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横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

冬鳥そろそろ

2016-10-16 06:26:02 | 日記



泉の森しらかしの池の今の季節は静かだ。
この日はアオサギとカイツブリが見られた。






最近どういうわけかコサギの姿が見えずカワウやバンもいない。






アオサギも杭の上に止まってのんびりとしている。






カイツブリは何羽かいて、時おり高い声で啼いたり潜水したりしている。






泉の森のブログでコガモが来たと載っていたので探したが見つからない。
がっかりしていると隅の方にヒドリガモがいた。






泳いでいく先を追うと仲間がいて4~5羽の姿が見えた。
毎年いまごろにやって来るようだ。まだピューという鳴き声は聞かれなかった。

これから池面はだんだん賑やかになっていくことだろう。


泉の森のシジミチョウ

2016-10-15 06:15:07 | 日記



泉の森の奥。雑木林のあたりにルリシジミがいた。
翅の表の青色がきれいだ。






ヤマトシジミに似ているがルリシジミのほうが心持大きいし、眼が黒いのがルリシジミだ。






ルリシジミより更に大きいムラサキシジミの姿も何頭か見えた。






翅表には紫がかった濃い青色が入っている。






ムラサキツバメもいた。翅がムラサキシジミに似ていて見間違う。
よく見ると尾錠突起があるので区別できる。


この場所は泉の森で集団越冬するムラサキツバメが12月初めごろに一時集合する場所だ。


好古園

2016-10-14 06:33:42 | 旅行



姫路城に隣接して好古園というのがある。
昭和60年以降に発掘調査で確認された西御屋敷跡、武家屋敷跡、通路跡などの地割を活かし、
九つの庭園群が造営されて平成4年に好古園として開園した。





姫路藩主の下屋敷があったところの庭は「御屋敷の庭」といい、
池泉回遊式庭園で好古園の中で最大の庭園だ。
池畔の「潮音斎」は中秋の名月を愛でるのに最適だそうだ。






「苗の庭」、「茶の庭・茶室双樹庵」を経由して「流れの平庭」に至る。
この庭が流れがゆったりと伸びやかで岸辺には四阿も建っている。






「夏木の庭」、「松の庭」、「花の庭」を楽しんで「築山池泉の庭」に至る。






「築山池泉の庭」は黒松や紅葉を配置した日本庭園で茅葺の四阿「臨泉亭」も風情がある。






池を回ると向こうに姫路城が見える。






最後は「竹の庭」。
十五種類の竹類を植栽した庭園で中央小高いところには四阿「聞竹亭」がある。






一隅に井戸があった。釣瓶で水を汲み上げられるのかどうか分からなかった。


今回は予備知識もなく雨の中を駆け足だった。
落ち着いて訪れれば、たとえば紅葉など四季折々に楽しめそうだ。


キバナコスモスと蝶

2016-10-13 04:55:41 | 日記



キバナコスモスはオレンジ色と思い込んでいたが並んで黄色い花も咲いていた。






オレンジ色の方にチョウが止まって熱心に蜜を吸っていた。






ツマグロヒョウモンの雄だ。






盛りの過ぎたヒャクニチソウにも蜜は残っているらしい。






ツマグロヒョウモンの雌のほうだ。
10月半ばともなると気温も下がって活動するチョウも少なくなってきそうだ。




十月十日 は 双十

2016-10-12 06:46:51 | 日記



10月10日、京都から義妹二人が訪ねてきたので、みなとみらい、赤レンガ倉庫などを案内した。
ちょうど日本丸が総帆展帆を行う日で運が良かった。
大勢の人たちが展帆作業をしていた。






クイーンズスクエアで早めの昼食を済ませて戻ってくると、
すっかり展帆されて前で中学生の吹奏楽が始まっていた。

港の見える丘公園へ行くためにバスに乗った。
中華街の傍を通ったときにパレードが見えて、なんだろうなと思った。





港の見える丘公園から元町を歩き中華街にやって来ると、
媽祖廟のあたりが何か賑やかだ。後ろから覗きこむと獅子舞をやっていた。






中華街じゅうの全ての通りに「双十節」の幟が並んでいた。
祝中華民国建国記念日ともある。建国記念日が10月10日なので双十節だと気付いた。






賑やかだったのは媽祖廟や関帝廟だけではなく、あちこちに獅子がいた。
獅子たちの衣装というか柄が違うので何頭もいるらしい。

お店1軒1軒の前で獅子舞をやり、時には店内に入っていく。






時にぐーんと高く背伸びをしてみたり。






時には店の前で這いつくばってみたり。







賑やかなのは太鼓やドラや鐘などが打ち鳴らされ加えて爆竹も加わるからだ。
獅子も囃子方も近くの中華学校の生徒たちがやっているらしい。

その後「お粥の店」で夕食をとっていると外の騒がしさが増してきた。
そして獅子舞関係の人がやってきて「次の次です」というような話をした。
あれ、この店にもやって来るのかと期待する。






しばらくすると店の入り口に獅子が現れた。






そして店内に入ってきて、舞ったり、お客さんの頭を噛んだり・・・
小さい女の子は獅子の動きと大音量にびっくりして大泣きに泣いた。






かなり時間をかけて店内で舞った後、
入口に供えられたビールを飲み、チンゲンサイやミカンを食べた。
少し前に見た店の前で這いつくばっていたのは、この飲み食いの所作だったようだ。


総帆展帆を見たり双十節の獅子舞を目の前で見られたり、思いがけない幸運の日だった。