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体験格差

2016-12-16 | 教育
両方とも、年収が高い家庭の子どもほど経験率が高い。
美術鑑賞は、年収300万円未満の家庭では5.1%であるが、1500万円以上の家庭では28.6%にもなる。
海外旅行は300万円未満の家庭で0.6%、1500万円以上の家庭では17.7%と、30倍近い差がある。

こうした「体験格差」が、学校の成績の差となり、子どもの将来の地位に影響する可能性は否定できない。
2015年8月11日(火)newsweek
舞田敏彦(教育社会学者)より

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昔は、年収などよりも、田舎育ちか都会育ちかの格差が大きかったように思う。
自分は田舎育ち。美術鑑賞なんて一度もさせてもらったことがない。
海外旅行なんて夢のまた夢だった。

大学に入って、この育ちギャップを痛感したが、遅かった。
もはや美術も音楽も受け入れる器がない。
かくして、無趣味、無教養の大人になったしまった。





心の因果関係にかかわる2つの問題

2016-12-16 | 心理学辞典
心の因果関係にかかわる2つの問題

①因果的説明の蓋然性(確率性)
 ・決定論(原因があれば、かならず、その結果 が起こる)ことはまれ。起こる可能性が高い(確率的決定論)のほうが自然である。
②因果の無限後退
  人間は時間的な存在である。その原因をもたらしたさらなる原因も想定できることが多い。


2014年12月14日 に書かれた記事

2016-12-16 | Weblog

2014年12月14日 に書かれた記事

ほめ言葉のさまざま
・見た目、外見をほめる言葉 例「愛想がいいね」「挨拶がハキハキしているね」
・内面、性格をほめる言葉 例「アクティブだね」「アグレッシブだね」
・能力、成果をほめる言葉 例「アイディアが豊富だね」「相手の立場にたてる人だね年寄りに夢を今朝の朝......
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西船橋駅

朝8時ころホームが人で一杯。昔は、閑散とした駅だった。<<昔昔、総武線で2時間かけて大学に通ったそれが今や、東葉高速線<<自分が乗る武蔵野線<自分が乗る総武線東西線が乗り入れているので、ものすごい混雑。身動きできない。


良い絵表示が具備すべき4つの要件(再掲)

良い絵表示が具備すべき4つの要件 一つの絵表示が良い絵表示である、というとき,その良さを構成しているものには4つある。 1つは、よく見えること(視認性)。 絵表示は、狭い領域に描かれることが多い。絵の細部が見えないことがある。しかも、絵表示は、文字を読む時より遠くから見られる。したがって、細部の表示を捨てて、......
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ブログ内記事の検索方法

ブログ内記事の検索方法オーツさん、ありがとうございますブログ記事を使って高校生に話をしようと探しまくったのですがこれで一発です助かりました勉強site:blog.goo.ne.jp/hkaiho/e/ポジティブsite:blog.goo.ne.jp/hkaiho/e/


思考スタイル

思考スタイル「ひとそれぞれ考え方には、ひとによって、くせがあります。そのくせを思考スタイルといいます。さまざまな観点から、思考スタイルが提案されています。昔やっていた自分の研究では、分析型全体型スタンバーグの思考スタイルでは、立案型  創造的順守型  記憶評価型  分析的さらに、ここで主に問題にしたい悲観型楽......


心理学で読み解く司馬遼太郎の世界(再掲)

2016-12-16 | 心の体験的日記

認識はわけ知りをつくるだけであった。
わけ知りには、志がない。
志がないところに、社会の前進がないのである。
司馬遼太郎「菜の花の沖」p199
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知と志。
別物であると思う研究者は、ノーベル賞はもらえない。
志ある知的探求こそ研究者の王道だが、
最初から志をもって研究する研究者もまた少ない。
一方、志は研究者を壮大な誤りにも導くリスクがある。

故郷というものは心の中にのみあるものではなく、
体の記憶の中にもあるーーーー
(司馬遼太郎)
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記憶場所は3つある。
頭>状況記憶と感性記憶
体>動きなど
外>記憶のリマインダー

懐かしさは
この3つが一気に統合されると、発生する
故郷に帰ったときに感じる懐かしさがこの例


彼(伊能忠敬)の学問の特徴は、徹底的に学ぶ
というところにあり、
創見をなそうとはしなかった。
(司馬遼太郎)
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学び好きと
研究好き(創見づくり好き)とは必ずしも一致しない。
しかし、学びを徹底させると、単なる物知り以上の探究者になれることもある。
これも研究者のカテゴリに入る。
人文系では、比較的多い。
創見好みは、へたをすると単なる理屈屋、変わりものになってしまうこともある。
へたな考え休むに足らずである。
日本の教育は、どちらかというと、創見を口にすることを抑制する傾向がある。
これもまた問題。
今流行のアクティブラーニングでは、この抑制を取り去ろことができるかが一つの勝負どころだと思う。

(土方)歳三のりくつでは、文字のうまい才能などは、
要するに、真似の才能である。
――――根性のない才能
真似の才能はしょせん迎合おべっかの根性
(司馬遼太郎「燃えよ剣」)
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笑い。
自分に都合のいいところは、つい気になる。
そう、字のうまさなんて本質的ではない!!

