日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

般若波羅蜜多とは女神である

2014年02月14日 13時10分01秒 | 思うがままに
雪山童子こと豊道です。

建国記念日に日本ヨーガ禅道院をお訪ねしました。

恩師佐保田鶴治博士生誕百十五年祝祭の日であったからです。

また、この日は私が佐保田鶴治博士にお目にかかって満四十年の記念の日でもありました。

祝典では石田祐雄道院長の主導のもと参会者一同般若心経等を読誦しました。

ここで、私は佐保田鶴治博士の著書『般若心経の真実(1982初版、人文書院発行)』に出会った日のことを走馬灯の如く思い出し懐かしく思いました。

『 般若波羅蜜多とは女神である』

私がこの女神説に出会った最初はこの著書でした。

その後、この女神説に出会ったのが伊藤武先生の著作『ヨーガ大全』です。

今日では立川武蔵先生を始め多くの先生方が語るようになりました。

この女神と合一する道は最後のガテーマントラを唱えることにあると佐保田鶴治博士は語り尽くしておられました。

そして最後にオム・マ・ニ・ペ・メ・フムをもって締めくくられておられたのがまことに印象的で鮮やかに蘇って来るのでした。

私どもが今日、般若心経のガテーマントラとともにとオム・マ・ニ・ペ・メ・フムを唱えている原点はここにあります。

奇しくも最近中国のお寺で般若心経の最後に六字大明咒オム・マ・ニ・ペ・メ・フムを唱えていることを知り我が意を得たりと快哉を叫びました。

あらためて佐保田鶴治博士の著書『般若心経の真実』を開いて確かめてみると私の記憶に誤りがありませんでした。

私もまたご多聞に洩れず昔のことはあざやかに覚えているのだと感心させられました。

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