連休中の観劇は演舞場昼の部です。
帰りに歌舞伎座のカウントダウン時計も道路越しにチェックしてきました。
雨とか大丈夫なのかな~あれ(^_^;)
2009年5月:新橋演舞場 五月大歌舞伎
#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#
公演日程 2009/5/2(土)~26(火)
劇場:新橋演舞場
#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#
◆観劇概要
観劇日:2009/05/03(日) 11:00~14:59
観劇位置:3階正面より
【注意】ネタバレありです。
◆演目・構成・タイムテーブル
1:祇園祭礼信仰記 金閣寺 100分
幕間 35分
2上 心猿/下 近江のお兼 20分
幕間 25分
3:眠駱駝物語 らくだ 55分
==============================
1:祇園祭礼信仰記 金閣寺
◆配役
松永大膳 吉右衛門さん
此下東吉後に真柴久吉 染五郎さん
狩野之介直信 福 助さん
慶寿院尼 吉之丞さん
松永鬼藤太 錦之助さん
十河軍平実は佐藤正清 歌 六さん
雪姫 芝 雀さん
◆のたりの目
・先入観
芝雀さんが初役で人形振り
というと、思いだすのは、同じく初役で人形振りだった「狐火」八重垣姫(2002年11月)。
あの時は「人形振り」が人形に見えなくて、「う~ん」と思った記憶が。
さて、今回はどんなもんか・・・
・太夫さん
葵太夫さんでした。
・虎
御殿1階、幕の左右の壁?にかかれた虎がかわいい♪
好きですわ、ああいう虎。
・龍
読みは「りょう」。「りゅう」とは言わないんですよね~。
何度聞いても、わかるんですけど、気になる読み方だ。
・けっこうキワドイ♪
「布団の上の極楽責め 声はりあげて 歌え、歌え」
という松永大膳のセリフ、今まで何の気なしに聞き流してましたが、
考えてみたら、コレって、かなりそうとうに、キワどいセリフかも(^_^;)
・赤っツラ歌六さん
久しぶりかも。先月はオバちゃんやって、じい様やって、
青い顔して追いかけられてたんだよなぁ(^_^;)
歌六さんもほんと多彩です。
・中間は程よく爆睡。
すみませんm(__;)m
でも、染五郎さんの雨どいつかっての井戸水増水とか、
「南無三、兄者の負けだ!」という鬼藤太のセリフの場面は押さえたので、
個人的には寝たわりには見逃し感は低い感じです。
・瀧にうつる龍
差し金でプラプラと出てきます。
うーん、かわいい♪
ちゃんとウロコがピラピラしてるんですよね~
季節柄、なんか鯉のぼりを想像しちゃいました♪
・人形振り
人形振りはつま先でネズミを書くところ。
まず、黒子さんがでてきて上手で口上。
「つま先鼠の段」ということで、太夫さんは、葵太夫さん。
ここからお三味線が1人追加で二人に。
黒子さんの頭巾は顔に垂れがかかるいつものではなく、
アタマからすっぽりかぶるタイプ。
人形遣いに2人。下手で足拍子要員が1人。
人形遣いさんはイヤホンガイドによると京蔵さんと、(たしか)京紫さん。
赤いリボンが付くのかと思いましたが、付いてなかったと思います。
で。人形振り。
記憶にある八重垣姫の人形振りの時に比べると、かなり動きが人形らしく
みえるようになったように感じました。
が。うーん、残念なことに黒子さんが動かしている感じがなぁ・・・
なんか黒子さんが芝雀さんの動きをおっかけているような感じが。
も少し、一体感が欲しいところです。
ちなみに人形振りは実体化したネズミが縄を噛み切るところで終わりになります。
人形振りが終わると雪姫の簪のキラキラが増えます。
ちなみに私の中の「ベストオブ人形振り」は、ずいぶん前にテレビでみた
