みつのパン日記

~パン・ベーグル・お菓子の日々~

クレープたち@ポポット ~2009年9月~

2009-10-31 | POPHOT

POPHOT(ポポット)さんで頂いたクレープたち、2009年9月20~22日。
初日にお店に入ると、マダムが私に気づいて、あら、という表情に。
私を憶えてくれていて、うれしい。
私は、このお店で経験した嬉しかったことを、ほとんど全部憶えている。
あの気持ちの高鳴りを忘れたくなくて、大切にしていて、たまに繰り返し思い出している。
私が一方的に大切にしていることだから、私がしっかり憶えていればいいことで。
シェフたちが憶えてくれているなんて…めっちゃうれしい。
「いつこっちに来たの?」から始まって、マダムと少しお話をする。
存分に美味しいものを楽しむ。
厨房から顔を見せてくれるシェフに、笑顔を返して、お店を後にする。
次はいつ会えるかなぁって、遠方を想うせつなさと逢瀬の楽しみが…遠距離恋愛かなコレ。

 ←単品注文の場合は、このフォーク・ナイフ。
手に持つ部分が平べったくて、ガレットやクレープの生地を切り分けやすく感じる。


クレープ
ハチミツ・レモンのクレープ
 
クレープ生地にハチミツ・レモンカードかけ、あられ糖・有塩バターのせ。
ハチミツの甘い香りに、きゅうーんと酸っぱく甘いとろみのあるレモン、めちゃ美味しい。

キャラメル・バナナのクレープ+生クリーム
 
クレープ生地でバナナ・カスタードクリーム包み、キャラメルかけ、あられ糖・有塩バターのせ。
以前と全く同じものを注文していました、出発前に予習しないから、もう。
でも、とっても美味しく満足です。

 
↑断面、(左図)ハチミツ・レモン、(右図)キャラメル・バナナ。
生地の薄さが違うように感じたけれど…同じかなぁ?


ガレットやクレープの写真をたくさん撮っていた私、初来店時は“ガレット職人を目指している子”と思われていたようです。
ただ美味しいガレットとクレープたちを食べたくて来たことを伝えてからは、来店の度にマダムと、「いつこっちに来たの?」「何泊なの?」「いつ帰るの?」といった話をするように。
というわけで、最終日が近づくと、シェフからお気持ち(お菓子)を頂けるようになりました(笑)
シェフは毎日、お菓子を焼いているよう。
厨房から聞こえてきた声、「シュクレ1キロ!」にときめきマックス!
今日は何を作り上げておられるのかな…想像でときめいて高揚してくる~。

洋梨のタルト
 
しっかり焼き込みの技、巧すぎるタルト。
甘いお焦げ、美味しい。

洋梨のカトルカール
 
↑(左図)中央部分に薄切洋梨が入っていて、その周りの生地がややクリーム状の焼き加減。
↑(右図)生地の周囲がふわもっちりで、弾力に虜。
あっという間に食べ終わる軽さにも、強さがある感じ。

もっと通いたいけれど、連休確保はなかなか困難。
東京行きの時は、パン屋さん巡りに欲が出て、連泊必須(多量に買って、夜に梱包作業をするから)。
でも年に2回会いたいな!
年2ポポ毎週パピが、私のベストスケジュールです。


アイス三種盛り@オーボンヴュータン

2009-10-22 | スイーツ
2009年9月20日~22日、2泊3日で東京へ行った時に再訪したお店、AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)。
初来店(2008年9月、ちょうど1年前)、美味しくて感激したクレームグラッセに、会いたくて。
今回は、三種盛り(500円)を2つと、エスプレッソ(450円)。


アイス三種盛り
 ←同時に運ばれてきた、いそげ~。
 
↑(左図)左端より、クレームグラッセのエピス・カラメル・ピスタッシュ。
↑(右図)左端より、ソルベのバナナ、クレームグラッセのヴァニラ・ショコラ。

とにかく滑らかさが秀逸で、口当たりがまろやかな、クレームグラッセ。
ソルベも、滑らか~。
ピスタッシュはやっぱり大好き、何となく人工的なピスタチオ風味とは違う、独特で素敵な香りがあります。
新たにはまったのはエピス!
ヴァニラとほぼ同じ構成で、さらにスターアニス・シナモンスティック・ナツメグ・生姜(ドライ)入り。
ヴァニラと比べて黄みがかっている理由は、バターの色だそう。
いつもお店にいる給仕頭のようなおじさまは、私の質問(お菓子に明るくないけれど、なぜ?と思ったら聞いてしまうの)にすぐ答えてくれて、何でも教えてくれる。
お店は、お菓子作りから接客までの一連を学ぶ、学び舎のよう。
何でも知っているおじさまは、差し詰めみんなの先生。


