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みなさん、こんばんわ。
クリスマスの飾りつけを少しずつ進めています。
光らせるのが楽しみ!
■中古マンション
現在、リフォーム中の中古マンションを見てきました。
私が以前在籍した会社が専任媒介で売り出ししている物件です。
なかなかマンションの裏側を見ることがないので、紹介させて頂きます。
GL工法(Gypsum Board Lyning Method:ギプスライニング)
白く丸いものがGLボンドです。
このボンドのせいで、石膏ボードとコンクリート壁の間に15ミリほどの隙間ができ、戸境壁に使うと隣接部屋の音が共鳴して伝わってしまいます。
さくら事務所の神尾さんがよく戸境壁のGL工法の問題について指摘されていたので、みなさんもよくご存知だと思います。
赤丸部分が硬質塩ビライニング鋼管の継ぎ手です。
継ぎ手部分の接合で、管内のライニングがはがれ、金属部分が露出してしまい、サビが発生・配管鋼管を余儀なくされるということになります。
床根太と床スラブの間は100ミリないくらい。
奥に見える配管は、雑排水配管ですが、Φ75ミリ。
ほぼ傾斜が取れていない状態。
画像左にオロナミンCの空き瓶が。建築当時のごみがそのままに・・
北側洋室のクロスを剥がしたところ。
内部結露による黒カビが発生しています。
さて、この物件のリフォームですが、内容は以下のとおりです。
・床フローリングの新規張り付け
・壁、天井クロス交換
・一部間取り変更
・キッチン、ユニットバス交換
・扉建具交換
などで、おおよそ500万円以上のお金がかかっている。
しかし、添付画像にある、音の問題、配管の交換、カビの対策などは成されない。
つまり、お化粧リフォーム。
リフォームが終了したら、また画像をお見せできればと思います。