労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

2018年9月に読んだ本

2018-10-19 | いい本読んでます?
9月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:3952

新装版 木曜島の夜会 (文春文庫)新装版 木曜島の夜会 (文春文庫) 読了日:09月08日 著者:司馬 遼太郎 オーストラリア大陸の北端に浮かぶ、木曜島。その海底は、高級ボタンの材料となる白蝶貝の宝庫であった。明治の始めから太平洋戦争前まで、多くの日本人が採取のために雇われた。サメの恐怖、潜水病に耐えつつも異国の海に潜り続け、異国の海に潜り続けた男たちの悲哀、哀歓と軌跡から、日本人を描き出した表題作ほか、歴史短編3編収録。☆☆★


ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) 読了日:09月11日 著者:宮部 みゆき 天空を翔るファイアドラゴン、ジョゾの背に乗って北の帝国に向かうワタルたち。目指すは皇都ソレブリアにそびえる運命の塔。が、うちつづく闘いに傷つき、命を失う仲間もあらわれ…。ミツルとの死闘を制し、ワタルは女神と出会うことができるのか?現世の幸福と幻界の未来。最後に選ぶべきワタルのほんとうの願いとは―。運命に挑んだ少年の壮大なる旅を描いて、勇気と感動の涙をもたらす記念碑的超大作、ついに完結! ☆☆★


ミドリのミ (講談社文庫)ミドリのミ (講談社文庫) 読了日:09月13日 著者:吉川 トリコ 重田ミドリは小学3年生の女の子。一緒に暮らすのは父親の広とその恋人、源三である。母親の貴美子は広の心境の変化についていけず、離婚話もあまり進まない。だが、進まない理由はそれだけではなく―。それぞれの理想の“かたち”を追い求め、もがくミドリたち。彼女たちに訪れるのは一体どんな結末なのか。 ☆☆★


チームII (実業之日本社文庫)チームII (実業之日本社文庫) 読了日:09月16日 著者:堂場 瞬一 マラソン日本記録を持ち「陸上界の至宝」といわれる山城悟は、怪我と所属チームの解散危機で、引退の瀬戸際にいた。傲慢な山城に、かつて箱根駅伝を学連選抜チームとして共に走った仲間がサポートを申し出るが、彼は再起できるのか?熱き男たちの友情、葛藤、そして手に汗握る駅伝レースの行方は?スポーツ小説の金字塔『チーム』7年後の物語。☆☆☆


陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫) 読了日:09月18日 著者:伊坂幸太郎 陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。直後から、ギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は追いつめられた!必死に火尻の急所を探る四人組だが、やがて絶対絶命のカウントダウンが! ☆☆☆


埋れた牙 (講談社文庫)埋れた牙 (講談社文庫) 読了日:09月20日 著者:堂場 瞬一 捜査一課から地元の武蔵野中央署へと転出した刑事・瀧靖春は、旧友の長崎から姪の恵が行方不明になっていると相談を受けた。市議会議員の選挙運動を手伝っていたという恵。その足取りを追う中、瀧は過去に類似の失踪事件が起きていたことに気づく。やがて瀧の捜査にも見えざる圧力がかかりはじめ…。 ☆★★


砂の王国(上) (講談社文庫)砂の王国(上) (講談社文庫) 読了日:09月23日 著者:荻原 浩 全財産は、三円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。大手証券会社勤務からホームレスになり、寒さと飢えと人々の侮蔑の目の中で閃く―「宗教を興す」。社会を見つめ人間の業を描きだす著者の新たなる代表作、誕生。 ☆☆☆


レイクサイド (文春文庫)レイクサイド (文春文庫) 読了日:09月25日 著者:東野 圭吾 中学受験の合宿の夜、その事件は起きた……妻は言った。「あたしが殺したのよ」。湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。☆★★


砂の王国(下) (講談社文庫)砂の王国(下) (講談社文庫) 読了日:09月26日 著者:荻原 浩 三人で立ち上げた新興宗教団体「大地の会」は私が描いた設計図どおりに発展。それどころか会員たちの熱狂は、思惑を超えて見る見る膨れ上がっていく。奇跡のような生還と劇的な成功。だが、そこで私を待っていたのは空虚な祝祭と不協和音だった。人間の底知れる業と脆さを描ききった傑作長編、慟哭の結末! ☆☆★


幕末浪漫剣幕末浪漫剣 読了日:09月30日 著者:鳥羽 亮 江戸後期の文政年間、社会不安の高まりをうけて、八百八町では武芸熱が高まり、多くの道場が剣名を競っていた。千葉周作門下の柘植恭之介も、友人勝小吉の薦めで、自らの道場を持ちたいと思うようになる。道場破りで名を上げた恭之介は、尾島藩のお家騒動に助太刀し資金を得ようとするが、敵が雇った無敵の剣客と死闘を繰り広げる。 ☆☆★
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2018年8月に読んだ本

2018-09-11 | いい本読んでます?
8月の読書メーター 読んだ本の数:11 読んだページ数:4045
検察側の罪人 上 (文春文庫)検察側の罪人 上 (文春文庫)読了日:08月04日 著者:雫井 脩介 蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に時効事件の重要参考人・松倉の名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。最上に心酔する若手検事の沖野は厳しい尋問で松倉を締め上げるが、最上の強引なやり方に疑問を抱くようになる。正義のあり方を根本から問う雫井ミステリー最高傑作!☆☆★

検察側の罪人 下 (文春文庫)検察側の罪人 下 (文春文庫)読了日:08月07日 著者:雫井 脩介 23年前の時効事件の犯行は自供したが、老夫婦刺殺事件については頑として認めない松倉。検察側の判断が逮捕見送りに決しようとする寸前、新たな証拠が発見され松倉は逮捕された。しかし、どうしても松倉の犯行と確信できない沖野は、最上と袂を分かつ決意をする。慟哭のラストが胸を締めつける感動の巨篇!☆☆☆

躯(からだ) (文春文庫)躯(からだ) (文春文庫)読了日:08月09日 著者:乃南 アサ 日常が一瞬にして非日常に激変する「怖さ」を描いたホラー短篇集。お臍の美容整形を娘にせがまれたのがきっかけで、自分の顔をいじりまくる母親。女性の丸い膝小僧を愛撫したくてたまらない、中年サラリーマン。薄毛に悩み、怪しい発毛剤に手を出す青年。「アヒルのようなお尻」と揶揄され“吐きもどし”がやめられなくなる女子高生。顎を殴ることに魅入られた、中卒のひ弱なプータロー。それぞれの欲望の果てに、躯が静かな復讐を始める──。☆☆★

新装版 宮本武蔵 (朝日文庫)新装版 宮本武蔵 (朝日文庫)読了日:08月09日 著者:司馬遼太郎 剣の道を極め、「兵法者」として頂点に立ちながらも、「軍学者」としての処遇を求め続け、野望と出世欲を捨て去れなかった宮本武蔵。才気溢れるゆえの自負と屈託、天才と紙一重の狂気など、その人物像を生い立ちから丹念に追い、新たな武蔵像を描き出した司馬文学の新境地。☆☆★

銀河鉄道の夜銀河鉄道の夜読了日:08月16日 著者:宮沢 賢治 青や橙色に輝く星の野原を越え、白く光る銀河の岸をわたり、ジョバンニとカムパネルラを乗せた幻の列車は走る。不思議なかなしみの影をたたえた乗客たちは何者なのか?列車はどこへ向かおうとするのか?孤独な魂の旅を抒情豊かにつづる表題作ほか、「風の又三郎」「よだかの星」など、著者の代表的作品を六編収録する。☆☆★

プラ・バロック (光文社文庫)プラ・バロック (光文社文庫)読了日:08月16日 著者:結城 充考 雨の降りしきる港湾地区。埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから、十四人の男女の凍死体が発見された!睡眠薬を飲んだ上での集団自殺と判明するが、それは始まりに過ぎなかった―。機捜所属の女性刑事クロハは、想像を絶する悪意が巣喰う、事件の深部へと迫っていく。斬新な着想と圧倒的な構成力!全選考委員の絶賛を浴びた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。☆☆★

