解した。



地球の歴史を知るための見学会が、
思わぬ所で秀吉の関東攻めの歴史を知る事になった。

数日前の読書ブログ「利休にたずねよ」と合わせてタイムリーな見学でした。

石垣山「一夜城」
コメント (2)
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