岐阜新聞 2006年03月11日 20時52分54秒 | 新聞 10本の指とナタで人生を楽しんでいこう 表通りに面した十畳ほどの部屋が、竹細工師石原文雄さん(70)=関市相生町=の竹を編む作業場だ。手になじんだナタで竹を割り、何枚にも剥(へ)ぐ技は、手品師のように鮮やかだ。 「この程度で驚くな」とばかりに、次は髪の毛と同じぐらいの太さに削って見せた。「よく見えますね」と聞くと、「大丈夫。指先に目が付いているから」。 鵜を運ぶ時の鵜かご、居住用の鳥 . . . 本文を読む