みつのパン日記

~パン・ベーグル・お菓子の日々~

ノエルディナー@ル・ヌー・パピヨン ~2010年12月25日~

2011-07-31 | le noeud papillon

堺筋本町にあるビストロ、le noeud papillon(ル・ヌー・パピヨン)さんにて。
2010年12月25日、クリスマス期間限定、ノエルディナーです。
パピさんの最新情報は、official blog(bistro a vin DAIGAKUさんと共通)でチェックできます。

今回は、提供された順番に記しています。

   
↑(左)メニュー、目を凝らすと読めます…。
↑(中央)ウェルカムドリンクとパン、ドリンクは酔い防止のためオレンジジュースです(お酒少量入りのカクテルだったかもしれない)。
お酒を飲める方には、シャンパンだったかなぁ。
↑(右)牡蠣のショーフロワ 海水のプレート、低温調理した牡蠣のエキス入り。
牡蠣の身って一口で食べるイメージがあります、一口には大きくない?
吸い込んで頬袋に溜めるのかなぁ、咀嚼するの難しくない?
食べ方に悩むという初心者ぶりから判る通り、貝類苦手な私ですが、食べやすかったです。
牡蠣は克服したいっ。
   
↑(左)ブーダンブラン ソースペリグー。
鶏肉と生クリームのソーセージに、トリュフソースかけ。
白く張り詰めた皮に、皮同様に白い滑らかな中身といっぱいの肉汁をもった、ソーセージです。
ほわほわと身体が温まるような、優しい味がする!
すっかり魅せられ、もっと食べたい明日も食べたい~翌日なら仕込んだ分がまだあるかもしれないと考え、この時翌日に再訪を決意。
この頃残業期間でコンビニ通いが続いていたため、コンビニおでんに入ってたらいいのにと、数回本気で想像しました。
↑(中央)ジロル茸、トランペット茸 エスカルゴ レフォールのソース。
茸と銀杏(?)に、西洋わさびの泡のせ。
↑(右)西洋ゴボウのブルーテ フォアグラを浮かべて。
いそいそとパンを浸した記憶があります、パンと合ったのね~。
  
↑(左)ラングスティーヌのラビオリ ココナッツのソース。
ラングスティーヌの身入りラビオリに、甲殻類とココナッツのソースかけ。
ラビオリは、当時パピヨンさんのメニューにはあまり見かけないもので、興味津々。
甲殻類の強い香りがありました~。
↑(右)和牛フィレ肉のグリル 赤ワインのソース。
和牛フィレ肉に、じゃが芋・豆添え。
メインは、エゾ鹿のロースト 赤い果実のソースとこちらのうちひとつを択ぶ、選択制。
   
↑(左)イチゴのシャンパンジュレ。
苺一粒に、シャンパンジュレかけ。
↑(中央)ブッシュドノエル  トリュフのアイス。
チョコレート生地でチョコレートクリームを巻き生クリームで覆ったロールケーキに、トリュフアイス・チョコレート・揚げ春巻皮添え。
ソースは、マンゴーとフランボワースだったかな。
トリュフアイスを初めて頂きました、甘さ控えめ~。
↑(右)エスプレッソ、カヌレ。
全体量が私にはちょっと物足りなく感じました、でも間違いなく適量です。
私は同年代女性の1.5倍食べるから、このくらい物足りないのが、ほかの方々にちょうどぴったりなの。
何だか悔しいって思うくらい、ぴったり~。

店内の女性たちは、みんな、き
らきらと輝いて、美しく見えました。
女性をキレイに見せるクリスマス、素敵なイベントだなぁって思いました。


おまかせコース@イタリア食堂ラ・リサータ ~2011年7月8日~

2011-07-27 | La Risata

2011年7月8日に再訪しました、八尾にあるイタリア食堂 La Risata(ラ・リサータ)。
7月1日来店時は、前菜2品+パスタ1品+メイン1品+デザート3品を頂きました。
そのパスタがとってもおいしかったので、今回はパスタを食べると決めていきました。
今日はパスタを食べる日~。

