退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#982: 飛行機内のセクシュアルハラスメント

2018-02-11 23:09:29 | アメリカ便り
アメリカでは“MeeToo"運動以来、セクシュアルハラスメントが次々に表舞台に出てきてます。
トランプの周りでもこの1週間で2人のDVが発覚しました。

今晩の“60 minutes"という日曜日6時から60分放送の番組では、飛行機内でのセクシュアルハラスメント(と言うより日本で言う痴漢行為ですが)について話してました。
アメリカのCAの20%は女性の客から、セクシュアルハラスメントについて相談されたことがあるとのこと。
相談されなかったセクシュアルハラスメントのほうが多かったと思うから、その数は膨大なものなのでは。

”隣に乗っていた男に股間を触られた”とか“どうしてもやめなかったから、席を立って後ろに行こうとしたら、また触られた”とか。
夜間の飛行機の中で窓側に座っている女性に対する、セクシュアルハラスメントが多いそうです。

私は飛行機の利用は多いほうですが、どういうわけか一度もこんな問題を抱えたことがありません。
というか痴漢には大学通学で電車通いをしていた時に一度あるだけです。
当時はミニスカートがはやっていた時期で、若い子は“これでもか、これでもか”と競うように短いスカートをはいていました。
私も競っていた一人ですが、短いスカートをはいて電車に乗って尻を触られましたs。
当時は駅員さんに知らせるなんて事は思いもせず、“自分に降りかかった火の粉は自分で祓う”てな感じで、その若い男が降りたときに私も降りて追いかけて、“あんた、触ったよね”、“いやそんなことはしていない”といった会話になり、その後はどうなったか忘れましたが、大学生の私は引き下がったのだと思います。

この痴漢的行為、証明が難しいと言ってました。
女性の意見だけを信じるわけにもいかない。
証拠がないから。
“MeeToo"運動でも1人だけがセクシュアルハラスメント訴えてきたって、問題にはなっていなかっただろうと思う。
これが複数の女性がハリウッドでも政界でも、最近ではオリンピック体操選手、大学の体操選手が表に出てきたから問題になってきたのです。
だから、当たり前のことですが、セクシュアルハラスメントばかりではなく、すべての被害に対して泣き寝入りをしてはいけないのです。
と言っても当事者でない私が言うのは簡単でしょが。
利害関係を考えるから、セクシュアルハラスメントが表に出ないことが多いのです。


以前勤めていた会社(アメリカの)で、私は男の仕事仲間達の尻を何気なく“ポイ”とたたいていた。
そしたら、そんな仲間の一人に“お前ぐらいだよな~、尻をポイポイはたいて問題にならないのは”と言われました。
“あ、そっか、これもセクシュアルハラスメントなのだ”。
別に気にはしませんでしたが。
私のはセクシュアルハラスメントではなく、親しみの行動なんです。

仕事場での、“親しみ”と“セクシュアルハラスメント”、やっているほうもやられているほうも、その違いははっきりわかると思います。

私が考えるセクシュアルハラスメント(痴漢)防衛法

“この人は危ないな”と思うような人の隣に座ることになったら、その人の前で、鼻をほじくる。
そのほじくった指を口に入れて、“味わう”なんてことをしたら、痴漢行為は絶対されないでしょう。

ハブグレジュンタのマミー









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