みつのパン日記

~パン・ベーグル・お菓子の日々~

シードル、マロンクレープ@ポポット ~2011年9月24日~

2011-11-13 | POPHOT

2011年9月下旬の、東京パン旅で食べたもの。
1日目に東京近郊のパンを集め、2日目朝から湯河原へ、3日目は東京のパン屋さん再訪、というスケジュールでした。

東京最終日の晩、お昼に行ったPOPHOT(ポポット)へ再訪。
一日二度目の来店は、また来ちゃった的な感じで、かなりはずかしいです(照)…照れながらも堂々入店こんばんはよろしくお願いします!
 ←シードル(辛口)、700円。
お昼のおまかせコースのシードルが甘口だったので、辛口にしました。

 
マロンクレープ(800円)+生クリーム(160円)。
クレープ生地でマロンクリーム・カスタードクリーム包み、バターのせ、生クリーム添え。
マロンクリームにお酒がすごくきいていました~。
シードル単品で注文するのは初めてでしたので、お酒な感じだと思われたのかもしれません(笑)

 ←左から、シナモンラスク、シューケット、メレンゲ。
こちらの3点は、クレープの後に出していただいたもの。
新幹線の乗車時刻が迫ってきていたために、袋に入れてもらって持ち帰り、食べたのは翌日。
バゲット生地にシナモンを染み込ませたラスクの生地は、以前にいただいたガチ硬いキャラメルラスクよりも、ちょっと柔らかめ。
シナモンには、この硬さがちょうどいいなぁって、感じました。
とくに夢中になったのが、こんもり厚みのある白っぽい(実際には白と生成りが交ざったような色合い)のメレンゲ。
中に薄切りアーモンドがたくさん入っていて、風味と香りがよくて、サクサクで甘くて、と~ってもおいしかったです!
大きな瓶に入れて毎日食べたい、お土産にしたいなっ。

そういえば、AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)へ初めて行くきっかけになったのは、ポポットでシェフのお菓子を食べてとてもおいしいと感じたからでした。
私は、作られるガレットやクレープ、お菓子たちから、シェフは焼きにこだわりをお持ちで、それをとても大事にされていると感じていました。
お菓子がおいしい理由を知りたくて、焼きに込められた大事にしていることとその理由をほんの少しでも解りたくて。
30年前に修行されていたというオーボンヴュータンに行って、同じようなお菓子があったら、それはシェフがずっと変わらず大事にしていることかもしれないって。
2店のお菓子を比較することで、何か判るかもしれないって、思いました。
当時(3年前)判ったことは、2店のシューケットとショーソンオーポムの見た目が似ているということと、オーボンビュータンのクレームグラッセが抜群においしいということでした。
ポポットのお菓子がおいしい理由は、今もよく解りません。
よく焼くことと過程で手を抜かないことが肝要なのかなって、思っています。
オーボンビュータンのクレームグラッセよりもおいしいクレームグラッセには、まだ出会っていません。
2店ともに来店回数が少ないこともありますが、見て食べているだけはずっと解らないかもしれません。
ここまで考えてふと、シェフが50~51歳ということから、ずっとお店を続けていかれるのかな、いつまでお店のみなさまとこうして会えるかなと思い至り、感傷的な気持ちになりました。
シェフとお店のみなさま、どうかお元気で、お健やかに過ごされますよう…!
また会いにいきます。


おまかせコース@ポポット ~2011年9月24日~

2011-11-08 | POPHOT

2011年9月下旬の、東京パン旅で食べたもの。
1日目に東京近郊のパンを集め、2日目朝から湯河原へ、3日目は東京のパン屋さん再訪、というスケジュールでした。

3日目のお昼に、POPHOT(ポポット)再訪。
 
↑(左図)店内の棚には、材料やお菓子が置かれていて、料理に使われます。
今日並んでいたのは、シューケットと林檎のケーキ。
この林檎のケーキがものすごくおいしくて、ケーキの名前が知りたくて、全体の写真を撮らせて頂きました。
カトルカールかなぁ…正式名称は不明です。
フランスの古典菓子あるいは地方菓子と思われます、もしそうなら名前があるはず…このこなんていうんだろう(好きな子の名前知りたい気持ちって、こういう感じかしら)
↑(中央図)上から見ても(表面の凹凸と焼き色の濃淡がステキ)、↑(右図)横から見ても(上半分の林檎の水分でしっとりした部分と、その下の気泡の入り具合がステキ)、大好きです♪
 
売られているものもあります、↑(中央図)シューケットは10ヶ420円。
シューケットは、シューにあられ糖を付けたもので、クリームは入っていません。
ついつい中にクリームを詰めてシュークリームにしてもとびきりおいしいんだろうなって想像してしまう…シェフのシュークリームいつか食べてみたい。


前回と同じく、今回もおまかせコースで。
おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒー・紅茶またはエスプレッソ、2500円(昼夜共通の価格&内容)、数量限定。
 
↑(左図)シードル、(中央・右図)
前菜第一弾~。
前菜は、半分に切った生無花果にチーズ塗り、生ハムのせ。
チーズにヨーグルトのような酸味がありました。

 
前菜第二弾~、ポークソーセージ・ヤングコーン・じゃがいも・ゴボウを揚げたものに、塩・胡椒かけ。
↑(中央図)裏からだとじゃが芋がよく見えます、びっくりしたのは揚げ
ヤングコーンの食感とおいしさ。
熱々ヤングコーン、つぶつぶまでさくさくしていて、おいしかったな。
身近なものでいうと、スナック菓子のスコーンと近いかな。

 
ガレット~、タマゴ・ハム・チーズ、別添えグリーンサラダ(葉っぱにドレッシングかけ)。

 
デザート~、林檎のケーキ(最上部写真のもの)、いろいろな角度から撮りました。
生地にバニラビーンズ付煮林檎入り、バニラアイスクリーム・生クリーム・フランボワーズソースかけ。
とろとろ林檎としっとり生地のケーキです。
生地にシロップを染み込ませているわけではないのにたいへんしっとりしていて(溶かしバターとかかな←精一杯の知識)、柔らかくほわっと食感なのに軽くない。
小技が効いていますというよりも、がっしり骨太という印象のケーキです。

 ←エスプレッソとシューケット。


おまかせコース@ポポット ~2011年9月22日~

2011-11-06 | POPHOT

2011年9月下旬の、東京パン旅で食べたもの。
1日目に東京近郊のパンを集め、2日目朝から湯河原へ、3日目は東京のパン屋さん再訪、というスケジュールでした。


1日目の晩、約4ヶ月ぶりのPOPHOT(ポポット)へ。
朝にBOULANGERIE ianak!(ブ-ランジェリーイアナック)イアナックボール、お昼はAU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)のケーキとクレームグラッセ3種盛り×2
後から考えたら、バター砂糖卵黄の総量が半端ないです、何かに挑戦していたとしか思えない。
入店時はそんなこと気にしちゃいないので、いつものおまかせコースを注文しました。

おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒー・紅茶またはエスプレッソ、2500円(昼夜共通の価格&内容)、数量限定。
←シードルを飲みながら、ぼんやり過ごす時間、至福です。


前菜は~コロッケ!
↑(左図)葉っぱと比べると小さく見えるかもしれませんが、この葉っぱもりもりだからね、コロッケもっと大きいからね。
葉っぱはたくさんで、コロッケは握りこぶしひとつ分よりもちょっと大きいです。
少食女子なら、これだけで充分晩ごはんだからね。
コロッケに辛味のあるソースかけ、葉っぱにドレッシングをかけたサラダ添え。
↑(右図)コロッケの中身はふわふわとろとろのじゃが芋・ミンチ肉。
このふわとろ具合は、他にも何か入っているのかも、あるいはふわふわになるまで混ぜるとか手間をかけた結果かも?
どうしてこんなにふわふわとろとろなんだろう、おいしいな。
このじゃが芋コロッケなら私、食べられるよ!
ちなみに私、芋コロッケは、飽きたので食べません。
安くて調理済みだから、小学校の頃毎週買っておかずにしていたのね。
その頃に、一生分のじゃが芋コロッケを食べきったんだと思うの。
クリームコロッケは大好き
ですが、芋のはね…冷めるとおいしくないし、貧しいかぎっ子の思い出がよみがえる(笑)
つまり、苦手なじゃが芋コロッケがおいしかった!と言いたい長文。


ガレットは、タマゴ・ソーセージ・チーズ。
このチーズが、もちもちしていて伸び~る♪
厚いソーセージと卵、好きな組み合わせで嬉しいです~。
ボリュームがあるので、食べ終わったらすっかりおなかいっぱいに。
この辺りでやっと、どうやら私は一日に分解できる脂肪糖分タンパク質の総量を超えて、バター砂糖卵黄を摂取しているらしいと、感じ始めました。
でも別腹ですからっ今日のデザートなんだろうと思っていたら、↓すんごいのきちゃった…。


デザート、今回はクレープ。
クレープ生地でクリームチーズ包み、バターのせ、レモンカード・生クリーム・バニラアイスクリーム添え。
デザートにクレープが出たのは初めて、すんごいのきちゃった(2回目)…!
見た時、こんなに食べたら私しんじゃうって思いました。
食べ始めてすぐ、私今ならしんでもいいって思い直しました(笑)
すごいボリュームでした、おいしかった…もしできることなら、おなかすいている時にまた食べたいっ。

←〆にエスプレッソ。
こんなにいっぱい食べたのに、おなかが痛くならないのはどうしてなのかなぁ。
コンビニやスーパーの出来合いのものを、あんまりおいしくないなぁって思いながらも食べた後は、たまにおなか痛くなったりするんだけれど。
食べ合わせなのかなぁ、不思議です。


おまかせコース@ポポット  ~2011年5月~

2011-07-18 | POPHOT

2011年5月下旬に、東京へ、バスパン旅。
勤務後直接大阪駅へ行き乗車、早朝東京に着き、同日夜に大阪へ戻るという、なかなかのハードスケジュールでした。
東京到着時既に携帯が電池切れ(時計って要りますね)、パン屋さん巡りやバス乗車の時間管理は何とかこなしましたが。
翌日以降しばらく、夜行バスで首が痛い~、歩きすぎで足関節が痛い~、パン運びで腕関節が痛い~。
結論は、
飛行機移動&一泊推奨です~~。
次からは通常通り、飛行機にしようと決意しました(どうしても早朝に着きたい時は新幹線で)。

東京へ行った時は、何があっても、POPHOT(ポポット)へ行きます。
だってすきなんだもの。
おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒー・紅茶またはエスプレッソ、2500円(昼夜共通の価格&内容)、数量限定。
 
 
↑(右)シードルにゆらゆら見える光は、店内にある大きな蝋燭(蝋の山みたいなもの)に灯されていた火によるもの。
 
前菜、レーズン入りカンパーニュとバター、メロンに生ハムのせ。
生ハムメロンって
、子どもの頃、メロンだけ食べてたっけ(乾燥した薄い生ハムは、しょっぱいだけでおいしくなかったなぁ)。
しかも、三
日月形で切れ目が入れられただけの皮付きメロンは、食べ難かった。
その生ハムメロンと相見えたのは、何かの縁。
いざ、勝負ーー!!
意気込んで、既に切られているメロンを、さらに三等分くらいにし、生ハムとともに。
最初に口に入れたとき、瑞々しいメロンと生ハムって溶けるような感じがあるけれど、期待していたよりもおいしくない。
こちらのお店のお料理は、とてもおいしいので、それほどおいしくないことがもう違和感で、腑に落ちない。
ちょっと止まり、生ハムとメロンをまじまじと見つめる…。
メロンは私の一口に入るサイズ
よりも少し大きい、生ハムはメロンと同じくらいの大きさで、のせてあるのは同時に食べるものだから…。
生ハムとメロンに統一感がある、メロンの瑞々しさは大ぶりなほうがあるんだろうな、…だったらこの大きさにカットした理由がある。
そこで、めいっぱい口を開けて食べてみたら、細かくしたのと比べると桁違いにおいしかった。
予めカットされていたのは、食べ方を教えてくれていたんだと、やっと気付いたのでした。
判り易く示されていたのに、私は気付かないまま食事を終える可能性があったのね…やだなぁ。
お料理の分量には理由があると、痛感しました。
何でも細かく切るのは、私の癖です。
幼い頃に、食事時間(ハッピータイム)を長引かせたくて、かつ食べ続けていたくて、思いついた方法が身に付いた~。
少しずつ食べると長く楽しめるのと、予め切っていると食べ続けられる(切りながら食べるのがもどかしい)という思いから…麺は1本ずつ食べていたっけ。
ついつい何でも細かくしちゃうので、留意して、予め切られているものはそのままの大きさで食べてみよう~。

 
卵・ソーセージ・チーズのガレット、別添えでサラダ(葉っぱにドレッシングかけ)があります。

 
ディプロマット、構成は下からブリオッシュ生地・ドライフルーツ入りプリンのようなアパレイユの二層仕立て、アングレーズソースかけ。
私はパンプディングだと思っていましたが、後日フランス古典菓子のディプロマットと判明しました。
重ね重ね無知です…。