以下店舗情報(2011年7月8日現在)です。
住所:大阪市八尾市北本町1-5-15 。
営業時間:ランチ 12:00~16:00(L.O)、ディナー 18:00~21:00(L.O)。
定休日:火曜日のディナータイム(ランチ営業はあり)、水曜日。

 
座り心地の良いカウンターで、前回とは逆端の席、↑(左)正面に粉モノが並んでいます。
この蓋付き瓶好きなんだよね~、機能的かつ美味しく保存しています感(密閉具合から
?)があるから。
↑(右)左から二つ目の瓶に入っている焼き菓子を見つめていたら、エスプレッソの時に付けて頂けることに~(嬉)
 
 メニュー、前回よりも増えてます~。
 
ゴルゴンゾーラチーズクリームと、バゲット。
バゲットは左から三つ目の瓶のもの、しっかり乾燥しています(蓋付き瓶の効果かしら)。
前回はグリッシーニ、このグリッシーニは棒状で塩味付クラッカーのような食感なのね。
生ハムを巻きつけて食べるのが一般的なよう、でも他の食べ方はないかな~と模索。
結論は、ビターチョコをかける(試していません、想像だけ)、です。
見た目ポッキーみたいだけど、塩味とチョコの取り合わせがおいしい予感、どうだろうか。
機会があれば、家で試してみよう。
 
大山地鶏のインボルティーニ 夏キノコのソース。
大山地鶏肉でミンチ肉巻き、キノコソース・揚げバジル・生ハム(燻製?)添え。
パスタに備えて、前菜は量を少し減らしてもらいました。
お肉自体の塩気を控えて、生ハムやソースで好みに調節できるようにしてあると感じました。
おいしかったなぁ。
 
フランス産鴨モモ肉のラグー オレンジを練り込んだマルタリアーティ。
オレンジを練り込んだ平たいパスタと鴨モモ肉のラグーを重ねて。
最後に鼻に抜けるのがオレンジ、だって。
おいしかったなぁ~。
 
自家製ベーコンと玉葱のカルボナーラ ブカティーニ。
こちらのブカティーニ、乾麺で玉葱が入っているらしい。
こちらは前回、隣席の方が召し上がっていて、興味津々だったの。
パスタの中央に穴が開いていて、ソースとよく絡む。
 
国産牛あらびきミンチ肉と八尾のお野菜手打ちタリアテッレ。
お野菜は、ラディッシュ。
頬が緩むくらいにお肉たっぷり、丸くてピンク色のラディッシュとの取り合わせもかわいい~。
 
キウイとグレープフルーツのグラニテ、ランチメニューのデザートとして出されていたもの。
ランチのデザートメニューも見る(笑)
 
ティラミス、さくらんぼコンポート。
コーヒーを浸み込ませたスポンジケーキとマスカルポーネチーズクリームのティラミスに、さくらんぼコンポート添え。
前回もおいしかったので、またティラミスを。
アイスクリームみたいな丸い盛り方にさくらんぼ、かわいくってもう!
↑(右)断面、一心不乱にせっせせっせ食べている途中に手を止めて撮りました、頑張りました~わたし。
  
アオライチのコンポート、タルト。
カスタードクリームの上に、アーモンドクリームのタルトとアオライチコンポートのせ。
アオライチは、出回る期間が短いライチらしい。
この、お皿に沿って円く盛り付けるカスタード、三日月みたいできれい~。

 松の実入りビスコッティと、エスプレッソ。
ざくざくとしていて甘さ控えめ、おつまみにもいいなぁ。


ディナーとランチ、カフェ@ル・ヌー・パピヨン ~2010年11月~

2011-07-22 | le noeud papillon

堺筋本町にあるビストロ、le noeud papillon(ル・ヌー・パピヨン)さんにて。
2010年11月のものです。
パピさんの最新情報は、official blog(bistro a vin DAIGAKUさんと共通)でチェックできます。
画像は、11月6日までは旧デジカメ、19日はカメラ付携帯、27日からは新デジカメにて撮影。
旧デジカメは、落として壊しちゃったのです…新デジカメが届くまで携帯カメラで代用していました。


