退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#293: ワールドカップが始まる。

2014-06-11 22:17:16 | アメリカ便り
明日からワールドカップです。
競技場が準備できてるかどうかは疑問ですが。

市民は競技場建設のために金を使うぐらいだったら、教育、医療、福祉に使えとスト、暴動を始めるし。
ワールドカップに間に合うように作り始めたモノレールは壊れるし。
なんか散々な状況で始まるワールドカップです。

だけど、国々はどうしてワールドカップやらオリンピックを自国でやりたがるのでしょうか。
経済的利益が大きいからと言うのが1番の理由でしょうが、果たして本当にそうなのでしょうか。
仕事が増えると言いますが、これまた本当でしょうか。
会場建設時には確かに仕事は増えるだろうけど、それらの仕事はみんな一時的なもの。
ソチオリンピックでは、過去最高の5兆円、そして北京オリンピックでは4兆円が使われたと言われています。
利益と言えば完全なる赤字だったようです。
ロンドンオリンピックは経済面で成功だったといわれていますが。

私個人の考えでは、オリンピック不賛成です。
理由として、第一にオリンピックがいろいろの面で環境破壊に一役も二役もかっていると思うからです。
たとえば、北京オリンピック。
オリンピックが終わったら利用する機会があるのかしら、と思われるぐらい賢覧豪華な競技場の数々。
これらを建設するために、いったいどのくらいの資材をかけたか。
それ全部何らかの形で環境破壊につながっていると思いますが。

第二に各種スポーツの世界大会は、毎年行われているから、別にオリンピックでなくても良いと思うからです。

第三はドーピングでよい成績を上げている選手達が多いように思えます。
そして検査方法とドーピング、いたちごっこです。
更に、以前ブログで言いましたが、遺伝子操作で、選手の品質改良なんてことも始まると思います。

2022年オリンピックビッドからストックホルム(スエーデン)とクラコウ(ポーランド)が、住民の反対や経済的利益がないと言うことで退いたそうです。
オリンピック開催地を希望する国がなくなるのも時間の問題かもしれません。


今日は競争が苦手な私の独り言です。

ハブグレジュンタのマミー