日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

思わぬ「子どものくらしの危険」

2009-09-30 | 生活
あんさんぶる杉並でラックのチラシを貰って帰った。
独立行政法人 国民生活センターの「くらしの危険」シリーズだが
全国の消費者センターや協力病院からのデーターをもとに作られている。

バリアフリー住宅の設計上高齢者の家庭内事故には関心があって調べていたが
今日の資料は子供の事故を中心に貰ってきた。



「口鼻耳目の異物の事故」(左)
子供が小さい頃はなんでも口に入れてしまうが
ケース1では吸盤がついたボールを飲込み胃の入口に蓋をしてしまった事故
無事取り除いたようだが、CT検査をしてようやく発見できた。
どうやって取り除いたのだろうか?

「ボタン電池を鼻の孔に入れた事故」
3才の弟の異臭に気づいた姉さんのお手柄だが
電流が流れて、鼻の中の組織が壊死して異臭がした。
考えるだけで空恐ろしい。

「目に瞬間接着剤を入れた事故」
一人で遊んでいて目を触りマブタがくっついてしまった。
まつげごと取り除いて大事に至らなかったが
もっと奥まで入っていたら大変な事になっていた。

こんな危険な状況は0~1才までが多く4才くらいまでは目が離せないようだ。

下のチラシには「浴槽用の浮輪でおぼれる事故」
なに・お風呂で浮輪?
今どきの子育てを知らない者にとっては「浴槽の浮輪」で遊んでいるのか?と思うが
ママにとっては大事な子育てグッズの1つらしい。
親子で入浴中はママの洗髪もままならない
他の子供の世話をしている時に大活躍
赤ちゃんが一人で浮いていられるが、動いてバランスを崩すと一人では元に戻れない。
救急搬送で事無きを得られたらいいいが、植物状態や、亡くなった事もあるようだ。

便利グッズがとんだ危険をはらんでいる事があるし、
危険とは知りつつ、ついうっかりもありえる。
パパの協力や祖父母の居ない家庭の悲鳴が聞こえてくる事故例だ。

この不景気を契機に子育て中のパパ達の早いお帰りの習慣が根付けて貰いたいし、
子育て支援の施策の1つに入れてもらいたいものだ。

「くらしの危険」はこちらで見られます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする