”外断熱” ~人に勧めるなら自分から~

店舗も高気密・高断熱に!
今年も子供たちは元気いっぱい!!
乗るゼGT-R、MY・・・15!?

打設

2006-12-28 11:35:56 | Weblog

外気温  5.1℃ 湿度 46.3%
内気温 16.5℃ 湿度 49.3%

みなさん、こんばんわ。

今日の建築現場は、今年最後の仕事となるコンクリート打ちを行いました。

スランプテストを見届け、ミキサー車20台の連続打設も滞りなく終了しました。

コンクリートは深いところから浅いところへ、バイブレーターを使って隅々まで行き渡るように流し込まれます。

バイブレーターは2本使っています。
攪拌は、ジャンカを防ぎ、きれいなコンクリート表面を作り出します。

外側に取り付けられている断熱材は、歪んでいるところもコンクリートに押されて勝手にまっすぐになっていきます。

耐圧盤と地下ピットの打ち継ぎ部分で使用した止水板が、ここ地下1階とピットの打ち継ぎ部分でも使われます。

地上の防水は、防水層やシール目地などで対処しますが、地下部分は埋まってしまうこともあって止水板を使って防水します。

地上階の防水層で、外断熱業者と建築士との意見が割れているため、さくら事務所の大下さんともメールで伺いながら最善策を検討しています。

結論的には・・・それはまた明日。


中間検査

2006-12-27 11:55:59 | Weblog

外気温  9.3℃ 湿度 62.3%
内気温 16.5℃ 湿度 47.4%

みなさん、こんばんわ。

今年もあと少しですね。
それにしても、今日の暖かさはなんでしょう!
日中は20℃くらいあったのではないでしょうか。

このままだと、あと数十年で北極の氷がなくなり、サンゴ礁もなくなるそうです。
地球温暖化、真剣に考えていきましょう。

さきほど、映画を観てきました。

”硫黄島からの手紙”。

去年くらいから映画をよく観るんですが、
”亡国のイージス””ローレライ””男たちの大和””日本沈没””出口のない海”。

気付けば邦画ばかり。

特に邦画好きというわけではないんですが、洋画の字幕を見るのが苦手で・・・

なんだか、気持ちが伝わりづらいというか。

今日観た”硫黄島からの手紙”は、クリントイーストウッド監督作なので、洋画的視点だったんですが、セリフは日本語です。

内容は、もしかしたらこれから観る方もいらっしゃるでしょうから伏せておきますが、最近観た邦画の戦争物とはぜんぜん違いますね。

迫力とかリアルさというよりも、やはり作り手の国民性の違いを感じます。

それにしても渡辺謙の演技が光った反面、中村獅童の役柄が、竹内結子に離婚を突きつけられたのと同じくらいトホホだったのが印象的でした・・・
”男たちの大和”では好きだったのに!

■中間検査

今回、そもそも建築申請手続きを民間会社にお願いしたため、中間検査も同会社から派遣された方がチェックに見えました。

いらした方は2人でしたが、実質若い方1人で見ていたようです。

検査員の質問に、構造設計士や現場監督がお答えになっています。

結論から言うと、指摘なしだったので当然修正箇所もなしということだそうです。

ただ、話している声を聞いていると、

「この梁はどことつながっていますか?」とか、
「この梁の鉄筋が太いのどうしてですか?」とか、
何ていうか、それって確認申請の時に質問することじゃないの?と思いました。

私としては、「図面の内容は当然に問題がないので、その通りに作っているかどうかを見ている」ものだと思っていたので、
「今日の検査で、指摘はありませんでした」
って当たり前でしょ!って感じです。

もっと鉄筋組みや重ね代、圧接状態、補強筋、かぶり厚など現場施工的なことを見にくるんだと思っていたんですが・・・知らないうちに見ていたのかな

明日は朝から打設です。
天気が良さそうなので一安心ですね。
現場や建築士は、多少の雨なら絶対やるでしょうから・・・


今年最後の忘年会

2006-12-26 11:47:14 | Weblog

みなさん、こんばんわ。

今日は今年最後の忘年会でした。

大学卒業後、最初に就職した会社の上司や同僚、プロジェクトで苦楽を共にした仲間が集合しました。

一緒に飲むのは5年振りという方もいて、普段飲まない私も今日はかなり飲んでしまいました。

すみません、今日はここまでです・・・

明日は、配筋検査があります。

実は、いろいろ心配事が発生しているんですが、ご報告は後ほど!


