”外断熱” ~人に勧めるなら自分から~

店舗も高気密・高断熱に!
今年も子供たちは元気いっぱい!!
乗るゼGT-R、MY・・・15!?

明日は定休日

2006-11-21 23:01:29 | Weblog

外気温 12.8℃ 湿度 83.9%
内気温 19.0℃ 湿度 66.1%

みなさん、こんばんわ。

明日は定休日ですので、クリスマスに向けた飾りつけをしようと思っています。

飾り物は東京浅草橋の問屋街で買ってきたものが多いです。
近くの店で買うと、近所と同じ飾り物になる可能性があるからです!

まああまり派手になり過ぎず、というところですね。

■床暖房

新築を建てる話になると、
「床暖房は付けるんでしょ?」
という質問をよく受けます。

何だか床暖房が快適性の最先端みたいですが、建築中の外断熱住宅には床暖房の予定はありません。

そもそも断熱性能を上げると床暖房は不要という意見が多いようですが、いろいろ考えてみると、人によって快適と感じる体感温度が違うので、一概にこの意見が正しいとは思っていません。

私の場合、室内温度が22度前後であれば快適だと思っているんですが、フローリングの温度が22度だとちょっと足が寒い気もします。

以前から申している通り、気温と素材温度は同調しようとしますから、気温が22℃であれば概ね床面温度も22℃だと思います。
※床下に断熱がなかったり、コンクリート直で床材が敷いてある場合この限りではありません。

ですから、正直床面温度が26℃くらいになると快適さが増すと思うんですが、問題点として、

①光熱費の安い温水式は昇温時間がかかる
②電気式は光熱費が高い
③温水式は工事施工時に配管を傷つける可能性がある
④肝心の部屋の隅は施工できない
⑤施工範囲内にいつも人がいるとは限らない
⑥そもそも部分的というのが気に入らない!

というのがあります。

みなさんは、基礎断熱工法の床下暖房というのを聞いたことがありますか?

木造住宅などで、よく新築のチラシを見ると、
”床下換気は基礎パッキンによる全周換気”
と書いてあるのを見たことがあると思います。

私がこの仕事をして見ているチラシの中で、ほぼ100%がこの方式を採用しています。

この考え方は、床下の基礎で囲まれた部分はコンクリートからの水蒸気や湿気が滞りやすいので、換気口を設けて乾燥させるというもの。

基礎断熱とは、そもそもこの換気口が不要で、基礎の内側or外側を断熱施工し、床下を1階の居住空間と同一の温熱環境にするというものなんです。

コンクリートの水蒸気が出切るまでは換気が必要ですが、大体1年目以降は乾燥状態になるので換気が不要となります。

この床下空間を暖房で暖め、床面に取り付けられたガラリから暖められた空気を排出するというのが床下暖房です。

しかも、周りはコンクリートで蓄熱量が大きいため、一度暖めてしまえば暖房負荷が低減でき、かつ床下は床暖房のようにエリアを限定することなっく、1階部分を全体を暖めることが可能です。

この方式であれば、床暖房で問題となった、光熱費や暖房エリアの限定、部屋の隅が効かないなどの点がカバーできるかと思います。

建築中の建物は、地下部分があるので、地下の温熱環境をコントロールして、余ったエネルギーを1階に還元できないか模索しています。

地下を蓄熱式電気暖房機で地下天井を暖めれば、1階の床暖房は不要・・・
地下空間の暖まった空気を、1階床に取り付けたガラリを通して1階に持っていく・・・

そんなことをイメージしているんですが・・・


現場監督

2006-11-20 16:16:00 | Weblog

外気温 17.6℃ 湿度 69.2% アルミサッシ外側面温度 18.0℃
内気温 20.1℃ 湿度 59.3% アルミサッシ内側面温度 18.1℃

みなさん、こんにちは。

ブログの内容が、ちょっと難しすぎるような気がしているんですが、今はまだ建築中の建物がお伝えしたい内容まで進んでいないので、理論的な内容で突っ走っている感があります。
高気密化、高断熱化、結露防止、バリアフリー、地下室対策などいろいろ書いてきましたが、そのうち現場の写真と照らし合わせてご説明していきますので、ご安心下さい。

■現場監督

外断熱住宅の建築にあたり、通常は施工業者または設計士を探すことから始めるんでしょうが、今回は逆に良い建築士との出会いから建築を決めたという経緯があります。

何が良いのか・・・具体的には、
①経験が豊富である
②自身の個性を主張せず、顧客満足度を第一に考える
③”それはだめ”とか”できない”と言わず、十分な検討と代案を提案してくれる