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)読了日:08月22日 著者:宮部 みゆき 小学五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では、建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。そんなある日、帰宅した亘に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界―幻界へと旅立った!☆★★

触法少女 (徳間文庫)触法少女 (徳間文庫)読了日:08月23日 著者:ヒキタ クニオ 幼い頃、母親に棄てられた過去をもつ深津九子。児童養護施設から通う学校では、担任が寄せる暗い欲望を利用して教師を支配していた。同じクラスの西野も九子の下僕だし、里実からは憧れの対象として崇められていた。ある日、母親の消息を知るチャンスが巡ってきた。運命は激しく動き出す。母親なんていらない。戦慄だけでは終わらない、読者の心を震わせる書下し長篇完全犯罪ミステリー!☆☆☆

ツリーハウス (文春文庫)ツリーハウス (文春文庫)読了日:08月25日 著者:角田 光代 じいさんが死んだ夏のある日、孫の良嗣は、初めて家族のルーツに興味を持った。出入り自由の寄り合い所帯、親戚もいなければ、墓の在り処もわからない。一体うちってなんなんだ?この際、祖父母が出会ったという満州へ行ってみようか―。かくして、ばあさんとひきこもりの叔父さんを連れた珍道中が始まる。伊藤整文学賞受賞作品。☆☆☆

アフターダーク (講談社文庫)アフターダーク (講談社文庫)読了日:08月30日 著者:村上 春樹 時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。新しい小説世界に向かう、村上春樹の長編。☆★★

ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)読了日:08月30日 著者:宮部 みゆき 僕は運命を変えてみせる―。剣と魔法と物語の神が君臨する幻界でワタルを待ち受けていたのは、さまざまなモンスターに呪い、厳しい自然、旅人に課せられた数々の障害だった。大トカゲのキ・キーマ、ネコ族のミーナらとともに、ワタルは五つの宝玉を獲得しながら幻界の旅をつづける。先をゆくライバル、ミツルの行方は?ワタルの肩にかかる幻界の未来は?胸躍る場面が次々展開する和製ファンタジーの金字塔!☆★★
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2018年7月に読んだ本

2018-08-23 | いい本読んでます?
7月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:3836

不条理な殺人不条理な殺人読了日:07月02日 著者:法月 綸太郎,山口 雅也,有栖川 有栖,加納 朋子,西澤 保彦,恩田 陸,倉知 淳,若竹 七海,近藤 史恵,柴田 よしき ベストセラー作家が待ち望んだ最高の聖夜がとんでもない惨劇に。人喰い給水塔を見学した元判事の脳裡に去来した恐るべき真相。夫と親友の浮気を知った妻がとった意外な行動。顔さえ知らない父の突然の訃報に直面した母娘の胸中。七年ぶりに再会した憧れの女性と奇妙な殺人事件…。十人の人気作家が不可思議、不条理な事件を描く珠玉のミステリー・アンソロジー。☆★★
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)読了日:07月07日 著者:万城目 学 かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて…。元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。☆☆☆
隣人 (双葉文庫)隣人 (双葉文庫)読了日:07月07日 著者:永井 するみ 優しい夫に真っ白でふわふわな猫―美由紀の満ち足りた生活は、夫の溺死によりピリオドが打たれる。しかしそれは、新たなる絶望への幕開けに過ぎなかった。小説推理新人賞受賞作「隣人」を含む戦慄のサスペンス集。予測のつかない結末6篇! ☆☆★
理由 (朝日文庫)理由 (朝日文庫)読了日:07月16日 著者:宮部 みゆき 東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る宮部みゆきの最高傑作がついに文庫化。☆☆☆
ジャッジメント (祥伝社文庫)ジャッジメント (祥伝社文庫)読了日:07月19日 著者:佐藤 青南 プロ野球チームの監督殺害の容疑で、戦力外通告を受けた投手が逮捕された。新人弁護士・中垣拓也のもとに弁護の依頼が舞い込む。容疑者はかつて共に甲子園を目指した球友、宇土健太郎だった。高三の夏、ある事件をきっかけに絶交した二人。脳裏には、ほろ苦い“約束の記憶”が蘇る。中垣は宇土の無罪を勝ち取れるのか?法廷サスペンスと青春小説が融合する傑作ミステリー。☆☆☆
チヨ子 (光文社文庫)チヨ子 (光文社文庫)読了日:07月19日 著者:宮部 みゆき 五年前に使われたきりであちこち古びてしまったピンクのウサギの着ぐるみ。大学生の「わたし」がアルバイトでそれをかぶって中から外を覗くと、周囲の人はぬいぐるみやロボットに変わり―(「チヨ子」)。表題作を含め、超常現象を題材にした珠玉のホラー&ファンタジー五編を収録。個人短編集に未収録の傑作ばかりを選りすぐり、いきなり文庫化した贅沢な一冊。☆☆★
三姉妹探偵団 (講談社文庫)三姉妹探偵団 (講談社文庫)読了日:07月19日 著者:赤川 次郎 タイプの違う美人三姉妹を突如襲った火事騒動。辛うじて逃げ出したものの自宅は丸焼け、しかも焼けあとから若い女の全裸死体が出てきて、姉妹は呆然となる。頼るべき父親は出張中なのだ。若い女はいつ屋内に入っていたのか?魅力的な三姉妹が各自の特徴を生かして活躍するユーモアミステリの決定版!☆★★
さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)読了日:07月26日 著者:中山 七里 『さよならドビュッシー』の玄太郎おじいちゃんが主人公になって大活躍!脳梗塞で倒れ、「要介護」認定を受けたあとも車椅子で精力的に会社を切り盛りする玄太郎。ある日、彼の手掛けた物件から、死体が発見される。完全密室での殺人。警察が頼りにならないと感じた玄太郎は、介護者のみち子を巻き込んで犯人探しに乗り出す…「要介護探偵の冒険」など、5つの難事件に挑む連作短編ミステリー。☆☆★
22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)読了日:07月30日 著者:浜口 倫太郎 編集者・川北未南子の前に突如現れた美青年・曾根崎雅人。彼から預かった原稿は、時効となった連続殺人事件の犯行を告白したものだった。その残忍な犯行記録『私が殺人犯です』はたちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように世間を挑発し続ける。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』。☆☆★
異境 (小学館文庫)異境 (小学館文庫)読了日:07月31日 著者:堂場 瞬一 一匹狼の新聞記者甲斐昭人と女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件―。本社社会部から追われた甲斐は横浜支局に着任早々、失踪した後輩の行方を追うことになった。スクープを掴んでいたらしい彼の足跡を辿るうちに、警察内部の腐敗した実情と謎の外国人犯罪集団の存在に行き着く。そしてその二つは繋がっていた…。情報の鍵を握っているのは、潔癖さゆえ県警内で孤立している女性刑事翔子。「組織の人間としてじゃなくて君個人の正義感。正しいと思ったことをやるべきだと思う」手がかりはブラジル国花のピアス。巨大な組織を相手に二人の孤独な戦いが始まる…。☆☆★
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2018年6月に読んだ本

2018-07-18 | いい本読んでます?
6月の読書メーター 読んだ本の数:12 読んだページ数:4347

故郷忘じがたく候 (文春文庫)故郷忘じがたく候 (文春文庫) 読了日:06月02日 著者:司馬 遼太郎 十六世紀末、朝鮮の役で薩摩軍により日本へ拉致された数十人の朝鮮の民があった。以来四百年、やみがたい望郷の念を抱きながら異国薩摩の地に生き続けた子孫たちの痛哭の詩「故郷忘じがたく候」。他、明治初年に少数で奥州に遠征した官軍の悲惨な結末を描く「斬殺」、細川ガラシャの薄幸の生涯「胡桃に酒」を収録。 ☆☆★

