飛水峡

思い出

岐阜新聞

2006年03月14日 20時57分34秒 | 新聞
師を失って初めて伝統の重みに気づいた  飛騨では昔から米俵などを背にした紙絵馬を玄関の壁に張って運を呼び込む。口コミであちこちから引き合いがある。  高山市の松倉絵馬の絵師池本幸司さん(34)=同市八軒町=は総版元・池本屋六代目を継いで二年半になる。「まだまだ父(故和雄さん)の足下には及びません」  サラリーマンをやめ、二十六歳から父親の下で絵筆を走らせてきた。それなりの自信も芽生えたが「 . . . 本文を読む