次はいつ行こうかな。


おまかせコース@ポポット ~10月23日~

2010-11-01 | POPHOT
10月23日、日帰りで東京へ行っていました。
目的は
BOULANGERIE Kenさんの5周年記念限定パン~!
前日ガチ残業で早朝の飛行機に遅れたらどうしようって思っていたら、ほとんど寝付けず。
睡眠時間1時間で、半日何も食べていない状態で、ポポット(量が多い)は胃にどうか。
…胃の調子とか結構どうでもよくて(おいしく食べられるかとか結局杞憂だし←って今回の経験で思いました)、食べたいから
POPHOT(ポポット)さんのおまかせコース(2500円)。
今回は、シードル、鴨のコンフィ、卵・ハム・チーズのガレット、タルトタタン、エスプレッソ、シェフ手作りキャラメルラスク付き。
空腹度MAXの私にはちょうど、おなかいっぱいで幸せ!な量でした。

 ←午後2時過ぎくらいの店内から眺める景色、日差しが暖かくて輝いている。
外を眺められるこの席が好きです、あと何回こうして見られるかなぁ


おまかせコース
前菜
 
鴨のコンフィ、じゃが芋ソテー・葉っぱ添え。
前菜に堂々と骨付き肉が出ることにびっくり~(嬉)!
お肉の表面は、コンガリ焼かれていて、味が濃い。
なかは印象ががらりと変わるくらいに柔らかくて、でも噛みしめると顎にぎしぎし伝わるくらいに噛み応えもある。
とってもとっても、おいしい!
肉汁は、葉っぱに交ぜて、じゃが芋に絡めて、すっかり食べ尽くしました。
ここで
“鴨のコンフィの付け合せは伝統的にジャガイモのソテーと相場が決まっていますが(中略)言い換えればこれでなくてはならない。”という愛読ブログ記事を思い出しまして…。
なるなる、肉汁に浸ったこんがりほくほくのじゃが芋がめっちゃオイシイって思ったよ。
伝統的な付け合せには明確な理由があるんだね~、勉強になりました。

ガレット
 
卵・ハム・チーズのガレット、生地の中身はこんな(↑右図)様子、ガレットコンプレのシンプルな組み合わせ。

デザート
 
タルト・タタン。
パイ生地でカスタードクリーム・焼き林檎・生クリーム挟み、林檎シナモンソースかけ。
↑(中央図)熱いパイ生地に冷たいとろとろの焼き林檎、表面のカラメリゼ部分は暖かい。
↑(右図)パイの下にたっぷりの生クリーム、周りのソースは緩い林檎ジャムのようで、おいしい。
ガチな焼き色、素晴らしいタルト・タタン。
 ←林檎層が厚い~、とくにおいしかったのは表面部分の林檎。
余談ですがおまかせコースのデザートは人数分違う種類です、今回2人目メニューは苺のパフェ。
透明なグラスに苺ジャムとアイスやクリームが見えた…猛烈においしそうで隣席マダムが残していたのをどれだけ食べたかったことかっ(我慢がまん)。

エスプレッソ、キャラメルラスク
 
「コレも食べてね」って下さった、キャラメルラスク。
↑(中央・右図)極薄い生地がバリバリになるくらいに焼かれた硬いラスク、キャラメルの滲み方が半端ないなぁ。
コンビニや百貨店で売られているラスクとはまったく別物の、焼きに心血注がれているラスク、当たり前のことながらとてもおいしいです。
こういうラスクのおいしさを知ってしまうと、ここまで焼かれていないと物足りなくなってしまう気がする。
  


 ←学芸大学駅からポポットさんへ行くまでの道のりで、偶然見つけたキタナシュラン。
学芸大学駅周辺は、おもしろい。

おまかせコース@ポポット ~9月25日~

2010-10-12 | POPHOT

9月23~25日、2泊3日東京パン旅最終日のお昼は、やっぱりPOPHOT(ポポット)さんのおまかせコース。
パンを集めながらとにかく時間とおなかを調整して食べた、味を身体に沁みこませるように。

おまかせコースは、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒー・紅茶またはエスプレッソで、2500円(昼夜共通の価格&内容)、数量限定。
東京最後の夜に食べられない(昼が最後になる)のは、飛行機最終便の時刻都合上。

おまかせコース
前菜
 
豚足のポルカ、両面焼いた豚足に、じゃが芋・ヤングコーン添え。
とろける豚足と、野菜にまとわり付いてるとろみが、たいへんに濃厚。
↑(右、豚足断面)豚足の中に、ヘーゼルナッツかなぁ何かしら丸っこいナッツっぽいものが入ってるように感じたけれど、判らない。
食感がナッツのように感じられただけかな~。
作り方を知りたくて“ポルカ”をウィキペディってみたけれど、音楽や店名が出てくるだけで、収穫なし。
何だったんだろうな~、あの不思議食感は。

ガレット
 
チョリソー・トマト・卵・チーズのガレット。
↑(右)めくったガレット、ここに葉っぱをこんもりのせて、半熟卵とまぜて、いっしょに食べるのも美味しい。

デザート
 
フランボワーズのフレジエ、生クリーム・フランボワーズジャムのせ。
ジェノワーズ生地で、生フランボワーズ・クレームムースリーヌ挟み、表面クレームムースリーヌ覆い。
↑(左)手前、生地表面の焼き色付いた部分、私が一番好きなところ。
パウンドケーキの端っこ、食パンのミミ、フランスパンの先端等など、大抵のものは端っこがいちばん美味しいと思うな~。
しっとりジェノワーズ生地には、ほんのりシロップが浸みている。
甘酸っぱい生フランボワーズと、甘味と酸味が凝縮されたフランボワーズジャムが、一皿で楽しめるのもいい。
ジャムはおそらく自家製、美味しい。

店内の内装が素敵で、眺めていたら、気づいたこと。
このお店には、日本語で書かれているものがない。
缶詰、ヌテラ、お酒の瓶といった食べ物から、ポスター、立てかけられたスキー板、自転車の本体、フランス地図パズルに至るまで、日本語がない。
気づいたけれど本当に?と思って、すみからすみまでチェック。
唯一発見したのは壁掛け扇風機の弱・中・強の文字、これだけが日本語。
すごいなぁ。


おまかせコース@ポポット ~9月24日~

2010-10-11 | POPHOT
9月23~25日、2泊3日東京パン旅の食事は、POPHOT(ポポット)さんで。
運ばれてくるまで何かわからない“おまかせコース”に、私はずっと夢中なまま。
おまかせコース:シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒー・紅茶またはエスプレッソ、2500円(昼夜共通の価格&内容)、数量限定。
営業時間:12時30分~17時、19時~22時、昼晩ともに同じメニューなので、お昼逃しても晩に再チャレンジ可能(でも恥ずかしい)。
おまかせコースを確実に食べるには、開店直後に入店することが大事です。
23日14時過ぎ来店時は完売で食べられず、
甘いクレープにして、夜に再来店。
二度目入店時の恥ずかしさは堪えました、席でほっと一息ついてシードルを眺めていると、そんなことはすぐにどうでもよくなります。