当時勘九郎さんと玉さんの「妹背山婦女庭訓」の「道行恋苧環」での人形振り。
人形にしか見えなくてびっくりした記憶があります。
・曲者:桜の花びら
実体化したネズミは白ネズミ。
雪姫の左右から黒子さんのあやつる差し金のネズミがでてきます。
最後は、パカーンとネズミが割れて、中から桜の花びらを散らしつつ、退場。
このとき、黒子さんが桜の花びらに足を滑らせてました。
その後の立ちまわりの場面でも、足を滑らしている人が。
うーん、意外とやっかいなのか。桜の花びら。
これから役1ヶ月の公演。誰かすっころんで怪我したりしないといいのですが・・・
・猿
ですね、さすが真柴久吉(^_^;)
まさにスルスルと音がするような滑らかさで桜の木を登って行きます。
・吉之丞さん
短い場面ですが、やっぱり気品があるなぁ。
でも、ちょっと、立つのが大変そうな感じが。
うーん、先月もチラっと感じたんですが、足がちょっと悪いのかなぁ。
・ラスト
緋毛氈のお立ち台。この終わり方、キライじゃないんですよね~♪
◆花道度:中
テレビって、ありがたい♪3階でも花道ばっちり♪
個人的には、雪姫が七三で刀を鏡にして、身だしなみを直してから
ひっこんでいく所と、
最後に歌六さんが出てくるところが見れて満足♪
==============================
2:上 心猿/下 近江のお兼
◆配役
心猿/近江のお兼 福 助さん
◆演目について
近江八景を織り込んだ八変化舞踊『閏茲姿八景』(またここにすがたはっけい と読むらしい)
の秋の部にあたるものだそうです。
この2曲、同じ曲だったんですね。
「心猿」の本名題は「心猿の秋月」、「近江のお兼」は「晒女の落雁」。
秋の月に雁と、たしかに秋ですね。
『閏茲姿八景』の残りの6つはどんな名題なんでしょうね。
「暮雪」「帰帆」「夕照」「晩鐘」「晴嵐」「夜雨」がついた名題なんでしょうねぇ。
とりあえずWEBで検索したら、「姫垣の晩鐘」というのがひとつわかりました。
あとは常磐津で通称「景清」として残ってるみたいですが・・・うーん、名題がわからん。
◆のたりの目
・事前知識
心猿は「しんえん」と読みます。
で、心猿はまんま猿なんですね。猿回しとか
そんなイメージだったんですけど。
なんでも神様のお使いの猿とか。
舞台になってる比叡山のふもとにあるという日吉神社には
ほんとに猿がいるそうです。ちょっと行ってみたいな。
・猿
猿、かぶりもので来ました~(^_^;)
うーん、毛並みフサフサ。でも手足は普通の白塗りの人の手足。(素足)
このギャップがなんとなく怖いというか(^_^;)
幕開きは絵馬に見立てたんだと思うのですが、何も書いてない大きな絵馬があって
その前に心猿と白馬。
7×7の長唄連中と鳴りものは絵馬の後ろに。
絵馬はすぐ、つり上がってなくなります。
背景の書割は紅白の梅の大木。
地の色は浅黄で、なんとなく初春らしさが。
ん?、これ
・柿
あ、心猿が手にしてたの、あれ、柿なんだ!みかんかと思ってた(^_^;)
・脱皮
心猿からお兼に変わるところ。
脱皮するのは福助さんじゃありません。馬です、馬。
馬の引き抜きなんて、初めてみました(^_^;)
まさか?まさか?と思ってたら、ほんとに引き抜いてくれました。
しかし、せっかくだから、福助さん準備中で待ってる間に、
バラさないでくださいな、イヤホンガイドさん<(-_-;)
ちなみに福助さんは緋毛氈幕のうらで、猿から娘さんに進化を遂げます。
・晒し
床につかないようにやってたようなイメージがあったんですが、結構、ついてます。
でも、なんかきれいだし、見てて気持ちがいいですね~、晒しって。
◆花道度:小
1回、七三くらいまでお兼ちゃんが行きますが、そのくらいかな。
==============================