①101106 タルトフランベ
②101106 帆立貝柱のタルタル
③101106 シャロレー種牛リブロースステーキ
④101106 いろいろフルーツのソルベ、バニラアイス、胡桃のキャラメルタルト、ムースオショコラ
⑤101119 スープドポワソン
⑥101119 仏産キノコのエストゥファード
⑦101119 尾鷲漁港からの鮮魚 マナガツオ
⑧101119 洋梨のコンポート、クレームダンジュのせ
⑨101119 エスプレッソ、カヌレ
⑩101127 スープドポワソン
⑪101127 白子のムニエル かぼちゃのピュレ添え
⑫101127 シュクレのパン
⑬101127 シャラン鴨とフォアグラのパイ包み
⑭101127 リンゴのクープ仕立て(リンゴのクリーム、ジュレ、フォンダンとそば粉のクランブル)
⑮101127 焼き菓子たち
⑯101127 エスプレッソ、フィナンシェ

   
↑②生の帆立貝柱・野菜を、さらっとしたマヨネーズのようなソースで和え、葉っぱ・パンを添えて、バルサミコ酢をかけたもの。
↑③シャロレー種牛リブロースステーキ、+525円で選べるメニュー。
揚げじゃが芋にステーキのせ葉っぱ添え、定番メニューのうちいちばん多く注文しています。
 ④
↑④左から、いろいろフルーツのソルベ、バニラアイス・胡桃のキャラメルタルト、ムースオショコラにさくらんぼソースかけ。
絶妙に柔らかいキャラメルと苦味がある胡桃の組み合わせ、エンガディナーを思わせる。
いろいろフルーツソルベは、林檎メインの味でした。
 ⑤ ⑥
↑⑤スープドポワソン、魚の裏ごしスープ。
↑⑥仏産キノコのエストゥファード、+315円で選べるメニュー。
いろいろキノコと細切りベーコンを、バターソテーし、クリーム煮込み。
いろんな種類のキノコがあり、濃い味付けでパンにも合う。
ずれたピントと黄味がかった発色が気になってしょうがない…もっとまともに撮りたかった(悔)
 ⑦
尾鷲漁港からの鮮魚マナガツオ、+315円で選べるメニュー。
マナガツオ一匹に、ニンニク・バジル・オリーブオイルかけ、じゃが芋添え。
マナガツオ初めて食べたかも、脂がのっていてとってもおいしかった。
このソースがとてもすきなんだけれど、他の食材とも合わされているのかな(他のバリエーションも食べたい~)。
ところでこのマナガツオ、小さめの魚とお聞きしていたら、実物はリブロースステーキ並み(!)に大きかったです。
 ⑧ ⑨
↑⑧下からアイス・洋梨コンポート・クレームダンジュ、唐辛子・ローズマリーの香りあり。
 ⑩ ⑪ ⑫
↑⑪白子のムニエル かぼちゃのピュレ添え、+525円で選べるメニュー。
南瓜ピュレの上に、表面をコンガリ焼いた白子がのっています。
↑⑫シュクレのバゲット、やっぱりこのとんがりはたいへん魅力的だと思う。
 ⑬
↑シャラン鴨とフォアグラのパイ包み、+525円で選べるメニュー。
鴨ミンチ・フォアグラをパイ生地で包み、キノコ・じゃが芋ピュレを添えて。
バターたっぷり生地のおかげで、たいへん満足感があります。
かわいらしいパイの模様とこんがりした焼き色、きれいなソースの色合い、うん、おいしかったです。
 ⑭ ⑮ ⑯
↑⑭リンゴのクープ仕立ての構成は、下から、甘煮林檎・そば粉クランブル・マスカルポーネクリーム・林檎ジュレ、薄切り乾燥林檎のせ。
↑⑮最後にこのなかから焼き菓子を選ぶと…むずかしすぎるよ~。
↑⑯厚めのサブレかフィナンシェかで散々悩みたおし、フィナンシェに決めました。


