労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

平成29年 労使間の交渉等に関する実態調査 結果の概況が公表されているので、自分なりに解説

2018-06-15 | 書記長社労士 労働組合

 厚生労働省から「平成29年 労使間の交渉等に関する実態調査 結果の概況」が公表されている。(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/18-29gaiyou06.pdf
調査客体数 5,193 有効回答数 3,244 有効回答率 62.5%。

 労使関係についての認識、正社員以外の労働者に関する状況、事項別労使間の交渉に関する状況、団体交渉に関する状況、労働争議に関する状況、今後における労使間の諸問題の解決手段、 労働協約に関する状況について、を調査されている。

1労使関係についての認識
 使用者側との労使関係の維持についての認識をみると、「安定的に維持されている」42.7%(平成28年調査50.3%)、「おおむね安定的に維持されている」46.4%(同39.2%)、「どちらともいえない」6.2%(5.8%)、「やや不安定である」2.8%(同2.6%)、「不安定である」0.9%(同1.7%)となっている。

 これは労働組合の経営側に対するスタンスによって変わるので、この数字を鵜呑みには出来ないと思う。
企業規模、そして「連合扱組合」や「労働組合の種類」との比較を踏まえて、分析してもらいたい。

2 正社員以外の労働者に関する状況
(1)正社員以外の労働者の組合加入資格、組合員の有無
【単位労働組合】事業所に正社員以外の労働者がいる労働組合について、労働者の種類別に「組合加入資格がある」をみると、「パートタイム労働者」35.2%(平成28年調査32.3%)、「有期契約労働者」37.0%(35.6%)、「派遣労働者」7.4%(同11.1%)、「嘱託労働者」38.4%(同30.7%)となっている。
また、労働者の種類別の「組合員がいる」についてみると、「パートタイム労働者」26.8%(同22.0%)、「有期契約労働者」30.8%(同24.3%)、「派遣労働者」1.5%(同1.5%)、「嘱託労働者」29.3%(同20.9%)となっている。
(2)正社員以外の労働者に関する事項別話合いの状況
【本部組合及び単位労働組合】過去1年間(平成28年7月1日から平成29年6月30日の期間)に、正社員以外の労働者に関して使用者側と話合いが持たれた事項(複数回答)をみると、「正社員以外の労働者(派遣労働者を除く)の労働条件」32.8%(平成28年調査33.0%)が最も高く、次いで「正社員以外の労働者(派遣労働者を含む)の正社員への登用制度」26.3%(同24.1%)、「有期契約労働者の雇入れに関する事項」17.9%(同20.2%)などとなっている。
「正社員以外の労働者(派遣労働者を除く)の労働条件」を事項別にみると、「賃金に関する事項」27.1%(同25.5%)が最も高くなっている。

 この項目については、昨年の数字との比較を(僅かであるように見えるが)重視したい。
働き方改革による同一労働同一賃金(パート・有期労働法案と改正派遣法案など)により、その対策が進んでいる状況、とくにサービスや小売り系の職場で取り組みの効果が現れていると感じる。
ただし、この設問に「派遣労働者」を入れている意図が自分にはわからない、派遣労働者は、同じ労働者で有りながら、雇用されている事業者がそもそも違う。
しかし、「非正規」に関する問いについて、回答に「派遣労働者」とそれ以外の非正規の回答が、混同することを避けるためという意図だったとしたら、納得が出来る。
なお「賃金に関する事項」について労使交渉案件比率が低いのは、働き方改革による同一労働同一賃金(パート・有期労働法案と改正派遣法案など)についての理解や問題意識が、まだまだ単位労働組合までに浸透していないという現状が、如実に表れていて、自分の現場に対して感じる問題意識とほぼほぼ同じだ。


3 事項別労使間の交渉に関する状況
【本部組合及び単位組織組合】過去3年間(平成26年7月1日から平成29年6月30日の期間。以下同じ。)において、「何らかの労使間の交渉があった」事項をみると、「賃金・退職給付に関する事項」89.7%(平成27年調査83.5%)、「労働時間・休日・休暇に関する事項」79.0%(同70.9%)、「雇用・人事に関する事項」65.9%(同62.6%)などとなっている。
事項別に「何らかの労使間交渉があった」組合のうち、「使用者側と話合いが持たれた」割合をみると「所定内労働時間」96.0%、「賃金額」95.8%、「所定外・休日労働」95.7%などとなっている。
また、「何らかの労使間の交渉があった」結果、「労働協約の改定がなされた又は新たに労働協約の規定が設けられた」とする割合を事項別にみると、「育児休業制度、介護休業制度、看護休暇制度」47.6%(同29.7%)が最も高く、次いで「休日・休暇」41.8%(同23.0%)、「賃金額」36.0%(同23.0%)などとなっている。

 これは「労働協約の改定がなされた又は新たに労働協約の規定が設けられた」数字に自分は注目したい。
バブル時以上に「労働力不足」であるという傾向があり求人への優位性の確保や従業員満足度の向上、そして長時間労働是正への取り組みが、数字に表れているし、また法改正への対応について、労使交渉を積極的に行っている傾向が現れている。
おそらく、その傾向は、今後の調査結果ではさらに強まると確信している。

4 団体交渉に関する状況
【本部組合及び単位労働組合】(1)団体交渉の有無及び交渉形態過去3年間において、使用者側との間で行われた団体交渉の状況をみると、「団体交渉を行った」67.6%(平成27年調査67.8%)、「団体交渉を行わなかった」32.0%(同32.2%)となっている。
「団体交渉を行った」労働組合について、交渉形態(複数回答)をみると、「当該労働組合のみで交渉」84.1%(同87.7%)が最も多く、次いで「企業内上部組織又は企業内下部組織と一緒に交渉」12.0%(同11.4%)、「企業外上部組織(産業別組織)と一緒に交渉」4.3%(同3.0%)などとなっている。
(2)団体交渉の1年平均交渉回数
過去3年間に団体交渉を行った労働組合について、団体交渉の1年平均交渉回数をみると、「3~4回」37.0%(平成27年調査33.5%)が最も多く、次いで「1~2回」26.8%(同31.5%)、「5~9回」21.5%(同22.7%)などとなっている。
(3)団体交渉を行わなかった理由
過去3年間に団体交渉を行わなかった労働組合について、その理由をみると、「上部組織又は下部組織が団体交渉を行うことになっているから」51.4%(平成27年調査50.0%)が最も高く、次いで「労使協議機関で話合いができたから」23.2%(同28.2%)、「団体交渉を行う案件がなかったから」16.4%(同14.0%)となっている。

 この項目については、「そんなで労働組合として『ええのん?』」なんで、なんとも感想を書けない…。

5 労働争議に関する状況
【本部組合及び単位労働組合】(1)労働争議の有無、争議行為と第三者機関の関与の状況
 過去3年間において、労働組合と使用者との間で発生した労働争議の状況をみると、「労働争議があった」1.7%(平成24年調査3.6%)、「労働争議がなかった」98.1%(同96.4%)となっている。
 また、過去3年間に労働争議があった労働組合について、争議行為と第三者機関の関与の状況をみると、「争議行為と第三者機関の関与があった」25.5%(同12.2%)、「争議行為のみで第三者機関の関与がなかった」55.6%(同63.0%)、「第三者機関の関与のみで争議行為がなかった」19.0%(同24.7%)となっている。
(2)労働争議がなかった理由
 過去3年間に労働争議がなかった労働組合について、その理由(複数回答 主なもの3つまで)をみると、「対立した案件がなかったため」53.6%(平成24年調査44.7%)が最も高く、次いで「対立した案件があったが話合いで解決したため」38.5%(同43.7%)、「対立した案件があったが労働争議に持ち込むほど重要性がなかったため」11.6%(同15.2%)となっている。

