日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

素焼きの窯焚

2008-08-05 | 趣味・遊び
ようやく(?)ここ杉並でも雨が降った。
午前中出かけて帰る頃には土砂降り
膝から下がビショヌレ・・

野外放送で「大雨洪水警報発令」
垂直に降る雨粒は洪水になる前に小やみになった。
その後はピカピカ・ゴロゴロ・・の大合唱
すぐ近くに落ちたようだ。
慌てたパソコンの電源を落として、しばし雷見物
しかし、本当に電源を落とす必要はあるのだろうか??
建物には避雷針、タップは雷除けが付いている
必要ないのかなあ~~

ゴロゴロを見ている時に思い出した。

黒姫の「パン!」「パン・パンッ!」の音。



素焼きの窯焚を始めてまもなく軽い破裂音
「どの作品が壊れたか?」
「だれの作品か?」
「他のを壊さなかったか?」
一度窯のふたを閉めたら、焼き終わるまで開けられない。
「音の方向からして、ゲストの作品?」
窯主との意見が一致して確信に変った。

それから、7時間電源を落とし
それから、1日後蓋を開けた。



予想に反して壊れたのは「窯主の大花入れ」(左奥)
数年前の大物土の残りで造った、本人曰「最後の大物」
底が剥がれて吹き飛んで斜めに傾いでいた。
疑惑の作品は、何ともなし
「失礼いたしました、ご迷惑をおかけしなかったのがせめてもの・・」
一作品のみ沈没
不幸中の幸い

底は壊れたものの中にはヒビはなし
修正して本焼をするか?
悩む窯主
「変なものは壊すに限る!」
私の適切なアドバイス(?)に決心
せめてもの慰みに、デコボコした道路の穴埋めに再利用。

見る度に後悔するかも・・
(底が厚過ぎたことと、締めが甘かった)

幸い私のものは全て無事(右奥)
しかし、まだ問題が残る。
サインもなく、記録もなく、記憶のない作品が3点
果たして誰のものか??
素人陶芸は問題山積だ。

本焼は10月
コメント (2)
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