おまかせコース
前菜
 
↑(左)このスプーン初めて見たかも、やっぱり素敵だなぁこの鈍い色…。
↑(中央)眺めていたシードル(辛口)、すぐ酔うのでちょっとずつ飲む。
↑(右)海老・帆立貝小柱・卵・オイルサーディン・ミニトマト・浅葱のサラダ。
冷製でさっぱりしていて、オイルサーディンがちょっと隠し味程度に効いている。

ガレット
 
ハム・チーズ二種・卵のガレット、別添えで葉っぱ(ドレッシング和え)を付けるようになったみたい(
前回来店時、葉っぱ盛りはなし)。
生地に卵を絡める瞬間、どうしても顔が緩んでしまう…卵、たまご~♪

デザート
 
モンブラン、栗好きにはたまらないお菓子モンブラン、私ポポットさんでモンブランといつか出会えるようにって祈ってた~!
念願かなったモンブラン、構成は下からショコラメレンゲ・マロンペースト・バニラアイス・生クリーム・マロンクリーム、塩キャラメルソース・コーヒー粉かけ。
白い四角いお皿にこのおいしそうな盛り付け、クリームの絞り方やソースのかけ具合が素敵。
 
←断面、メレンゲが傾いてるのは切った時にずれたみたい。
マロングラッセのように栗が濃いマロンペースト&緩めマロンクリームの二種マロン、おいしい。
ショコラメレンゲに薄く塗られているのがマロンペースト、その効果でバニラアイスがのっていてもザクザクと硬い。
食べ終わるまでずっと水分がまったく浸み込まない不思議(理由はおそらく単純明快で、技術あるいは工夫よね)、凄いなぁ。
こういう職人気質なところを、感じる度に嬉しく、ありがたいなぁと思っています(だから~大好き!)。

パイナップルココナッツクレープ+バニラアイス@ポポット

2010-09-29 | POPHOT

9月23~25日、2泊3日で東京へパン旅してきました。
東京に憬れるのは、POPHOT(ポポット)さんで、毎日でも好きなだけ食べられるからです。

パイナップルココナッツクレープ+バニラアイス

 
840円+270円(バニラアイス追加分)。
クレープ生地でパイナップルジャム・カスタードクリーム・ココナッツ包み、発酵バター・あられ糖のせ、バニラアイス添え。
熱々のクレープから、バターと生地の甘い香りがする。

 ←ミルクレープ、小さい器にちょこっと出してくれた一切れ。
クレープ生地・マロングラッセ入りマロンクリーム重ね、アングレーズソース・ヘーゼルナッツチョコソース・生クリーム添え。
シェフは毎日違うお菓子を焼いていて、たまにお客さんに振舞っている。
とてもおいしい。


ポムキャラメル@ポポット

2010-04-23 | POPHOT

3月12日(金)、関東パン旅初日の移動、羽田空港→湯河原のパン屋BREAD&CIRCUS(ブレッドアンドサーカス)さん→POPHOT(ポポット)さん。
ポポットで食べるため、お昼のブレッドアンドサーカス電車内パン食べを控えめにしました(よく頑張った自分)。
いつもと違う
外観にドキドキした。

ポムキャラメル
 
840円。
クレープ生地で林檎甘煮・カスタードクリーム包み、有塩(発酵?)バターのせ、キャラメルソース・あられ糖かけ。
クレープから漂うバターとキャラメルの混じった香り(甘い温かいお菓子特有の香り)、ものすごく好き。
出来立ての熱いお菓子を食べる時が、最高に幸せです。
↑(右)たたまれた生地の三角形の下部分に焦点を定めた写真、もっちり感(好き)が伝えられるかなぁ。
 
↑(左)ぱりぱりしている端っこ、バターを浸み込ませるととてもおいしい。
生地中央(もっちり)→端(ぱりぱり)まで、生地の違いが楽しめるの。
↑(右)断面、林檎&カスタードクリーム包み。
 
↑(左)エスプレッソ(380円)とシューケット、(右)生地は薄くて表面ふわふわ~底面しっとり、なか(結構広い)は空洞。
なかにクリームを詰めたら、さぞかし美味しいシュークリームになるんだろうな~。
シェフはそういうことしないだろうなって、思うけれど。

当日は、おもてなしイベントがあったよう(予測)。
通常営業の合間にイベント用仕込みをするという、たいへんに忙しい状況。
合理的で要領のいいおねえさん(接客メイン)でも、並行して進めるのは大変だったみたい。
年輩男性(“〇〇じい”と呼ばれていて、顔なじみで久しぶりに会ったみたい←推測、〇〇は名前の一部)が来店されたとき、会話が聞こえて。
「久しぶり!〇〇じい、奥へ入って」「今日は(仕込みのことで)怒られてばっかりなの」「〇〇じいが来てくれたからもう大丈夫だ」と話かけるおねえさんとシェフの声。
この会話、聞いていて、いいなぁって思った。
私は、年輩の方々にはまず「お身体大丈夫ですか」って話しかけることが多い。
私の周りの人たちも、大抵そういう感じで会話を始めます(医療関係という仕事柄もある)。
年長者を大事に思っている気持ちを伝える手段として、‘心配する方法’が、馴染んでいるからですね。
そう聞くことがよくないと言いたいわけじゃなく、‘頼る方法’もあるって思いました。
「来てくれたから大丈夫」って、私には画期的で素晴らしい声のかけ方だった。
おじいさんは、杖をついてようよう、という感じだったのね。
言われたら多分とても嬉しいよね~、頼りにしてるよ居てくれて心強いって。
そう言われたのがおばあちゃんになった私なら、嬉しくって元気になります、俄然張り切っちゃうもんね。
ポポットさんは、味同様に、人への対応にもブレがなく、一本筋が通っています。
お店全体で、‘頼る方法’で元気付けて、年長者を大事にしている。
合理的な判断と機敏な行動、テキパキはっきりした物言い、年長者を大事にしていて、犬が好き(店内で、お客さんの犬を預かっている)。
お店が大切にしているであろう基本の姿勢
は、コレなのかもしれないと思いました。
クレープから話題は逸れましたが…とにかくクレープをまた食べたい、今すぐにでも食べたい~。