3:眠駱駝物語 らくだ
◆配役
紙屑買久六 吉右衛門さん
手斧目半次 歌 昇さん
妹おやす 高麗蔵さん
馬吉 由次郎さん
家主佐兵衛 歌 六さん
家主女房おいく 段四郎さん
◆のたりの目
・歌昇さん
大奮闘♪ 個人的にはとってもうれしいところ♪
・大家夫婦
歌六さんのだんなに、段四郎さんのおかみさん。
すげー夫婦です(^_^;)
・屑屋
のわりには、顔も頭も手も、なんかこぎれいですよ、吉右衛門さん。
ちょっと違和感。
・プロンプ
がチラッと。まぁまだ2日目ですけどね。
お酒飲んでる場面は、背景に音がないだけに、ダイレクトに3階まで
きこえちゃうんですよねぇ(^_^;)
・しかし
まぁ、わりと最近観た記憶のある勘三郎さんの「らくだ」を思いだすと
ちょっと話の流れがもたつく感じや、苦しい感じもありますが、まぁまだ2日目ですし。
ただ、どうにも「これはなぁ・・・<(-_-;)」と思ったのは、ラスト。
半次におきた、かなり深刻な不幸を茶化すようなアレは、なんかいただけない。
正直、笑えない。
最後の最後で、いまひとつすっきりしない気分になってしまいました。
なんか残念。
原作がそうなのかもしれませんが、今まで、らくだを観たとき、最後、
こんな展開だったかなぁ。うーん・・・
どうにかなりませんかねぇ、あれ。
◆花道度:低
最初の半次の出くらいかな。
==============================
◆余談
・チラシ
今日、ふと気が付いたんですが、歌舞伎座に比べると
演舞場の方がチラシの紙が、厚いんですね。
歌舞伎座のはかなり薄いですよね。
・あれ?
そういや、今回、亀治郎さんがいませんね。
わりと五月の演舞場公演は常連さんのクチだと思ってたんですが。
今月は歌舞伎座に出演されてるわけでもないし。
ありゃ、今月はお休みなのかな?
帰りに歌舞伎座のカウントダウン時計も道路越しにチェックしてきました。
雨とか大丈夫なのかな~あれ(^_^;)
2009年5月:新橋演舞場 五月大歌舞伎
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公演日程 2009/5/2(土)~26(火)
劇場:新橋演舞場
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◆観劇概要
観劇日:2009/05/03(日) 11:00~14:59
観劇位置:3階正面より
【注意】ネタバレありです。
◆演目・構成・タイムテーブル
1:祇園祭礼信仰記 金閣寺 100分
幕間 35分
2上 心猿/下 近江のお兼 20分
幕間 25分
3:眠駱駝物語 らくだ 55分
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1:祇園祭礼信仰記 金閣寺
◆配役
松永大膳 吉右衛門さん
此下東吉後に真柴久吉 染五郎さん
狩野之介直信 福 助さん
慶寿院尼 吉之丞さん
松永鬼藤太 錦之助さん
十河軍平実は佐藤正清 歌 六さん
雪姫 芝 雀さん
◆のたりの目
・先入観
芝雀さんが初役で人形振り
というと、思いだすのは、同じく初役で人形振りだった「狐火」八重垣姫(2002年11月)。
あの時は「人形振り」が人形に見えなくて、「う~ん」と思った記憶が。
さて、今回はどんなもんか・・・
・太夫さん
葵太夫さんでした。
・虎
御殿1階、幕の左右の壁?にかかれた虎がかわいい♪
好きですわ、ああいう虎。
・龍
読みは「りょう」。「りゅう」とは言わないんですよね~。
何度聞いても、わかるんですけど、気になる読み方だ。
・けっこうキワドイ♪
「布団の上の極楽責め 声はりあげて 歌え、歌え」
という松永大膳のセリフ、今まで何の気なしに聞き流してましたが、
