退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#292: ガンシューティング、狂ってます。

2014-06-10 22:17:11 | アメリカ便り
またまた、ガンシューティングがありました。
今日はオレゴンの高校でした。
生徒一人と犯人が死んだそうです。

最近、こういったシューティングが実に多いです。
先ほどオバマが言ってましたが、ニュータウンでのシューティング以来、18ヶ月の間になんと80以上ものシューティングがあったそうです。
これは週に一回の頻度で起こってると言うことです。
近年の異常気象と同じぐらい狂っていますね。

先日のニュースでは、テキサスのどこかの町が西部劇時代に逆戻りして、日常生活でガンを携帯できるよう運動を起こしていると伝えていました。
ニュースの中で、女子供老人を含む町の人が、いろいろな種類のモデルガンを肩から担いだり、カウボーイみたいに腰につけたりしていました。
乳母車を押した若い女が、スーパーで肩からモデルマシンガンを担いで買い物をしている姿も見せていました。
バーでモデルガンを携帯して酒を飲んでいる人達の姿も見せていました。
昔の西部劇のサロンでのけんか見たいな事が起こるかも。
ガンを持つことにより男性ホルモンが過剰増加された、酔っ払いほど危険な物はないのでは。

でも現実に起こりそうもないことが起きるのがアメリカなんですね。
それが良いこともあるけど、このように悪いことが爆発的に、つまり“風が吹けば桶屋が儲かる”的に、パラノイア的な現象が起きることがあるのです。
前にも言いましたが、アメリカは権利を守るため常識が消え去ることがあります。

ガン問題、つまりガン廃止対西部劇。
3億丁ものガンが出回っているアメリカ社会、この先、廃止なんてこと可能なのでしょうか。
アメリカ人、アメリカ社会を良く知っている私は、絶対に無理だと思います。
と言うことは、アメリカ、西部劇に逆戻りです。
民主主義(デモクラティック)獲得のために、国内そして世界で活動し続けているアメリカ。
平和に平等にすごすことが民主主義の鉄則なのですが。
その鉄則が、ガンの自由化により崩壊していると言うことに気づくには、アメリカ人というのはあまりにも単純すぎるのではないでしょうかね。

ハブグレジュンタのマミー