5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編 (宝島社文庫)5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編 (宝島社文庫) 読了日:06月02日 著者: ショートショート・アンソロジー第2弾。今回も書き下ろし文庫2冊同時刊行!!『このミス』大賞・日ラブ大賞・『このラノ』大賞作家総勢57名が描く、夏にまつわる様々なストーリー。5分で読める気軽さとは裏腹に、本格謎解きアリ・爆笑アリ・感動アリの盛りだくさんな内容。東口編は大藪春彦賞受賞『検事の本懐』で話題の柚月裕子ほか、「死亡フラグが立ちました!」シリーズが好評な七尾与史ら29名の作品を収録。 ☆★★

そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫) 読了日:06月06日 著者:是枝 裕和,佐野 晶 「6年間育てた息子は、他人の子でした――。大切に育ててきた6歳の息子。彼は、出生時に病院で取り違えられた他人の子供だった」。是枝裕和・監督、福山雅治・主演で、カンヌ映画祭・審査員賞を受賞した映画『そして父になる』。現在、もっとも勢いのある尾野真千子、真木よう子という豪華俳優陣の競演とともに話題を呼んでいます。本書は是枝監督自身による渾身のノベライズ企画です。映画の余白を埋めていく、文字でつづられる家族それぞれの物語。 ☆☆★

億男 (文春文庫)億男 (文春文庫) 読了日:06月08日 著者:川村 元気 「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。 ☆☆★

手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫) 読了日:06月11日 著者:東野 圭吾 強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。 ☆☆☆

神の領域―検事・城戸南 (中公文庫)神の領域―検事・城戸南 (中公文庫) 読了日:06月14日 著者:堂場 瞬一 横浜地検の本部係検事・城戸南は、ある殺人事件を追ううちに、陸上競技界全体を蔽う巨大な闇に直面する。それは、箱根駅伝途中棄権という城戸自身の苦い過去とその後の人生に決着を迫る闘いとなった。あの「鳴沢了」も一目置いた横浜地検検事の事件簿。 ☆☆★

警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 読了日:06月14日 著者:吉川 英梨 警視庁管内にて、税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。身代金取引現場の近くに偶然居合わせた「女性犯罪」捜査班の原麻希が捜査に加わるが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子供の遺体が発見される。そして同じ多摩川流域で“第3の遺体”も見つかり―。天才捜査官・原麻希が、犯人の“見えない”難事件に挑む、人気シリーズ最新作! ☆★★

不発弾 (講談社文庫)不発弾 (講談社文庫) 読了日:06月17日 著者:乃南 アサ 今度はあなたが、爆発させてみる? 退屈な日常から逃れられるきっかけなんて、どこにでも転がってる。デパート勤務の的場智明は、地味な売り場での仕事に耐える日々を過ごしていた。そんな折、息子や娘の、“秘密”を妻までが一緒になって隠していたことに気づく。たまりにたまった憂さをはらすために彼がとった行動とは……。表題作など、現代人の爆発寸前の心境を的確に捉え、見事な筆致で描く、秀逸短編集。(講談社文庫) ☆★★

スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 読了日:06月18日 著者:志駕 晃 麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。☆★★

右岸 上 (集英社文庫)右岸 上 (集英社文庫) 読了日:06月20日 著者:辻 仁成 1960年、福岡。九はやくざ者の父とその愛人の子として生まれる。祖父母に預けられた彼は、隣に引っ越してきた同い年の茉莉とその兄、惣一郎と共に育つ。奔放で天真爛漫な茉莉に想いを寄せ、聡明で男気のある惣一郎を実の兄のように慕う九。しかし、突如会得した不思議な力と、惣一郎の死が運命を大きく変えてゆく。生涯にわたる愛をテーマに、江國香織との共作に挑んだ一大長編。☆☆★

奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と)奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と) 読了日:06月27日 著者:堂場瞬一 著 捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るためだ。楽な任務と思われたが、被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃され―。若手刑事たちの奮闘を描く、書き下ろし警察小説シリーズ。 ☆☆★

右岸〈下〉 (集英社文庫)右岸〈下〉 (集英社文庫) 読了日:06月30日 著者:辻 仁成 移住先のパリで最愛の妻を亡くし、自身も交通事故にあった九は、帰国して母のもとで植物を育てながら暮らすようになる。幼馴染みの茉莉らの支えの甲斐あって快復へと向かう九だったが、その最中に発露した力が、再び世間の好奇の目に晒されることになり…。人生の大きな流れに翻弄されながらも、いつも互いのことを思い続ける男女の半生を、壮大なスケールで描き出した大河小説。 ☆★★

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2018年5月に読んだ本

2018-06-18 | いい本読んでます?
5月の読書メーター読んだ本の数:10 読んだページ数:3723

終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし (集英社文庫)終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし (集英社文庫)読了日:05月04日 著者:岡本 嗣郎 第二次大戦終戦後、天皇の戦争責任が問われる中、連合国軍最高司令官マッカーサーに天皇不起訴を進言する覚書を提出した副官ボナー・フェラーズ。その際、彼が助言を求め、信頼した人物のひとりが河井道だった。敬虔なクリスチャンである河井は、平和を志す女子教育に情熱を傾ける教育家だった。戦後日本がたどる道を決定づけた二人の、運命的な出会いと絆を描くノンフィクション。☆☆★


魔術はささやく (新潮文庫)魔術はささやく (新潮文庫)読了日:05月06日 著者:宮部 みゆき それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた……。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。☆☆★


警察回りの夏 (集英社文庫)警察回りの夏 (集英社文庫)読了日:05月14日 著者:堂場 瞬一 母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺害される。死体発見時から母親が行方不明の為、母親犯人説が浮上。日本新報甲府支局の南は、本社への栄転を懸け、特ダネを狙って精力的に事件情報を収集。警察のネタ元から犯人の情報を掴み、紙面のトップを飾る記事を書いた。だが、それは大誤報となって…。巧妙な罠に翻弄されながらも、新聞記者としての矜持と野心の狭間で真実を追う男の闘い。長編ミステリー。☆★★


(P[あ]7-1)ひぐらし神社、営業中 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[あ]7-1)ひぐらし神社、営業中 (ポプラ文庫ピュアフル)読了日:05月16日 著者:東 朔水 勤めていたバーの店長が夜逃げして、突然仕事を失ったぼく。住んでいたアパートも取り壊されることになり、途方に暮れていたところ、町はずれの神社で、ある女性と出会う。彼女は、態度が大きく、口も悪いけれど、どこかチャーミング。そんな彼女は、この神社の“神さま”だという。ぼくは、願いごとのあるひとを連れてくるように言われて―ユーモラスで心温まる物語、文庫オリジナルで登場! ☆☆★


桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)読了日:05月17日 著者:朝井 リョウ 田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。第22回小説すばる新人賞受賞作。☆☆☆


吠えろ!坂巻記者 (ハルキ文庫 せ)吠えろ!坂巻記者 (ハルキ文庫 せ)読了日:05月19日 著者:仙川 環 中央新聞入社五年目の上原千穂は、社会部から子育て問題や高齢者問題などの企画記事を主に扱う、生活情報部に異動となった。文化的な仕事ができる――そんな期待をよそに、配属されたのは、部内に新設されたばかりのニュース出稿班。しかも、直属の上司は、自分を曲げず、上層部にも煙たがられているというトンデモキャップの坂巻武士だった。☆★★


リタとマッサン (集英社文庫)リタとマッサン (集英社文庫)読了日:05月21日 著者:植松 三十里 リタは、婚約者を第一次世界大戦で亡くし、医者だった父も喪って、失意のなかにいた。その頃、妹が通うグラスゴー大学の留学生竹鶴政孝と知り合う。日本でウイスキー作りをするため、イギリスまで学びにきた政孝に、驚きながらも惹かれていくリタ。だが、国際結婚を決意した二人は家族の猛反対に遭い…。夢の実現に邁進する夫と、献身的に支え続けた妻。ウイスキー誕生のため生涯を賭けた夫婦愛。☆☆★


六枚のとんかつ (講談社文庫)六枚のとんかつ (講談社文庫)読了日:05月23日 著者:蘇部 健一 空前絶後のアホバカ・トリックで話題の、第3回メフィスト賞受賞作がついに登場! 新作『五枚のとんかつ』も併録。またノベルス版ではあまりに下品だという理由でカットされた『オナニー連盟』もあえて収録した、お得なディレクターズ・カット版。トリックがバレないように、必ず順番にお読みください。★★★


明日の記憶 (光文社文庫)明日の記憶 (光文社文庫)読了日:05月27日 著者:荻原 浩 広告代理店営業部長の佐伯は、齢五十にして若年性アルツハイマーと診断された。仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう!山本周五郎賞受賞の感動長編、待望の文庫化。☆☆★


アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)読了日:05月30日 著者:小峰 元 「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。さらにクラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、学内は騒然! 大人たちも巻き込んだミステリアスな事件の真相は? 1970年代の学園を舞台に、若者の友情と反抗を描く伝説の青春ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。☆☆★

   
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2018年4月に読んだ本

2018-06-05 | いい本読んでます?