 争議ありきの労働組合の対応についてはいかがなものかと思っているが、しかしその前提として、労働組合法に保証された団体交渉が重要だと思っている。
「闘う」という階級闘争的な方法もあるので、否定はしないが、労働争議ありきは、憲法に保障された労働組合の争議権について、運動論的には違和感を持つ。
この設問の前の対応が、労働組合としては重要であると思う。

 この調査結果を精査していて、ふと気が付けば、憲法と、その憲法に保障された労働組合法をわかっていない労働組合がいかに多いか、ってのを露呈してしまったのが、最後の設問に対する回答…。

6 今後における労使間の諸問題の解決手段
【本部組合及び単位労働組合】労使間の諸問題を解決するために今後最も重視する手段をみると、「労使協議機関」56.3%(平成24年調査51.4%)が最も高く、次いで「団体交渉」38.1%(同41.6%)、「苦情処理機関」1.3%(同0.9%)、「争議行為」0.4%(同0.6%)となっている。

 「労使協議機関」には労働組合法の保護がなく、「団体交渉」には、労働組合法の保護があると、理解して、この回答になっているのだろうか、と、労働組合としては、ほんとに薄ら寒い数字。
(前回比より、ダメな方に増えているということも含めて)

 あらためて、労働組合の幹部には、憲法と労働組合法の以下の条文について、理解をしたうえで、運動を展開してもらいたい。。

憲法
第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
3 児童は、これを酷使してはならない。

第二十八条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

労働組合法
(交渉権限)
第六条 労働組合の代表者又は労働組合の委任を受けた者は、労働組合又は組合員のために使用者又はその団体と労働協約の締結その他の事項に関して交渉する権限を有する。

(不当労働行為)
第七条 使用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
一 労働者が労働組合の組合員であること、労働組合に加入し、若しくはこれを結成しようとしたこと若しくは労働組合の正当な行為をしたことの故をもつて、その労働者を解雇し、その他これに対して不利益な取扱いをすること又は労働者が労働組合に加入せず、若しくは労働組合から脱退することを雇用条件とすること。ただし、労働組合が特定の工場事業場に雇用される労働者の過半数を代表する場合において、その労働者がその労働組合の組合員であることを雇用条件とする労働協約を締結することを妨げるものではない。
二 使用者が雇用する労働者の代表者と団体交渉をすることを正当な理由がなくて拒むこと。
三 労働者が労働組合を結成し、若しくは運営することを支配し、若しくはこれに介入すること、又は労働組合の運営のための経費の支払につき経理上の援助を与えること。ただし、労働者が労働時間中に時間又は賃金を失うことなく使用者と協議し、又は交渉することを使用者が許すことを妨げるものではなく、かつ、厚生資金又は経済上の不幸若しくは災厄を防止し、若しくは救済するための支出に実際に用いられる福利その他の基金に対する使用者の寄附及び最小限の広さの事務所の供与を除くものとする。
四 労働者が労働委員会に対し使用者がこの条の規定に違反した旨の申立てをしたこと若しくは中央労働委員会に対し第二十七条の十二第一項の規定による命令に対する再審査の申立てをしたこと又は労働委員会がこれらの申立てに係る調査若しくは審問をし、若しくは当事者に和解を勧め、若しくは労働関係調整法(昭和二十一年法律第二十五号)による労働争議の調整をする場合に労働者が証拠を提示し、若しくは発言をしたことを理由として、その労働者を解雇し、その他これに対して不利益な取扱いをすること。

(損害賠償)
第八条 使用者は、同盟罷業その他の争議行為であつて正当なものによつて損害を受けたことの故をもつて、労働組合又はその組合員に対し賠償を請求することができない。

(労働協約の効力の発生)
第十四条 労働組合と使用者又はその団体との間の労働条件その他に関する労働協約は、書面に作成し、両当事者が署名し、又は記名押印することによつてその効力を生ずる。


    
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労働契約法第20条をめぐる、ハマキョウレックス事件と長澤運輸事件の判決なので、初めて、最高裁判所傍聴に行ってみた

2018-06-01 | 書記長社労士 労働組合



 今日は、最高裁判所にて、労働契約法第20条をめぐる、ハマキョウレックス事件と長澤運輸事件の判決なので、初めて、最高裁判傍聴に行ってみた。
先日、衆議院を通過し、参議院で審議される「働き方改革関連法案」の同一労働同一賃金の運用面で大きな影響を持つ2つの裁判の判決だ。
14時30分からのハマキョウレックス事件では、95人中47人、2.02倍の抽選に勝って傍聴できたが、長澤運輸事件は108人中42人、2.57倍の抽選ではハズレ…(T-T)
しかし初めての最高裁の傍聴で驚いたのは、13時50分整理券配布締め切り(12時半から並んでた)⇒抽選⇒筆記用具と貴重品以外はロッカーへ収め金属探知機を抜けてから裁判所内へ⇒ロビーで待たされた後14時10分ようやく第2小法廷に入場⇒14時15分中島光孝弁護士らが入廷⇒14時26分まもなく開廷しますの声⇒14時28分判事が入廷してマスコミの撮影⇒14時30分開廷⇒14時31分主文⇒14時34分閉廷、ってな具合なこと!
で、その肝心の主文は、ほとんど何言ってるか理解出来ず、自分の解釈としては「判決、一部不合理で差し戻し、皆勤手当の部分は破棄」、ってことかなと解釈…。
すみません、実はよく理解できませんでした…ってな状態、なんのために傍聴に来たのだ!?。(NHKの7時のニュース、ちなみに後頭部禿げてない黒い髪の白シャツは自分です)

労働契約法第20条 有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下この条において「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない。

通勤手当など正社員と待遇差「不合理」 最高裁が初判断(朝日新聞 2018年6月1日17時37分)

 ハマキョウレックス事件は、「二審が『不合理』と認めた四つの手当に加え、皆勤手当についても正社員に支給しながら契約社員に支給しないのは『不合理』」と判断。
原告が皆勤手当の支給要件に該当するかを審理させるため、大阪高裁に差し戻した。
しかし、住宅手当については、「正社員と契約社員の間に転勤の有無など差があることをふまえ、契約社員に支給しないのは『不合理といえない』」と原告の訴えを退けたようだ。

 また、長澤運輸事件では「出勤を奨励する精勤手当と、算定の際に精勤手当の額が影響する超勤手当について、正社員と嘱託社員に支給額の差があるのは『不合理』」と判断。
具体的な賠償額を審理するため、審理を二審・東京高裁に差し戻した。
ただ、それ以外の住宅手当や家族手当などについては、「正社員と再雇用された嘱託社員に差があるのは『不合理ではない』」として原告側の訴えを退けた。

 そして長澤運輸事件では、「労働条件の差が不合理か否かの判断は賃金総額の比較のみではなく、賃金項目を個別に考慮すべきだ」との初判断を示した上で、賃金項目を個別に検討。
全営業日に出勤した正社員に支給される月額5000円の「精勤手当」について、嘱託社員に支給されない点を「不合理」と判断、この部分の2審・東京高裁判決(2016年11月)を破棄。会社に対し、相当額の5万~9万円を3人に支払うよう命じた。
さらにここが最も気になっていたポイントなんだが(同一労働同一賃金のガイドラインでもペンディングにされた部分)、その他の基本給や大半の手当については、3人が近く年金が支給される事情などを踏まえ、格差は「不合理ではない」として請求を退け、精勤手当に連動する超勤手当の再計算の審理のみを同高裁に差し戻した。

 整理してみると、ハマキョウレックスの訴訟では、正社員と非正社員の手当の格差の一部が不合理と判断され、長澤運輸の訴訟では、定年後の正社員と非正社員の賃金格差が不合理かどうかは、賃金項目ごとに個別に考慮すべきだと判断された。
ただし、長澤運輸事件では最高裁でも。「(1)定年後再雇用において、定年時より賃金が引き下げられることは広く行われていること、(2)長期間の雇用は予定しないこと、(3)一定の要件を満たせば老齢厚生年金の支給を受けられることを理由とし、『定年退職後に再雇用される有期契約労働者の賃金体系のあり方を検討するに当たって、その基礎になるものである』」とし、職務内容が同一であっても、定年後再雇用であることをその他の事情として非常に高く評価をした点がポイントとなってしまった。
自分としては、このような判断要素が労働契約法20条の解釈として正しいのか、根本的な疑問を持たざるを得ない判決だ。