クリスマスイブ

2006-12-25 00:51:53 | Weblog

みなさん、こんばんわ。

つい先ほど、サンタクロースからのプレゼントをナオちゃんのクツシタに置いてきました。

いつの日か、寝ないで待っている時が来るんでしょうか・・・

シャンメリーでカンパ~イ!
初めて飲んだ炭酸は、ちょっぴり辛かったようです。

ナオちゃんは卵アレルギーなので、ケーキは湯布院にある菊屋さんの”卵を使わないケーキ”を取り寄せました。

スポンジケーキがよく膨らんでいて、とても卵なしとは思えない柔らかさです。

ナオちゃんは、1/6カットを2つ食べたんですが、さすがに甘かったのか、間にチキンを頬張りながら甘さを調整していました!

明日の朝、クリスマスプレゼントを見つけた時の顔が楽しみです!


外断熱住宅建築 【18】

2006-12-24 14:05:09 | Weblog

みなさん、こんにちは。

今日はクリスマスイブですね!

これからケーキやチキンを用意して、クリスマスパーティーです。
家族だけで!

さて建築現場ですが、木曜日のコンクリート打設に向け、型枠作業が続いています。

青い部分が断熱材(ダウ化工製スタイロフォーム)です。
全面に断熱材を敷いていない理由ですが、まず左上の部分は、ピット部分と地下1階部分を同一空間にしようと思っているので、断熱材を敷いていません。まあ、開口部が広いので、必要あらばいつでもできるというところです。

手前部分は、このエリアは地下ピットがありません。
ですから、床下は土ということになるんですが、床下と言っても土までは1㍍ほどあります。
つまり、1㍍の空間はほとんどコンクリートの塊ということに・・・

これにはいろいろ理由があるんですが、断熱が敷かれていない理由については、いろいろ考えているうちに鉄筋組が終わっちゃったというお粗末な理由です・・・

写真上、真ん中の空いた部分は、エレベーター室となりますので、地下ピットから2階天井まで貫通した空間になります。
この空間は、当初は格階を仕切って収納庫やクローゼットに使う予定です。

先日からの”スリーブ問題”ですが、赤丸の部分のようにボイド管(紙製)が鉄筋に密着していると、紙を解いた後は鉄筋が露出してしまいます。

スリーブは、鉄筋工や型枠大工ではなく、設備業者が取り付けるため、ある意味かぶり厚なんて知らないのかもしれません。

スリーブと鉄筋の密着によるかぶり厚不足は、建築基準法に記載がないため、水曜日に来る検査機関は指摘しないかもしれません。

ボイド管を取り付けるときはよく注意しなければいけませんね・・・

四角い箱状のものは点検口の型枠です。
点検口には、外壁の窓同様、赤丸のような補強筋が入ります。

今回、型枠は現地で採寸・取り付けをしているわけではありません。
設計図面を見ながら、工場で型枠を作製し、現地で取り付けます。

写真のように、かぶり厚が足りないところも、型枠業者は型枠の位置を補正することはないようです。まあ、鉄筋側が寄ってしまっているということなんでしょう。

木造基礎の場合、金属製の枠の内側にコンパネを取り付けていたりするので、金属枠をずらせば簡単に直せるんでしょうが・・・

まあ、打設までに直っていれば良いので、水曜日の検査機関の指摘を見てみようと思います。

上の写真の横鉄筋も型枠にくっついてしまっています。

今日の段階で、かぶり厚が不足している箇所は写真に撮っておきました。

水曜日までに修正しているか、比較してみようと思っています。
ふっふっふ・・・


さくら事務所セミナー

2006-12-23 17:49:01 | Weblog

みなさん、こんにちは。

さくら事務所のセミナー”内覧会のチェック方法”に参加してきました。

講師の三上さんと社長の神尾さん、相変わらず熱いですね!
何とかよい住まいを・・・という気持ちがビシビシ伝わってきます。

住宅を手に入れるまでのポイントは、建築前・建築中・建築後でそれぞれ違うと思います。
建築前に考えること、建築中でないとできないこと、建築後でチェックすること。

今回のセミナーは内覧会に関してなので、建築後でできることがポイントになるかと思います。

私が興味があったのは、発見した不具合を直したほうが良いのか、却って直さない方が良いのか、という点。

例えば、壁が傾斜していて、それを直すかどうか。

マンションの戸境壁(お隣さんの住戸との境)の場合、壁はRCでできています。コンクリートに直にクロスを貼っているんですが、傾斜を直すには、クロスを剥がし、モルタルで傾斜を修正してから再度クロスを貼ります。
修正は人手でするものですから、却って仕上がりを悪くすることもあるので、よほどの傾斜でなければ直さない方が良いようです。