 私鉄総連第4回中央委員会が開会、主な議案は、2018年度産業別最低賃金協定の改定承認、2018年度運動方針(案)、@定山渓温泉 花もみじ

4月の読書メーター 読んだ本の数:9 読んだページ数:4156
新装版 菜の花の沖 (5) (文春文庫)新装版 菜の花の沖 (5) (文春文庫)読了日:04月04日 著者:司馬 遼太郎 ロシアは、その東部の寒冷地帯の運営を円滑にするために、日本に食料の供給を求めた。が、幕府が交易を拒絶したことから、報復の連鎖反応が始まった。ロシア船が北方の日本の漁場を襲撃すれば、幕府も千島で測量中のロシア海軍少佐を捕縛する。商人にすぎない嘉兵衛の未来にも、領国の軋轢がしだいに重くのしかかってくる。 ☆★★


マリアビートル (角川文庫)マリアビートル (角川文庫)読了日:04月08日 著者:伊坂 幸太郎 幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点! ☆☆☆


レベル7(セブン) (新潮文庫)レベル7(セブン) (新潮文庫)読了日:04月08日 著者:宮部 みゆき レベル7まで行ったら戻れない―。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。 ☆☆★


ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)読了日:04月10日 著者:山本 幸久 アヒルバス入社五年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)はわがままツアー客に振り回されたり、いきなり新人研修の教育係にされたりと悩み多きお仕事の毎日。さらにある日、アヒルバスを揺るがす大事件も起きて…笑いあり、感動ありのバスガイドたちの姿を東京の車窓風景とともに生き生きと描く。文庫のための書き下ろし短編・東京スカイツリー篇(「リアルデコ」)収録。 ☆☆★



プリズン・トリック (講談社文庫)プリズン・トリック (講談社文庫)読了日:04月12日 著者:遠藤 武文 市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。完全な密室で起きた事件は、安曇野を舞台にした政治汚職にまで波及していく。単行本未収録の“ある人物からの手紙”を収めた最強のトリックミステリーを、早くも文庫化!第55回江戸川乱歩賞受賞作。 ☆☆★


身代わりの空(上) 警視庁犯罪被害者支援課4 (講談社文庫)身代わりの空(上) 警視庁犯罪被害者支援課4 (講談社文庫)読了日:04月15日 著者:堂場 瞬一 富山空港旅客機墜落事故。死者20名、負傷者多数。村野秋生たち被害者支援課も総動員された。遺族のケアに奔走する村野は、一人だけ身元がわからない死亡者がいると聞かされる。男の身許を調べる村野だが、事態は思わぬ方向へ進んでいく。男の名は本井忠介、それは毒殺事件の指名手配犯だった。 ☆★★


最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)読了日:04月16日 著者:朝井 リョウ,石田 衣良,荻原 浩,越谷 オサム,伊坂 幸太郎 男は、とっておきの恋ほど誰にも見せない。本当の恋のクライマックスは、自分の心だけが知っている。忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、ひとりで大切にするものと解っているから―男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ「本気の恋」。7人の作家が描き出すのは、女には解らない、ゆえに愛すべき男心。恋人たちの距離を少しずつ、でも確かに近づける究極の恋愛アンソロジー。 ☆★★


身代わりの空(下) 警視庁犯罪被害者支援課4 (講談社文庫)身代わりの空(下) 警視庁犯罪被害者支援課4 (講談社文庫)読了日:04月22日 著者:堂場 瞬一 旅客機事故で死亡した指名手配犯・本井忠介。その嫌疑に疑いをもった村野は、単独で事件を検証する。その捜査中、本井の関係者に新たな死者が出た。連鎖する殺人と15年前に起きた毒殺事件の記憶。錯迷する事件に失踪課・高城賢吾までが、村野に協力するが、闇の果てに浮かび上がる悪とは? ☆☆★


新装版 菜の花の沖 (6) (文春文庫)新装版 菜の花の沖 (6) (文春文庫)読了日:04月24日 著者:司馬 遼太郎 突然の災厄が、嘉兵衛を襲った。彼自身がロシア船に囚われ、遠くカムチャツカに拉致されたのだ。だが彼はこの苦境の下で、国政にいささかの責任もない立場ながらもつれにもつれたロシアと日本の関係を独力で改善しようと、深く決意したのである、たとえどんな難関が待ち受けていようとも…感動の完結篇。 ☆☆☆
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2018年3月に読んだ本

2018-04-10 | いい本読んでます?
3月の読書メーター 読んだ本の数:6 読んだページ数:2273
「天空の蜂 」1995年に出版されたもの、まだ東京電力の福島第一原子力発電所事故は起こっていない、「Re-born はじまりの一歩」蒼々たる作者達だが福田栄一さんの「あの日の二十メートル」以外さほど印象に残らなかった。

天空の蜂 (講談社文庫)天空の蜂 (講談社文庫)読了日:03月07日 著者:東野 圭吾 奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。驚愕のクライシス、圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス。☆☆☆


潜る女 アナザーフェイス8 (文春文庫)潜る女 アナザーフェイス8 (文春文庫)読了日:03月13日 著者:堂場 瞬一 知能犯を扱う捜査二課の同期・茂山から、結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美智留の内偵を依頼された大友鉄。美智留は元シンクロ選手でスポーツジムのインストラクター。真面目で魅力的な女性に見えるが、大友は得意の演技力で美智留に接近し、事件の裏に潜む複雑な事情に分け入っていく。大人気の警察小説シリーズ第8弾!☆★★


はなとゆめ (角川文庫)はなとゆめ (角川文庫)読了日:03月18日 著者:冲方 丁 なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説!☆★★


Re-born はじまりの一歩Re-born はじまりの一歩読了日:03月21日 著者:伊坂 幸太郎,瀬尾 まいこ,豊島 ミホ,中島 京子,平山 瑞穂,福田 栄一,宮下 奈都 父の浮気から両親が離婚、娘は高校の寮に入る―今日は家族解散の日。最後だから、と秘密の暴露を始めた三人は父の携帯に届いたメールに誘われ、見ず知らずの若い男とドライブに出かける(伊坂幸太郎「残り全部バケーション」)。行き止まりに見えたその場所は、自分次第で新たな出発点になる!時代を鮮やかに切りとりつづける人気作家7人が描く“再生”の物語。☆☆★


最終謀略〈上〉 (新潮文庫)最終謀略〈上〉 (新潮文庫)読了日:03月27日 著者:トム クランシー,スティーヴ ピチェニック アメリカ到着目前の中国船が爆発した。積荷は中国人不法労働者――。直後、南アの工場、台北のナイトクラブが続けて爆破された。オプ・センターのフッド長官は事件の関連性を調査していたが、いきなり大統領に呼ばれ、特使に任命される。これでは長官職を解任されたも同然。新長官には、米軍初の女性中将が就任するが、軍の圧力か? オプ・センターの運命は……。シリーズ完結!☆★★


最終謀略〈下〉 (新潮文庫)最終謀略〈下〉 (新潮文庫)読了日:03月30日 著者:トム クランシー,スティーヴ ピチェニック 多国籍企業の参加により、中国では原子炉を搭載した新型通信衛星ロケットの打ち上げ準備が進められていた。しかしその陰には、打ち上げ時を狙ったロケット爆破計画が。いったい誰が、何の目的で?大統領の特使として単身北京に飛んだフッドは計画を阻止できるのか。かつての部下たちの行方は?孤軍奮闘するフッドの目の前で、打ち上げのカウントダウンは、始まっていた―。☆☆★

