みつのパン日記

~パン・ベーグル・お菓子の日々~

ディナーとランチ、カフェ@ル・ヌー・パピヨン ~2010年5月~

2010-12-28 | le noeud papillon

堺筋本町にあるビストロ、le noeud papillon(ル・ヌー・パピヨン)さんにて。
2010年5月のものです。
パピさんの最新情報は、
official blog
(bistro a vin DAIGAKUさんと共通)でチェックできます。
年末年始の営業は、年内29日までで、年始は1月6日ディナーより開始。
覚えとかなきゃ~休業中にうっかり行ってしまう予感がする、気をつけよう。
今年は完全に、パン年越し&パン正月にしようっと。

←5月1日は“
muguet du 1er mai(スズランの日)”でした。
フランスには5月1日にスズランを贈る習慣があり、贈られた人には幸運が訪れるそう。
当日パピさんでは、テラスにて、11:30~19:00はスズランを、14:00~17:00は仔羊のケバブサンドやアペリティフを販売されていたもよう。
↑購入した可憐なスズラン~、このちっちゃい花弁から想像できないくらいに強い
香りをもっている!
この日初めて気づいたのは、私が
スノーフレーク(ヒガンバナ科、別名:スズランスイセン(鈴蘭水仙))をスズランだと思い込んでいた事。
昔に絵本の挿絵等で見て憶えていたのは、大きくて
茎から丸みのある白い花弁が垂れている花で、スノーフレークだったの。

①100501 ペリエ、ケークサレ
②100501 ラカン産鳩のロースト ソースアルマニャック
③100501 ウッフ・ア・ラ・ネージュ
④100501 ムース・オー・ショコラ
⑤100501 クレーム・キャラメル
⑥100504 ケークサレ
⑦100504 子羊のサラダ
⑧100504 シャルレー種牛ロースのステーキ フリット添え
⑨100504 苺のスープ
⑩100516 ガトーショコラ、ダークチェリーのタルト、パイナップルコンポート、リオレのアイス
⑪100522 蛸とオリーブのマリネ
⑫100522 自家製スモークサーモン
⑬100522 シャルレー種牛ロースのステーキ
⑭100522 林檎のタルト
 
  ② 
↑②ラカン産鳩のロースト ソースアルマニャック、+840円で選べるメニュー。
可食部は少ない鳩、肝と茸にお酒の風味があるソースがかかっていて、めちゃいい香り。

 ③
 ④ ⑤
↑③比較対象にグラスを配置しましたが伝わるかしら、大きさが握りこぶし2つ分くらいあるの~デカイ!
聞いてみたら、これがデフォルトで、ドンブリサイズでした(笑)。
甘い卵白のメレンゲにアングレーズソース・キャラメル、しゅわすうっと溶けるマシュマロのような、不思議なお菓子。
食べ始めると最後までいけるのも、不思議。
↑④チョコムースにマスカルポーネクリーム・ベリー類のせ。
  ⑦  
↑⑦葉っぱ・薄切り仔羊肉・カレーソース。
↑⑨苺のスープ、クリームチーズアイス・ジュレ・苺一粒のせ。
可愛いルックスのこちらは濃厚でとろみのある甘酸っぱいスープ、苺が凝縮されている感じがしました。

  
胡桃入りガトーショコラと生クリーム重ね、パイナップルのコンポートにブルーベリー添え、ダークチェリーのタルト、リオレ(米の甘煮)のアイス。
   ⑬
 ⑭
↑アーモンドクリームのタルトに、カスタードクリーム・林檎キャラメリゼのせ。
ざくざくの分厚いタルト台に、しっかりキャラメリゼ
された林檎が、とっても美味しかった。

パピヨンさんに行くまで、私はパンだけが美味しい生活でした。
パンを美味しく食べるために、野菜やお肉といったおかずを先に食べて、おなかを整えるようなね。
パン以外が美味しくなくても、パンが美味しかったらそれでいいって、思っていました。
食べるものから“いい匂いがする”こと、“見た目から美味しそう”であること、これほど貴重に感じたこともありませんでした。
私は、パンの香りと見た目を、毎日楽しんでいます。
それで充分暮らすことができていましたから、
他の食べ物の匂いと見た目には執着しませんでした。
普段は電子レンジ調理で、そこからは美味しい匂いはほとんどありません(料理しないので、自業自得)。
パピさんの料理からはとても美味しい匂いがするから、普段の自分の食卓に匂いが足りないことに気づいたのね~。

毎日通うことはできませんからせめて週に1度、いい匂いのする美味しいもので満たされた食事をしたい、と思うようになりました。
美味しいものだけでおなかいっぱいになりたいって実はかなり贅沢な望みです、けれど、ここに来たら簡単に叶う。
それはとても、すごいことだと思うんですよね。
(こんなに長い話をすると途中でよくわからなくなりそうなので、いろいろひっくるめて)ありがとうってスタッフのみんなに言えばよかったなぁ。
一昨日、食べ納めに行ったのに、よいお年をしか言ってなかった!
忘れないようにここに書いておいて、書いたことを覚えていたら、年始に言おうかな~。