クレープたち@ポポット ~2009年9月~

2009-10-31 | POPHOT

POPHOT(ポポット)さんで頂いたクレープたち、2009年9月20~22日。
初日にお店に入ると、マダムが私に気づいて、あら、という表情に。
私を憶えてくれていて、うれしい。
私は、このお店で経験した嬉しかったことを、ほとんど全部憶えている。
あの気持ちの高鳴りを忘れたくなくて、大切にしていて、たまに繰り返し思い出している。
私が一方的に大切にしていることだから、私がしっかり憶えていればいいことで。
シェフたちが憶えてくれているなんて…めっちゃうれしい。
「いつこっちに来たの?」から始まって、マダムと少しお話をする。
存分に美味しいものを楽しむ。
厨房から顔を見せてくれるシェフに、笑顔を返して、お店を後にする。
次はいつ会えるかなぁって、遠方を想うせつなさと逢瀬の楽しみが…遠距離恋愛かなコレ。

 ←単品注文の場合は、このフォーク・ナイフ。
手に持つ部分が平べったくて、ガレットやクレープの生地を切り分けやすく感じる。


クレープ
ハチミツ・レモンのクレープ
 
クレープ生地にハチミツ・レモンカードかけ、あられ糖・有塩バターのせ。
ハチミツの甘い香りに、きゅうーんと酸っぱく甘いとろみのあるレモン、めちゃ美味しい。

キャラメル・バナナのクレープ+生クリーム
 
クレープ生地でバナナ・カスタードクリーム包み、キャラメルかけ、あられ糖・有塩バターのせ。
以前と全く同じものを注文していました、出発前に予習しないから、もう。
でも、とっても美味しく満足です。

 
↑断面、(左図)ハチミツ・レモン、(右図)キャラメル・バナナ。
生地の薄さが違うように感じたけれど…同じかなぁ?


ガレットやクレープの写真をたくさん撮っていた私、初来店時は“ガレット職人を目指している子”と思われていたようです。
ただ美味しいガレットとクレープたちを食べたくて来たことを伝えてからは、来店の度にマダムと、「いつこっちに来たの?」「何泊なの?」「いつ帰るの?」といった話をするように。
というわけで、最終日が近づくと、シェフからお気持ち(お菓子)を頂けるようになりました(笑)
シェフは毎日、お菓子を焼いているよう。
厨房から聞こえてきた声、「シュクレ1キロ!」にときめきマックス!
今日は何を作り上げておられるのかな…想像でときめいて高揚してくる~。

洋梨のタルト
 
しっかり焼き込みの技、巧すぎるタルト。
甘いお焦げ、美味しい。

洋梨のカトルカール
 
↑(左図)中央部分に薄切洋梨が入っていて、その周りの生地がややクリーム状の焼き加減。
↑(右図)生地の周囲がふわもっちりで、弾力に虜。
あっという間に食べ終わる軽さにも、強さがある感じ。

もっと通いたいけれど、連休確保はなかなか困難。
東京行きの時は、パン屋さん巡りに欲が出て、連泊必須(多量に買って、夜に梱包作業をするから)。
でも年に2回会いたいな!
年2ポポ毎週パピが、私のベストスケジュールです。


おまかせコース@ポポット ~2009年9月~

2009-10-17 | POPHOT

最新POPHOT(ポポット)さんは、2009年9月20日

おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒーまたは紅茶、2500円。
営業時間(12時30分~17時・19~22時)内、仕込み食材が終わるまで注文可能。

 ←久しぶり~。


おまかせコース(9月20日)
前菜
 
胡桃・桃・アオカビのチーズ・ハム・レタスのサラダ。
↑最初、薄皮付剥き胡桃が、タコカラアゲに見えた。
じっと見ても何か判らなかった(!)ので、とりあえず食べたら、胡桃でした。
多量の胡桃、嬉しい!
強い風味のチーズと生の桃が合うなぁ…と感激していると…とにかくチーズが濃い!!
アオカビチーズは苦手、と思ってかかると、食べる前から苦手って思ってしまうかもしれません。
美味しいかも?って思って食べ始めると、実に美味しいです。
このチーズは食べたことのない味で、帰宅後に調べたら、ロックフォールのよう。

ガレット
 
サラミ・キノコ・半熟卵・チーズ入り。
甘辛い味付けの、数種のキノコが、また濃い。

今回で実感しました、シェフが作られるお料理の、味の強さ(強い)と量(多い)は、ブレがない。
味付けが濃いと感じたら、自分の味覚が薄味に近づいたということ。
食べ切れなかったとしたら、一日に食べられる量が減ったということ。
値上げしたとしたら、物価が上がったからだと思う(物価上昇もこれで判るよ)。
1年前と比べて私、味覚がほんの少し薄味寄りになった…悔しい。
年を重ねたんだなぁ。

デザート
 
アーモンドタルトに、生クリーム・煮込みラズベリーのせ・アングレーズソースかけ、生クリーム・アイスクリーム添え。
 
フレッシュさが残るように、浅く煮込まれたラズベリーが、山盛り。
↑(左図)生クリームとバニラアイスもたっぷり、(右図)焼き込まれたタルト生地が好き。
 
 ←エスプレッソで〆。

店内に、とってもかわいい丸っこいトイプードルが居ました!
お客さんの犬で、よくあずかっているとのこと(ちなみに翌々日にも会えました、嬉しい)。
前足を床につけて後ろ足はへたらせた、所謂お座りポーズの後ろ姿の、背中からお尻にかけてのラインが、たまらない愛くるしさ。
富士山っぽく末広がり(プードルなのでモコモコ)で、撫でるとかたまって動かなくなる(緊張から?)。
かわいかった…また次も会いたい~!!


クレープたち@ポポット ~2008年2月・3月~

2009-10-12 | POPHOT

前回に続いてPOPHOT(ポポット)、クレープ編、2008年2月・3月(4泊5日)に頂いた甘いもの。
こちらのガレットとクレープメニューは、とっても多種。
追加で、生クリーム(160円)とバニラアイス(270円)を自由に付けられるのも嬉しい。


クレープ
キャラメルのクレープ+生クリーム+バニラアイス
 
600円+生クリーム(160円)+バニラアイス(270円)。
クレープ生地でキャラメルソース包み、キャラメルソース・あられ糖かけ、有塩バターのせ。
ってメモしておりましたが、カスタードクリーム包みだった気もするよ…うろ覚え。
 
容赦なく甘い~!