一方、間仕切壁(同一住戸内で、各部屋を仕切る壁)は木構造やコンクリートブロックに石膏ボードを取り付け、クロスで仕上げます。
傾斜を直すには、クロスと石膏ボードを剥がせばやり直せますし、どちらも品物としては安価なので、容易に修正できます。

内覧会の際は、自分なりのチェックリストを作って、あくまで自分のペースでチェックすることが大事かと思います。

建築中の建物についても、自分なりのチェックリストを作って確認しようと思っていますが、そのほとんどの項目は建築の最中にできるのがマンションとの大きな違いですね。


今年最後の定例会

2006-12-22 11:33:55 | Weblog

外気温  5.8℃ 湿度 76.4%
内気温 16.0℃ 湿度 62.7%

みなさん、こんばんわ。

今日は今年最後の定例会と、関係者をお呼びして忘年会。

定例会の時間が遅かったこともあって、現場の写真がありませんが、スラブ下に取り付けられる断熱材が既に敷かれていました。

断熱材は、押出し法ポリスチレンフォーム3種b25㍉厚を使用しました。

とてもうれしかったのが、現場監督が、

「少しでも断熱性を上げようと、1種ではなく3種を使いました」

と言って頂いたこと。

最初にお会いしたときは、

「ポリスチレンに種類なんかあるんですか?」

という感じだったんですが、あまり断熱断熱と私が騒ぐものだから・・・
本当に良い監督さんです!

27日に民間評価機関の配筋検査があり、28日に打設となります。

耐震偽造事件以降、かなり厳しくなったと言われる検査は注目です!

その他打ち合わせとしては、キッチンメーカーからの食器棚の図面が、設計図面よりも3cm幅が広かったため、それに合わせて勝手口の位置やトイレの大きさなどを寸法修正することになりました。

まあ簡単に変更できるところが、壁工法と軸組み工法の違うところですね。

明日は、さくら事務所に行って参ります。

三上さんとお会いするのは久し振りなので、すごく楽しみです!


続・型枠取付

2006-12-21 23:53:47 | Weblog

外気温  9.4℃ 湿度 71.5%
内気温 16.0℃ 湿度 67.9%

みなさん、こんばんわ。

以前の投稿で、今回建築をお願いしている建築業者の完成物件の内見に行ったというお話しをしたかと思います。

3棟の新築建売で、残り1棟はまだ売れていないようですが、売却済みの1棟が早くも売りに出されるようです。

何と言う偶然か、この1棟は私が最初に在籍していた不動産仲介業者の同僚が仲介をした物件で、しかも買主さんは超有名な芸能関係者なんです。

同僚が、その方の物件探しをしていることは知っていましたし、かつどこぞの物件を仲介したということも知っていましたが、まさか私が建築をお願いした建築業者が建てたとは思いもしませんでした。

しかし、以前お話したとおり、ちょっと・・・な物件。

まあ、問題は住めばすぐに分りますので、その芸能関係者はとても住めたものじゃなかったというところでしょうか。

この方は、首都圏に何軒も家をお持ちのようでしたから、買ってすぐ売るなんていう普通じゃ考えられないようなことができるんでしょうが、とても真似できることではありませんよね。

しかしその方の力からすれば、心配な物件かどうかは分っていそうなもんですが・・
この意味を知りたい方は個別にどうぞ!

■スラブ型枠

昨日に引き続き、型枠作業を行っています。

 

梁の型枠と違い、きれいなコンパネというわけではないですが、どのみちコンパネの上に断熱材が敷かれるので問題はありません。

ツーバイフォーと一緒で、屋根ができるのは最後なので、雨が降れば水が溜まってしまいます。打設中に雨が降らなければ大丈夫なので、あとは天気予報次第です。

明日は定例会の日ですので、懸案のスリーブ固定の件と、コンクリートの温度補正などを聞いてみるつもりです。

打設は26日頃の予定ですが、建築審査機関から梁・スラブ配筋のチェックが来ます。東京都は1階のみのようですが、横浜市は地下ピット・1階と2度のチェックが入るとのこと。

それにしても、検査費が20,000円、出張費が15,000円!
安いんだか高いんだか分りませんが・・・
そんなものか!