など

私の父が元々大工であり、私自身もさくら事務所との係わり合いから家に多大な興味があったので、その建築士と意気が合うには時間がかかりませんでした。

次に施工業者ですが、建物の規模と予想される見積り、現場からの距離、着工戸数などから5社をまず選定し、競争入札にて今の施工業者が決定されました。

厳密には、2社に絞ってから1社に決まったんですが、現場監督の考え方の違いが決め手になりました。

どちらも建築中の建物を見学したんですが、どちらもあまり良い建物ではありませんでしたが、選んだ業者は、
”良くないと分かりながらも設計通りに作っている”
という現場監督がいて、
選ばなかった方は
”良くないのが分からないけど設計通りに作った”
という現場監督でした。

私は、住宅の建築には、名前の有名なメーカーや工務店よりも、良い現場監督の方が重要だと思っていたので、実は聞いたことがない業者でしたが、ここに決めた、ということなんです。

設計士は、この建築業者とは無関係なので、ある意味第三者的な監理ができていると思います。

現場監督は、当然こちらから指名したわけではないですが、非常に人当たりもよく、現場経験も豊富なので気に入っています。
が・・・外断熱の経験がなく、断熱の知識もないので、そういう部分は設計士と二人三脚でカバーすることになります。

昨日の雨で現場は水浸しになってしまいました。
断熱材も置きっぱなし!

たぶん、どんな現場監督も内断熱、充填断熱など、室内側に施工する断熱材ならこんなことはしないでしょう。
(内断熱の硬質ウレタンは吹き付けだからそもそも置きっ放しはない、なんていう突っ込みは不要です!)

外断熱の断熱材だから、雨に濡れたって大丈夫だろうということなんだと思います。

確かに外張りの断熱材は、水に濡れても断熱性能に影響が少ないんでしょうが、紫外線の影響なども考えると、置きっ放しにしなくても・・・と思います。

ただブルーシートを被せてくれれば良いだけなんですけどね。
先日の断熱材が3種ではなく、1種だった件もそうですが、ただ取り付ければ良いというわけではないことを認識してもらおうと思っています。

この断熱材は地下ピット周りのものです。これが居住部分の断熱材だったら、自分で養生してでも保護したいところです。

 


熱容量とは

2006-11-19 22:56:01 | Weblog

内気温 16.2℃ 湿度 61.4% アルミサッシ室内側温度 10.1℃

みなさん、こんばんわ。

今日は雨なので、屋外の気温・湿度測定はしていません。
単に雨に濡れたくないだけなんですが・・・

ただ、たぶんサッシの温度と外気温は一緒だと思います。
(気になって調べてみたら、10.3℃でした)

■熱容量について

木造とRC造は熱容量が違うので・・・
という話をよく耳にします。

私は理科系でありながら物理・化学はまったくだめだったので、以前投稿した輻射熱同様苦手な話です。

みなさん、室内には素材として、壁紙や木製家具、鉄製家具、スイッチボックスなどいろいろありますよね。
室内温度が仮に21℃だとして、それらの温度って何℃だか知っていますか?

触ってみると、みんな温度が違うように感じませんか?

でも、みんな21℃±1℃くらいに収まっているはずです。

つまり、どんな素材であれ、時間をかければ気温に追従するということなんです。

この時間をかければ・・・というのが熱容量と熱伝導が関係します。

熱容量は熱を蓄える量、熱伝導は熱を伝える速さとなり、熱容量が大きくかつ熱伝導率が小さければ、その材質の温度変化は鈍いと言うことになります。

同じ表面温度なのに、触った感触として温度の違いを感じるのは、熱伝導率が違うからと言うことになります。

まあ、この疑問はキッチンの床をタイルにすると寒い感じがするという話から始まったんですけどね。
フローリングでもタイルでも同じ表面温度なのにタイルの方が寒い・・・
それは熱伝導率が違い、かつ熱容量も違うのでいつまで経っても、寒くないと感じるまでにならないということです。

ちなみに、逆を言えばキッチンをタイル張りにした場合、床暖房をセットにしたらフローリングの床暖房よりスイッチを切った後も暖かさを維持できますよね。
(厚いタイルにすれば質量が増え、熱容量も増えます)