 自分の出身単組の顧問弁護士の中島光孝弁護士、また、自分が今、東京で仕事している産別労組の顧問弁護士の宮里邦雄弁護士、お疲れ様でした!
あらためて、今回の2つの最高裁判決を踏まえて、われわれ労働組合がどう対応していけば良いか、ご教示ください。

ハマキョウレックス事件 判決文 http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/784/087784_hanrei.pdf
長澤運輸事件 判決文 http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/785/087785_hanrei.pdf

      
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メーデーの起源である1886年5月1日での要求と、同じ趣旨の要求をしなくてはならない2018年の日本のメーデー集会。

2018-04-28 | 書記長社労士 労働組合
 「メーデー」とは本来五月祭を意味し、この日に夏の訪れを祝う祭がヨーロッパの各地で催されてきた[1]。この祭では労使双方が休戦し、共に祝うのが慣習であったが、これが近代に入り現在の「メーデー」へと転化し、今日の「労働者の日」メーデーが誕生した。
労働者の日としてのメーデーは、1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)が、シカゴを中心に8時間労働制要求(8-hour day movement)の統一ストライキを行ったのが起源、1日12時間から14時間労働が当たり前だった当時、「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために」を目標に行われた。
日本では、1920年5月2日日曜日に第1回のメーデーが上野公園で行われ、「八時間労働制の実施」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などを訴え、その翌年からは5月1日となった。
しかし、1936年、二・二六事件発生により戒厳令が敷かれた後、治安維持を目的とする内務省警保局通牒「集会及多種運動の取締方に関する件」が発せられ、3月24日にメーデー開催が禁止、第17回メーデーは中止された。
第二次世界大戦敗戦翌年の1946年、「働けるだけ喰わせろ」をスローガンに掲げ、11年ぶりのメーデーが通算で17回大会として盛大に開かれた(全国で100万人、東京の宮城前広場に50万人が集まった)。
その後、労働組合の全国中央組織の再編による組織対立の激化で、1989年以降は統一メーデーの開催ができなくなり、日本労働組合総連合会(連合)と非連合系の全国労働組合総連合(全労連)や全労協による分裂開催となった。
また、前後がゴールデンウィークで長期休暇を取る例が増え、労働組合活動が低調になってきて参加者数が減少したことを理由に、連合は2001年以降4月の最終土曜日や昭和の日といった「4月(April)にメーデー(May Day)」を行うようになり、一方で全労連や全労協のメーデーは5月1日開催を続けており、その分裂と対立の構図は解消されていない。


 というわけで、世界中の労働者がわたしの誕生日を祝ってくれるメーデーやのに、連合の第89回メーデー中央大会は、5月1日でない本日4月28日に、代々木公園で開催された、今年もいい天気!
今年は政党を呼んでないという、なんか異例なメーデー、でも政府代表で加藤厚生労働大臣と小池東京都知事は来てるねんなあ、なんだかなあ…。
神津里季生会長は挨拶で、与党が審議入りを強行した「働き方改革」関連法案に言及、労働者を労働時間規制の対象から外す「高度プロフェッショナル制度」の創設について、「過労死をなくすためのものだったのに、趣旨が全く異なる内容が入っている」と批判した。
来賓として来ていた加藤勝信厚生労働相は「長時間労働の是正、柔軟で多様な働き方の実現などを内容とし、皆さんと同じ方向を目指している」と、まったく違う方向を目指しているくせに、心にもない、虚偽の挨拶を述べてた。
メーデーの起源である1886年5月1日で求められた「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために」と、同じ趣旨の要求をしなくてはならない2018年の日本のメーデー集会。

     

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「知らないと損する労働法」ってアニメを東京都労働相談情報センターが公開している。

2018-03-19 | 書記長社労士 労働組合
知らないと損する労働法Ⅳ【①労働時間・時間外労働】


 今朝の毎日新聞で知ったのだけど、東京都労働相談情報センターが、アニメ仕立てで労働法を学べるってのを作ってる!
「知らないと損する労働法」、「若者の『使い捨て』が疑われる企業や、学生に学業との両立の不安を感じさせるアルバイトが問題となっています。本動画は、ドラマ仕立てで具体的なトラブル事例をわかりやすく解説し、『労働法』を気軽に学べます。」ってことで、
「Ⅰ バイト先のトラブル!その時どうする?」では、「こんなはずじゃなかった-Ⅰ労働契約者編-」、「残業代が出ない?-Ⅱ残業・割増賃金編-」、「辞めさせてくれない-Ⅲ退職できない編-」
「Ⅱ バイトの悩み”解笑”セミナー」では、「無理なシフトを頼まれたなら-シフトの強制・解雇編-」、「授業準備はタダ働き-コマ給・給料未払い編-」、「キャンペーンのノルマが...-自爆営業・給料天引編-」
「Ⅲ 新入社員 萌は自分を守れるか!?」では、「労働者を守る武器 Ⅰ労働法とは編」、「労働条件は働きぶりを見てから!? Ⅱ労働契約編」、「突然、給料10%減額!?就業規則編」


 そして最新版「Ⅳ 新入社員 萌のTime Is Money」では、「突然の残業命令!? Ⅰ労働時間・時間外労働編」、「残業代を払って貰えない!?割増賃金編」、「残業代が、固定ってどういうこと!? Ⅲ固定残業代編」

 かなり分かりやすくて、取っつきやすいかも。
若い人に教えてあげて。

   


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昨日は関西ハイタク労連・協議会、今日は関東ハイタク協議会の、「18春闘職場討議案討論集会」と新春旗開きやった、いい議論が出来た、ありがとう!

2018-01-21 | 書記長社労士 労働組合

 一昨日、大阪に帰った、土曜は大阪で仕事で、日曜は東京に戻って仕事。
したがって、この週末は波乗りはなし、しかもせっかく大阪に帰ったのに、孫1号と遊べる時間は30分のみ…、仕事やから仕方ない…(T-T)


 で、大阪の家に帰って、晩ご飯食べたら、孫のお風呂タイム。
ってか、その前に服を脱がしたら(きゃー恥ずかしいっ!)、あっちもこっちも、うんちまみれの恐怖の坩堝、しでかしてた~っ(^_^;
まだ座らない首、両足を持って、持ち上げて、なんとか綺麗にしてからお風呂に入れる、ほんま大惨事やった!
でも、寝れば天使~、おやすみ~(-_-)zzz


 で、昨日の朝は、孫1号と30分だけ、マクドで貰ったらしいモノポリーで遊んでから、孫1号&2号に見送られてお仕事へ。
1号、「じいじ、いってらっしゃーい」とあっさりしたものや…、昔はもっと悲しそうにしてくれたのに~。



