ねんきん特別便 回答9割、問題なし 大半訂正のはず…(朝日新聞) - goo ニュース
基礎年金番号に統合されていない「宙に浮いた年金記録」5000万件の問題で、社会保険庁が年金の受給漏れの可能性が高いとして昨年12月に送った「ねんきん特別便」に、7日までに年金受給者16万人が回答、その9割近くにあたる約14万人が「記録に問題はない」としていたことが分かった。特別便には受給漏れの原因となっている未統合記録の内容は記されておらず、本人が漏れた記録を思い出せないまま回答した可能性が高い。18日の閣議後会見で舛添厚生労働相が発表した。昨年末までに48万人分が送られ、16万人が回答。そのうち「記録の漏れがある」として社保事務所で訂正をした人は2万人にとどまった。社保庁の当初の想定では、現時点で送付している人の大半は記録訂正の手続きをするはずだった。
いまねんきん特別便が送られてきている人の大半は、「漏れた記録」がある人のはずなのに!自分の加入歴を思い出せない人は多いとは思っていたけど、まさかこんなにたくさんいてはるとは
びっくりです
なかなか昔のことは思い出せないんだろうなあ。老齢年金を受給中の方なんて、もうほんと大昔のことだろうから。アルバイトとか、小さな会社やお店とかで「お手伝い」をしているような働き方とか、夜間高校とかに通いながら新聞配達とか住み込みや下宿先の仕事を助けるとか・・・昔の働き方を(今とはだいぶ違う働き方?)を考えてみると、今の正社員という働き方とは随分と違うイメージの働き方がたくさんあったように思う。うちの父も小さな町工場をやっていて、たくさん若い人がいたけど、みんな短期間だったし、彼らの健康保険や厚生年金は親父はどうしていたんだろう。
今とは違う意味で「多様な働き方」があったし、今とは違って「家族的な働き方」も多かったし、でも今とは違って「偽」なんて考えない誠実な真面目な経営者も多かっただろうし(汗)、だから意外と自分が気付いていないだけで、きちっと年金に加入していたりするんではないだろうか?先日、労働組合本部に、定年後、嘱託雇用を経て4~5年前に退職された先輩から電話があった。「会社に自分の履歴書は保管していないだろうか?」って。その方は、何度かの転職を経て、30数年前にうちへ就職。「ねんきん特別便」が送られてきたけど、うちに入社する前の職歴が明確に思い出せないとのこと。人事部に問い合わせてみたら、「履歴書は破棄していますが、労働者名簿はうちは永久保存していますから調べてみましょうか。」とのこと。本来、労働者名簿は、「労働者の死亡、退職又は解雇の日から起算して3年間」と法律では保存期間が定められていますから(労働基準法109条、労基法施行規則第56条)、本来なら、先輩の労働者名簿は破棄されていても良いんですが、うちの会社は内規で「永久保存」としているとのこと。労働者名簿には次の事項を記載しなければなりません。(労基法107条および労基法施行規則53条1項)①労働者の氏名 、②生年月日、③履歴、④性別、⑤住所、⑥従事する業務の種類(使用する労働者の数が30人未満の場合は、記入する必要なし)、⑦雇入れの年月日、⑧退職の年月日及びその事由(解雇の場合はその理由)、⑨死亡の年月日及びその原因、この③の「履歴」というのは、履歴書に記載してあった内容を転記するのです。ですから今では忘れてしまったような、でも30数年前の当時、今より明確だった記憶(履歴)を呼び起こすことが出来るんですよね。これは良い方法だなあって思いました。
とにかく「自分史」を作りましょう。家族・親類・友人・昔の同僚、誰彼なしに手伝って貰って、今までの自分の歴史を書き出してみましょう。卒業、結婚とか出産、病気、家族の死などのライフイベントや、昔の写真アルバムを引っ張り出したりして、旅行とか車の購入なんかを思いだして、青春時代から書き出しているうちに、おぼろげだったそのときの自分の生活がありありと思いだせるかも知れません。そうすると忘れていた職歴も想い出すかも知れませんよ。
ところで今日は、社労士会の支部の自主研修会で、「研究発表」の当番に当たっています。テーマは「労働組合対策の基本的な注意点」というのを選び、レジュメも作りましたが、労働組合の役員が労働組合対策を話すなんてのは初めてのことなので、持ち時間1時間15分、このレジュメで、時間配分がどうなのかさっぱり解りません。時間余るのか、足らなくなるのか。もともとオフレコになる内容が多いので、レジュメにはあんまり細かいことは書いていません。まあ、うまく深い部分が伝えられるよう頑張ってきます!