クリームチーズ・ミックスフルーツのクレープ
 
893円。
クレープ生地で、クリームチーズ・刻みドライフルーツ(レーズン・アプリコット・ドレンチェリー等)包み、あられ糖かけ、有塩バターのせ。
 
生地中央部にしっかり焼き色が付いていたので、苦いかな?と思ったけれど、全く苦くない。
もちもちっとしていて、ものすごく美味しい。
クリームチーズは薄く均等に塗られているので、見た目アッサリ(?)。
食べると、なかなかにヘヴィーなコッテリ系でした。
生クリーム・バニラアイスを追加しない、であってた。


ヌテラのクレープ+生クリーム+バニラアイス
 
600円、+生クリーム(160円)+バニラアイス(270円)。
クレープ生地でヌテラ包み、有塩バターのせ。
 
最近スーパーマーケット等でも販売されているヌテラは、ヘーゼルナッツ風味のチョコレート。
たっぷりのヌテラ、こんもり2すくいのバニラアイス、山盛り生クリーム。
生クリーム、無糖のように思われますが、高脂肪(多分)。
で、脂肪の塊、有塩バター。
“甘ジョッパイ”で済ませるにも限度があるだろうと思われるかもしれません、でももの凄くおいしいの。


 
頂いたシューケット2つ、ありがとうございます。
 
まずそのままを、サックリふわっと味わって。
生地自体は甘さ控えめで、底の分厚いところが、ふにっとしていて。
ヌテラ&生クリ&アイスに浸しても、またおいしい。


最終日(2008年3月初旬)は、クレープから2種を選ぼう、と決めて来店しました。
考えていたのは、リンゴ・キャラメルのクレープ+バニラアイス、洋梨・チョコレートのクレープ+生クリーム。
当日マダムに伺うと、こちらのリンゴと洋梨は、甘く煮てジャムのようにしたもので、食感が似ているとのこと。
生の果物を使っているのは、バナナのみのよう。
バナナ・チョコレートにしようかな…こちらで最初に頂いたマロンクリームのクレープはものすっごい美味しいんだよね…また食べたくなってきた…でも新しいのにも…ああでもでもしばらく来られないし…。
悩む私。
しかも、シェフより、メニューにない組み合わせでも構わない、とのお言葉が…!
有り難いありがたい、有り難すぎて決められない。
あまりにぐるぐるしていたのが伝わったのか、マダムが「どういうのが食べたいの?」と助け舟を出して下さいました。
「チョコレートとキャラメルとマロンクリームを、2つのクレープで食べたいです」と伝えたところ。
シェフより、「チョコレートは味が強いので単品で、マロンクリームにキャラメルをかけたものはどうでしょう」、とのこと。
お願いします、で即決(早かった)。
チョコレートには生クリーム・バニラアイスを追加して頂きました。

マロンクリーム・キャラメルのクレープ
 
クレープ生地でカスタードクリーム・マロンクリーム包み、キャラメルソース・粗糖・粉砂糖かけ、有塩バターのせ。
 
↑(断面)生地内は、左側カスタードクリーム入り&右側マロンクリーム入り、と分かれています。
このもちっとした生地が、堪らないです~。
コクのあるカスタードクリームとねっとりとした濃厚マロンクリーム、とってもとっても好き~。


チョコレートのクレープ+生クリーム+バニラアイス
 
クレープ生地でチョコレート包み、チョコレートソース・粉砂糖・ココアかけ、有塩バターのせ。
 
↑溶けていくアイスと生クリームに浸る生地、絡まっているチョコ、甘党に至福の瞬間。


エスプレッソ ダブル
 
甘さに、苦いエスプレッソが効く!


 
「シェフから」と頂いたタルトシトロン(正式名称不明)、めっちゃ美味しい。
 
構成は下から、タルト生地・レモンカード・メレンゲ、表面に焼き色付け。
シンプルな構成のタルト…この美味しさはもう、凄い。
タルト生地、サックリしていて、フォークで食べ進められる程良い硬さ&厚み。
レモンカードは、キュ~っと爽やかな酸味がきいていて、甘くて、溜め息の出る美味しさ。
酸味と甘味が同じ強さであるように思います、これが重要なのかな?


↓以下、1年前に書いていた内容をそのまま記載。
1年ぶりに読み返して、感じていることは今とあまり変わってないなぁと確認できたから、そのままでいいかなと思いました。
とくに“また行きます(←私は本当にまた行く、と自分でも思う)”ってところ、私自分のこと結構理解してるやん。


お店を出る時、言葉がほとんど出なかった。
伝えたいことはいっぱいあって、ありがとうございました、は言えた。
美味しかったです、って、一番伝えたかったんだけれど、感極まっていて言えなかった気がする。
そこが、大事だと思う…んだけれど!!
少しでも伝わったかな。
5日間毎日通うことで、態度で伝わっていると、嬉しいなぁ。
1日目はもしかすると、溜め息ついて塞ぎ込んでいるように見えたかも(美味しくて、でも兵庫に帰ると食べられないなと思って、しょんぼりしていただけ)だけれど。
他の日は、笑顔だったと思う、美味しいから。
その辺りで、こう、何かしらを伝えられれば幸せです。
また行きます(←私は本当にまた行く、と自分でも思う)。
私は、美味しいものに惜しまない主義らしい、とパン生活で知りました。
あと、態度で示したいタイプみたい。
口下手なのもありますが、言葉は心を超えないと思っているみたい。
もっと確かに伝えられるように、言葉を勉強しようと思う。
伝えたい心は、大事にしよう。

やっぱり恥ずかしいなぁこの内容…。
ええ~い、ままよ!(ってこういうときに使うんだっけ?)


おまかせコース@ポポット ~2008年8月・9月~

2009-09-27 | POPHOT

引き続きPOPHOT(ポポット)さん、おまかせコースの2008年8月・9月編です。

おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒーまたは紅茶、2500円。
営業時間(12時30分~17時・19~22時)内、仕込み食材が終わるまで注文可能。


おまかせコース(8月2日)
前菜
 
焼きズッキーニに生帆立のせ、数種の葉っぱ。
私は貝類苦手なのですが、とっても美味しく頂きました!
何でめっちゃ美味しかったのかは、わかりません。

ガレット
 
ガレット生地に、ハム・トマト・タマゴ・チーズ・葉っぱ入り。

デザート
 
ティラミス、チョコレート・キャラメルソースかけ、バニラアイス・ベリー添え。
 
構成は下から、エスプレッソ浸しケーキ生地・マスカルポーネクリームを、2層。
上からチョコレート・キャラメルソース・ココアかけ、バニラアイス・ラズベリー・カシスを添えて。
とっても美味しい、濃い。
大味や繊細というのではなく、“腰の据わった”ような、“重心が下にある”っぽい味なのを、どう表現すればいいのかがわかりません。
ぴったりとくる簡潔な言葉を見付けるのが、今後の課題です。