ディナーとランチ、カフェ@ル・ヌー・パピヨン ~2010年10月後半~

2011-07-19 | le noeud papillon

堺筋本町にあるビストロ、le noeud papillon(ル・ヌー・パピヨン)さんにて。
2010年10月後半(10月20・26・31日)のものです。
パピさんの最新情報は、official blog(bistro a vin DAIGAKUさんと共通)でチェックできます。

①101020 ロースハムのサラダ
②101020 仔牛のクリーム煮込み
③101020 栗のタルト、塩キャラメルアイス、ガトーショコラ、クレームキャラメル
④101026 栗のクリームとサフランの泡
⑤101026 リードヴォー・カニ・石川小芋のガレット
⑥101026 ペルドロールージュ
⑦101026 柿のスープ スパイスのアイスのせ
⑧101026 パリブレスト
⑨101031 プラムのアールグレイ煮のせガトーブルトン、ガトーショコラ、林檎ソルベ
⑩101031 栗のタルト、ブランマンジェフルーツソースかけ、桃のティラミス
⑪101031 洋梨のクラフティ、チョコテリーヌ、輪島産塩キャラメルアイス
 
  ② ③
↑②牛肉・ゴボウ・人参入りのクリーム煮込みにバターライス添え
↑③左下から、栗入りタルト台にアーモンドクリームを敷いて栗クリームと栗をのせた栗タルト、岩塩をのせたキャラメルアイス、チョコ生地にヘーゼルナッツ入りのガトーショコラ。

 ④ ⑤
↑⑤めっちゃ濃厚な甲殻類のソース、これはお酒がすすむと思います 
 ⑥
↑⑥前回に続き第四弾ジビエ、山鶉。
野生の山鶉・ゴボウ・葡萄・白ワインソース
この盛りと色に胸がときめいた、素敵な一皿でした~!
この一皿をみると、華がある、と思います。
華があるという一言で、湧き上がる自分の気持ちを表現できるように感じています。
でも、華があるという言葉は、抽象的で、私にもよく解りません。
華があるとは具体的にどういうことなのか、私がどうしてそう思うのか、自分の感覚をしっかり把握して説明できる(伝えられる)ようになりたいと思っています。

 ⑦
↑⑦柿のスープ、ピンク・グリーン・ブラックペッパー入りアイス
↑⑧シュー生地でカスタードクリーム・プラリネクリーム挟み、硬いシュー生地が好きです。
  
↑⑨左下から、アプリコット・レーズン・プラムのアールグレイ煮のせガトーブルトン、ガトーショコラに生クリームのせ、林檎ソルベにはバタークラム添え。
↑⑩左下から、栗のタルト生クリームのせ、ブランマンジェフルーツソースかけ、桃のティラミス。
フルーツソースは、酸味の強い林檎が効いていました。
桃のティラミスは、マスカルポーネクリーム・コーヒー浸し生地・桃の果肉を重ねたもの。
 ⑪
↑⑪洋梨のクラフティヨーグルトクリーム・ロ
ーズマリーかけ、チョコテリーヌ生クリーム・チョコのせ、輪島産塩キャラメルアイス。
洋梨のクラフティ、バラの香りがしました。
デザート盛り合わせを三皿も注文しているのは、10月末で自分のお店を持つために辞めるパティシエさんのお菓子を、できるだけいっぱい食べたかったからですね。
これで最後だから、身体に染み込ませたくて、味を憶えていたくて。
…だからってこれやりすぎやん?といまさら気付きました。


