日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

相手の不幸を願わない

2017年01月20日 12時33分09秒 | 思うがままに
常不軽菩薩を田原豊道先生が分かりやすく師範科で教えてくださっています。

恨みに対して、愛、信、和で返したのが常不軽菩薩。

でも私のような修行のできていない者は、もうひとつ前の段階はないのでしょうか?

ありました。

これならできる…

…かもしれない。

ノートルダム清心女子大学理事長の渡辺和子先生が昨年暮れに亡くなりました。

先生らしい静かで気高い今生の終焉。

渡辺先生は「恨みや憎しみの感情は厄介なもの。せめて、相手の不幸を願わないことを心にとどめたい…」とおっしゃっていました。

さて、今月のテーマはシャヴァ・アーサナ。

田原先生のとろけそうな誘導で身も心もリフレッシュできたことと思います。

よく身体は一台の自動車にたとえられます。

自動車を走らせるためには、ガソリン、点火のための電流、冷却器、注油器、それをコントロールする聡明なドライバーが必要だ…と。

ドライバーこそ私たちそのものなんですね。

ガソリンに当たるものが食べ物、水、空気、それに太陽のエネルギー。

マニプーラ・チャクラが、エネルギーの貯蔵庫。ここから全身にプラーナを供給するのですからスーリヤ・ナマスカラーラにどれだけ有効性があるのかがわかります。

しかし、身体には冷却器が必要だということも理解できます。この大切な身体を長期間活動させるためにはリラクゼーションが不可欠でしょう。

最高のリラクゼーションがシャヴァ・アーサナです。

聡明なドライバーになるにはヨーガで心のコントロールを…。

祈りや慈悲、愛、認識力なども心のコントロールが高まるそうです。
今日は、さいたまNHK。前回も寒い日だったような気がします。(荻山貴美子)
















コメント (1)
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