次の日も伺いました、おまかせコース(8月3日)。
前菜
 
 
盛り合わせ、トマトでチーズ挟み・モッツアレラチーズ生ハムのせ、桃、バルサミコ酢かけ。
↑(上段・左図)全体で手前が生の桃果実、(上段・右図)トマトでチーズ挟み部分。
この組み合わせは定番のよう…チーズの種類は不明。
↑モッツアレラチーズに生ハムのせ部分(下段・左図、生ハムのせたまま)(下段・右図、生ハムの下から現れたモッツアレラチーズ)。

ガレット
 
ソーセージ(?)・ほうれん草・タマゴ・チーズ。

デザート
 
プリン、ブラウニー入りバニラアイスクリーム・生クリーム・バナナ・アングレーズソース添え。
 
すくっても崩れない、濃い、苦いカラメルのたっぷりかかった、プリン。
生バナナと、ブラウニー入りバニラアイス、緩めにたてた生クリーム。


おまかせコース(9月11日)
前菜
 
エビ・帆立・パプリカ・モッツアレラ・イチジク・葉っぱ。
 ←生のイチジク~、海老と帆立はそれぞれに合った火の入り具合で。

ガレット

 
ハム・まぜ卵・チーズ入り、こちらのお店でまぜ状態の卵は初めて。

デザート
 
↑上記(8月3日)と同様のプリンに、赤ワイン煮イチジク・プルーン入りバニラアイス・生クリーム・アングレーズ添え。
アイスクリームの内容と生クリームのたて具合は、果実の種類と調理方法により決められている、と推測。
 
↑大変に感動させて頂きました、煮込まれたイチジク。

同日夜、ある好きなお店で、イチジクコンポート添えパンケーキを頂く予定でした。
予約等はしておりませんでしたのでやめて、余韻で一晩過ごしました。
パンケーキを楽しみにもしていましたが、こちらのイチジクと出会ったもので~。
今日まで、こちらのイチジクよりも、もっと美味しい赤ワイン煮イチジクには、未だ出会わず。
頂いた時に、無花果を長い間煮込んでおられる、お姿が浮かびました。
仕込みをしてからこの状態になるまで、どれだけ手間と時間を、かけられたんだろう?
美味しくなるまで、どのくらい…かは判りませんが、作業目線が浮かんだのは、食べることに関心を持ち出してから初めてです。
私はお菓子を作ったがことありません、料理もほぼしません。
お鍋に入れたものが○○分経ったら、味がついて食べられるっぽいとか、そういう大雑把なやり方です。
その私に浮かんだ情景に、感動しました。
手間をかけていることや手を抜かないことから、伝わることが、あるのかもしれません。

シェフがガレットを焼く様子を、以前に一度、拝見したことがあります。
おそらく、厨房に最も近いテーブルからのみ、わずかに見られる場面です。
どういうふうにしてはるのかな~と思い、興味津々で、じ~っと見ていました。
シェフは、同じ辺りから、視線を外しませんでした。
毎日何十回と繰り返す一連のこと、少しなら手が抜けると思ってしまいそうなことから。
2~3人で1枚、あるいは1人で2~3枚を焼いている、のはいろんな機会で何度も見たことがあります。
1人1枚でも、視線を外す時はあったような。
この数日後、偶然に、他のガレット専門店での調理場面を見たことがあり。
美味しいのは、個人の調理経験や技術力だけではないように感じました。
POPHOTさんへ、次はいつ行けるかなぁ。
待ち遠しいかぎり、楽しみです。


おまかせコース@ポポット ~2008年3月~

2009-09-25 | POPHOT

事後報告です…2009年9月20~23日、2泊3日東京パンの旅へ行きました。
私が東京へ行く目的の半分は、
POPHOT(ポポット)で美味しいものをお腹いっぱい食べたいから(残り半分は、パン屋さん巡りです)。
ポポットは、ガレットとクレープはもちろん、デザートや前菜もとっても美味しい。

事前に復習を兼ねて、記事をアップしようかなと考えていましたが。
大好きなお店で、とても力が入ってしまって、出来ず。
結局2008年2~3月分と8月・9月分が未アップのまま、出発。
3月分は、写真の画素数と容量を解っていなかったために、画像をブログ挿入できなくて、しょんぼりしていたのも原因です。
今見直したら…あ、注文したメニューが被っている!
予習(になるの?)をしなかったからなのかしら…でもとっても美味しかったです。
美味しいものだけで、お腹いっぱいになれるお店は、大切な場所です。
大変遅ればせながら、おまかせコース~3月編~と7・8月編、クレープ編に分けて、アップします。


おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒーまたは紅茶、2500円。
営業時間(12時30分~17時・19~22時)内、仕込み食材が終わるまで注文可能。
なくなる早さが未知のため、どうしても食べたい時は、開店直後狙いで。
何が出てくるかはお楽しみ、どうやら人数分の種類があるよう…5~6人で来店したいけれど、なんせ東京。
 
↑コースのナイフ&フォークは、ゴールド&茶色です…この使い込まれた渋い色合い、好き。
お店の外観・内装も、とっても好き…山吹色地に一部黒色の格子柄で、黒字店名の看板が、目印です。
シードル(林檎のお酒)とともに、この画でもうドキドキしております。

おまかせコース(3月1日)
前菜 
 
こちらが1人分、たっぷり山盛り。
葉っぱいろいろ・ミニトマト2種・マッシュルームに、バルサミコ酢ドレッシングと、どっさりパルメザンチーズが見える。
 
マッシュルームは分厚く、トマトは半分に、葉はそこそこ食べやすく(大口は必要)、しっかり咀嚼ができる感じ。
 
↑葉っぱの下に、何やら黄色っぽいふっくらした厚みのが?
…これは、オムレツ!!
待っている間の、卵が焼ける香り(卵好き、好物には敏感)の正体は、コレでした
しかも海老とコバシラがどんどん出てくるし、チーズまで入ってる!
 
私は貝類全般が苦手(硬くて噛み切りにくく、潮の匂いが強い気がするから)ですが、こちらのコバシラ絶品。
食べたことのある貝と、何だか全然違う。
中央は、火が完全には入りきっていない、柔らかさ。
余熱で火が入る計算のように思います。

ガレット
 
そば粉入りガレット生地に、ハム・タマゴ・チーズ三種入り。
スパイスのようなものがかけられていて、味に変化があって、最後の一切れまで美味しい。
タマゴ、白身部分はガレットに包まれ、黄身のみが中央の窓からポッコリのぞいてます。
表面に薄く膜が張っていて、円形を保っている程度の、素晴らしい加減。
最初に潰して絡めてしまうか、最後までとっておくか、迷う~。

肝心の全体画像がないのは、画像容量が1MB以上のため。
しょんぼり。
ガレットの画像は、ほとんどアップできない…。
とっても載せたいのに、詰めが甘い私でした。…もう、悔しいっ!
 