基礎年金番号に統合されていない「宙に浮いた年金記録」5000万件の問題で、社会保険庁が年金の受給漏れの可能性が高いとして昨年12月に送った「ねんきん特別便」に、7日までに年金受給者16万人が回答、その9割近くにあたる約14万人が「記録に問題はない」としていたことが分かった。特別便には受給漏れの原因となっている未統合記録の内容は記されておらず、本人が漏れた記録を思い出せないまま回答した可能性が高い。18日の閣議後会見で舛添厚生労働相が発表した。昨年末までに48万人分が送られ、16万人が回答。そのうち「記録の漏れがある」として社保事務所で訂正をした人は2万人にとどまった。社保庁の当初の想定では、現時点で送付している人の大半は記録訂正の手続きをするはずだった。
いまねんきん特別便が送られてきている人の大半は、「漏れた記録」がある人のはずなのに!自分の加入歴を思い出せない人は多いとは思っていたけど、まさかこんなにたくさんいてはるとは


今とは違う意味で「多様な働き方」があったし、今とは違って「家族的な働き方」も多かったし、でも今とは違って「偽」なんて考えない誠実な真面目な経営者も多かっただろうし(汗)、だから意外と自分が気付いていないだけで、きちっと年金に加入していたりするんではないだろうか?先日、労働組合本部に、定年後、嘱託雇用を経て4~5年前に退職された先輩から電話があった。「会社に自分の履歴書は保管していないだろうか?」って。その方は、何度かの転職を経て、30数年前にうちへ就職。「ねんきん特別便」が送られてきたけど、うちに入社する前の職歴が明確に思い出せないとのこと。人事部に問い合わせてみたら、「履歴書は破棄していますが、労働者名簿はうちは永久保存していますから調べてみましょうか。」とのこと。本来、労働者名簿は、「労働者の死亡、退職又は解雇の日から起算して3年間」と法律では保存期間が定められていますから(労働基準法109条、労基法施行規則第56条)、本来なら、先輩の労働者名簿は破棄されていても良いんですが、うちの会社は内規で「永久保存」としているとのこと。労働者名簿には次の事項を記載しなければなりません。(労基法107条および労基法施行規則53条1項)①労働者の氏名 、②生年月日、③履歴、④性別、⑤住所、⑥従事する業務の種類(使用する労働者の数が30人未満の場合は、記入する必要なし)、⑦雇入れの年月日、⑧退職の年月日及びその事由(解雇の場合はその理由)、⑨死亡の年月日及びその原因、この③の「履歴」というのは、履歴書に記載してあった内容を転記するのです。ですから今では忘れてしまったような、でも30数年前の当時、今より明確だった記憶(履歴)を呼び起こすことが出来るんですよね。これは良い方法だなあって思いました。
とにかく「自分史」を作りましょう。家族・親類・友人・昔の同僚、誰彼なしに手伝って貰って、今までの自分の歴史を書き出してみましょう。卒業、結婚とか出産、病気、家族の死などのライフイベントや、昔の写真アルバムを引っ張り出したりして、旅行とか車の購入なんかを思いだして、青春時代から書き出しているうちに、おぼろげだったそのときの自分の生活がありありと思いだせるかも知れません。そうすると忘れていた職歴も想い出すかも知れませんよ。
ところで今日は、社労士会の支部の自主研修会で、「研究発表」の当番に当たっています。テーマは「労働組合対策の基本的な注意点」というのを選び、レジュメも作りましたが、労働組合の役員が労働組合対策を話すなんてのは初めてのことなので、持ち時間1時間15分、このレジュメで、時間配分がどうなのかさっぱり解りません。時間余るのか、足らなくなるのか。もともとオフレコになる内容が多いので、レジュメにはあんまり細かいことは書いていません。まあ、うまく深い部分が伝えられるよう頑張ってきます!