みなさん、こんばんは。
高速バスドライバーの誰もが「いつか起きると思っていた」事故。
偶然、家族みんなで出かけようと思い、
偶然、ディズニーランドを選択し、
偶然、数ある交通機関の中でバスを選択し、
偶然、事故のあったバスに乗ってしまい、
偶然、右も左もある列の中で左列になり、
偶然、前も真ん中も後ろもある中で前に座り、
必然的に運転手が居眠り運転をし、
偶然、接触したガードレールの先に防音壁があった。
このバスに乗られた方々は、
「居眠り運転で事故が発生するかもしれないけど、その代わり安いよ!」
というバスに乗ったんですよね。
「この電車、脱線するかもしれないけど速いよ!」という電車や、
「この飛行機、エンジン不調だけど大勢乗れるよ!」という飛行機に乗ります!?
目的地まで人を運ぶ、という概念を考えると、ドライバーもその機能の一つだと思いますが、端っから「いつか事故を起こす」と分かっていた、なんていうのは、そもそも到底許されるものではないと思います。
数ある偶然の中で、
今回、家族旅行はやめとこうか
今回、地元にしておこうか
今回、電車を使おうか
今回、右側に座ろうか
今回、後ろ寄りにしておこうか
今回は居眠りしなさそう・・・
今回の事故は、ガードレールに接触しましたが、軽傷で済みました
どれか一つでもあれば、まさか亡くなることはなかったのに・・・
ちょっと分からないのは、延べ500kmほどの距離をPM10時に出てAM7時に到着、つまり9時間かけて行くんですよね?
深夜だから実質6時間くらいの走行時間だと思いますが、3時間くらい休めることを考えると、どういう運行計画だったんでしょうか?
タコグラフがあるから、速度超過が厳しいのか分かりませんが、移動時間を短く(制限速度を緩和)して、休憩時間を増やせるようにした方が良いのでしょうかね。
さて、明日から天気が怪しいですね。
去年同様、今年もゴールデンウィークの旅行は悪天候に見舞われそうです。