ディナーとランチ、カフェ@ル・ヌー・パピヨン ~2010年4月 後半~

2010-12-23 | le noeud papillon

…前回の続きです。
堺筋本町にあるビストロ、le noeud papillon(ル・ヌー・パピヨン)さんにて。
2010年4月前半のものです。
パピさんの最新情報は、
official blog
(bistro a vin DAIGAKUさんと共通)でチェックできます。

①100418 ペリエ、ケークサレ
②100418 香川県産ホワイトアスパラガス オランデーズソース
③100418 赤城山ポークのロティ  ソースシャルキュトリー
④100418 ダークチェリーのタルト さくらんぼのアイス添え
⑤100418 ゼリー
⑥100418  マドレーヌ
⑦100427 パンプディング、さくらんぼのアイス、ガトーショコラ
⑧100427 鯖とじゃがいものリエット、バゲットのせ、ペリエ
⑨100427 仏産ウズラ・鳥肝・砂ズリのプレッセ
⑩100427 シャロレー種牛リブロースステーキ
⑪100427 ダークチェリーのパイ包み焼き バニラアイス添え
⑫100427 エスプレッソ、フロランタン
 
  ② ③
↑②柔らかいホワイトアスパラガスに、オランディーズソース(温かい、酸味のある、泡立ちマヨネーズソース)、+315円で選べるメニュー。
ホワイトアスパラガスは、フランスで春の定番メニューのようです。
ナイフを入れると縦に割けるこの繊維質な感じ、木っぽい。
木を食べているよ
うな気分、パイナップルや筍でもなります、きらいじゃないです(好物)。
↑③豚肉の下には、ごぼう・ボルチーニ茸・三度豆・カリフラワー・じゃがいもと、ソースシャルキュトリー。
ソースシャルキュトリーと名づけるには、フォンドボーベースでコルニッションとマスタードを入れることが決まりなんだって。
  ⑤ 
↑④ダークチェリーとさくらんぼアイスの、濃淡のある紫色が、目を惹きます~。
タルト台は、塩味が効いたパイ生地でした。
↑⑤ゼリー、グレープフルーツ・オレンジ・杏・レーズン・アーモンド・胡桃・ヘーゼルナッツ入り。
もうちょっとおなかに入るよ
!ってアピールして作ってもらった思い出が…はずかしい。
ゼリーにレーズンやナッツを入れると、食感がふえて、スペシャルになる!
↑⑥〆エ
スプレッソとともに出てくる小菓子、今回はちっちゃいマドレーヌ(あっためて食べたかったから、こっそり鞄に入れて持ち帰った(←これもはずかしい思い出))。
翌日焼き戻した温かいマドレーヌ、温かい焼き菓子って好き…とくに周りのこの羽がおいしいんだよね~。
   
↑⑦バゲットで作られたパンプディングにはフルーツ添え、軽い食感のガトーショコラはヘーゼルナッツ入り。
↑⑨仏産ウズラ・鳥肝・砂ズリにエシャロットを挟み、エシャロットで周囲を覆い、プレスしたもの。
   
↑⑩シャロレー種牛リブロースステーキは、ディナーだけではなくランチやカフェのメニューにもありますが、付け合せのお芋やソースが違うのね。
ポンムフリットを食べたい時は、カフェタイムに行くよう心がけています。
↑⑪熱々のパイにダークチェリーがいっぱい入っていて、上にバニラアイスのせ。


ディナーとランチ、カフェ@ル・ヌー・パピヨン ~2010年4月 前半~

2010-12-20 | le noeud papillon

堺筋本町にあるビストロ、le noeud papillon(ル・ヌー・パピヨン)さんにて。
2010年4月前半のものです。
パピさんの最新情報は、
official blog
(bistro a vin DAIGAKUさんと共通)でチェックできます。

①100403 栗のパウンドケーキ・カヌレ・クレームキャラメル・キャラメルソルベ・苺にシャンパンかけ

②100403 オリーブとベーコンのケークサレ、ペリエ
③100403 海と山の幸のパスティア(アオリイカ、エスカルゴ、豚ホホ肉、キノコ)
④100403 赤城山ポークのロティ ピペラド仕立て
⑤100403 プロフィットロール
⑥100403 エスプレッソ、豚型サブレ2つ、ショコラメレンゲ
⑦100410  ビストロバーガー
⑧100410 デザート盛り合わせ、メイプルフィナンシェ・リンゴのクラフティ・クレームキャラメル・紅茶カヌレ・ナッツ巻き込みパイ、バターサブレ。
⑨100410 ケークサレ
⑩100411  リヨン風サラダ
⑪100411 シュークルート
⑫100411 黄金柑のソルベとコンポート

