心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

チームワーク「周りを元気にするポジティブ心理術①

2010-09-04 | ポジティブ心理学

チームワーク「周りを支えて自分も元気に」

●チームワークってどんなもの
 まずは、こんな言説から。
「人間は原始の時代からチーム・プレーヤーであったのだ。人類が固有に備えている複雑な社会的関係が、生存のための重要な優位性を生んできた」(D.ゴールマン)
チームワークとは。お互いに助け合って(力を出し合って)共通の目標を達成することです。
もっとも身近なのは、家庭ですね。
ただ、家庭の場合は、目標が判然としないところがありますから、ときおり、妙なことになることもあります。夫婦、子どもとのチームワークが乱れることがあります。
会社などの組織では、おおむね目標がはっきりしていますので、その点は心配ありませんが、目標の達成過程で、さまざまな問題が発生します。
本稿は、心の元気ということに限定して、チームワークを取り上げますが、チームワークの心理学、なかなかおもしろい、いや難しい問題がたくさんありますので、社会心理学の本でチェックしてみるとよいかと思います。

●心を元気にするチームワークのコツ
①対人関係を良好なものにしておく
 チームワークですから対人関係が発生します。対人関係はチームワークのインフラ(基盤)のようなものです。ここがしっかりしていないとチームワークはうまく機能しませんし、心元気というわけにはいかなくなります。
仕事の目標を達成しさえすれば文句ないだろう、という態度ではうまくいきません。「無駄な」配慮が必須です。「無駄な」の意味はおわかりですね。とりわけ、あなたがチームリーダー的な立場なら、常時、7-3くらいの「無駄な」配慮が求められます。

②それでも、チームの目標は意識して仕事をする
なぜなら、目標達成のために作られたチームであって、仲良しクラブではないからです。このことをメンバーが認識していれば、たとえ、対人関係や仕事でトラブルや逆境に陥ったときにも、チームワークで元気に乗り切ることができます。
野村克也監督の言を引用しておきます。
「表面的な「仲良しこよし」がどんなに集まったところで、それはた
だの「群れ」にすぎません。チームワークには、目的意識の共有が
不可欠です。」

③競争はほどほどに
チームワークに競争は諸刃の剣です。
それが適度ならメンバーのモラール(士気)を高め元気に仕事ができますが、過度になるとチームワークを劣化させます。足の引っ張り合いが起こります。仕事のほうではなく、そちらのほうに資源が費やされてしまいます。
競争心をうまくコントロールするコツは、成果第一ではなく、努力(過程)第一でいくことです。これは、自分の成果は周りのおかげ、周りを助ける気持ち、感謝の心につながります。
④チームワークを底で支えている人への配慮を忘れない
目立たない、でも、その人がいないと実はチームが機能しない、そんな人がチームには必ずいます。へたをすると、割をくってしまうような人といっていいかもしれません。あえて、誰が、あるいは、どんな人が、とは言いませんが、そんな人への感謝を折に触れて表現することは大切です。
 



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (桜香)
2010-09-04 06:19:06
実に
ハードな一週間でした(`∇´ゞ


『大変でしたが
べんきゃうになりました』

帰り際
仕事を手伝ってくれた若い新入りさんにゆわれました
その謙虚さに心うたれたところでした


チームバチスタならぬ


チーム
バタスタ(`∇´ゞ
返信する
なぜだか (green)
2010-09-04 14:32:45
分からないけれど、

今、即刻、
*神様に感謝したい*

という気持ちが浮かんでしまいました。

今日は少し、嬉しいことがあったから(o^_^o)
素敵なドレスが届きました★
ウェディングドレスのような、真っ白な、純白のドレスでした(o^_^o)/

歯が痛くて、まだまだ嫌なことも続きますが、
感謝の気持ちを忘れません。苦しいときも、楽しいときも………☆

桜香様、海保先生、
まだ一度もお会いしたことがないのに、不思議です♪
いつも*励まされているような気がします*

お疲れ様です(^-^)v
&
ありがとうございます(^-^*)v
返信する

コメントを投稿