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今現在の認知状態を知り自分をコントロールする

2009-06-24 | 教育
今現在の認知状態を知り自分をコントロールする  

自分を自分でコントロールするためには、まずは、自分の今の認知状態がどうなっているかを知ることが先決です。その上で、認知状態を最適な方向に導いていくことになります。  

試験のときに一番よくあるのは、あがりですね。あがってしまっていつもの力が発揮できず失敗という経験は、誰にもそれなりにあります。  

あがりは、自己洞察力の過剰がもたらすものです。心臓がちょっとどきどきする。そのことに気がついて、落ち着かなければ、と思うと、ますますどきどきしてきてしまいます。悪循環がはじまってしまうのです。  

これは感情の自己コントロールの領域なのですが、認知機能にも強く影響しますので、ほっておくわけにはいきません。  

自己洞察力の過剰ですから、何か別のことに洞察の目を向ければよいのですが、これがなかなかできません。そこで、よく使われる手は、一層のこと、あがりの状態にもっと洞察の目を向けて、どれくらいあがっているかを調べてみるのです。「調べる」という気持ちが気持ちの知性化・客観化につながって、あがりをコントロールできるレベルにまで下げることができます。  

もう一つは、あがりは緊張と連動していますので、緊張を下げること(「relaxsation」;弛緩)でそこから抜け出ることもできます。
そのためには、丹田(臍下)腹式呼吸法が効果的です(斉藤孝氏による)。これを2,3回繰り返します。
(1)ゆっくり5数えながら、息を吸い込みます
(2)それをへそ下3センチのところ(丹田)に3数えるまでため   ておきます
(3)ゆっくり7数えながら、吐き出します  

なお、過度のあがりは確かに困まりものですが、多少のあがり(緊張状態)は、かえっていつもより頭の回転をよくするところもあることも知っておいて良いかと思います。

またまたマンゴー後日談

2009-06-24 | 心の体験的日記
いって見た
まだありました
とうとうレジで聞いてしまいました
「2つ1万円マンゴー、うれるんですか?
「売れません
 安いほうは(300円くらい)は売れてます

これで気がついた
5千円マンゴーはおとりなんだー
300円マンゴーがこりゃー安い」ということになる

なるほどなるほど
やりますね!!

もうこれで得心
後日談はおしまいです


草食系男子

2009-06-24 | 教育
内田ブログより

「あなたが知っている草食系の実像」についてご報告をうかがう。
ゼミ生のほとんどの彼氏が「草食系」なのである。

すぐ泣く。
拗ねる。
「どうせぼくなんか・・・」といじける。
かわいこぶる(齧歯類系の「かわいさ」を演じるのが上手)
メールに顔文字をたくさん使う。
優柔不断で、「何食べる?」「どこ行く?」といった質問に即答できない。
化粧品にうるさい。
肌を美白に保つことに熱心。
ヘア命(ヘアセットができてない姿を見られると、スッピンの女性のように身もだえするらしい)
家族と親密。
などなど。
@@@@
ふーん
そうなのかー
これじゃー
ガールも結婚を考えちゃうなー
昔の自分なら、もてもてかも
いや、つまはじきか!
ボーイも生きるのだ大変だなー

集中力は、心のエネルギーの爆発である

2009-06-24 | 健康・スポーツ心理学
集中力は、心のエネルギーの爆発である

機械でも、人でも、およそ動くものは何でも、エネルギーが必要です。
自動車にはガソリン、帆船には風、水車には水。
そして人の心には注意のエネルギーが必要です。
 エネルギーをたくさん使えば速く強力に動くことができます。
速く強力に動き回るためにエネルギーをたくさん注ぎ込めば良いのですが、使えるエネルギーには限界があります。そこで、できるだけ少ないエネルギー消費で最大の効率を、ということになります。
 この効率を上げるにはどうすればよいかをいくつかあげてみます。
 まずは、注意のエネルギーを限られたことだけに使うことです。
同じエネルギーの量なら二つのことに使うより、一つのことにそのすべてを使えば、倍の力が出ることは小学生でもわかる簡単な算術です。
 次は、自動車で言えばエネルギーの交換効率、燃費を上げることです。
わずかな注意のエネルギーを注いで、たくさんの事が覚えられたり、楽に問題が解けたり、仕事がはかどってくれればありがたい。
 もちろん、注意のエネルギーの量にも、人によって豊富な人と少ない人がいます。
がんばればエネルギーを入れる器を多少は大きくすることは可能ですが、それにも限界があります。
本書では、注意の貯蔵庫を大きくするための心の技法も随所で紹介しますが、本筋は、その限界の中で、上手に集中力をコントロールしていくための心の技法のほうになります。

失敗力

2009-06-24 | ヒューマンエラー
 失敗の数の多さもさることながら、その種類の多彩さにも驚かされます。  

これほど失敗を重ねてきた人間が長い進化の歴史の中で生き延びてきたのは不思議にさえ思えてしまいます。「猿だって木から落ちる」のですから、失敗はもしかすると生物に特有の生き残り戦略かもしれません。

いずれにしても、ここでは、失敗をネガティブにばかり考えないで、失敗のポジティブなところにも目を向けてみたいと思い、失敗力という言葉を使ってみました。


ブログねたがない

2009-06-24 | 心の体験的日記
ねたがふつふつと湧いてくることも
こないこともある
今朝は、こない日
こういうときは、過去の記事を再利用でしのぐ
すみません
なんだか頭が固まってしまっているのです

ほぐすためにマージャンでもして
またふつふつ状態になるまで待ちます




行動経済学

2009-06-24 | 心理学辞典

●行動経済学(behavioral economics) 現代用語の基礎知識より 海保執筆分
経済活動もまぎれもなく人間が深く関与する社会的な活動である。したがって、そこに人々の心が反映されるのも当然である。しかし、これまでの標準的な経済学では、人々の心は、計算合理的で自己の利益の最大化をはかる存在として仮定されて、モデルに組み込まれていた(実際は排除されていたとうほうがふさわしい扱いであった)。しかし、認知科学、認知心理学の影響もあり、人の心の「非合理的」な面の研究が進み、経済活動もそうした人の心の特性を組み込んだモデル化をしないと現実的なものになりえないことの認識が支配的になり、1978年にノーベル賞を受けたH.サイモン、およびノーベル賞の受賞は2002年と遅れたもののD.カーネマンとA.トヴエルスキーの「プロスペクト理論」(――>)の影響もあり、1980年頃から研究が活発になった。
なお、領域や立場は微妙に異なるが、行動ファイナンス(finance),経済心理学(economic psychology)という言葉も使われる。