
人類学者のDavid Anthonyは、男性の地位や役割が主に戦争で手柄をたてたかどうかできまるような社会では、若い男性は手柄をたてる機会を求めて紛争を好む傾向があると述べている。これはグローリー・シーキングと呼ばれ、幕末の薩摩だけではなく、人類に普遍的に見られる傾向である。現代でも、イスラム国の戦士になろうとする若者に共通に見られるのは、この傾向である。彼らは、希望が持てない退屈さの中から戦士になっていくわけである。
(「思考研究の作法」山先生ブログより
https://thinkingbythinker.blogspot.com/)
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