室内温度は、気温とそういった室内の素材温度の中間で体感します。
つまり、気温21℃、素材温度10℃であれば、体感温度は15.5℃となります。

外断熱住宅の場合、コンクリート壁が内側に露出しますので、熱容量の高いこの素材は蓄熱するのに時間がかかります。

ですから、木造住宅と違って、素材がすぐに気温に追従しないため、エアコンを連続運転しないと快適性が損なわれてしまいます。

逆に、一度気温とコンクリートが同調すれば、なかなか温度が変化しないため、エアコンを切ってすぐ寒くなるようなことがなくなります。

ちなみに、空気(+水蒸気)も熱容量がありますので、本来すぐに冷えるものでもないんですが、換気や漏気、断熱不足による素材温度の低下などで室内が冷え込むことになります。

また、床暖房は輻射熱なので、空気は暖まりません。
よくモデルハウスに行くと、
「床暖房をしているから、空気が暖まります」
なんて言いますが、あれはウソです。

輻射熱は物体に衝突して熱エネルギーとなるので、言わば室内の素材温度を上昇させます。
室内気温が15℃でも、素材温度が25度ならば体感温度は20度になります。


科学者として

2006-11-19 00:11:24 | Weblog

外気温 14.4℃ 湿度 55.4% アルミサッシ外部側温度 13.8℃
内気温 17.3℃ 湿度 58.2% アルミサッシ内部側温度 13.7℃

みなさん、こんばんわ。

コンクリートやサッシ、クロスや木材など、気温に対してどのくらいの温度を持っているのか知りたくなったので、非接触式表面温度計を使っていろいろ計測しています。

今回は、断熱性がないと言われるアルミサッシの内外面温度を掲載しました。
これを見る限り、アルミ自体が外気温に影響されているのが分りますよね。
外気温が下がっていけば、アルミ内部側温度も追従して下がると思います。

■まだまだ換気の話

さて、トイレの話が続いたら、今度は換気が続くのか・・・なんて言わず、更に換気の話。

そもそも、換気でこんなに悩むこと自体がおかしい。
問題は、提示されたものに”なぜ”を投げかけても納得する”回答”がないから。

私は不動産業界に入る前は某印刷会社の技術系でした。
とある”水のろ過”のプロフェッショナルの方とお会いしたときの話。

「我々は科学者なんだから、科学の対象について理論的な説明と考察が必要」

と指摘されたことがあります。

科学の対象とは、
「ある仮説に対して、その仮説が間違っていることを証明することができるもの」
とあります。

”換気”はまさに科学であり、水の流れと同じく流体力学で計算が可能なはず。

しかも、”換気”は人間にとって有害な物質を屋外に排出し、または外気を取り入れることで有害物質を薄める”というまさに絶対必要条件なもの。

それを、電気設備工事に任せて予算面と表面的な性能だけで換気システムを選択していることが大きな問題だと思います。

建売住宅などでは、気密性能の低い建物にシックハウス法の施行で仕方なく各部屋個別に吸気口と機械排気をつけている、などは”ざら”にあります。

24時間換気が義務化しているんですから、どうして義務化したのか、建築中の建物の気密性に対して最適な換気計画の構築など、よく考えてもらいたいものです。

すみません、除湿すべき地下室の換気扇に、全熱交換型換気扇が付いていて、ちょっと呆れてしまいまして・・・ みなさんは怒る理由分かって頂けますよね?
そうです、全熱交換は室内の水蒸気を屋外に出さず、室内に戻してしまうからです。

続いて可変性の話。

可変性とは、将来の家族構成の変化や、健常でなくなった場合などで”間取変更”が必要となった場合の改造の可能性を言います。

例えば、子供部屋2つが間仕切られていた場合、子供が家を出てしまえば1つの部屋にできるよう、間仕切壁を解体できるようにするとか。

コンクリート造の建物の場合、更にシビアに計画する必要があります。

マンションなどは、スラブ階高を高くして、床下の配管を引き直せるようにしたり、壁を木構造にしたり。

建築中の外断熱住宅は、外壁で耐力を取る構造とし、間仕切りはほぼ木構造としています。
ただ、家族の変化には対応できるんでしょうが、配管ルートの変更が出来ません。
マンションのように、床スラブの上に配管を通せば出来るんですが、建築中の建物は、スラブの下に配管が走ります。つまり、水周りの配置を替えるには、スラブを貫通させなくてはなりません。

スラブ下に配管を通すのは、メンテナンス性の確保として、床をはがさなくても下の階の天上裏で配管交換ができることを狙ったものなんです。

メンテナンス性を優先して可変性をスポイルさせている、ということになりますが、水回りの位置の変更や増設はできない分、逆にそのような必要がないように廊下やトイレを広くし、エレベーター室を確保しているというわけです。