 で、お仕事お仕事…、って、その前にうちの局長を新大阪駅で迎え「昼ご飯どうします?」って聞くと「うどんが食べたい」って言うので、新大阪駅で一番美味しいうどんってことは「美々卯」やんな。
で、今度こそお仕事お仕事、大阪ガーデンパレスにて、私鉄関西ハイタク労連・私鉄関西ハイタク協議会合同開催の「18春闘職場討議案討論集会」、そして2018年新春旗開き。
18春闘職場討議案の提案、「40分、長くても50分で終わらすわ」って打ち合わせしていたのに、調子乗って喋ってたらなんと1時間15分、喋りまくってしもうた~、ってことで怒られまくり!ごめん!気合い入りすぎた!
旗開き終了後、みなさんとは別れて、関西をキャラバンしているもりやたかし私鉄総連交通対策局長と、タイミング良く新大阪駅で会うとことが出来たので晩ご飯、いや~、今年初めてもりやたかしさんに会えて、新年の挨拶が出来たよ(*^▽^*)
もりやさ~ん、体調管理しつつ、熱く頑張れよ~、って別れた後、なぜかうちの局長のスイッチが入ってしまって、お好み焼き屋さんでさらに飲んだくれ…かなりあかんパターンでよっぱらり~ん。
ってことで、おんぼろ雑巾状態のまま、2人で東京に戻り、本日は関東ハイタク協議会の「18春闘職場討議案討論集会」、そして2018年新春旗開き。
今日こそ提案は40分にしますと言いながら、やっぱり喋りすぎて提案55分…。
昨日は質疑応答時間が短かったが的確な質問を頂き嬉しかったが、さらに今日はさらに的確で突っ込んだ質問を頂き答弁に対しても掘り下げて頂き、とても嬉しかった!(*^ー゜)
ってなわけで、仕事な濃~い週末は終わり~♪
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KEIKYU YELLOW HAPPY TRAINに乗れたおかげなのか、全阪急労協の新春旗開きに、あにはからんやで出席させて頂けた幸運(*^▽^*)

2018-01-15 | 書記長社労士 労働組合


 9時半発のJALに乗るために羽田空港に向かったら、横浜駅で入線してきたのは黄色い京急、KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN!
京急電鉄では、鉄道事業用(機器・機材の運搬用や救援車として使用)に電動貨車を3編成保有しており、日々安全運行の確保に努めていたが、この車両の運転は、1週間に1~2回程度、限られた区間でしか運転されず、赤い電車が中心の京急線において黄色い車両は非常に目立ち、絶対に乗車できないため、珍しい車両として「しあわせの黄色い電車」と呼ばれていた。
京急電鉄では、その人気に応え、“沿線にも幸せを広めたい”との思いから、2014年5月1日(木)より「沿線に幸せを運ぶ電車」としてKEIKYU YELLOW HAPPY TRAINの運行を開始、幸せをイメージした「黄色」の塗料で、京急電鉄車両新1000形の8両編成を特別塗装
、ってことで初めて乗った!
なんかええことあるかなーっ!o(^-^)oワクワク
飛行機の窓から見てると、平塚はないけど、鎌倉の方は昨日より波あるやん!!




 で、兵庫県は西宮での仕事はうちの加盟組合の旗開きに参加、ライドシェア(白タク合法化)阻止やタクシー適正化活性化について挨拶、しっかり思いを一つにしてもらったと自負。
その後、家に帰ろうかな~って思っていたら、うちの親会社の労働組合の委員長から連絡があって、その親会社労組を中心にグループ会社の労組が結集する労働組合協議会の旗開きに誘って頂けた!
自分は、その労働組合協議会の前副会長であったし、こないだも秋闘労働講座で「働き方改革~同一労働同一賃金」について講演をさせて貰ったり…。

 ってことで堂々と参加させて貰うことにして、その間の時間つぶしに、西宮~尼崎の神社を巡って御朱印集め、道中、たまたま見つけた「西素盞鳴神社」にお詣りした際、この神社では御朱印は貰えなかったが、どんと焼きで鏡開きのぜんさいを振る舞ってくれていて「ちょっとお兄さん、食べていき」って(@^▽^@)
お餅何個食べるのん?2個?3個?って聞かれて「1個で」って言ったのに、二個入ってました~、ごちそうさまでした、美味しかったです!

 そして全阪急労協の2018年新春旗開き~、棚からぼた餅より犬も歩けば棒に当たるやな~!(*^▽^*)
自分自身も、あにはからんやで、全阪急労協2018年新春旗開きに顔を出させて頂く幸運、阪急電鉄グループの各組合の役員の皆さん、旧交を確かめたり、新しい出会いがあったり、様々な労働組合運動に関して議論を交わしたり、アドバイスを求められたり(長年労働運動やってるって立場であったり、関連が強い労組出身ってことであったり、社会保険労務士という法律知識を持った立場であったり、上部団体の人間であるという立場であったり、ってな様々な角度から)。
ってことで、会長の突然のお誘いのおかげで、ほんとに良い時間を過ごせた!
これってまさに「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」に乗れた御利益やったかもっ( ̄∇ ̄)
翌日の朝、大阪国際空港に向かう道中、大阪モノレールに乗ったら、京急カラーの車両やったのは、因果を感じたわっ!\(◎o◎)/!
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これを「一歩進んだライフスタイルとしての働き方改革」と語るエディターの感覚が、それが「働き方の本質か?」ってな趣旨で理解出来ない。

2017-12-20 | 書記長社労士 労働組合
 JALから送られてくる、「エグゼクティブのための知的情報誌」なAGORAの記事。


「働き方改革、という言葉が話題になっている。日本での働き方改革は残業の制限であったり育児休暇の延長であったりと、労働時間に関連した内容が多い。しかし米国では、一歩進んだライフスタイルとしての働き方改革が話題だ。」
「ロサンゼルスの西にあるサンタモニカは数年前から『シリコンビーチ』として有名になった」
「2011年に『グーグル』がロサンゼルス支社をオープンしたことでブームが加速した」
「グーグルのオフィスは『双眼鏡ビル』と呼ばれる大胆なデザインで観光名所にもなっているが、注目すべきはその駐車場部分だ。多くの自転車、そしてサーフボードが目立つ。『ベニスという土地柄。朝一番でサーフィンを楽しみ、そのまま出社する社員が多いため、駐車場部分にサーフボード置き場を作った」のだという。
「実はベニスビーチには同様の施設をもつ会社が多く、なかにはそうした社員のためにシャワー設備を用意しているところもある。」


「遊びと仕事の区切りがついていない、という批判もあるかも知れないが、サーフィンを通じた若いIT技術者らのネットワークも生まれた。目的はあくまで『サーフィンを一緒に楽しむこと』ながら、異業種コミュニケーションや新しい企画が生まれる場所になっている。」
「さらにベニスビーチで目立つのは『職住一体』という考え方だ。」
「古くからのベニスビーチの住民からは、こうしたIT企業の進出により地価が高騰し、住みづらい場所になったという不満も聞かれる。しかしシリコンビーチの中心地であるサンタモニカ、『南のシリコンバレー』と呼ばれるまでに発展したプラヤ・デル・レイに挟まれた場所にあるベニスビーチが、今後もこうした企業を呼び込んでいくことは間違いない。」
「長時間の通勤を嫌い、車より自転車を好み、時間に縛られず自由に仕事をする、IT企業に始まった若い世代の働き方改革は、さらに広がりを見せそうだ。」

 やからなんなんだ。
これが「一歩進んだライフスタイルとしての働き方改革」と語るエディターの感覚が、理解出来ない。
政府の言ってることは別として、現場で真剣に働き方を改革しようという取り組みを、茶化してるとしか思えない。

 と言いつつ、今の自分の職場が鎌倉あたりに移転して、こんな風になったらいいなって思ってしまうのは、Surferとしての性か…。
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全阪急労働組合協議会の2017秋闘労働講座での講演、お題は「働き方改革 同一労働同一賃金の法整備について」

2017-11-17 | 書記長社労士 労働組合

 今回の大阪仕事のメインラウンドは、全阪急労働組合協議会の2017秋闘労働講座での講演、お題は「働き方改革 同一労働同一賃金の法整備について」。
全阪急労協の加盟組織の組合幹部対象の講座なので、労働組合の取り組み方について、腹をくくらんとあかんで的に、かなり煽りまくっておいた。
「突っこみすぎたかな?危機感煽りすぎたかな?」ってな不安感があるけど、この問題を企業の責任とするのではなく、なぜ労働組合が積極的に関わっていくべき問題なのか、その価値は、というアングルから切り込んで解説し問題提起した。
法改正後の施行が2019年4月を想定すると、制度設計をしていくにはほんまに時間が無いし。
しかし真面目でレスポンスが良い労組役員が多い全阪急やから、だいじょうぶやと思う。
なんかあったら、いつでも連絡ちょうだい、答えますから!


