おはようございます。
毎日、アーサナをなさっていますか?
時間がなくてなかなか…でしょうか?
そんなときは、日本流の正坐で静かに坐ってみてはいかかでしょう。インドの修行者が消化不良を訴えたときに、師は弟子に、この日本流の正坐(ヴァジラ・アーサナ)を実行させたという話があります。
インドの賢者たちはナーディー(エネルギーの通路)やチャクラ(エネルギーのセンター)のことを体験的に知っていたと思われます。
さて、シッダ・アーサナ(達人坐)というのがあります。
シッダとは純粋で聖らかで超能力を有する賢人のことです。シッダ・アーサナの修得者には、歓喜をもたらす三昧状態(サマーディ)がごく自然におとずれると伝えられています。
しかし、ハタ・ヨーガ・プラディーピカーという教典によると、このシッダ・アーサナを一派の人はヴァジラともいい、他の人々はムクタ、あるいはグプタと名付けている…とあります。
いろいろな見解があるにせよ、ここにあげた、いずれのアーサナもシッディ(自在力)が実現できるものといわれていますので、是非、お試しください。今日も一日お元気で…。(荻山貴美子)