勝ち方にはいろいろあっても、ともかく勝てば元気になれるのが人間です。
それが次の競争に駆り立てることになります。かくして、競争中毒まっしぐらとなります。
日本全体がこうなった時期があります。自分が研究者生活に始めた頃の高度成長期(1960年代)でした。あらゆる資源が拡大する時期でしたから、誰もが努力さえすれば競争の勝者になれました。敗者も復活が比較的容易でした。
ですから、社会全体、元気が溢れていました。
自殺者数も、この時期、劇的に減少しています。不思議というか、単純というか。
2010年の大不況の今、どうでしょうか。限定された資源の中での競争を強いられています。ゼロサム競争です。勝者がいれば必ず敗者もいる競争です。
さらに、ひとたび敗者になるとどうにも這い上がれない状況になってしまいました。
朝日新聞(2010年8月28日付け)の「between」欄に「競争は好きですか?」のアンケート結果(4588人)が掲載されていました。
好きが43%、
嫌いが57%
ほぼ半分にわかれました。
好き派の理由は、「努力が報われる」「自分の実力を知りたい」「全体の向上が期待できる」がトップ3でだんとつでした。
嫌い派の理由は、「心おだやかに生きたい」「人と比べることに意味はない」の2つがとび抜けていました。
あなたはどうでしょうか。
いずれにしても、現実は競争社会です。厳しい競争を勝ち抜かねばなりません。
それが次の競争に駆り立てることになります。かくして、競争中毒まっしぐらとなります。
日本全体がこうなった時期があります。自分が研究者生活に始めた頃の高度成長期(1960年代)でした。あらゆる資源が拡大する時期でしたから、誰もが努力さえすれば競争の勝者になれました。敗者も復活が比較的容易でした。
ですから、社会全体、元気が溢れていました。
自殺者数も、この時期、劇的に減少しています。不思議というか、単純というか。
2010年の大不況の今、どうでしょうか。限定された資源の中での競争を強いられています。ゼロサム競争です。勝者がいれば必ず敗者もいる競争です。
さらに、ひとたび敗者になるとどうにも這い上がれない状況になってしまいました。
朝日新聞(2010年8月28日付け)の「between」欄に「競争は好きですか?」のアンケート結果(4588人)が掲載されていました。
好きが43%、
嫌いが57%
ほぼ半分にわかれました。
好き派の理由は、「努力が報われる」「自分の実力を知りたい」「全体の向上が期待できる」がトップ3でだんとつでした。
嫌い派の理由は、「心おだやかに生きたい」「人と比べることに意味はない」の2つがとび抜けていました。
あなたはどうでしょうか。
いずれにしても、現実は競争社会です。厳しい競争を勝ち抜かねばなりません。