  

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2018年2月に読んだ本

2018-03-02 | いい本読んでます?
2月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:4262
デス・サイン 死神のいる教室 ほんとにあり得ない設定なのにあり得るかもと思わせる筆致に脱帽、空飛ぶタイヤ (実業之日本社文庫) この作品のモデルとなったリコール隠し会社に自分はついて未だに信用は出来ないし、街で走ってる車を眺めていてもこの会社の車はほとんど走っていない「ざまあみろ」しかし池井戸潤節すばらしい、火天の城 前代未聞の建築物が消失せずに現存していて欲しかったとほんとに思っているがしかしこのような物語があったなんて、マドンナ まさに自分も含まれる切ない中年の心理描写が鋭くて感情移入甚だしかった。

人買い (小学館文庫)人買い (小学館文庫)読了日:02月01日 著者:竹内 大 政吉はやり手の公事師だが、お上の十手を預かる二足のわらじ。探索を命じられた古着屋伝蔵殺しの真相は――。  伝蔵やその仲間たちの悪事の数々は露見してくるものの依然として浮かんでこない犯人像。そのさなかに、今度は伝蔵の元女房で芸者の菊次の娘・ちりがかどわかされる。闇にひそむ人買い組織と闘う政吉だが、伝蔵殺しの下手人は意外なところに――。☆☆★


新装版 菜の花の沖 (2) (文春文庫)新装版 菜の花の沖 (2) (文春文庫)読了日:02月06日 著者:司馬 遼太郎 海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴立てて往き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の船を得た。永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが……。☆☆★


翁面の刺客 (祥伝社文庫)翁面の刺客 (祥伝社文庫)読了日:02月08日 著者:小杉 健治 濡れ衣だった。北町同心・村山源之助の憎しみを買った直心影流の達人・隼新三郎は、町人殺しの科で鼠一匹這い出せないほどの大包囲網を江戸中に敷かれた。それは、敵と狙う老中水野忠成の差し金でもあった。絶体絶命の新三郎に今一人、翁の能面を被った謎の刺客が立ちはだかる!息を呑む撃剣シーンと、健気に生きる市井の人々の情愛を活写する傑作時代小説誕生。☆★★


ラスト・コード (中公文庫)ラスト・コード (中公文庫)読了日:02月13日 著者:堂場 瞬一 豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲撃者の目的は―。 ☆★★


新装版 菜の花の沖 (3) (文春文庫)新装版 菜の花の沖 (3) (文春文庫)読了日:02月19日 著者:司馬 遼太郎 蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人びとを酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺にせまる大国ロシアの足音を聞きながら、それをも隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開をみせ始めた。幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ。 ☆☆★


デス・サイン 死神のいる教室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)デス・サイン 死神のいる教室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)読了日:02月20日 著者:深津 十一 あいつは死神だ―。不登校の生徒・五十嵐拓也は、三日以内に死ぬ人間がわかってしまう不思議な力を持っていた。新しく赴任してきた教師の舟橋と転校生の桜木乙女が、五十嵐をふたたび学校に呼び戻したとき、彼らの周りに「死」があふれ始める!五十嵐の依頼により、舟橋は一人の少女を死の運命から救おうと奔走するが…。果たして、的中率百パーセントの予見をくつがえすことはできるのか。 ☆☆☆


卒業 (講談社文庫)卒業 (講談社文庫)読了日:02月21日 著者:東野 圭吾 7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?
心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!? ☆★★


空飛ぶタイヤ (実業之日本社文庫)空飛ぶタイヤ (実業之日本社文庫)読了日:02月23日 著者:池井戸 潤 走行中のトレーラーから外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。自動車会社、銀行、警察、記者、被害者の家族ら、事故に関わった人たちの思惑と苦悩。「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともに事故の真相に迫る。圧倒的感動を呼ぶエンターテインメント巨編! ☆☆☆


火天の城 (文春文庫)火天の城 (文春文庫)読了日:02月27日 著者:山本 兼一 松本清張賞リニューアル第一回受賞作。信長の野望は天下一の棟梁に託された。前代未聞の建築物、安土城を作った男達の葛藤と築城プロセスを描いた戦国版プロジェクトX。☆☆☆


マドンナマドンナ読了日:02月28日 著者:奥田 英朗 人事異動で新しい部下がやってきた。入社4年目の彼女は、素直で有能、その上、まずいことに好みのタイプ。苦しい片思いが始まってしまった(表題作)ほか40代・課長達の毎日をユーモアとペーソス溢れる筆致で描く短編5編を収録。上司の事、お父さんの事、夫の事を知りたいあなたにもぴったりの1冊です。 ☆☆★

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2018年1月に読んだ本

2018-02-01 | いい本読んでます?
 「2018年1月に読んだ本」の記事を誤って削除してしまったので、記録として、簡易版で残しておく。

          

散り椿 (角川文庫) 葉室 麟 かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるもの―たとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動長編!

煌めきの殺意―問題小説傑作選〈2〉ミステリー篇 (徳間文庫) 「問題小説」30周年記念。あなたの殺意も目を覚ます!豪華作家陣による推理の競演。

シャイロックの子供たち (文春文庫) 池井戸 潤 ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!?“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績…事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。

I'm sorry, mama. (集英社文庫) 桐野 夏生 児童福祉施設の保育士だった美佐江が、自宅アパートで25歳年下の夫と焼死した。その背景に、女の姿が浮かび上がる。盗み、殺し、火をつける「アイ子」。彼女の目的は何なのか。繰り返される悪行の数々。次第に明らかにされる過去。救いようのない怒りと憎しみとにあふれた女は、どこからやって来たのか。邪悪で残酷な女の生を、痛快なまでに描き切った問題作。

ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫) 宮部 みゆき 空想です―。弁護人・神原和彦は高らかに宣言する。大出俊次が柏木卓也を殺害した根拠は何もない、と。城東第三中学校は“問題児”というレッテルから空想を作り出し、彼をスケープゴートにしたのだ、と。対する検事・藤野涼子は事件の目撃者にして告発状の差出人、三宅樹理を証人出廷させる。あの日、クリスマスイヴの夜、屋上で何があったのか。白熱の裁判は、事件の核心に触れる。

特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫) 笹本 稜平 東京都葛飾区在住の資産家老人・有村礼次郎が突然失踪した。質素で孤独な生活を送る老人と唯一交流のあった少女・奈々美の訴えで臨場した警視庁捜査一課特殊犯捜査係の堂園晶彦は、有村邸の玄関から血痕を発見する。同時に預金通帳や有価証券、時価二億円の根付コレクションが消えていた。有村老人は元暴力団員・中俣勇夫に金目当てで拉致された可能性が高い。中俣の潜伏先である鹿児島に飛んだ堂園は、自身の祖父と有村が鹿児島第一中学の同級生だったことを知る。二人はある事件がもとで故郷を追われていた。時代を超えた宿縁をめぐる、慟哭のミステリー。

ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫) 宮部 みゆき ひとつの嘘があった。柏木卓也の死の真相を知る者が、どうしても吐かなければならなかった嘘。最後の証人、その偽証が明らかになるとき、裁判の風景は根底から覆される―。藤野涼子が辿りついた真実。三宅樹理の叫び。法廷が告げる真犯人。作家生活25年の集大成にして、現代ミステリーの最高峰、堂々の完結。20年後の“偽証”事件を描く、書き下ろし中編「負の方程式」を収録。

京都二年坂殺人事件 (集英社文庫) 山村 美紗 新年早々、京都二年坂で、首と手首のない男の死体が発見された。京都府警の橋口と検視官・江夏冬子は、死体の足の爪に付着していた嵯峨菊をヒントに、大覚寺の庭から切断された小指をみつける。一方、府警には、行方不明になっている夫、兄、父ではないかと、三人の女性からの問い合せが相ついだ。結局、指紋から大和田ユリの父親と確認されたが、事件は意外な展開をみせ始める…。 

5分で読める! ひと駅ストーリー 本の物語 (宝島社文庫) 大好評!ショートショート・アンソロジー第5弾。今回も多数の作品を収録したプレミアムな一冊。『このミス』大賞作家・日ラブ大賞作家・『このラノ』大賞作家総勢34名が描く、「本」にまつわる様々なストーリー。5分で読める気軽さと、思わずうなるオチが魅力。役所広司主演・中島哲也監督で話題の映画『渇き。』の原作者・深町秋生、「死亡フラグが立ちました!」シリーズの七尾与史らがオール書き下ろし参加!

