細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

旧豊後森機関庫・機関庫転車台

2015-04-26 16:54:08 | 散歩・旅  九州

旧豊後森機関庫・機関庫転車台を見学に行きます。前もって玖珠町役場に連絡をして見学許可証を発行してもらいます。ヘルメットを借りてようやく見学ができます。

玖珠町役場に行って申し込み用紙に住所を書き込んでいたら『えっーーー』って職員の方が。なんと何年か前まで西東京市に住んでいて、そして住所も近いもぉびっくりです。

『なんで玖珠町に来たんですか?』って言われたので『旧豊後森機関庫が見たくて』って言ったら喜んでくれました。知らない町で知らない人なのに近くに住んでいたっていうだけで親近感がわくってすばらしいね

『ここから近い慈恩の滝もいいですよ』と教えてくれたので日田に向かう途中に寄ることにしました。

 

旧豊後森機関庫・機関庫転車台

物言わぬ歴史の証人として、JR豊後森駅のそばに建つ扇形の豊後森機関庫及び転車台。現存する機関庫としては九州唯一のもので、2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定され、2012年に国の登録有形文化財に指定された。天井に残るSLの煤煙の跡や壁面の機銃掃射の弾痕が当時の状態のまま残されている。

 

見たかったんです!

豊後森駅  2013年に改修工事があったみたいです。

ホームに鳥居があるんですがなんででしょう?

    

  

慈恩の滝に向かいます。

 

慈恩の滝の由来

 今からおよそ千数百年の昔、この滝壺の中に大蛇が住んでいた。或る年の麦の実る頃、夜中にこの大蛇が滝壺より這い出して麦畑の中でのた打ち回り農民の汗による麦を荒らしてしまいわずか一夜で近郷の麦畑はほとんど全滅に近い被害を受けその年の秋の実りの田もこの大蛇に荒され其の後数年間、田畑を荒され続けた。
 このため農民はホトホト困り八方手を尽くし何とか大蛇を鎮めんものと、或る時は、加持祈祷に、また或る時は、滝つぼに竹網を張るなどしたがその甲斐もなく大蛇に荒され農民は食べる物も無く困窮の果て、先祖より受け継いだ田畑を捨て、家を捨てるものが続出しこの地域を離れていったのである。
 こんな年の‥‥夏の夕暮れ時、地域を通りかかった旅僧がこの有様を聞き、及ばずながら経の攻力により大蛇を鎮めてみようと、その夜折から登る月光の下滝飛沫のかかるあたりに座して一身に読経を続けておりますと、やがて急に滝壺に逆渦巻が起り、波の中からすさまじい形相の大蛇が姿を現したのである。
 これを見た旅僧はそのような浅ましい姿では経を聞くことは出来まい。「心を和らげ、姿を変えて現れよ」と、諭した。すると大蛇は、ザブンと水中に身を沈め、しばらくして今度は頭だけ大きく胴体は筆の軸くらいに痩せ細り長さは二丈(7m)あまり見るもあられな姿で水の上に現れた。
 旅僧は大蛇に向かい法を説きながら、「何故に田畑を荒すのか」と問いただすと、大蛇は頭を胴の方に向けて曲げ舌の先で体中を舐め始めたので、旅僧は大蛇に近づき、よく見ると、鱗の間に全身虫が規制しているのを発見した旅僧はこの大蛇を哀れに思い、その胴体の上を経文で撫でさすると、大蛇は目を細め旅僧のなすままに静かにしていて、病気もよくなりその後は一度も田畑を荒すことなく稲や麦も実り農民の喜びは大変なものであった。
 農民はこの旅僧のために一つの寺を建立し慈恩寺と名付け寄進した。しかし慈恩寺は戦国の騒乱でで大分府内の領主大友宗麟の軍により滅失したのである。(説明板より)

 

 このあと日田の咸宜園に向かいます。

 


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