 ① 
↑①掬っても形が崩れない固さのクレームキャラメルに生クリーム・乾燥薄切りオレンジのせ、砕き栗入りの栗パウンドケーキ、目の前でシャンパをンかけてくれる苺。
↑②この日はカフェタイムにデザートを食べて、一旦外出して、ディナー時間に戻るというスケジュールでした。
“プロのためのわかりやすいフランス菓子”というレシピ本(パピさんに置いてあるものを、読み途中で外へ出たの)で、場所取りに本。
ちょっとかなりうれしかったなぁ、ふらっと出て行って帰ってきたら席があったような感じで(大体その通りですが)。
 ③
↑パリパリの春巻きのような皮で、アオリイカ・エスカルゴ・豚ホホ肉・キノコを包んだもの。
 
↑パプリカ・トマトを煮込んだ濃厚なソース(パンにめっちゃ合う)に自家製生ハムのせ。
 ⑤ 
↑⑤シュー生地でバニラアイスクリーム挟み、チョコレートソースかけ
 ⑦
ビストロバーガーセット、ハンバーガー・ポンムフリット・葉っぱ、コーヒーまたは紅茶のセットで945円(現在はメニューにありません)。
↑(右図)パンデュース・バンズで和牛パティ・トマト・チーズを挟む構成。
ハンバーグおいしい~、いつかシェフの煮込みハンバーグ(フランス料理?)を食べてみたい…と思いました。
 ⑧
↑左から、メイプルフィナンシェにクリームチーズクリーム・キャラメリゼヘーゼルナッツのせ、リンゴのクラフティにメイプルジェラートのせ、
チョコスポンジケーキ生地のせクレームキャラメルに生クリーム・苺・スターフルーツ添え、紅茶カヌレ、。ナッツ巻き込みパイ、バターサブレ。
 ⑨ 

 ⑪ 
↑⑪ベーコン・豚バラ肉のプティ・サレ・ソーセージ・キャベツ・じゃが芋の煮込みに、別添えで粒マスタード付き。
↑⑫黄金柑(蜜柑と柚子の自然種)のソルベとコンポート、きゅう~っと酸っぱくて爽やか。
甘味も感じられるのは、ハチミツか何かが入っているのかも?


…4月後半へ続きます。


洋梨とフィグコンポートのパンケーキ~エスプレッソショコラソース~@モトヤパンケーキリストランテ

2010-12-05 | パンケーキ・ホットケーキ

9月23~25日、東京へパン旅してきた時に食べたもの。
23日早朝の羽田空港から直行で、朝イチパンケーキ!
Motoya.Pancake Ristorante(モトヤパンケーキリストランテ)の季節のパンケーキ、洋梨とフィグコンポートのパンケーキ~エスプレッソショコラソース~。
ソーセージや卵料理が付いた朝食メニュー気になるなぁ、大好きなバナナキャラメルパンケーキもまた食べたい、ここのチーズオムレツ最高なんだよねぇ、あバナナ&ホイップパンケーキ食べたことない…って決められないし。
散々迷って、
季節のパンケーキに無花果が使われているっていう理由から、洋梨とフィグコンポートのパンケーキに、やっと決めた。

洋梨とフィグコンポートのパンケーキ~エスプレッソショコラソース~
  
980円。
スイートパンケーキ2枚に、バニラアイス2すくい・生クリーム・洋梨コンポート・チョコのせ、エスプレッソショコラソース・アングレーズソース・薄切りアーモンド・細切れドライ無花果かけ。
無花果は周囲に
散らしてある程度で、メインは洋梨コンポートとエスプレッソソース。
っこれはどのあたりがフィグなんだろ細切れドライ無花果はあったけれど…“洋梨のフィグコンポート”ってことは洋梨を無花果シロップか何かでコンポートしてあるってことなのかな…ってちょっと考えた
けれど判らなかったです。
洋梨のパンケーキと思えばその通りのものなんだけれど、無花果を期待し過ぎちゃったみたい。
無花果って、数年前まで食わず嫌いで、パンに入っていたドライ無花果を食べてから大好物になったもの。
メニューに“無花果”って付いていると、どうにも試したくなる。
無花果は加工するとねっとりして濃くなる(?)からか、多量に使われているメニューってお目にかかったことがない。
出会ってみたい。

いつか、無花果満載のパンケーキが食べたい~。
無花果練り込み生地に、赤ワイン煮無花果や生無花果が添えてあって、チョコレートかけ無花果やドライ無花果もあって、無花果ジャムやシロップをかけて食べるとか。
想像してみたら、あまりの贅沢さと栄養価の高さに、頭に血が巡る感じに…低血圧なので血行がよくなった気分(もちろん気のせい)でした。