日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

考え方が変わると生き方が変わる 生き方が変わると運命が変わる

2017年06月09日 21時37分52秒 | 思うがままに
人間の老化は、細胞のDNAが徐々に損傷を受けた結果だそうです。

それが、どのDNAだか、なぜ損傷を受けるのか、まだ十分にはわかっていないそうですが、元凶の一つがテロメアだとか…。

私はテロメアについては未知の世界でした。

西武カルチャーのさゆりさんからお聞きし、早速、本を取り寄せました。

テロメア…

染色体の先端部分をさすそうです。寿命を司り、加齢とともに短くなるとされてきたようですが、生活習慣次第でテロメアを保持したり伸ばすことさえできるそうです。

冒頭にこうありました。

カフェのテラスに腰かけ、温かいコーヒーを飲んでいる女性の友人同士。お互いに、この時間だけが、雑多なことから離れられる貴重な時間。

投資会社で働くカーラがいつも口にするのは、自分がどれだけいつも疲れているか。
どれだけ病気にかかりやすいか。
どれだけ気難しい上司にガマンしているか。
別れた夫は、子どものお迎えに協力的でない。

友人のリーザに比べて自分のほうが老けている。

不公平!だと嘆く。

確かにそのとおり。

カーラはやつれている。
一方、リーザは元気ハツラツ。

気持ちも明るくエネルギーに満ちている。

彼女は若い時より、今のほうが充実している…と感じています。

リーザはカーラのように苦労を背負っていないか?
と言えば、彼女も十分すぎるほどのストレスを抱えている。

それなのにこの違いはどこから来るのでしょう?

遺伝子か環境か?

実際にはどちらも大切だと博士は言います。

私たちは固有の遺伝子セットをもって生まれてきますが、どのように生きるかによって、遺伝子の発現に影響を与える…と。

生活にまつわる何らかの要因が、遺伝子のスイッチをオンにしたりオフにしたりもするそうです。

まさに田原豊道先生がおっしゃる「考え方が変わると生き方が変わる」

とても面白い本です。

お勧めします。

NHK出版『細胞から若返る! テロメア・エフェクト』ノーベル賞学者、エリザベス・ブラックバーン氏の直伝です。

さゆりさん、ありがとうございました。(荻山貴美子)





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