令和元年11月13日です。
昨日付けで、高知河川国道事務所より台風18号関連の情報が発表されました。
なかなか興味深いです。
私のブログでも当日の雨の様子や、後日宇治川北側での痕跡水位など取り上げました。
この国交省の情報で、 「新宇治川放水路が機能を発揮」 とのこと。
そりゃーそうですよ。この放水路活躍してもらわないとね。
直径7mのトンネル掘って作った放水路です。どれほどのお金が掛かっていることか。
宇治川の排水機場も、過去には激甚災害の指定や床上特別緊急として、排水ポンプが増設されてきました。
平成26年の台風12号で、被害のあった宇治川と日下川。またまた床上対策となりました。
記載の通り、国・県・町がそれぞれ役割分担をして内水対策を行って頂いております。
私が注目したのは、新宇治川放水路。
この放水路は平成26年の台風では威力を発揮しませんでした。
と言うのも、宇治川の本川である仁淀川の水位が上昇し、放水路吐口の水位も上がり流すことが出来なくなったのです。
よって、排水ポンプの能力以上の降雨量などにより、枝川の西浦地区はお池のような状態となりました。
今回の台風、最近よく聞く線状降水帯で須崎や宇佐・高岡を含め、局所的な降雨をもたらしました。
だから・・・、だからですね直径7mの放水路が大活躍。
これが広域に雨を降らしていたら平成26年のように放水路はストップとなります。
逆に言えば、関東に上陸し、北陸や東北に大きな被害をもたらしたようなあの台風。
あんな広域に降り、集中的にも降るというようなのが来たら・・・。お手上げと言うことなんですね。
ちなみに、私の居所付近は宇治川L2で3mから5mの浸水深です。
これが、仁淀川が破堤した場合L2は10mから15mの浸水深となります。
2階建ての屋根に上がっても助かりません。
約1000年に一度ぐらいの頻度ですから、私の生きている間の話ではないと思いますが。
低い所に住めば、津波や洪水。高い所は山崩れや地滑り・土石流。
狭い日本、どうすればいいの
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