横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

子すずめ

2013年06月19日 00時37分05秒 | 動物

我が家の換気口に巣作りをしているすずめさん。

あら?

小雨降る日、2匹の子すずめが落ちている。

1匹の子はだめだった。

翌日また1匹の子すずめが。

まだ目も開けていない、ちっちゃなちっちゃな子すずめ。

雨で濡れて冷たくなっている。

すずめの体温は40度近い。

ホカロンをタオルで包み、暖かくして、

急いでホーマックに行って、鳥用の餌を買ってくる。

ひとりの子は鳴かない。

お願い元気になって。

2日経ち、

 

チュンチュンチュンチュン、2匹の子すずめは“おなかが空いたよ~”

よく食べるんだ。

“早く、早く~”

ご飯は練り餌とミルワームという虫。

しっかり目も開き、パタパタと飛び出すほど、元気になっている。

すずめの成長は早く、20日ほどで大人になるんだって。

「鳥の雛は拾わない、それはその子の運命、自然の掟」

う~~

我が家の風太も生まれた直後親から育児放棄され、小雪舞う外に息も絶え絶えに冷え切った体で投げられていた。

放っておけなかった。

暖めてしばらくすると、風太がピックっと動いた。

試しにミルクをあげると吸い付いた!

それからは2~3時間間隔の哺乳。

 

そして今、すっかり家族の一員になっている6歳の風太。

        

野鳥だからあまり手を出さないというのは前提だけど

明らかに死を待つだけの状態であれば

保護するのはヒトの介入の仕方としてありだと思う。

人間の手で育ったすずめは、か~さんすずめから餌の捕り方を教われないので、外に放されても “どうやって捕るの?”

きっと出来ると信じるよ。

か~さんすずめが探しているかな?

早く戻ろうね。