横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

真っ白なお城

2016-10-05 06:32:17 | 旅行



姫路城(白鷺城)



京都に用事があったので帰りに姫路まで足を延ばした。






姫路駅前から大手前通りをまっすぐ15分ほど歩くと大手門に着く。
外国人の姿も大変多かった。






南北朝時代1346年に赤松貞範が築いた姫山城に始まり、
小寺氏、山名氏、黒田氏などに続き1580年には羽柴秀吉が城主となり、
近世城郭に大改修し天守を建築し姫路城と改名した。

1600年に城主となった池田輝政が大改修により広大な城郭を築き、
大天守も慶長14年(1608年)に完成した。
昭和の大修理、平成の大修理を経て当時の姿を今に残している。


天守は大天守に加え西小天守、乾小天守、東小天守からなり渡り廊下でつながっている。
大天守は5階建てのように見えるが、実は5重6階地下1階だ。

西小天守は3重3階地下2階、乾小天守は3重4階地下1階、東小天守は3重3階地下1階。






静かな内堀に雨模様のしだれ柳。






内堀にかかる桜門橋を渡って大手門から入る。






天守に向かうには「菱の門」から入る。
桜の季節などには入場券を買うだけで1時間もかかると聞いたが、今回は待ち時間なし。






城内には多くの門があり門と門の間は屈折したいわゆる枡形で防御している。
観光客も天守に向かってくねくねと登りながら門をくぐっていく。
昔は84門、そのうち今は21門が残っているそうだ。
ここは「いの門」から「ろの門」に向かうところ。

大天守の最上階まで上がり降りてくると2時間経っていた。
混雑時だともっとかかりそうだ。






歩いている途中あちこちで小屋根の瓦が目に入る。
どれにも紋などの飾りが施されている。
特に揚羽蝶が多く見られた。後で池田家の家紋だと知った。

残念ながら今回はアゲハの仲間を見ることができなかった。

コメント (2)
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