おまかせコース@ポポット  ~2011年5月~

2011-07-18 | POPHOT

2011年5月下旬に、東京へ、バスパン旅。
勤務後直接大阪駅へ行き乗車、早朝東京に着き、同日夜に大阪へ戻るという、なかなかのハードスケジュールでした。
東京到着時既に携帯が電池切れ(時計って要りますね)、パン屋さん巡りやバス乗車の時間管理は何とかこなしましたが。
翌日以降しばらく、夜行バスで首が痛い~、歩きすぎで足関節が痛い~、パン運びで腕関節が痛い~。
結論は、
飛行機移動&一泊推奨です~~。
次からは通常通り、飛行機にしようと決意しました(どうしても早朝に着きたい時は新幹線で)。

東京へ行った時は、何があっても、POPHOT(ポポット)へ行きます。
だってすきなんだもの。
おまかせコース、シードルまたはリンゴジュース+前菜+ガレット+デザート+コーヒー・紅茶またはエスプレッソ、2500円(昼夜共通の価格&内容)、数量限定。
 
 
↑(右)シードルにゆらゆら見える光は、店内にある大きな蝋燭(蝋の山みたいなもの)に灯されていた火によるもの。
 
前菜、レーズン入りカンパーニュとバター、メロンに生ハムのせ。
生ハムメロンって
、子どもの頃、メロンだけ食べてたっけ(乾燥した薄い生ハムは、しょっぱいだけでおいしくなかったなぁ)。
しかも、三
日月形で切れ目が入れられただけの皮付きメロンは、食べ難かった。
その生ハムメロンと相見えたのは、何かの縁。
いざ、勝負ーー!!
意気込んで、既に切られているメロンを、さらに三等分くらいにし、生ハムとともに。
最初に口に入れたとき、瑞々しいメロンと生ハムって溶けるような感じがあるけれど、期待していたよりもおいしくない。
こちらのお店のお料理は、とてもおいしいので、それほどおいしくないことがもう違和感で、腑に落ちない。
ちょっと止まり、生ハムとメロンをまじまじと見つめる…。
メロンは私の一口に入るサイズ
よりも少し大きい、生ハムはメロンと同じくらいの大きさで、のせてあるのは同時に食べるものだから…。
生ハムとメロンに統一感がある、メロンの瑞々しさは大ぶりなほうがあるんだろうな、…だったらこの大きさにカットした理由がある。
そこで、めいっぱい口を開けて食べてみたら、細かくしたのと比べると桁違いにおいしかった。
予めカットされていたのは、食べ方を教えてくれていたんだと、やっと気付いたのでした。
判り易く示されていたのに、私は気付かないまま食事を終える可能性があったのね…やだなぁ。
お料理の分量には理由があると、痛感しました。
何でも細かく切るのは、私の癖です。
幼い頃に、食事時間(ハッピータイム)を長引かせたくて、かつ食べ続けていたくて、思いついた方法が身に付いた~。
少しずつ食べると長く楽しめるのと、予め切っていると食べ続けられる(切りながら食べるのがもどかしい)という思いから…麺は1本ずつ食べていたっけ。
ついつい何でも細かくしちゃうので、留意して、予め切られているものはそのままの大きさで食べてみよう~。

 
卵・ソーセージ・チーズのガレット、別添えでサラダ(葉っぱにドレッシングかけ)があります。

 
ディプロマット、構成は下からブリオッシュ生地・ドライフルーツ入りプリンのようなアパレイユの二層仕立て、アングレーズソースかけ。
私はパンプディングだと思っていましたが、後日フランス古典菓子のディプロマットと判明しました。
重ね重ね無知です…。

次はいつ行こうかな。


おまかせコース@イタリア食堂ラ・リサータ ~2011年7月1日~

2011-07-03 | La Risata

2011年7月1日に行ってきました、八尾にて5月10日開店のイタリア食堂 La Risata(ラ・リサータ)。
オーナーシェフは、堺筋本町のビストロle noeud papillon(ル・ヌー・パピヨン)さんで、かつて働いておられました。
その頃とてもお世話になっていまして、八尾にお店を構えるとお聞きしてから、いつ行こうかな~と日程調整していました。