外断熱住宅建築 【17】

2006-12-20 11:00:10 | Weblog

みなさん、こんばんわ。

今日は、ドラマ”14才の母”の最終回でした。

赤ちゃんが無事退院して良かったですが、ドラマとしては何とも工夫のない最終回でした・・・

■型枠取付

地下ピット部分の梁の型枠作業です。
梁の次は、地下1階床スラブの型枠作業に移ります。

梁とスラブは同時に打設することになります。

スラブを打設すると、この地下ピット部分へは点検口からしか入れなくなります。

従って、型枠を取り外すときは、狭い点検口から入り込んで、内部で細切れにして搬出することになるようです。

ですから、この型枠は今回使ったら廃棄処分となります。

なお先日お伝えしたスリーブと鉄筋が密着している件ですが、まだ修正していません。

スリーブと鉄筋の密着を防ぐための道具でこのようなものがあります。

今回、スリーブとしてはボイド管(Φ150㍉・Φ100㍉)

 ボイド管ってこんな感じ

と塩ビ管(Φ75㍉)を使っています。

現場監督の話では、
「ボイド管は打設後取り外してしまうので、鉄筋と密着していると鉄筋が露出してしまうので、当然鉄筋とは離す必要があり、
塩ビ管の場合は、そのまま埋設されてしまうので鉄筋と密着していても大丈夫」
と言っています。

どちらにしてもかぶり厚が足りなくなる気がするんですが・・・
明日構造設計の先生に聞いてみようと思います。


今日は宴会三昧!

2006-12-19 11:35:12 | Weblog

みなさん、こんばんわ。

今日は私と家内の両親を呼んで、クリスマスパーティーをしました。

大好きなジジとババが集まり、ナオちゃんはいつも以上のハイテンション!

身長を測ったら、7月のお誕生日のときより5cmほど伸びていました。

子供の成長って早いですね。

今ではこんなこともできます!

 三輪車でウィリー!

夜は、私が以前在籍していた不動産会社からのお誘いで、忘年会に参加してきました。

毎年恒例のカニ道楽にて。

大阪のカニ道楽でノロウィルスの被害が出たようですが、そんなことは全く気にせず、大好きなカニ刺しとカニカラ揚げを頂きました。

おいしく頂いたこともそうですが、何よりお誘い頂いた事が感謝感謝です!

本当にありがとうござました!

さて、住宅の話。

先日、このブログを書いていて気づいたんですが、スリーブの取り付けで、スリーブ配管と鉄筋がくっついている画像があったかと思います。

コンクリートの回り込みを考えれば、当然適度な隙間が必要だと思いますので、現場監督に修正の是非を伺っています。

現在、地下ピット部分の型枠作業中ですので、修正が必要であれば直して頂くことになると思います。

ところで、”「欠陥住宅」をつかなまい155の知恵・岩山健一氏著”という本を読んでいます。正確には、昔読んだ本をもう一度読んでいます。
私、この人苦手なんですが・・・

この本を読んでいると、建築業者をあからさまに敵視しているように感じます。

私とは考え方の方向性が違うというか・・・

たとえば、建築条件付売地というのがあります。

皆さんはご存知だと思いますが、土地の契約時点で建築業者が決まっており、土地契約後3ヶ月以内に建築業者と請負契約を締結しなければ、白紙撤回できるという物件です。

問題は、土地契約時点で建物が見えていないため、出来上がったら”話が違う”という事態になったり、多いクレームとしては、
「建築前なので、お客様の要望に答えられます」
という割りに、ほとんど変更がきかないということです。

本には、建築条件付売地を勧める業者は気をつけろ とか、過剰に注意しろ、とか書いてあります。

私は、建築条件付売地=危険ということではなく、しっかりとした理論武装を持って対応すれば、恐れることはない、と思います。

実際問題、住宅を検討している方々は、”より良い土地を少しでも安く購入できることを目指して物件探しをしている”と思います。

はっきり言って、良い物件が安く手に入るはずがありません。

そもそも、今現在良い物件を持っている方は、資産として手放すことはなかなかないと思います。
相続でも発生すれば別でしょうが・・・

不動産仲介業者は、未公開物件と言って他社の知らない情報を入手しようと躍起になっていますが”誰も知らない”と”良い物件”はイコールにはなりません。

ところが、建築条件付売地というのは、例えば駅に近い未開発の森林を切り開いて宅地造成しているケースもあり、元々が森林ですから、仕入れ値も安く、売値も安かったりします。

その条件として、造成業者はさらに建物でも儲けようと建築条件を付けることになります。

私は、建築条件付を上手に利用すれば、非常に良い土地と建物を手に入れるチャンスがあると思います。

土地探しも建築も極めて理論的にできていますので、あとは知識の量と哲学の高さが住宅入手の成否を分けると思います。 あれ、誰かの言葉か!