ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。世界中の人がファシリテーターになればイイのに。

影に宿る魂

2019-01-09 | 雑念
「クリエイティブなアーティストなファシリテーションが持ち味のホクトマンの実力が発揮できなかったんじゃない?」

FT仲間であり、友人の強烈なパワーと魂のこもった助言だった。

やはりその言葉は数日たった今も脳裏をよぎる。

もしそれが本当ならば参加者の為になっていたとは思えない。

アーティストが自由に羽ばたくことができるのは、やはり自分の壁をぶち破った時であろう。

僕は参加者にC-zoneの話をした。
壁を乗り越えてチャレンジする話。
勇気を持って一歩踏み出す。

僕はチャレンジが足りなかったのだ。

だから自分の不甲斐なさと無力感、誰かのせいにして踏み出せない理由にしていた。

参加者への言葉はブーメランのように帰ってくる。

それはプログラム中の他のタームのFTとも語り合っていた。

それは真理である。

そしてチャレンジすることができていない僕の言葉には説得力も魂も込めることが出来なかったのだ。

それでも。
それであっても参加者たちは自らの苦しみの中に光を見出して、FTに頼ることもなくチャレンジしていく。

そしてタームは自分たちの人生を見つけて輝いていく。

毎回そのことについては驚き、想像を超えてくる彼らに心が震える。

クロージングセッションも終わりに近づいて、彼女は静かに全員に語り出した。

「私は誰がなんと言おうと、自分が信じた道を進みます。だから今したいことは…」

電気を消した。
音楽をかけた彼女は豹変した。

ホワイトボードに反射した蛍光灯の光を背中に浴びて彼女の表情は見えなかったが、彼女はまさに自分の人生をダンスで表現していた。

数分の短い表現者の姿にそこにいた全員は魅了された。

チャレンジャーの姿がそこにあった。

アートが人の心を動かす。

懇親会で一瞬だけ彼女は僕に近づいてきた。
「ホクトマンとあまり話できてませんでした」

その彼女から発するエネルギーはまた僕の心を動かしていく。

僕はチャレンジする事の大切さを伝える伝道者として彼女のエネルギーを胸に刻み込んだ。

そして僕自身も春までにチャレンジをすると決めた。


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