以下店舗情報(2011年7月1日現在)です。
住所:大阪市八尾市北本町1-5-15 。
営業時間:ランチ 12:00~16:00(L.O)、ディナー 18:00~21:00(L.O)。
定休日:火曜日のディナータイム(ランチ営業はあり)、水曜日。

最寄り駅は近鉄八尾駅、兵庫からどうやっていこうかなって検索したら、思っていたよりもずっと、近い!
距離は遠いのでしょうが、交通の便がいいのです~。
大阪駅→(大阪環状線 外回り)→JR鶴橋駅→(近鉄大阪線 準急)→近鉄八尾駅(約29分、420円)や、難波駅→(近鉄奈良線、大阪線)→近鉄八尾駅(約23分、290円)等、大阪市営地下鉄を利用するともっとたくさんの行き方があります。
近鉄八尾駅西口を出て、徒歩7分くらいで到着~。

 
5(4かも?)席のカウンター、4席(6かも??)がけテーブル、テラスに4席(だったような…曖昧ですみません)、奥に掘り炬燵の個室があるそう。
 ←カウンターの南瓜たちがかわいく(とくにオレンジ色鍋の上にいる、黒っぽいこ)、食事の合間に手に載せては、手のひらに馴染む感触に癒される…。

 
 ←↑メニュー、デザートもしっかりあります♪
おまかせコースで…デザートはいっぱい食べたいと伝えました。

 
最初に出てきたのは、生ハムとグリッシーニ。
ほぼ初体験のグリッシーニ、ウィキペディってみたら生ハムを巻きつけて食べるもののよう…そっか今度試してみよう。
 
タスマニアサーモンの香草マリネ 半熟卵のソース。
3種類の貝割れにサーモン・半熟卵のせ、ピンクペッパー・バジルソース(だったかな?)かけ。
↑(左)サーモンの盛り付け具合や、サーモン・貝割れ・ピンクペッパーの色合いが、花のようにかわいらしい。
↑(右)半熟卵を割ると黄身がとろりと出てくるので、ソースのように全体と絡めて。
 
とうもろこしと水茄子のカプレーゼ(正式名称失念)。
とうもろこしのピュレ(だったかな、裏ごしして何か加えてあるのかも)に、モッツアレラチーズ・フルーツトマト・とうもろこし・水茄子のせ、クロッカン添え。
甘いとうもろこしと柔らかい水茄子に特徴があり、濃淡のある黄色も含めて、とても爽やかでした。
香ばしいクロッカンを細かく割り、全部交ぜて食べるのがいいと思います。
とうもろこしのピュレにとうもろこし、さらに水茄子、シェフお一人でこの手の込み具合はスゴイなぁ~。
好物の水茄子を久しぶりに食べました~、カプレーゼにしてもおいしい。
 
和歌山産鮎のコンフィ、朝風キュウリ、八尾枝豆のクレマ 手打ちタリオリーニ。
シェフが作られたパスタを初めて頂きました、感慨深いです。
温かいパスタに、冷たいキュウリが盛られていて、とってもおいしかったです。
八尾の枝豆は有名だそう、何しかおいしかったなぁ。
 
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 季節野菜。
季節野菜は、ラディッシュ・人参・オクラ・ブロッコリー等、一番上にのっている濃い緑色の葉っぱは揚げバジル。
柔らかいお肉と濃い味付けが、パンと合います。
 
ティラミス 柏原デラウェアーシアルトリューズの香り。
コーヒーを浸み込ませたスポンジケーキとマスカルポーネチーズクリームのティラミスに、凍りデラウェアー添え。
しばらく待つと、凍ったデラウェアーが溶け出して、ソースのようになります。
↑(右)個人的にコーヒーの色合いとクリームの円みがはっきり判るこの角度がいいと思い、載せました。
久しぶりなシェフのデザート…あぁひさしぶり~!!(感極まり)
 