 で、その前の本日の行動、今日は遅番なので(?)午前中はティップネス梅田店にてトレーニング、ここはマシーンや機器の質・量はやっぱりさすが!
トレーニングのモチベーションが思わずむっちゃ揚がる!
ついついむやみやたらに追い込んでしまった、腹筋がこむら返り起こしそう!(^0^;)


 んで、お昼はきつねうどんとおにぎりを都そばにて、美味いうどん屋そば屋があるけど、東京で暖かいうどんそばが食べられへん反動を癒やすのは、立ち食いやねん!!!!
大阪のうどんか蕎麦が食べたくて、しかしティップ梅田と午後の予定の導線を考慮した場合、阪急そばが無かったので、都そばやったが、やっぱ大阪のうどんそばは立ち食いやねんって。
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交運労協第1次アジア交通運輸事情調査団ってことで香港・深圳へ行く。【5日目(最終日)】

2017-11-12 | 書記長社労士 労働組合


 いよいよ最終日、本日は深圳港からジェットフォイルに乗って直接香港空港に行って帰国するのみ。
ホテル出発10時半と言うことで朝食後時間があったが、もううろつく気も起こらず(歩いて面白いところが深圳駅の周りにこれ以上ある気がしない)、部屋でぐだぐだ~。
深圳港では、そのままJAL便にCheck Inすることができてスーツケースも預けることが出来るそうで楽ちん、そのために香港~深圳は往復ともジェットフォイルの選択になったそうやけど、正直言うと、自分としては往復とも鉄路が良かったなあ。


 団費は使い切ったってことなので、香港空港での昼食は各自自由とのこと。
フードコートをウロウロして何を食おうかと迷ったが、結局に妥協したのは、銀座サボテンってな店のロースカツ丼、カップの朝日生ビールとロースカツ丼で189HK$(約3000円)っていくら空港だからって高すぎないか!?


 一番苦手な土産を買うという作業をフラフラになって終わらせて、ようやく帰路に就く。
今回の香港・深圳、プライヴェートではなく、交運労協として来たということで、交通運輸関係の視線での旅となったので、これはこれで興味深かった。
香港は3度目、中国は初めて、それがしかも深圳だったからかも知れないけど、とにかく「中国はすばらしい、中国の企業は最高、深圳はとってもスペシャル、中国人は世界一!」ってな壮大なる自慢ばっかだったのには、とにかく辟易した。
中華人民共和国に住む人らの民族性も…(ーー;)
喧嘩すな~、笑え~、譲り合おう、ありがとうって言おう、次の人のことや周りの人のことも考えよう…よ(__*)


 エコノミーの機内食なんて写真残しても仕方ないねんけど、シートポケットに次のビールを忍ばせてあるのがポイント、缶ビール4分にウィスキーの水割り1杯、仲間からは失笑を得た(^O^)v
さて、第1次となってる今回の「交運労協アジア交通運輸事情調査団」、今後、第2次があるのかどうか、気になるな~。
しかし太った気がするぞ~!
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交運労協第1次アジア交通運輸事情調査団ってことで香港・深圳へ行く。【4日目】

2017-11-11 | 書記長社労士 労働組合


 ホテルの朝食バイキングでは4種類の麺、各種調味料やトッピングを選んでラーメンが作れる、これは疲れた胃には助かる!
本日、まずは地王大厦(Diwang Building)の69階にある「地王观光·深港之窗」(Meridian View Centre)という展望台に上る。
深圳と香港の国境、深圳と本土とのもう一つの国境まで見渡せるが、あいにく本日は少し霞んでいる(ガイドさんは公害ではないという、深圳特有の秋の雲だという、一昨日、香港から深圳に入ったとたんこんな空になった)。


 ビルに入る前に撮った高層ビル群を、展望台から見たらこんな感じ、向こうに流れる深圳川の対岸は香港。



 続いて深圳の地下鉄に乗ってみる。
券売機は香港と同じ感じ、行きたい駅をタップすると運賃が表示され購入枚数をタップして紙幣を入れる(紙幣は5人民元のみ)。
券売機の横にあるのは身長計、6歳から14歳は子ども料金なのだが、身長が1.2~1.5mの間に収まれば15歳以上でも子ども料金でいいそうだ(うちの長女はこの対象になる)。
このトークンが切符代わり、自動改札機でこのトークンをスロットに落とすのかと思ったら、これでタッチする!?
ICが内蔵されているとのこと、って、形状をトークンにするのか意味がわからない…。



 改札を通る前に、危険物を持ち込んでいないか身体と荷物をX線でチェックされる、テロ対策とのことだが、通勤の混雑時には長蛇の列となるという、そらそうやろ!
日本でも、新幹線で放火があった際に導入が議論されたものの見送られたが、そもそもテロも暴力も無い社会を作ること、そのためには対話が必要で、これまでのように日本は「憲法」を背骨に据えて、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」を、今だからこそさらに追求すべき、という思いを強くした瞬間。
深圳に入って以来、駅やバス停や街角や施設の電光掲示板などなどいろんなところに、これでもかって掲示されていて気になっていた、これ、「社会主義核心価値観」が地下鉄車内にもあった!
現地ガイドさんに尋ねると、社会主義核心価値観(社会主义核心价值观)は中国共産党第十八回全国代表大会(2012年11月)以降、中国共産党が提唱、広く宣伝している価値観だそうで、市民にとってはいい迷惑とのこと(笑)
国家が目標とすべき価値「富強、民主、文明、和諧」、社会面で大事にすべき価値「自由、平等、公正、法治」、一人ひとりが守るべき価値「愛国、敬業、誠信、友善」、習近平様、是非、このことを内政だけでなく、世界に向けてのお国の態度としてもよろしくお願いします。


 乗ったのは、深圳地铁2号线の、大劇院駅(大剧院站 Grand Theatre)から市民中心駅(市民中心站 Civic Center)まで。
京都の地下鉄と同じホームドアだったので、車両の写真が上手く撮れなかったのが残念。




 地下鉄を降り(並ぶとか降りる人優先という習慣がないから地下鉄から降りる際には壮絶なバトルに勝たないと降りられない!)、強烈に無駄な意匠の深圳の市役所に行き、そこにある深圳博物館を見学。
古代から現代までの深圳(香港・広東含む)に関連する大量の展示物があるが、特に3階の現代深圳の展示では、壮大なる自慢、偉大なる深圳、最強中華を見せつけられる!




 お昼ご飯は「割烹梅田」にて日本料理、間違えて運ばれてきたラーメン(12人で2杯)にホッとし、そして豚の生姜焼き定食では味噌汁と銀シャリを懐かしみ、そして12人中10人がオーダーした納豆には俺は逃げ出した。
その後は、自由市場、ウォールマートを見物してから、もう観光はいいから、疲れてホテルに帰りたいという多数意見はあっさり握りつぶされて(中国的民主主義?最近安倍総理も多用している)、強制的に「中国民俗文化村」に連行され、歩いて回ると3時間以上かかるという園内を、カートに乗って、歩く見物者を蹴散らせて、時には轢きかけて(間一髪で子ども3人が助かった)、30分ほどで中国を2周させられる!(1周は中国全土の歴史的有名建造物、もう1周は中国の僅か7%を占める少数民族の展示物)



 深圳のタクシー、赤いのはガソリン車で車種はカローラが多い、青いのはEV、車種は比亜迪汽車のBYD e6、路線バスは全てEVだそうだ。




 交運労協第1次アジア交通運輸事情調査団ラストナイト、今夜ももちろん「海上皇海鮮酒家」にて広東料理…(__*)
海老のカレー煮込み、お米入り浮き袋の煮物、多宝魚のソース味姿蒸し、フォアグラ入りの石焼き豆腐、スープ、汁付き野菜。