新装版 菜の花の沖 (1) (文春文庫) 司馬 遼太郎 江戸後期、淡路島の貧家に生れた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく…。沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く。

レインツリーの国 (新潮文庫) 有川 浩 きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。
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2017年12月に読んだ本

2018-01-11 | いい本読んでます?
12月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:3864

 一刀斎夢録 新解釈やな新撰組と坂本龍馬暗殺、しょうがの味は熱い 綿矢りさの文章力ってなんでこんなに惹き付けられるのやろ!、約束の海 山崎 豊子の絶筆作品だが最後まで読みたかった(T-T)、三匹のおっさん 有川 浩ワールド炸裂で痛快っ、君の膵臓をたべたい 新しい才能が登場で今後に期待やけどこの作品って映画化されたけど映画に出来るとは思えないから出来が心配や。

一刀斎夢録 下 (文春文庫)一刀斎夢録 下 (文春文庫)読了日:12月06日 著者:浅田 次郎 沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか―維新後、警視庁に奉職した斎藤一は抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは。百の命を奪った男の迫真の語りで紡ぐ鮮烈な人間ドラマ・浅田版新選組三部作、ここに完結。 ☆☆★


ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫)読了日:12月14日 著者:宮部 みゆき遂に動き出した「学校内裁判」。検事となった藤野涼子は、大出俊次の“殺人”を立証するため、関係者への聴取に奔走する。一方、弁護を担当する他校生、神原和彦は鮮やかな手腕で証言、証拠を集め、無罪獲得に向けた布石を着々と打っていく。明らかになる柏木卓也の素顔。繰り広げられる検事と弁護人の熱戦。そして、告発状を書いた少女が遂に……。夏。開廷の日は近い。☆☆★


HEROごっこ (文芸社文庫)HEROごっこ (文芸社文庫)読了日:12月15日 著者:山下 貴光
ある日、さえない僕が大学で出会ったイケメン・成宮。ひょんなことから、彼の副業「車泥棒」の見張り役をするはめになる。今回のターゲットは高級スポーツカー・ランボルギーニ。ところが、いざドアをこじ開けると、そこには美少女が横たわっていた。計らずも巻き込まれてしまった誘拐事件は、思わぬ展開を見せていく。緻密な計算で練り上げられた「黒幕」の驚きの目的とは!? ☆★★


破断 越境捜査 (双葉文庫)破断 越境捜査 (双葉文庫)読了日:12月16日 著者:笹本 稜平
神奈川県瀬谷区の山林で、白骨化した死体が発見された。死体は、十年前に都内で失踪した右翼の大物。神奈川県警は自殺で片付けたが、あることに疑念を持ち捜査結果に納得しない県警の刑事がいた。宮野裕之。宮野はさっそく警視庁に赴く。捜査一課の鷺沼友哉にその疑念を話し、やがて、“不正規捜査”が始まった―。物語冒頭からトップギアで走るスピーディな展開。次々とわき起こる謎。2人の前にちらつく公安警察の影。まるで現実を見ているかのような組織の腐敗を正義で抉る、大好評シリーズ第3弾!! ☆★★


しょうがの味は熱い (文春文庫)しょうがの味は熱い (文春文庫)読了日:12月18日 著者:綿矢 りさ
結婚という言葉を使わずに、言いたいことを言うのは難しい。「私たちこれからどうするの」―いつも疲弊している絃と同棲して一年近くになる奈世。並んで横たわる二人の思考は、どんどんかけ離れてゆく。煮え切らない男と煮詰まった女。トホホと笑いながら何かが吹っ切れる、すべての迷える男女に贈る一冊。☆★★


X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)読了日:12月19日 著者:朝井 リョウ,あさの あつこ,伊坂 幸太郎,恩田 陸,白河 三兎,三浦 しをん
もう枕元にサンタは来ないけど、この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる――。六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士……! ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。冬の夜に煌めくクリスマス・アンソロジー。 ☆☆☆


眠りの森 (講談社文庫)眠りの森 (講談社文庫)読了日:12月23日 著者:東野 圭吾
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。 ☆★★


約束の海 (新潮文庫)約束の海 (新潮文庫)読了日:12月23日 著者:山崎 豊子
海上自衛隊の潜水艦「くにしお」と釣り船が衝突、多数の犠牲者が出る惨事に。マスコミの批判、遺族対応、海難審判…若き乗組員・花巻朔太郎二尉は苛酷な試練に直面する。真珠湾攻撃時に米軍の捕虜第一号となった旧帝国海軍少尉を父に持つ花巻。時代に翻弄され、抗う父子百年の物語が幕を開ける。自衛隊とは、平和とは、戦争とは。構想三十年、国民作家が遺した最後の傑作長篇小説。 ☆☆☆


三匹のおっさん (文春文庫)三匹のおっさん (文春文庫)読了日:12月28日 著者:有川 浩
還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか! 定年を迎えて一念発起した剣道の達人・キヨ、経営する居酒屋も息子に任せられるようになってきた柔道の達人・シゲ、遅くできた一人娘を溺愛する町工場経営者で機械をいじらせたら右に出るものナシの頭脳派・ノリ。かつての悪ガキ三人組が結成した自警団が、痴漢、詐欺、動物虐待などご町内にはびこる悪を成敗! その活躍はやがてキヨの息子夫婦や孫の祐希、ノリの愛娘・早苗らにも影響を与えてゆき……。痛快活劇小説です! ☆☆★


君の膵臓をたべたい (双葉文庫)君の膵臓をたべたい (双葉文庫)読了日:12月30日 著者:住野 よる
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説! ☆☆☆

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2017年11月に読んだ本

2017-12-13 | いい本読んでます?
11月の読書メーター 読んだ本の数:12 読んだページ数:5305

「ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻」どえらい長編に手を出してしまったが中だるみなく読み応えばっちり、「女徳」瀬戸内寂聴さんの著書を読むのは初めてだがなんとも艶っぽい、「シュガーレス・ラヴ」痛いけどおもろいおもろすぎてほろり、「漁港の肉子ちゃん」笑った笑った泣いた泣いた!、「あの日にドライブ」タクシードライバーの描き方がステレオタイプすぎて鼻についたがしかし男ってそやな~とほろり、「一刀斎夢録 上」浅田次郎の新撰組三部作の完結編、「ラストダンス」堂場瞬一のスポーツジャンルは心理描写がすばらしすぎる!

ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) 読了日:11月02日 著者:宮部 みゆき クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か、自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった――。ひとつの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、真実を求める生徒たちを描いた、現代ミステリーの最高峰。☆☆★

女徳 (新潮文庫 (せ-2-2))女徳 (新潮文庫 (せ-2-2))読了日:11月06日 著者:瀬戸内 寂聴 多くの男の命がけの愛をうけて、奔放に美しい女体を燃やして生きた女――今は京都に静かに余生を送る智蓮尼の波瀾の生涯を描く。☆☆☆

シュガーレス・ラヴ (集英社文庫)シュガーレス・ラヴ (集英社文庫)読了日:11月06日 著者:山本 文緒 短時間、正座しただけで骨折する「骨粗鬆症」。美人と言われてトイレにも立てなくなる「便秘」。恋人からの電話を待って夜も眠れない「睡眠障害」。月に一度、些細なことで苛々する女の「生理痛」。フードコーディネーターを突然、襲う「味覚異常」…。恋が、仕事が、家庭が、女たちの心と体を蝕んでゆく。現代女性をとりまくストレス・シンドロームと、それに立ち向かい、再生する姿を描く10話。☆☆★

ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)読了日:11月15日 著者:宮部 みゆき もう一度、事件を調べてください。柏木君を突き落としたのは――。告発状を報じたHBSの報道番組は、厄災の箱を開いた。止まぬ疑心暗鬼。連鎖する悪意。そして、同級生がまた一人、命を落とす。拡大する事件を前に、術なく屈していく大人達に対し、捜査一課の刑事を父に持つ藤野涼子は、級友の死の真相を知るため、ある決断を下す。それは「学校内裁判」という伝説の始まりだった。☆☆★

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)読了日:11月18日 著者:道尾 秀介 夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。☆★★
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)読了日:11月20日 著者:西 加奈子 男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい―キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでもみんな生きている。港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。☆☆☆

コスプレ幽霊 紅蓮女(ぐれんオンナ) (宝島社文庫 603)コスプレ幽霊 紅蓮女(ぐれんオンナ) (宝島社文庫 603)読了日:11月20日 著者:上甲 宣之 陰気で、友人も恋人もいない史代は、周囲からダメ教師のレッテルを貼られ敬遠されている。そんな彼女の生きがいは、ちまたで有名な幽霊「紅蓮女」の変装をして人を驚かすこと。怪奇スポットや自殺の名所を徘徊し、その場に居合わせた人々を怖がらせることに喜びを感じていた…。口裂け女、都市伝説パーティー、生き神信仰、呪いの手紙、電話男―徘徊先で遭遇する事件に紅蓮女が立ち向かう。★★★

東京湾景 (新潮文庫)吉田 修一 「愛してないから、こんなに自由になれるの」「それでも、お前と一緒にいたかったんだよ」。品川埠頭の倉庫街で暮らし働く亮介が、携帯サイトの「涼子」と初めて出会った25歳の誕生日。嘘と隠し事で仕掛けあう互いのゲームの目論見は、突然に押し寄せた愛おしさにかき消え、二人は運命の恋に翻弄される。東京湾岸を恋人たちの聖地に変えた、最高にリアルでせつないラブストーリー。☆☆★

ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫)読了日:11月25日 著者:宮部 みゆき 二人の同級生の死。マスコミによる偏向報道。当事者の生徒達を差し置いて、ただ事態の収束だけを目指す大人。結局、クラスメイトはなぜ死んだのか。なにもわからないままでは、あたし達は前に進めない。だったら、自分達で真相をつかもう―。そんな藤野涼子の思いが、周囲に仲間を生み出し、中学三年有志による「学校内裁判」開廷が決まる。求めるはただ一つ、柏木卓也の死の真実。☆☆★

あの日にドライブ (光文社文庫)あの日にドライブ (光文社文庫)読了日:11月26日 著者:荻原 浩 牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。あるきっかけで銀行を辞めてしまった伸郎は、仕方なくタクシー運転手になるが、営業成績は上がらず、希望する転職もままならない。そんな折り、偶然、青春を過ごした街を通りかかる。もう一度、人生をやり直すことができたら。伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが…。☆☆★

一刀斎夢録 上 (文春文庫)一刀斎夢録 上 (文春文庫)読了日:11月30日 著者:浅田 次郎 近代国家日本の幕開けと壮絶な人間ドラマ。巨大な感動が襲う傑作時代長編 。「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」―最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長・斎藤一。明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎"が、近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか。維新後、警視庁に奉職した斎藤は、抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは?慟哭の結末に向け、香りたつ生死の哲学が深い感動を呼ぶ完結篇。☆☆★

ラストダンス (実業之日本社文庫 堂場瞬一スポーツ小説コレクション)ラストダンス (実業之日本社文庫 堂場瞬一スポーツ小説コレクション)読了日:11月30日 著者:堂場 瞬一 プロ野球チーム「スターズ」の同期、真田誠と樋口孝明。ドラフト5位からスター投手にのし上がった真田に対し、即戦力と期待された捕手・樋口は準レギュラーに甘んじていた。そして今季、40歳のふたりに引き際が訪れる。優勝争いにからむシーズン終盤、真田と樋口は17年ぶりにバッテリーを組むことになるが―予想外の展開を見せる引退ドラマを濃密に描く感動作。☆☆★
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2017年10月に読んだ本

2017-11-07 | いい本読んでます?
10月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:3086

5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編 (宝島社文庫)5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編 (宝島社文庫)読了日:10月02日
ショート・ショート・アンソロジーの決定版、書き下ろし文庫2冊同時刊行!!『このミス』大賞・日ラブ大賞・『このラノ』大賞作家総勢49名が描く、ひと駅の間に起こる様々なストーリー。5分で読める気軽さとは裏腹に、本格謎解きアリ・爆笑アリ・感涙アリの盛りだくさんな内容。乗車編は映画化で話題の『さよならドビュッシー』著者・中山七里ほか、「オサキ」シリーズが好調な高橋由太ら25名の作品を収録。☆☆★

交換殺人には向かない夜 (光文社文庫)交換殺人には向かない夜 (光文社文庫)読了日:10月05日 著者:東川 篤哉
不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた…。全編にちりばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線。傑作本格推理。☆★★

日曜日たち (講談社文庫)日曜日たち (講談社文庫)読了日:10月06日 著者:吉田 修一
ありふれた「日曜日」。だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日だった。都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも生きていく男女の姿を描いた5つのストーリー。そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。ふたりに秘められた真実とは。絡みあい交錯しあう、連作短編集の傑作。☆☆★

ホルモー六景 (角川文庫)ホルモー六景 (角川文庫)読了日:10月09日 著者:万城目 学
このごろ都にはやるもの。恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。このごろ都にはやるもの。元カレ、合コン、古長持。祇園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。四神見える王城の他に、今宵も干戈の響きあり。挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、若者たちは恋歌い、魑魅魍魎は天翔る。京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。都大路に鳴り渡る、伝説復古の大号令。変幻自在の第二幕、その名も堂々『ホルモー六景』、ここに推参。☆☆★

幸運の25セント硬貨 (新潮文庫)幸運の25セント硬貨 (新潮文庫)読了日:10月13日 著者:スティーヴン キング
ベッドの枕に置かれた封筒。中には祝福の手紙(「きみはついてるな! 」)と25セント硬貨。チップとも呼べない少額すぎるそのコインが、ホテルのメイドにもたらした幸運とは……市井の普通の人間に訪れた特別な瞬間を、名人芸の手業で描いた標題作ほか、天才キングが十年をかけて、瞬間瞬間の全精力を傾注して彫琢した傑作揃い、意外な結末ばかりの全七篇。全篇キング自身の解説つき。☆☆★

あゝ、荒野 (河出文庫―寺山修司コレクション)あゝ、荒野 (河出文庫―寺山修司コレクション)読了日:10月20日 著者:寺山 修司
家出してボクサーになった〈バリカン〉は、ジムの窓から夜の新宿のネオンの荒野に目を向けて、一つの疑問にとらえられる。「西口会館のSUNTORYのネオンのYの字だけが後れて点くのは何故か?」―。この主人公に、ライバル新宿新次、セックス好きの曽根芳子、自殺研究者の川崎敬三ら多彩な人物を配して繰り広げられる、寺山修司唯一の長篇小説。☆☆★

美しき凶器 (光文社文庫)美しき凶器 (光文社文庫)読了日:10月23日 著者:東野 圭吾
安生拓馬、丹羽潤也、日浦有介、佐倉翔子。かつて世界的に活躍したスポーツ選手だった彼らには、葬り去らなければならない過去があった。四人は唯一彼らの過去を知る仙堂之則を殺害し、いっさいのデータを消去。すべてはうまく運んだかに思われたが…。毒グモのように忍び寄る影が次々と彼らを襲った!迫りくる恐怖、衝撃の真相!俊英が贈る傑作サスペンス。☆★★

臨床真理 (上) (宝島社文庫 C ゆ 1-1)臨床真理 (上) (宝島社文庫 C ゆ 1-1)読了日:10月24日 著者:柚月 裕子
新進気鋭の臨床心理士・佐久間美帆と、神から与えられたとも言われる「共感覚」を持つ青年・藤木司が、声の色で感情を読み取る力を使い、知的障害者施設で起こった少女の自殺の真相を追う!☆☆★

