日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

室堂雪・美女平は霧の中

2009-06-20 | 自然・風景
昨日のつづき、今日で終わりです。



黒部平からロープウエイで次のステップに向かう
黒部湖を囲む山々と新緑の眼下、食い入るように景色を見る中で
強度の高所恐怖症なのか、窓に背を向けて固まっている人には気の毒な7分間



雪のトンネルをでると真正面に立山連峰がそそり立つ大観峰
後ろは岩山、こんな岩盤に手を加えた先人達に畏敬を感じる。



さらに地中のトロリーで10分
シンシント冷えてきて、フリースを着込み室堂に降りると
「寒いよ~~冬だよ~~」軽装では震える陽気
一面の雪の原
下界では初夏だが2450mではまだまだ冬



緑のみくりが池で昼食弁当のつもりが
池はシャーベット状態、下り坂は滑りそう
さらに手持ちのマフラーで防御しつつ雪のない石畳でランチ



激安ツアーで、難関突破の谷越え山越えが半日コース
ゆっくりする間も無く、トコロテン式の帰り道
高原バスで美女平へ向かうが、谷から霧がどんどん上がり始めて
季節限定のV字の二本滝が
「あいにく見えませんので通過いたします」アナウンス
だがお天気に恵まれ不満なしの私達は「まあいいか」ですんだ。



バスの終点美女平に到着すると、全ては霧の中
ケーブルカーで立山駅に無事到着

19800円の激安ツアーにもかかわらず、トコロテン式にもかかわらず
雨の一滴も降らず景色を堪能、満足な黒部立山アルペンルートだった。

それにしても、バスの前に座っていた仲良し4人組の叔父様達
ビールをガブガブ、つまみをムシャムシャ
トイレ休憩の度にアイス最中・お菓子を買い込み、食べるわ食べるは
日頃のストレスは充分発散できたようだし、良い旅だったのだろう。
コメント
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