 広東糸瓜と貝の蒸し物、牛肉とキノコの煮物、広東風焼肉盛り合わせ、広東風鶏の塩焼き、炒飯、フルーツ。
食後、4日連続で夕食後に部屋飲みはなかろうってことで、ラストナイトは豪華にシャングリラホテルの最上階のバーへ行ったりしてもうた~!
その後、深圳でもローカルラーメンが食べたいってことで、ラーメン調査隊を結成し調査活動を開始したが、土曜ということで駅周辺のビルはどこも閉店してしまっていて、結局、駅ビル内にある日本のラーメン屋「山小屋」で茶を濁す。
ローカルラーメンなら食べてみたいだけであって、わざわざこんな夜遅くに日本のラーメンはないやろうってことで、自分だけは餃子とビール…、残念。
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交運労協第1次アジア交通運輸事情調査団ってことで香港・深圳へ行く。【3日目】

2017-11-10 | 書記長社労士 労働組合

 香港の3日目がスタート、まずはビクトリアピークに登って(トラムではなくツーリストのバスで)。
ちょうど、スーパーリッチマンちのご令息ご令嬢の学校や幼稚園の送迎時間と重なって驚くほどの大渋滞!



 香港島では二階建ての路面電車(トラム)も走っている、一度あれに乗ってみたいと前から思っているが、3回目の香港でもそれは適わず。
香港のタクシーはほとんどがクラウンのコンフォート、昔のようにルーフの上に暑さ対策のテントは載せていない(昔と違って今のコンフォートはエアコンの効きがいいから)。
しかしちらほらと日産のNV200も走っていた(UDかどうかまではわからなかった)、今後の香港のタクシーはどうなっていくのだろうか?(JPNタクシーは導入されるのか)
香港のナンバープレートは、前側が白地で後ろ側が黄色地、横長の1段書きか、2段書きかは、車の製造国のバンパー形状に合わせているみたいで選択は自由のようだ。
そして香港港からジェットフォイルに乗って深圳へ、船に乗る前に香港の出国手続きを行うが、イミグレで列を整理するおばちゃんの適当さに翻弄されまくる(-.-#)




 初めて中華人民共和国に入国、世界で最も苦手な中国本土の人の巣窟に身を投じることに不安いっぱいながら…(__*)
中国での最初の食事は港の入管ビル内にある「新鮮TE」って小洒落たレストランだが、意外に普通の中国人は、日本に観光で来る小金持ち・お金持ちとは違って、控えめでシャイなことに気付く、みんないい子やん!!(笑)
お昼から広東料理のフルコース、コーンスープ、馬鈴薯と豚肉の炒め物、トマトと玉子炒め、瓜とキクラゲの炒め物、鶏の蒸し物、椎茸と牛肉の炒め、牛肉の煮物、鯇魚の姿蒸し、白菜の肉団子入り煮込み、野菜炒め、海鮮炒飯。
蒸し鶏では鶏さんの顔(もちろん鶏冠付き)や羽根、煮魚の腹開きで、大歓迎、げっそり…。



 食後、深圳での視察では、蛇口集装箱碼頭有限公司(Shekou Container Terminals Ltd)にて、Nina WangさんとGeoge Wangさんから、昨日の香港貨物港と同様に、深圳の物流について説明を受ける。



 1989年に建設開始されたこの港は、最初の市場化運営だそうで、この蛇口港は、深圳市蛇口半島の南端に位置し、華南地区における穀物、建築材料などの集散港であり、国内交易の重要な港となっているとのこと。
5万トン以上のコンテナ専用バースは8ヶ所、500トン級バース48ヶ所。万トン級深水バース18ヶ所あり、7.5万トン級のバラ積み貨物船、10万トン級のコンテナ船が停泊可能となっているそうだ。


 蛇口集装箱碼頭有限公司では、この蛇口港と赤湾港を管理している、などなどと、ちょっとはにかみ屋さんでとっても可愛いニーナさんが、出来る女を醸し出しつつ説明してくれた(残念ながらいい表情の写真が撮れなかった)。



 深圳での宿泊は「BEST WESTERN Shenzhen」、ホテルにチェックインの後、深圳駅のバスターミナルと駅舎をちょろっと見学、深圳での現地ガイドさんはこういうところの説明はあんまり好きではないようだ(世界一な中国の新幹線の説明には力が入っていたが…)。




 そして晩ご飯は、「囲軒酒楼」にて、香港とは味も趣もちょっと違う広東料理を食べる。
普寧の揚げ豆腐、潮洲風盛り合わせ、オイスターの焼き物、白菜塩漬けと豚肉の煮込み、魚のソース味煮込み、茄子の塩胡椒揚げ物、ニンニク入り野菜炒め、肉団子と野菜の潮州風鍋、オリーブ漬け物入りインゲン豆と豚肉の炒め、炒飯、炒麺、フルーツ。
その後はなんと3日連続でホテルの部屋飲み!
深圳経験者は、夜の深圳をとても楽しみにしていたようだが、習近平の「反腐敗」政策によりたいへん厳しくなっており(深圳は中国の代表とあれって扱いらしく特に厳しいらしい)、外国人が不法なお店で下手に羽目を外すと逮捕されるらしく(ガイドさんも目の前で逮捕されているヨーロッパからの旅行者を最近目撃したらしい)、安全な(不法とならない)お姉さんのいるお店ってのは、VIP対象の超高級店しかなく、1人の予算はだいたい日本円で8万円くらいらしい…行けるかっ!?
深圳経験者はその変化にも驚いていたが、特に驚いていたのは、車があんだけ鳴り響いていたクラクションを鳴らさなくなったことと、咥えたばこで歩くのも罰金らしく、ホテルや飲食店の店内もすべて禁煙で、喫煙者にものすごく甘かったのがかなり厳格になっていたことのようだ。
ところで、中国ではLINE、Tweeter、Facebook、Googleは使えないと聞いていたが、確かに街中のフリーWi-Fiや、飲食店などのWi-Fiでは無理だけど、なぜかホテル客室なのWi-Fiだと、まったく問題なく使えてる!(トランプ効果?)
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交運労協第1次アジア交通運輸事情調査団ってことで香港・深圳へ行く。【2日目】

2017-11-09 | 書記長社労士 労働組合


 香港2日目、このいすゞの貸切のバスデザインは日本にないな、このサイドミラーの形状とヘッドライトから窓に流れるラインが特徴的で、なんかかっこいいやん!
で視察に出発、はまずは紅磡(Hung Hom)駅のバスターミナルを見学、以前はイギリスの植民地だったってことで、ロンドンバスと同じような二階建てバスが、路線バスの主力(左はボルボのスーパーオリンピアンかな、右はアレクサンダー・デニス・E500 )。


 続いて、MTR(Mass Transit Railway、港鉄)の東鉄線 (East Rail Line)に、紅磡(Hung Hom)駅から大埔墟(Tai Po Market)駅まで乗ってみる。
SP1900・1950形電車(近畿車輛・川崎重工業製だそうだ)、12両編成ながら一両が長いから(25m程度)、新幹線なみに長編成、300mもあるわけで、ホームを端から端まで歩く気にはなれんかった!



 券売機は、仕組みがわかると、外国人にとっても非常に使いやすくなっている、行きたい駅をタッチパネルでタップすると購入画面が表示される。
紅磡(Hung Hom)駅から大埔墟(Tai Po Market)駅までは10HK$と香港の物価から考えると安い。
車内はただただ幅も前後も広い、先頭から最後尾まで、全部見渡せそうなくらい、な~んもない!