 
丁度好きな塩加減のハム、薄切りで量はタップリ…という、とにかく好みのガレット。

デザート 
 
プロフィットロール。
構成は下から、シュー生地(下部)・チョコレートアイス・バニラアイス・シュー生地(上部・ミルクチョコレートかけ、胡桃・アーモンド・飴まぶし)。
さらに、ブルーベリー果実・チョコレートソース・ココアかけ。
 
↑現在、携帯電話の待ち受け画面になっております。
 
↑(左・上から)粗砕の胡桃&アーモンド&飴は、食感がゴリゴリ。
飴は、飴がけアーモンドのアーモンド欠けなのかな、美味しい。
(右・断面(縦切))底面にチョコアイス、その上にたっぷりのバニラアイス~!
凄い多量ですが、完食。
最後まで美味しく食べられるのかな、って気にならずにいけるのが、嬉しい。
 
↑ちなみに、高さがあります!
出来立てのデザートを食べられること、最高です~。
厨房内はあまり広くないようですが…飲み物・サラダを作り、ガレットとクレープを焼き、デザートまで…凄いです。


おまかせコース(3月2日)
 
シードル、りんごのお酒、甘く爽やかで飲みやすい。
この日は日曜日、開店10分前には列ができていました。
何とか1回転目に入れて、安心。
予約という方法はありません、屋外で並ぶことになるので要注意です。
3月は、並ぶにはちょっと肌寒いのです~。

前菜
 
葉っぱいろいろ・ミニトマト2種・マッシュルーム・生ハム薄切り3枚のせ、バルサミコ酢・パルメザンチーズかけ。
 
↑大きくって長~いのが3枚、透ける薄さで、柔らかい。
そういえばお客さんで、ハム盛り合わせとお酒を召し上がっている方が…その気持ちがこの時解りました。
ハムも美味しいのね、仕入先かな切り方(シェフが店内で切られていました)かな…もしかして自家製?

ガレット
 
そば粉入りガレット生地に、ハム・タマゴ・トマト・チーズ入り。
またまたガレット写真なし…悔しい~(2度目)。
トマトは生の状態で、酸味があり、食がすすみました。

デザート
 
苺のパイ。
構成は下から、パイ生地(下部)・カスタードクリーム・生クリーム・苺果実・苺ソース・パイ生地(上部)。
アングレーズソース・生クリーム付き。
この高さが、…ラブ!
 
パイ生地がとにかくパリパリサクサクで、しっかり焼かれていて、とってもとっても美味しい。
湿っているパイだと、ナイフを使っても上手く切れないことがあるけれど、こちらは大きくてもフォーク1本で全部食べられる~。
パイの間には、4等分の生苺がたくさん。
苺ソース、果実のみで出来ているのかな~と思うくらいに、フレッシュ。
そして、た~っぷり盛られたカスタード&生クリーム、大好物です。


どんな美味しいものが食べられるのかな~と思いながら来店する私の、想像を上回る美味しさで応えてくれる。
とってもとっても、幸せなことです。
年に1度は東京へと決めておりますが、もっと通いたいので…。
ほしいほしいどこでもドア、どこでもド~ア~~


タマゴ・チーズ・マッシュルーム・ポークソーセージのガレット、ココナッツ・チョコのクレープ@ポポット

2008-02-21 | POPHOT

東京パン旅詳細、ガレット&クレープ編です
本編は、こちらをご覧下さい

東京パン旅では、ガレット・クレープ探求も兼ねていました。
2日目(東京にて最後)の晩御飯に、最高のガレット&クレープを食べる、というのも目的の1つ
渋谷六本木で美味しいお店に出会い、感動しました。
そして悩んだ末、こちらに決めました、POPHOT(ポポット)。
東急東横線 学芸大学駅から、徒歩7分程度。
 
前回(昨年)、初めてのパン旅で、出会ったお店
忘れられない、この美味しさ
遠くてもまた出会いたい、この


タマゴ・チーズ・マッシュルーム・ポークソーセージのガレット
 
1155円。
そば粉入りガレット生地で、チーズマッシュルームポークソーセージタマゴ包み。
クレープは1度頂きましたが、ガレット初めて

緊張しました~

まず、そば粉入りのガレット生地、パリッ焼かれてます
プティキャトルズのものよりはやや小さめ、それでも十分の大きさ
ガレット1枚とシードルを注文する男性客(仕事終わりに立ち寄った、という雰囲気)も居られました…何だかオシャレ…
次にマッシュルーム、普段食べているものよりも小さく、半分くらいの大きさ
いくつか種類があるのかな、キノコ好きだから知りたい…機会があれば調べてみます
そのかわいらしいマッシュが、縦切りにされて、たくさん入っていました
ポークソーセージ、長方形に切られていて、分厚い~
ガッツリお肉食べてる感があります
タマゴは、白身・黄身部分で、火の通し方に違いがありました。
白身部分、少し火が通されていて、余熱で徐々に固まってくる状態
黄身部分、ほとんど火が入っておらず、表面に薄~い膜が張っているような感じ
最後にチーズ、しっかり四隅まで
美味しかったです…とっても


ココナッツ・チョコのクレープ+生クリーム+バニラアイス
 
800円、生クリーム(160円)+バニラアイス(270円)。
クレープ生地で、カスタードクリームココナッツ包み、チョコレートソース粉砂糖ココアかけ。

たっぷり生クリーム山盛りバニラアイス圧巻です
2すくいのアイスが、嬉しいんです…
生地の中央部分↑、表面にのせられている有塩バター決め手
風味格段に良くなって、さらにとっても美味しくなる…と私は思います(あまり詳しくはないので

もっと写真を撮りたかったのですが、電池切れのため、ならず
旅行中、何はなくとも充電だ
こちらのガレット&クレープ、私にとっては感涙モノでした
ボリュームにも涙たっぷり美味しい嬉しかった


関西にあるクレープリーの方々、ガレットのチーズはタップリで、お願いします~
あと、生地焼くときにはバターで、パリッと、大きさももっとあると嬉しいです(どんどん高くなるハードル
クレープにも有塩バターをぜひ…あと、生クリームやアイスクリーム等の追加注文を、受け付けていただきたいなぁ…無茶なお願いなのかなぁ
コストパフォーマンス等については、全く詳しくなく、判らないので、何ともなのですが…
だって、関西でも、美味しいガレット&クレープを食べたいんだもん~
美味しいものを、身近で食べたいぃ~(駄々っ子