地下室を作らなければスラブ階高を高くできたんでしょうが、地下室のメリットを求めた結果ですから、切り捨てる部分はどうしても出てきてしまいますね。


さくら不動産アカデミー

2006-11-18 11:40:04 | Weblog

みなさん、こんにちは。

更新時に表記している温度と湿度ですが、これ、何に使うかというと特に意味がありません。
ただ、”結露の発生は結露が発生してから気が付く”もので、”どうして結露が発生したのか”の確認のため、室内外の温度と湿度を出すことにしました。

毎日結露が発生するわけでもないでしょうし、ある日突然結露が出たとすれば、室内の気温と湿度が高かったか、室外の気温と湿度が極端に低かったかの判断ができると思います。

ちなみに携帯型温湿度計をいつも携帯しているんですが、たまに忘れてしまうと(今回のように)表記していないときがあります。

さて、さくら事務所の この方の日記に当ブログのことが掲載されています。

”さくら不動産アカデミーの卒業生”とあります。

私は何度かさくら事務所の不動産セミナーに参加したことがあるんですが、もっとたくさん知りたいということで、さくら事務所主催の不動産アカデミーに参加しました。

非常に内容が濃く、私はトータルで11回の講義に参加することができ、建築業者から見れば”嫌な素人”になったと思います しかも宅建業者だし・・・

このセミナーに参加して感じたのが、講師の方々が
「人と不動産のより幸福な関係の追求」
を本気で考えていて、それには、ただ売り手から不動産を手に入れるのではなく、買い手自身が理論武装により真実を追究し、満足の行く不動産を手に入れる必要性を説いていました。

私は、この教えを自分の不動産取得だけではなく、ブログで発信することで
「皆さんも目覚めてください!」 ドラマ”何とかの教室”みたいですが
という気持ちを込めて書いています。

家作りってすごく楽しくて、人間の五感全てを使ってたくさんのことを考えます。

ただ、たくさん考えてこだわっても、結局行き着くところはシンプルさですね。


外断熱住宅建築 【12】

2006-11-18 01:34:16 | Weblog

外気温 10.3℃ 湿度 62.7%
内気温 16.2℃ 湿度 54.2%

みなさん、こんばんわ。

今晩はオリオン座がきれいに見えますが、明日から天気が下り坂のようですね。

さて、定例会が行われました。
設計上の制約が今になっていろいろ出てきたり、こちらからの変更依頼などで多くの議論が交わされました。

以前からお話していた、換気計画についても落ち着きそうな雰囲気です。

ところで、以前の投稿で間違いがありましたのでご報告致します。

換気計画の方法で①~⑥まで紹介いたしましたが、もう一つ、 第1種換気セントラル方式というのが抜けていました。これは熱交換を伴わない第1種換気で、機械で吸気した新鮮な空気をダクトパイピングで各部屋に送り込み、廊下・洗面所でまとめて機械排気するものです。

昨日は定例会の前にナショナルの換気担当の方とお話をしてきたんですが、ナショナルも熱交換は全熱式のみのラインナップしかありませんでした。

しきりに熱交換式のメリットを説明されていましたが、ランニングコストの問題と熱交換に伴う水蒸気が汚染されているのではという2点の指摘にはうなずいていらっしゃいました。

まあ人それぞれの選択になるんでしょうが、私は熱交換を伴わない集中給排気システムを採用したいと思っています。

■現場立会い

隣地住民向けの工事予定表にこんな文字が・・・

 断熱材(外断熱)

一味違うかのような表現ですが・・・やはり珍しいのでしょうか?

町内会防災用のヘルメットをかぶって工事現場の中に入ってきました。
杭の頭の部分です。

墨だしは配筋のため描かれています。杭はピッタリ真ん中という訳には行かなかったようですが、問題のない範囲だそうです。
赤いラインの間に配筋され、杭頭にある鉄筋ごとコンクリートが打設されます。
これにより、杭と耐圧板が一体となります。


赤い枠の中がドライエリアの部分になります。1600×3500くらいで、仕上がりは砂敷きとなり、ナオちゃんのお砂場になる予定です。

防湿防水シートの取り付けです。セパレーターがシートを貫通しているんですが、気密テープで補修しながらの作業になります。
シートの重ね代が80cmくらい取られていました。
シートの厚みは、0.1㍉のものを使っています。