 大埔墟駅で再びツアー会社のバスに乗り込み、バス整備工場「龍翔汽車工程」に行くが、日本の安全に対する、または仕事に対する真面目さを確認できただけ…。
労働安全衛生の、政府当局のポスターが申し訳程度に掲出してあるが、まったくそんな意識は職場にはない…。
そして日本製以外のバスには、外から強制的にエンジンを停止させるボタンが、ボディに装備されていることを初めて知った、いったいどんな状況の時にこの「緊急死火掣」という機能を使うのかってことを想像するのも恐ろしい…。




 昼は九龍市街まで戻って来て、「好彩海鮮酒家」にて広東海鮮料理(飲茶)。
大根餅、叉焼パオ、春巻き、潮洲風蒸し餃子、焼売、もち皮の揚げ餃子、周瑜風味の焼きそば、五目炒飯蒸し、牛肉団子。


 午後は香港貨物港にある香港日通さんを訪問、香港の物流について視察させてもらう。



 香港の面積は東京とほぼ同じで、人口は730万人ながら、香港空港の貨物取り扱いは460万TEW ( 20feetコンテナ換算)で世界一、まさに華南地区のゲートウェイとなっている(成田空港はその約半分の取り扱いで世界8位)。
海運は2000万TEWで世界5位(3位から後退した)、ここの港は、空港からも深圳との国境からも約30kmと近く、 自由貿易港で(フリートレードゾーン)無税、輸出入申告は事後でよく(WEBで14日以内)、24バース、ガントレークレーン94台、最大水深15.5m、24時間365日稼働、内港バースも併設されており、ここに集めてここで積み替えて世界中に出す、ハブ港として貨物取り扱いが非常に便利な港となっている。
しかし、賃料が非常に高騰しており、物価指数も人件費指数も高騰しているのが欠点。
香港日通は1979年に設立(資本金8800万香港ドル)、業務についての解説をいただき、加えて、塩田港、蛇口・赤湾港の特徴と、国境(口岸)の通関についての解説や、中国の華南地区は加工貿易、香港は調達貿易という特徴がある、などなど、説明を受けた。




 そして二日目の晩ご飯は「景逸軒」にて広東料理、う…、もうすでに中華料理に飽きてきているってのが本音。
叉焼の前菜、ポークスペアリブ、揚州炒飯、クリスピーチキン、広東風コーンスープ、麻婆茄子、海老とセロリの炒め物、季節の野菜炒め、豆腐と野菜の煮込み、花ゼリー。



 そして二次会部屋飲み後のラーメン調査活動では、「洪利粥店茶餐廳」(Hung Lee Restaurant)にて「鮮蝦雲呑麺」、これも美味しかったが、仲間が食べた「炸醤麺」は香港スタイルのジャージャー麺、やばいほどうまっ!
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交運労協第1次アジア交通運輸事情調査団ってことで香港・深圳へ行く。【初日】

2017-11-08 | 書記長社労士 労働組合



 昨夜はまた来てしまった、ちゃんこ霧島、じゃこ天揚げに、牛すじの煮込みにちゃんこ鍋は味噌味でっ、どすこいっ!
んで、その後は、こんだけ人がいない羽田空港は観たことがないってのを通過して、ま、事情があって、羽田エクセルホテル東急、こんないいホテルに泊まらせてもらってん!
一人で…、あたりまえやけど…( ̄。 ̄;)



 ってわけで、交運労協第1次アジア交通運輸事情調査団ってことで香港・深圳へ行く(取り扱い旅行者は日通旅行)。
本日初日は移動のみってことで、空港からホテルに入る前に、お寺だけを観光(このお寺、初めて香港来たときにも観光したな、そういえば)。



 ブルースリーには、香港来たら敬意は表しておかなくてはならない。




 The Kimberley HotelにCheck Inしてから、初日の「全聚德」にての北京料理の懇親会は、とにかくお互いの顔を覚えて意見交換をして仲良くなることだ!(今回の参加の組織は、交運労協、全自交、自治労都市交評、全港湾、運輸労連、鉄構労、JR総連、JR連合、私鉄総連)
前菜盛り合わせ、鶏肉入りコーンスープ、豚肉入り中華風オムレツ、スペアリブの甘辛風味、キノコ入り野菜煮込み、ナスの醤油焼き、魚の切り身揚げ、北京風焼きそば、五目炒飯、北京ダック、杏仁豆腐。
で、その後のホテル部屋飲みのその後に、香港のラーメン調査に行ったら、綺麗な地元お姉さんたちが長蛇の列ってことで「間違いないんちゃう!」って選んだお店「永年車仔麵」の、むちゃくちゃ辛すぎる殺人的なラーメンに遭遇してしまって、しかもわざわざ中辛(4辛)くらいのをチャレンジしてしまって、舌も唇も火の車、飲み物が無かったってこともあり、3分の1も食べられず…、いきなり初日に敗北しちまった…、香港恐るべし…( ̄0 ̄)
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交運労協大会でITFのスティーブ・コットン書記長は連帯挨拶で日本の今時選挙は「国民や働く者たちのためでなく、右翼が力を増すためにやっていることを知っている」と言及

2017-10-11 | 書記長社労士 労働組合

 本日は、東京に帰ってきて、交運労協第33回定期大会@リーガロイヤルホテル東京。
住野議長は、
・解散と衆議院選挙(正常な国会運営を行わない、国民の声に耳を傾けない内閣で有り、耳障りのいい政策を打ち出すが具体的なプロセスを示さない安倍政権、それは安保関連法案や共謀罪の強行採決がいい例だ、森友・加計問題の疑惑隠しも問題、そんな状況の中、「排除の精神と踏み絵」により私たちが支持してきた民進党が分裂し立憲民主党が立ち上がった。民主主義と国民のための政治を取り戻さなくてはならない。)
・自然災害からの復興
・安全安心(軽井沢バス事故から様々な安心安全に向けた施策に取り組んできた)
・ライドシェアと民泊の課題(ライドシェアはタクシーの問題として取り上げてきたが、バスや貨物などのモードを含んだ問題となってきている、民泊については民泊新法が出来たが問題が拡大している、安全、安心、信頼を構築出来るか、いずれにしても、交運労協は『シェアリングエコノミー』の慎重な対応を求める請願署名を取り組み、組織人員の65万人を越える筆数を集めたが、さらに取り組みを強化したい)
長時間労働の是正と要員確保(時間外労働の上限規制では、自動車運転者は、5年の猶予措置が与えられそして上限は960時間とされるが、これでは改善とはいえない…)
・IOT、AI、第四次産業革命への対応
などの諸課題にふれ、「交通運輸65万人の組織の力を結集し闘う」と挨拶された。


 交運労協政策推進議員懇談会代表の立場で挨拶に立った福山哲郎立憲民主党幹事長。
「民進党の代表でない立場でここに挨拶に立つとは思わなかった。
民進党で、誰が何した、代表がどうだ、希望の党がどうだ、などは終わったこと。
しかし民進党として共に闘い、支えてもらってきたのにこんな形で選挙を迎えたことはたいへん申し訳なく思っている。
しかし運輸労連の組織内議員私鉄総連の組織内議員が排除の原理の対象となった。
枝野さんとは、民進党の元々の仲間のところには対抗馬を立てないでおこうという原則を確認した。
民主党からの長年の政策・理念を推進する政党を作り、先々何があるかわからない中、受け皿にならないといけない、そうしないと国民の声を届ける政治が出来なくなる、と枝野さんが一人で立ち上げた政党が立憲民主党。
そのため自ずから候補者擁立に制限が掛かるのだが、それでも78人の候補者を擁立した。
陸海空の政策課題、安全と安心の確保、ライドシェア阻止などを政治で実現させていく。」と、現在の心境と決意を述べた。


 今日は、定期総会の後に「交運労協結成30周年」の記念レセプションが開催された。
衆議院選挙のまっただ中なので、出席出来ない方も多かったし、一緒に運動してきた国会議員の出席が無い(あたりまえやけど…)。
こんな時に…ってな葛藤はあるが、これはこれ、なのかな(自分もこのためだけでは無いが、大阪から東京に帰ってこなくてはならなかったし)