考えてみたら、コレって、かなりそうとうに、キワどいセリフかも(^_^;)
・赤っツラ歌六さん
久しぶりかも。先月はオバちゃんやって、じい様やって、
青い顔して追いかけられてたんだよなぁ(^_^;)
歌六さんもほんと多彩です。
・中間は程よく爆睡。
すみませんm(__;)m
でも、染五郎さんの雨どいつかっての井戸水増水とか、
「南無三、兄者の負けだ!」という鬼藤太のセリフの場面は押さえたので、
個人的には寝たわりには見逃し感は低い感じです。
・瀧にうつる龍
差し金でプラプラと出てきます。
うーん、かわいい♪
ちゃんとウロコがピラピラしてるんですよね~
季節柄、なんか鯉のぼりを想像しちゃいました♪
・人形振り
人形振りはつま先でネズミを書くところ。
まず、黒子さんがでてきて上手で口上。
「つま先鼠の段」ということで、太夫さんは、葵太夫さん。
ここからお三味線が1人追加で二人に。
黒子さんの頭巾は顔に垂れがかかるいつものではなく、
アタマからすっぽりかぶるタイプ。
人形遣いに2人。下手で足拍子要員が1人。
人形遣いさんはイヤホンガイドによると京蔵さんと、(たしか)京紫さん。
赤いリボンが付くのかと思いましたが、付いてなかったと思います。
で。人形振り。
記憶にある八重垣姫の人形振りの時に比べると、かなり動きが人形らしく
みえるようになったように感じました。
が。うーん、残念なことに黒子さんが動かしている感じがなぁ・・・
なんか黒子さんが芝雀さんの動きをおっかけているような感じが。
も少し、一体感が欲しいところです。
ちなみに人形振りは実体化したネズミが縄を噛み切るところで終わりになります。
人形振りが終わると雪姫の簪のキラキラが増えます。
ちなみに私の中の「ベストオブ人形振り」は、ずいぶん前にテレビでみた
当時勘九郎さんと玉さんの「妹背山婦女庭訓」の「道行恋苧環」での人形振り。
人形にしか見えなくてびっくりした記憶があります。
・曲者:桜の花びら
実体化したネズミは白ネズミ。
雪姫の左右から黒子さんのあやつる差し金のネズミがでてきます。
最後は、パカーンとネズミが割れて、中から桜の花びらを散らしつつ、退場。
このとき、黒子さんが桜の花びらに足を滑らせてました。
その後の立ちまわりの場面でも、足を滑らしている人が。
うーん、意外とやっかいなのか。桜の花びら。
これから役1ヶ月の公演。誰かすっころんで怪我したりしないといいのですが・・・
・猿
ですね、さすが真柴久吉(^_^;)
まさにスルスルと音がするような滑らかさで桜の木を登って行きます。
・吉之丞さん
短い場面ですが、やっぱり気品があるなぁ。
でも、ちょっと、立つのが大変そうな感じが。
うーん、先月もチラっと感じたんですが、足がちょっと悪いのかなぁ。
・ラスト
緋毛氈のお立ち台。この終わり方、キライじゃないんですよね~♪
◆花道度:中
テレビって、ありがたい♪3階でも花道ばっちり♪
個人的には、雪姫が七三で刀を鏡にして、身だしなみを直してから
ひっこんでいく所と、
最後に歌六さんが出てくるところが見れて満足♪
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2:上 心猿/下 近江のお兼
◆配役
心猿/近江のお兼 福 助さん
◆演目について
近江八景を織り込んだ八変化舞踊『閏茲姿八景』(またここにすがたはっけい と読むらしい)
の秋の部にあたるものだそうです。
この2曲、同じ曲だったんですね。
「心猿」の本名題は「心猿の秋月」、「近江のお兼」は「晒女の落雁」。
秋の月に雁と、たしかに秋ですね。
『閏茲姿八景』の残りの6つはどんな名題なんでしょうね。
「暮雪」「帰帆」「夕照」「晩鐘」「晴嵐」「夜雨」がついた名題なんでしょうねぇ。