それにしても、司馬小説っておもしろいね
随所にこうした1節がある
歴史から学ばせてもらっている。

男性のしゃかいにはそういう単純な言葉が多い。
そういう単純な概念の言葉を一語用いるだけで、
男子たる者の心の志向や、その生涯の方向を言い表してしまう。
(司馬遼太郎)
@@

男は単純、
女は複雑。

男は論理、
女は情。

これもジェンダーステレオタイプだと思うが、
司馬小説の中で、さらりと書かれると
うんうんとなる。

ゴローニンは高度に知的な男でありながら、
その知性は、すべて肉眼と筋肉による体験に裏付けられており、
かつ、体験を蒸留させて知性の質と量をつねにふやしていた。
(司馬遼太郎;菜の花の沖」より
@@@

知性、認知心理学では手続的知識と呼ぶ。
多くは技能をさ支える知識である。
もっぱら体験を通して学ぶ。
なお、
宣言的知識も知識レベルで手続き的知識に変わることもある。
これが使える知識である。
新たな知識を生み出すためには必須である。

蔵六(大村益次郎)は、間仕切りのありすぎる頭脳、もしくは精神を持っている。ーーー
間仕切りの1つ一つが絶対の空間になっている。
花神、p348
@@

脳の局在論は、いまでは古典なのかもしれないが、
それでも、こんな心理状態のとき、脳のどこそこが働いている
というたぐいの話はあいかわらずある。
ただ、昔の局在論と違うのは、
脳全体をネットワーク的にとらえるようになったところ。
脳のある部位の損傷がある行動、心理障害に直結することもあるが、
もう一つは、ネットワーク機能の不全にも目がいくようになったこと。

医学、軍事技術に特化した頭脳を持つ蔵六に
イネという女性を対面させるところは、圧巻。
マズ、イネを受け入れる間仕切りがない。
さらに、他の間仕切りをゆる動かすネットワークもない。
かくして、お互いがくやみながら別れ別れになる。


300年の武家社会は、
人間の現象のいっさいを
形式で仕立てあげるということで、
人間社会の秩序を維持しようとした歴史である。
(花神、中、p503、)
@@

戦争の仕方さえ形式化し、
それが、大村益次郎(村田蔵六)の一人の戦争(戦術)の天才によって
壊されたのが倒幕のきわめて重要な一面であった。

形式が現実認識を間違わせ、
対応を誤らせ、
結果として壊されたり、壊れたりする。


(感情を表に出せず)
嘉兵衛は、顔の始末に困った。
(司馬遼太郎)
@@@@
うまい表現だなー
こういうのが随所にあるので、
司馬小説、やめられない。
菜の花の沖」より

感情はストレートに表情に出てしまう。
口ではごまかせても、顔ではごまかせない。


運転時認知障害早期発見チェックリスト30

2016-12-16 | ヒューマンエラー
運転時認知障害早期発見チェックリスト30

「自分に当てはまる」と思う項目にチェックをしてみましょう。
番号 項目 チェック欄
1 車のキーや免許証などを探し回ることがある。 ●
2 今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった。 ●
3 トリップメーターの戻し方や時計の合わせ方がわからなくなった。 ●
4 機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウィンカーなど)の名前を思い出せないことがある。
5 道路標識の意味が思い出せないことがある。
6 スーパーなどの駐車場で自分の車を停めた位置が分からなくなることがある。 ●
7 何度も行っている場所への道順がすぐに思い出せないことがある。 ●
8 運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある。 ●
9 良く通る道なのに曲がる場所を間違えることがある。 ●
10 車で出かけたのに他の交通手段で帰ってきたことがある。
11 運転中にバックミラー(ルーム、サイド)をあまり見なくなった。
12 アクセルとブレーキを間違えることがある。
13 曲がる際にウインカーを出し忘れることがある。
14 反対車線を走ってしまった(走りそうになった)。
15 右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった。
16 気がつくと自分が先頭を走っていて、後ろに車列が連なっていることがよくある。 ●
17 車間距離を一定に保つことが苦手になった。
18 高速道路を利用することが怖く(苦手に)なった。
19 合流が怖く(苦手に)なった。
20 車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた。 ●
21 駐車場所のラインや、枠内に合わせて車を停めることが難しくなった。 ●
22 日時を間違えて目的地に行くことが多くなった。
23 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった(と言われるようになった)。
24 交差点での右左折時に歩行者や自転車が急に現れて驚くことが多くなった。 ●
25 運転している時にミスをしたり危険な目にあったりすると頭の中が真っ白になる。
26 好きだったドライブに行く回数が減った。 ●
27 同乗者と会話しながらの運転がしづらくなった。
28 以前ほど車の汚れが気にならず、あまり洗車をしなくなった。 ●
29 運転自体に興味がなくなった。
30 運転すると妙に疲れるようになった。

30問のうち5問以上にチェックが入った方は要注意です。
<<<うーん、要注意どころか、明日にでも免許返上せねば、
   なんとかあと4か月、慎重運転で頑張らせてください。

安全運転を心がけるとともに、認知症への移行を予防しましょう。

提供・監修
【提供】
特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会
【監修】
日本認知症予防学会理事長
鳥取大学医学部保健学科教授
特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会理事 浦上克哉