グレーのものが断熱材です。
今回、建築に使う資材は全て事前承認・サンプル提出が義務付けられています。

昨日の定例会でもその反省があったんですが、上の写真の断熱材は押出し法ポリスチレン保温板1種です。

ポリスチレン板には1種から3種まであり、現場ではポリスチレン板はみんな同じという認識があったようで、今回は事前承認なく1種のものが取り付けられていました。

全てやり直すこともできなくはなかったんですが、今の施工範囲が地下ピット部分までの断熱施工であり、居住空間の温熱環境には影響が少ないのではということで承認しました。

地下1階の断熱材は、第3種のものが使われることになりました。

※押出し法ポリスチレン板第1種の熱伝導率が0.040W/mK、
 第3種の熱伝導率が0.028W/mKとなっています。
 つまり、第3種の方がより熱を伝えづらいことになります。

なお、地盤面には断熱材は入れていません。

土間コン下の断熱については、土間スラブ下2メートル以内に地下水位がある場合に施工した方が良いという記事を読んだことがあります。
(室蘭工業大学 鎌田研究室の話だったかと思いますが、定かではありません)

今回、耐圧板から地下水位まではちょうど2メートルくらいなんですが、地下1階からだと3.5㍍くらいになります。

地下水の影響がなければ、地熱はスラブ下を回避して地表に出ようとしますから・・・まあよく分りませんが大丈夫だと思います!

もしダメなら、後から何とかしよう・・・


蓄熱式暖房機

2006-11-17 00:05:07 | Weblog

外気温 14.1℃ 湿度 48.6%
内気温 19.7℃ 湿度 54.4%

みなさん、こんばんわ。

前回の投稿でオール電化モデルハウスについてお話しました。

オール電化ファン(!?)の私が今更モデルハウスに行った理由ですが、 ”蓄熱式暖房機”を見たかったからです。

蓄熱式暖房機は深夜電力を利用しPM11:00からAM7:00までの間にレンガのような蓄熱体を暖めておき、昼間放熱して暖房を行うという暖房機です。

建築中の外断熱住宅は、断熱性能的に無暖房住宅とは程遠いので、何かしらの熱源が必要になりますが、通常はエアコンによる温度管理となります。

蓄熱式暖房機の場合は、輻射熱により暖めることになります。
※太陽から冷たい宇宙空間を通過してきたエネルギーが人間などの物体に当たって温度を感じる熱を輻射熱と言います。

ただ、どうにもこの輻射熱というのが分りません。

例えば、外気温が10℃前後でも、日なたのコンクリートは暖かいですよね。
まあ当然のことなんですが、外気温の影響よりも輻射熱の影響が大きいって事ですよね。

外断熱住宅の場合、エアコンを23℃設定にして使うよりも、蓄熱式暖房機を23℃設定にして使った方が良い気がするのは気のせいでしょうか?

何といっても関東以西での蓄熱式暖房機の使用例が少ないのですが、ネットでいくつか検索したユーザーの日記を見る限り、効果は大きそう。

確かに、モデルハウスの蓄熱式暖房機のあった部屋は、暖かさがやわらかいというか、エアコンの暖かさとはちょっと違う・・・

すごく使ってみたいが、200Vの配線をしておかなくてはならないし・・・

この件はまたいつかお知らせします。


外断熱住宅建築 【11】

2006-11-16 18:07:45 | Weblog

みなさん、こんにちは。

ナオちゃんが駅の改札を出てきたときに、どこぞの塾帰りの小学生がナオちゃんの帽子を取り、遠くへ投げてしまいました。

ナオちゃんは大泣きし、その小学生はすぐに改札に入ってホームへ逃げてしまいました。

まあ子供のやることではあるんでしょうが、内心では彼の受験失敗を祈る自分がいました・・・ 

■墨だし

火曜日に墨だしが行われました。

並行して、杭と耐圧板を接続する配筋の取り付け、断熱材固定のためのアングルおよびセパレーターの溶接作業が行われました。

セパレーターの写真です。
矢板に並行にアングルが取り付けられ、棒状のものが断熱材固定用のセパレーターです。

この時点で疑問があるんですが、まあ明日の防湿防水シートの取り付け、断熱材の取り付けを見て行きたいと思います。

ところで、オール電化モデルハウスを見てきました。

東京電力の不動産部門(そんなものあったのか!)が売主となり、オール電化を前提とした設計をしたとのこと。

7棟現場のうちの1棟をモデルハウスとして残し、一般売りした6棟はすぐに売れてしまったそうです。

ターゲットがオール電化なので、セールスマンが言うほど高断熱・高気密ではなさそうでしたが、計画換気や蓄熱式暖房機、エコキュートの設置方法など、見てよかったというのが正直な印象です。

