昨夜、岡山から帰宅して、ドラマスペシャル「たった一度の約束~封印された日本人」を観ました。
梅屋庄吉氏は日活の創業者。そして孫文の支援者…くらいの知識しかなかった私でした。
無償の愛を貫いた高潔なその人物像に驚嘆しました。
札つきのイカサマ賭博師まで改心させるところはヨーガ・スートラの2・35「アヒンサー(不害)に徹すれば彼の在るところ、一切の生きものが敵意を放棄する」を思い出します。
そんな夫を尊敬し、いつも寄り添う妻。
何をするにもスケールが大きい夫に、畏敬の念を込めて妻は言います。
「あなたは恐ろしかお人ですね」
尊敬する孫文のメモを16年も後生大事に懐中に忍ばせていたときも
「あなたは恐ろしかお人ですね」...と。
梅屋庄吉氏所縁の地は長崎。長崎塾は3カ月に一度は行っていますので、少し時間の余裕のある時に、訪ねてみたいです。
孫文のことは、たしか田原豊道先生の挨拶提唱のどこかにあったはず...
そうそう、62号でした。
2011年の秋号でしたが、その頃とまた違う思いで読み直しました。
挨拶提唱のバックナンバーとヨーガ・スートラ。つまり、記念号は、やはり必然性があって生まれたものなんですね。
ところで昨日のドラマを録画できなかったのが返す返すも残念!
さて、今日は一日雲隠れします。(荻山貴美子)