↓2008年9月に食べたもの。
 
↑(左図)アイス三種盛り、クレームグラッセのピスタッシュ・ヴァニラ・カラメル。
↑(右図)カルテット、チョコレートのムース。
 ←半焼菓子、ドゥミセック、一口サイズです。

おまかせコース@ポポット ~2009年9月~

2009-10-17 | POPHOT

最新POPHOT(ポポット)さんは、2009年9月20日

おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒーまたは紅茶、2500円。
営業時間(12時30分~17時・19~22時)内、仕込み食材が終わるまで注文可能。

 ←久しぶり~。


おまかせコース(9月20日)
前菜
 
胡桃・桃・アオカビのチーズ・ハム・レタスのサラダ。
↑最初、薄皮付剥き胡桃が、タコカラアゲに見えた。
じっと見ても何か判らなかった(!)ので、とりあえず食べたら、胡桃でした。
多量の胡桃、嬉しい!
強い風味のチーズと生の桃が合うなぁ…と感激していると…とにかくチーズが濃い!!
アオカビチーズは苦手、と思ってかかると、食べる前から苦手って思ってしまうかもしれません。
美味しいかも?って思って食べ始めると、実に美味しいです。
このチーズは食べたことのない味で、帰宅後に調べたら、ロックフォールのよう。

ガレット
 
サラミ・キノコ・半熟卵・チーズ入り。
甘辛い味付けの、数種のキノコが、また濃い。

今回で実感しました、シェフが作られるお料理の、味の強さ(強い)と量(多い)は、ブレがない。
味付けが濃いと感じたら、自分の味覚が薄味に近づいたということ。
食べ切れなかったとしたら、一日に食べられる量が減ったということ。
値上げしたとしたら、物価が上がったからだと思う(物価上昇もこれで判るよ)。
1年前と比べて私、味覚がほんの少し薄味寄りになった…悔しい。
年を重ねたんだなぁ。

デザート
 
アーモンドタルトに、生クリーム・煮込みラズベリーのせ・アングレーズソースかけ、生クリーム・アイスクリーム添え。
 
フレッシュさが残るように、浅く煮込まれたラズベリーが、山盛り。
↑(左図)生クリームとバニラアイスもたっぷり、(右図)焼き込まれたタルト生地が好き。
 
 ←エスプレッソで〆。

店内に、とってもかわいい丸っこいトイプードルが居ました!
お客さんの犬で、よくあずかっているとのこと(ちなみに翌々日にも会えました、嬉しい)。
前足を床につけて後ろ足はへたらせた、所謂お座りポーズの後ろ姿の、背中からお尻にかけてのラインが、たまらない愛くるしさ。
富士山っぽく末広がり(プードルなのでモコモコ)で、撫でるとかたまって動かなくなる(緊張から?)。
かわいかった…また次も会いたい~!!


クレープたち@ポポット ~2008年2月・3月~

2009-10-12 | POPHOT

前回に続いてPOPHOT(ポポット)、クレープ編、2008年2月・3月(4泊5日)に頂いた甘いもの。
こちらのガレットとクレープメニューは、とっても多種。
追加で、生クリーム(160円)とバニラアイス(270円)を自由に付けられるのも嬉しい。


クレープ
キャラメルのクレープ+生クリーム+バニラアイス
 
600円+生クリーム(160円)+バニラアイス(270円)。
クレープ生地でキャラメルソース包み、キャラメルソース・あられ糖かけ、有塩バターのせ。
ってメモしておりましたが、カスタードクリーム包みだった気もするよ…うろ覚え。
 
容赦なく甘い~!


クリームチーズ・ミックスフルーツのクレープ
 
893円。
クレープ生地で、クリームチーズ・刻みドライフルーツ(レーズン・アプリコット・ドレンチェリー等)包み、あられ糖かけ、有塩バターのせ。
 
生地中央部にしっかり焼き色が付いていたので、苦いかな?と思ったけれど、全く苦くない。
もちもちっとしていて、ものすごく美味しい。
クリームチーズは薄く均等に塗られているので、見た目アッサリ(?)。
食べると、なかなかにヘヴィーなコッテリ系でした。
生クリーム・バニラアイスを追加しない、であってた。


ヌテラのクレープ+生クリーム+バニラアイス
 
600円、+生クリーム(160円)+バニラアイス(270円)。
クレープ生地でヌテラ包み、有塩バターのせ。
 
最近スーパーマーケット等でも販売されているヌテラは、ヘーゼルナッツ風味のチョコレート。
たっぷりのヌテラ、こんもり2すくいのバニラアイス、山盛り生クリーム。
生クリーム、無糖のように思われますが、高脂肪(多分)。
で、脂肪の塊、有塩バター。
“甘ジョッパイ”で済ませるにも限度があるだろうと思われるかもしれません、でももの凄くおいしいの。