 交運労協第33回定期大会に列席されたITF(国際運輸労連)のスティーブ・コットン書記長は連帯挨拶で、現在の日本の選挙について触れ、「国民や働く者たちのためでなく、右翼が力を増すためにやっていることを知っている」と言及された。
また、社民党の又市幹事長は、「憲法は、国民の側から見たらどこにも困った内容はない。しかし例えば、憲法25条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」を見たときに、そうはなっていないことでは国民は困っている、それは政治の問題。
安倍政権は、そこはさておきで現行の憲法では、権力者の立場で使いにくいから困っている、だから改憲しなくてはならないという。」

「立憲主義」って何でしょう?
ひと言でいえば、権力の行使を憲法で縛る、コントロールすることです。
権力行使の主体は、国家です。つまり、立憲主義とは、国家権力を憲法で縛るシステムのことです。
日本国憲法は、「立憲主義」をとっています。
では、なぜ「立憲主義」がとられているのでしょう。
それは、一人ひとりが個人として、人として尊重されるという「個人の尊重」をまもるためです。個人の基本的人権が保障され、個人の権利自由が侵害されないために、です。
侵害するって、いったい誰が侵害するというのでしょう。
これは、国家、権力なのです…

立憲主義
・憲法によって支配者の恣意(しい)的な権力を制限しようとする思想および制度。(出典 小学館デジタル大辞泉)
・ 広義には政治権力を法(憲法)によって規制しようという政治原則。狭義には近代市民国家におけるような権力分立の原則に立つ憲法に基づいて政治を行うという原則。権力分立が形式的にのみ認められている場合は外見的立憲主義(外見的立憲制)といわれる。(出典 百科事典マイペディア)

 ところで、【立憲民主党の略称は「民主党」です】とのこと。
「立憲」は書くのが難しい!略称はなに?という声が、うちの組合員さんからも多くいただいていた。
比例は「立憲民主党」もしくは「民主党」と書いて大丈夫や!
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連合第15回定期大会、連合の第48回衆議院選挙の対応が・・・

2017-10-05 | 書記長社労士 労働組合

 昨日、10月4日から、本日まで、東京国際フォーラムにて、連合第15回定期大会が開催された。
以下は、神津会長の、政治に関するあいさつの部分。


 9月28日、召集された臨時国会の冒頭に、安倍総理は衆議院を解散した。野党による臨時国会の開会要求を無視し続けた挙げ句の冒頭解散。率直に言って「大義なき、究極の自己都合解散」と断じざるを得ない。この間表沙汰になった森友・加計問題など、様々な疑惑を隠すためと言われても抗弁のしようはないだろう。高度プロフェッショナル制度導入や裁量労働制拡大に関する野党の追及を当面回避する意図も明白だ。そして足もとで緊迫化する北朝鮮情勢を見ても、とても政治空白をつくっている場合ではない。ここ最近の安倍総理の発言も強硬姿勢だけが目立っており、聞く耳を持たない現政権の性格がどのような結果を生じてしまうのか、私たちは取り返しのつかない危機の淵に追いやられているのではないかという不安を多くの国民が抱えている。現状認識に対する我が国の姿勢としても、このタイミングでの解散は世界からどのように見られているのだろうか。
 加えて、私たちにとってみれば、この解散によって、長時間労働の是正に向けた、罰則付き時間外労働の上限規制や、雇用形態間の格差解消の遂行に向けた今国会の法案審議も反故にされたわけだ。過労死・過労自殺ゼロをはじめとして、働く者の生活に直結する重要課題も置き去りにしてまで解散すべき理由が、本当にあるのだろうか。
 これら国民の深刻な疑問や批判は政権自身も想定しないわけではないと思う。しかしそれは投票行動に結びつくまでの怒りにはならないだろうと、恐らく高を括られたのだろう。解散総選挙に必要な六百数十億円もの税金を使われてなおこの有様だ。私たち有権者の力も見くびられたものだ。



 一方見方を変えるならば、今回の総選挙は、政権与党の、数の力を背景とした強権的な国会運営からの転換をはかる、千載一遇のチャンスでもある。思い起こせば、2012年12月に第2次安倍内閣が発足して以降、「労働者派遣法の改悪」、「安全保障関連法案」、「改正組織犯罪処罰法案」いわゆる共謀罪法案などが、丁寧な合意形成もなく、国民の不安・懸念の払拭に至らぬまま強引に成立させられてしまった。こうした政治を転換し、与野党の勢力が拮抗し、緊張感のある、互いの政策で切磋琢磨する政治体制を確立しなければならない。
 そのような中で9月28日の民進党の両院議員総会で確認された、総選挙における民進党と希望の党による事実上の合流は、なんとしても一強政治に終止符を打たんとするものとして、文字通りの身を捨てる覚悟を伴った決断だった。しかしその後の進展は紆余曲折の中にあることはみなさんのご承知の通り。
 時々刻々と状況が変化している中なので、現時点ではすべてを断定するわけにはいかないが、連合の組織内候補を含めた推薦候補者のなかには、希望の党の公認作業の狭間で厳しくつらい思いを重ねてきた方が少なくない。極めて遺憾だ。
 一方では、政策・理念の認識合わせも進まず疑念や不安が広がる中で一昨日には枝野さんが新党「立憲民主党」の立ち上げを宣言された。
 今回の解散自体が、野党側の体制が整っていない現状の弱みを狙ったものであるだけに、様々な思いが一挙に巨大な化学反応を生じているともいえるわけだが、そもそもの趣旨、すなわち一強政治に終止符を打つことは共通であるはずだ。そのことに向かってそれぞれの動きが収斂していくとき、名実ともに闘いの姿が整う。そのことを強く訴えておく。
 そして、この巨大な化学反応を誘発したのは他ならぬ安倍総理ではないのか。因果応報という言葉の重みをかみしめる必要があるのではないか。
 本大会終了後に、中央執行委員会の確認を経て、第48回衆議院議員選挙の対応方針その2を提起して参る。現時点での考え方を全体で統一し、これまで闘ってきた仲間であり、私たちの政策・理念を共有する連合推薦候補者、地道な取り組みを重ねる同志の勝利に向け、全力を挙げることを確認し合いたい。一人でも多くの仲間の投票行動につなげていくことが不可欠だ。
 なお連合として、一連の動きによって政治構造が大きく変わる状況に直面していることを踏まえ、政策を実現するための支持政党との関係のあり方や組織内外への発信のあり方など、今後の政治への対応をめぐる課題について、運動方針を補強する観点から、総選挙後すみやかに議論していく必要があることを申し添えておく。



【DECENT WORK for ALL!】
働くことを軸とする安心社会の実現のため、すべての人にディーセントワークを!

 連合第15回定期大会で、JAMさんから、不適切な所謂「ブラック社労士」への対応を求める発言があった。
うちの仲間たちが、一斉に俺の顔を見たっ!?
俺はホワイトや~っ!!(`へ´)フンッ。

 ところで朝日新聞の、この連合大会の報道に((乱気流 2017衆院選)民進分裂、連合混乱 異例の「特定政党支持せず」)で、「支援する候補が排除され、組織内から怒りの声が殺到している」(私鉄総連)」と、うちの産別が、組織内議員を希望の党の候補にされなかったことが遺憾であるというような趣旨の記述があったが、それは違う。
「希望の党は、公認の条件に『憲法違反である安保法制』や『憲法改正』の踏み絵を示し、選別や排除の動きがああったこと。さらに、大阪については、維新との連携により、希望の党からは公認候補者を擁立しないことを決定したこと。」
などにより、うちの産別は希望の党を認めることができないという趣旨の発言をしたのだ。

 連合は、安保関連法案や共謀罪などを阻止する運動のリーダーシップを取ってきてたのに、「希望の党」でもありなのか?
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