とりあえずWEBで検索したら、「姫垣の晩鐘」というのがひとつわかりました。
あとは常磐津で通称「景清」として残ってるみたいですが・・・うーん、名題がわからん。
◆のたりの目
・事前知識
心猿は「しんえん」と読みます。
で、心猿はまんま猿なんですね。猿回しとか
そんなイメージだったんですけど。
なんでも神様のお使いの猿とか。
舞台になってる比叡山のふもとにあるという日吉神社には
ほんとに猿がいるそうです。ちょっと行ってみたいな。
・猿
猿、かぶりもので来ました~(^_^;)
うーん、毛並みフサフサ。でも手足は普通の白塗りの人の手足。(素足)
このギャップがなんとなく怖いというか(^_^;)
幕開きは絵馬に見立てたんだと思うのですが、何も書いてない大きな絵馬があって
その前に心猿と白馬。
7×7の長唄連中と鳴りものは絵馬の後ろに。
絵馬はすぐ、つり上がってなくなります。
背景の書割は紅白の梅の大木。
地の色は浅黄で、なんとなく初春らしさが。
ん?、これ
・柿
あ、心猿が手にしてたの、あれ、柿なんだ!みかんかと思ってた(^_^;)
・脱皮
心猿からお兼に変わるところ。
脱皮するのは福助さんじゃありません。馬です、馬。
馬の引き抜きなんて、初めてみました(^_^;)
まさか?まさか?と思ってたら、ほんとに引き抜いてくれました。
しかし、せっかくだから、福助さん準備中で待ってる間に、
バラさないでくださいな、イヤホンガイドさん<(-_-;)
ちなみに福助さんは緋毛氈幕のうらで、猿から娘さんに進化を遂げます。
・晒し
床につかないようにやってたようなイメージがあったんですが、結構、ついてます。
でも、なんかきれいだし、見てて気持ちがいいですね~、晒しって。
◆花道度:小
1回、七三くらいまでお兼ちゃんが行きますが、そのくらいかな。
==============================
3:眠駱駝物語 らくだ
◆配役
紙屑買久六 吉右衛門さん
手斧目半次 歌 昇さん
妹おやす 高麗蔵さん
馬吉 由次郎さん
家主佐兵衛 歌 六さん
家主女房おいく 段四郎さん
◆のたりの目
・歌昇さん
大奮闘♪ 個人的にはとってもうれしいところ♪
・大家夫婦
歌六さんのだんなに、段四郎さんのおかみさん。
すげー夫婦です(^_^;)
・屑屋
のわりには、顔も頭も手も、なんかこぎれいですよ、吉右衛門さん。
ちょっと違和感。
・プロンプ
がチラッと。まぁまだ2日目ですけどね。
お酒飲んでる場面は、背景に音がないだけに、ダイレクトに3階まで
きこえちゃうんですよねぇ(^_^;)
・しかし
まぁ、わりと最近観た記憶のある勘三郎さんの「らくだ」を思いだすと
ちょっと話の流れがもたつく感じや、苦しい感じもありますが、まぁまだ2日目ですし。
ただ、どうにも「これはなぁ・・・<(-_-;)」と思ったのは、ラスト。
半次におきた、かなり深刻な不幸を茶化すようなアレは、なんかいただけない。
正直、笑えない。
最後の最後で、いまひとつすっきりしない気分になってしまいました。
なんか残念。
原作がそうなのかもしれませんが、今まで、らくだを観たとき、最後、
こんな展開だったかなぁ。うーん・・・
どうにかなりませんかねぇ、あれ。
◆花道度:低
最初の半次の出くらいかな。
==============================
◆余談
・チラシ
今日、ふと気が付いたんですが、歌舞伎座に比べると
演舞場の方がチラシの紙が、厚いんですね。
歌舞伎座のはかなり薄いですよね。
・あれ?
そういや、今回、亀治郎さんがいませんね。
わりと五月の演舞場公演は常連さんのクチだと思ってたんですが。
今月は歌舞伎座に出演されてるわけでもないし。
ありゃ、今月はお休みなのかな?