丸ごとプラムのコンポート タルトで。
カスタードクリームの上に、アーモンドクリームのタルトとプラムコンポートのせ。
酸っぱいコンポート、夏にぴったりです。
愛らしい形と鮮やかな色をもつプラムも、八尾で獲れたものとのこと。
八尾ではたくさんのものが獲れるのですね~。
余談ですが、タルトの量は、タルト台周囲の波打った部分で言い表すことができるので、注文時に伝え易く、便利です。
 
↑(左)マチェドニア 旬果実のマリネ スプモーニのジュレ、(右)コーヒー。
メロン・キウイ・ピンクグレープフルーツ・オレンジ等の果物に、スプモーニのジュレが盛られています。
もりもりです(笑)
シェフのお菓子が大好き!なので、デザート5種全種制覇を目指していましたが、こちらで〆。
おなかいっぱいです♪

 
↑(左)店名のこと八尾のこと、(右)コックコート。
シェフ、八尾がとってもお好きなのね。

近鉄八尾駅周辺には、商店街やお店がたくさんあり、路地から奥へ入ると住宅街へ続いています。
店内からは、自転車で来て話して帰る人たちを、眺めることができます。
その街並みと人々の様子に、どことなく、でもはっきりと、懐かしい空気があります。
いいところだなと思います。

私が初めてビストロという食文化に触れたのは2年2ヶ月程度前、チェーン店以外のイタリア料理を経験したのはもっと浅く1年半くらい前。
それまでは、チェーン店でないお店には、無知なのが恥ずかしく(店員さんに聞く勇気もなく)、入れませんでした。
一人で行くことは迷惑かな、フォークとナイフの使い方が上手くないんだけれど、骨付き肉ってどうやって食べたらいいんだろう、サンダル履きでもいいのかな、と悩んでいて。
今では、一人で、フォークとナイフ使いはそれほど変わらず、骨付き肉には噛り付いて、サンダルで堂々来店、そんな客になりました(ビストロの場合です)。
同時に、今私楽しいの~という表情や態度を、隠さなくなりました。
それまでは、楽しくても一人で笑顔なのは変に思われるだろうと、思い込んでいましたから。
隠さなくなったのは、どうやら客が楽しい様子で居るのは店員さんも嬉しいみたい、だったら見せても構わないよねって、感じたからです。
私のような客が、いいのかそうでないのかは、お店の方々の判断によりますので、本当のところはよく判りません。
とにかくそれからビストロ通いが始まり、次々と未知の料理や食材を知り、体験していく過程は、とても楽しく、刺激的で、たいへんな喜びでした。

前振りが長くなりましたが…八尾に住んでいる方(そうでない方も)、とりあえず入店をお勧めします。
初来店で、イタリア料理店が初めてあるいは慣れていない方は、かつての私のように、未知への戸惑いや不安があるように思われます。
そのような懸念はすぐに払拭できますので、大丈夫です~。
とりあえず入って、よくわからないので教えてくださいって伝えたら、優しく教えて下さると思います。
初めての料理や食材を知り、体験することは、とても楽しいことです。
イタリア料理に詳しい方も、おいしいので、楽しいと思われます。
そして、よりたくさんの人たちが、お店やお料理、食文化を知るようになり、お店を愛するようになる過程は、とても素敵。
八尾に居て、このお店に通い続けたら、その過程を傍で見られるんだろうなぁ…。
素敵なことを共有できるのもまた、素晴らしいことですね。
お店が愛されていく様子が、一度来店しただけの私にも想像できたので、そのようになると思います。
知ることや食べることといった喜び全部を、楽しむことができる場所が、このお店です。
八尾の方々は、おいしい料理と、抜群のデザートに、感激すればいいんだ!
心より、愛をこめて、応援しています。
貴店の繁盛とご多幸を、シェフと店員さんとご家族のみなさまがお健やかに過ごされますように、祈っています。
こう結ぶとしばらく行くことができないように思われるかもしれませんが、また参ります(笑)