明日の定例会は長くなりそうな予感・・・


楽しい定休日

2006-11-15 22:32:33 | Weblog

外気温 13.0℃ 湿度 67.0%
内気温 18.6℃ 湿度 78.5%

みなさん、こんばんわ。

ナオちゃんをメリーゴーランドに乗せるため、東京ディズニーランドに行ってきました。

以前、英語の投稿でお話したように、私も家内もディズニーランドで4年弱働いていました。
唯一の和食レストランである、レストラン北斎でウェイターをやっていたんですが、そこではいろんな経験や楽しい思い出がありました。

ディズニーランドでは”いらっしゃいませ”とは言わないんですよ!
知ってました?

あいさつは、 ”こんにちは”、”こんばんわ”、”行ってらっしゃい”など。

ディズニーランドは夢の国であり、仕事をしている我々はお客様が楽しんでいただけるように”演じる”必要があるんです。

そのためには、お客様と会った瞬間から最高の笑顔と接客が求められます。

ですから、例えば最初にお客様と会ったときも、

×「いらっしゃいませ、何になさいますか」
○「こんにちは。パレードはいかがでしたか?今日は寒いですし、暖かいお料理でゆっくりされて下さいね!」

など、少し恥ずかしいような言い方も全て成立するんです。

私は、以前お店の前に立っていたら、

「すみません、クリスマスツリーの前で写真を撮っていただけませんか?」

ととあるカップルに言われたことがあるんです。
当然、クリスマスシーズンですからお客様はいっぱい。

でも、その歩いているお客様に向かって、

「このお二方の大切な思いで作りのため、少しだけ協力して下さい!」

と言って通行人全てを止めたこともあります。

その時は大勢の方から拍手をもらって・・・ある意味病み付きになりそうでした。

まあ、私の営業スタイルはこのときにできたのかもしれません!

さて、今日の東京ディズニーランドですが、

すっかりクリスマス色一色に染まっていました。

ただ、平日だからと思っていたら、

 この混み様!

まあ、私が働いていた頃(15年前)も11月~1月までは休日も平日もなかったですけどね。インパーク数(入場者数)は6万人ってところでしょうか。

最初に”カリブの海賊”に行ったんですが、これがナオちゃんに大不評!
暗くて怖いってことで、帽子を目深にかぶって見えないようにしていました。

おまけに、お昼ご飯を食べている最中にが!

 地面がテカテカ

朝の天気予報は降水確率10%だったのに、今見たら40%にアップ!
いつでもアップできるんなら天気予報の意味ないじゃん・・・と言いつつ、
雨に負けず目的のメリーゴーランドへ。

この木馬、一人乗り用のため、保護者が隣りに付いていないといけないんですが、ナオちゃんは一緒に乗っていないのが気になるらしく、心配そうな顔・・・

それにしても、開園から20年以上経っても色あせない楽しさは何なんでしょうか?
来年は年間パスポートを買うか!

明日は建築工事は、気密シートの取り付けとセパレーターの取り付けがありますので、色々現場で見ていようと思っています。


まだ換気計画

2006-11-14 23:44:34 | Weblog

外気温 18.3℃ 湿度 87.5%
内気温 21.4℃ 湿度 63.1%

みなさん、こんばんわ。

ブログを読み返してみると、なんだかおかしなことを書いていることが今になって分ることがありますが、おかしいことがあってもそれは皆さんの中で処理して下さい!

さて明日は定休日です。

どうしてもメリーゴーランドに乗りたいというナオちゃんのため、遊園地に行こうと思っています。

近くでメリーゴーランドがあるのは、八景島シーパラダイスか東京ディズニーランド。

どっちにしようか・・・

■まだ換気計画

ダクトパイピングはできるとして、天井裏に入るユニットをいろいろ探しているんですが、ナショナル製のセントラル24時間換気システムで入るものがありそうです。

早速詳細図面をダウンロードして、矩計図と構造図で照らし合わせてみると問題なさそうです。

このユニットは、熱交換換気ではなく、単純な給排気をダクトを使って行う方式。
前々回の6種類の換気システムで言うと、⑤の第3種換気セントラル方式です。

あとは気積と居住人数から必要換気量を計算して、ユニットの送風量を決めるんですが、いずれにしても設計士と相談することになります。