 
頂いたシューケット2つ、ありがとうございます。
 
まずそのままを、サックリふわっと味わって。
生地自体は甘さ控えめで、底の分厚いところが、ふにっとしていて。
ヌテラ&生クリ&アイスに浸しても、またおいしい。


最終日(2008年3月初旬)は、クレープから2種を選ぼう、と決めて来店しました。
考えていたのは、リンゴ・キャラメルのクレープ+バニラアイス、洋梨・チョコレートのクレープ+生クリーム。
当日マダムに伺うと、こちらのリンゴと洋梨は、甘く煮てジャムのようにしたもので、食感が似ているとのこと。
生の果物を使っているのは、バナナのみのよう。
バナナ・チョコレートにしようかな…こちらで最初に頂いたマロンクリームのクレープはものすっごい美味しいんだよね…また食べたくなってきた…でも新しいのにも…ああでもでもしばらく来られないし…。
悩む私。
しかも、シェフより、メニューにない組み合わせでも構わない、とのお言葉が…!
有り難いありがたい、有り難すぎて決められない。
あまりにぐるぐるしていたのが伝わったのか、マダムが「どういうのが食べたいの?」と助け舟を出して下さいました。
「チョコレートとキャラメルとマロンクリームを、2つのクレープで食べたいです」と伝えたところ。
シェフより、「チョコレートは味が強いので単品で、マロンクリームにキャラメルをかけたものはどうでしょう」、とのこと。
お願いします、で即決(早かった)。
チョコレートには生クリーム・バニラアイスを追加して頂きました。

マロンクリーム・キャラメルのクレープ
 
クレープ生地でカスタードクリーム・マロンクリーム包み、キャラメルソース・粗糖・粉砂糖かけ、有塩バターのせ。
 
↑(断面)生地内は、左側カスタードクリーム入り&右側マロンクリーム入り、と分かれています。
このもちっとした生地が、堪らないです~。
コクのあるカスタードクリームとねっとりとした濃厚マロンクリーム、とってもとっても好き~。


チョコレートのクレープ+生クリーム+バニラアイス
 
クレープ生地でチョコレート包み、チョコレートソース・粉砂糖・ココアかけ、有塩バターのせ。
 
↑溶けていくアイスと生クリームに浸る生地、絡まっているチョコ、甘党に至福の瞬間。


エスプレッソ ダブル
 
甘さに、苦いエスプレッソが効く!


 
「シェフから」と頂いたタルトシトロン(正式名称不明)、めっちゃ美味しい。
 
構成は下から、タルト生地・レモンカード・メレンゲ、表面に焼き色付け。
シンプルな構成のタルト…この美味しさはもう、凄い。
タルト生地、サックリしていて、フォークで食べ進められる程良い硬さ&厚み。
レモンカードは、キュ~っと爽やかな酸味がきいていて、甘くて、溜め息の出る美味しさ。
酸味と甘味が同じ強さであるように思います、これが重要なのかな?


↓以下、1年前に書いていた内容をそのまま記載。
1年ぶりに読み返して、感じていることは今とあまり変わってないなぁと確認できたから、そのままでいいかなと思いました。
とくに“また行きます(←私は本当にまた行く、と自分でも思う)”ってところ、私自分のこと結構理解してるやん。


お店を出る時、言葉がほとんど出なかった。
伝えたいことはいっぱいあって、ありがとうございました、は言えた。
美味しかったです、って、一番伝えたかったんだけれど、感極まっていて言えなかった気がする。
そこが、大事だと思う…んだけれど!!
少しでも伝わったかな。
5日間毎日通うことで、態度で伝わっていると、嬉しいなぁ。
1日目はもしかすると、溜め息ついて塞ぎ込んでいるように見えたかも(美味しくて、でも兵庫に帰ると食べられないなと思って、しょんぼりしていただけ)だけれど。
他の日は、笑顔だったと思う、美味しいから。
その辺りで、こう、何かしらを伝えられれば幸せです。
また行きます(←私は本当にまた行く、と自分でも思う)。
私は、美味しいものに惜しまない主義らしい、とパン生活で知りました。
あと、態度で示したいタイプみたい。
口下手なのもありますが、言葉は心を超えないと思っているみたい。
もっと確かに伝えられるように、言葉を勉強しようと思う。
伝えたい心は、大事にしよう。

やっぱり恥ずかしいなぁこの内容…。
ええ~い、ままよ!(ってこういうときに使うんだっけ?)