臨床真理 (下) (宝島社文庫 C ゆ 1-2)臨床真理 (下) (宝島社文庫 C ゆ 1-2)読了日:10月26日 著者:柚月 裕子
真実を話していると白、嘘をついていると赤……臨床心理士・佐久間美帆の担当患者・藤木司は、「共感覚」によって声に色彩を感じるため、嘘を見破ることができた。その上で彼は幼なじみの少女が自殺するはずがないと力説。信じがたい話だったが、美帆は司の治療のためにも調査を決意。知人の警察官・栗原の協力を得て、2人が暮らした知的障害者施設を探り始めるが、次第におぞましい出来事が明らかになる。第7回『このミス』大賞受賞作が文庫化!☆☆★

境遇 (双葉文庫)境遇 (双葉文庫)読了日:10月28日 著者:湊 かなえ
デビュー作の絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。「真実」とは一体何なのか。そして犯人は……。巻末に絵本『あおぞらリボン』(文・みなとかなえ 絵・すやまゆうか)を収録。☆☆☆
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2017年9月に読んだ本

2017-10-09 | いい本読んでます?
9月の読書メーター 読んだ本の数:13 読んだページ数:4685
「夏至祭」宮沢賢治級の至極の童話、ぜったいに将来、孫に読ましたい!、「柔らかな頬」複雑な世界観ながら破綻することなく最後まで気を抜かせてもらうことを許されずに一気に読み切った、「蹴りたい背中」すごいな~、素質がもの凄すぎるわ…末恐ろしいよ、「蒲生邸事件]よくもまあこんなとんでもないお話しが思いつくわな~、「茅ヶ崎のてっちゃん」ただただほのぼのと笑いまくった、昭和って、ただ昭和に生きられるだけで幸せな時代やったんやな~、「Presents」まったく別のお話である12編の物語の絡み合い方が心に響く、とは言いつつ、男にはずきずき怒られている感じも強く、身の置き場が無くて辛いわ~。

鷹野鍼灸院の事件簿 謎に刺す鍼、心に点す灸 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)鷹野鍼灸院の事件簿 謎に刺す鍼、心に点す灸 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)読了日:09月01日 著者:乾 緑郎
鷹野鍼灸院に勤める新米鍼灸師の真奈は、往療に出てばかりの院長・鷹野がいないところで、いつも様々な問題に巻き込まれる。妻へのモラハラを繰り返す四肢の麻痺した男や、とある患者を治療して以来何度も同じ悪夢を見るようになったオーストラリア人鍼灸師、体に折れた鍼が残った認知症の女性など、真奈の手に負えなくなった問題を、院長の鷹野が鋭く解決する。心をほぐす鍼灸ミステリー第二弾、開院!☆★★


夏至祭 (河出文庫)夏至祭 (河出文庫)読了日:09月02日 著者:長野 まゆみ
時がたち、腕時計の鍍がふたたび剥がれ落ちる日が来れば、もう一度彼らと逢うことがあるかもしれない。ある夏の月彦の不思議な体験。☆☆☆


公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)読了日:09月04日 著者:堀内 公太郎
高校生がいじめを苦に自殺した問題で、人気ブログやネットの既婚女性専用掲示板=鬼女板では、加害者少年の実名が挙げられ、糾弾されている。一方、とある理由で退職した元高校教師の理沙子は、ブログを開設し、日々の出来事を綴る。ある日、飲食店のクレーム記事を投稿したところ思わぬ反響があり、やがて予想もつかない事態に発展し…。鬼女(既婚女性)たちが、現実世界を動かしていく。☆★★


やさぐれ大納言 徳川宗睦―江戸の天下人 (コスミック・時代文庫)やさぐれ大納言 徳川宗睦―江戸の天下人 (コスミック・時代文庫)読了日:09月06日 著者:麻倉 一矢
黒羽二重を端正に着こなした侍が、深川の居酒屋で馴染み客に囲まれて談笑している。この男、店の居候で名を徳田宗之助という。尾張藩の下級藩士の次男坊などと恍けているが、藩の重臣や姫も訪ねてくる、理由ありの侍であった。それもそのはず、彼こそ上屋敷を抜け出した、尾張家九代藩主にして従二位大納言・徳川宗睦、その人であったのだ。ある日、太閤秀吉にまつわる千成瓢箪が、料理人・吉蔵を通して手に入った。しかもこの瓢箪、豊臣埋蔵金の在り処が描かれていると睨んだ奸計が強奪を狙っているという。そんな折、太閤の亡霊が現れ、尾張藩主に瓢箪の無事とある願いを告げる。 宗睦は天下人の重宝を守り通せるのか!?☆★★

復活 (上巻) (新潮文庫)復活 (上巻) (新潮文庫)読了日:09月06日 著者:トルストイ
青年貴族ネフリュードフと薄幸の少女カチューシャの数奇な運命の中に人間精神の復活を描き出し、当時の社会を痛烈に批判した大作。☆☆★


柔らかな頬〈下〉 (文春文庫)柔らかな頬〈下〉 (文春文庫)読了日:09月08日 著者:桐野 夏生
野心家で強引な内海も、苦しみの渦中にあった。ガンで余命半年と宣告されたのだ。内海とカスミは、事件の関係者を訪ね歩く。残された時間のない内海は、真相とも妄想ともつかぬ夢を見始める。そして二人は、カスミの故郷に辿れ着いた。真実という名のゴールを追い続ける人間の強さと輝きを描き切った最高傑作。☆☆★


なんでも屋大蔵でございます (講談社文庫)なんでも屋大蔵でございます (講談社文庫)読了日:09月12日 著者:岡嶋 二人
ドブ掃除から映画館の席取りまで、なんでも引き受ける“なんでも屋大蔵”こと釘丸大蔵のもとに舞い込んで来る依頼の数々、浮気調査の報告書が盗まれた!猫が誘拐された!私は一体誰なんでしょう?…奇妙な依頼の背後に隠された意外な事件。飄々とした大蔵が、持ち前の行動力と鋭い勘、そして冴えた推理で次々と難問を解決する。ほんわかあたたかな連作ミステリー5編。☆★★


蹴りたい背中 (河出文庫)蹴りたい背中 (河出文庫)読了日:09月12日 著者:綿矢 りさ
長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとするクラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。彼は、自分が読んでいるファッション雑誌のモデルに、初実が会ったことがあるという話に強い関心を寄せる。にな川の自宅で、初実は中学校時代に奇妙な出会いをした女性がオリチャンという人気モデルであることを知る。にな川はオリチャンにまつわる情報を収集する熱狂的なオリチャンファンであった。☆☆★


蒲生邸事件 (文春文庫)蒲生邸事件 (文春文庫)読了日:09月22日 著者:宮部 みゆき
一九九四年、予備校受験のために上京した受験生の尾崎孝史だったが、二月二十六日未明、宿泊している古いホテルで火災に見舞われた。間一髪、同宿の男に救われたものの、避難した先はなんと昭和十一年の東京。男は時間軸を自由に移動できる能力を持った時間旅行者だったのだ。雪降りしきる帝都では、いままさに二・二六事件が起きようとしていた――。☆☆★


茅ヶ崎のてっちゃん (講談社文庫)茅ヶ崎のてっちゃん (講談社文庫)読了日:09月26日 著者:かしわ 哲
河津哲也くんの家は、ごくごく普通のサラリーマン家庭だ。そこにひと夏、百~百五十名ほどの客が押しかける。訪れる客は、だいたい三つのタイプに分けられる。長男茂樹の友人と、次男、明人の友人。これら若者グループが来客総数の三割強。つぎに明の会社関係で、これが一割弱。そして最後に摩訶不思議な、なんとも謎めいた一団となる。なぜこんなに客が多いのだろう。なぜなんだろう。てっちゃんにはそれが不思議でならない。☆☆★


Presents (双葉文庫)Presents (双葉文庫)読了日:09月27日 著者:角田 光代
私たちはたくさんの愛を贈られて生きている。この世に生まれて初めてもらう「名前」。放課後の「初キス」。女友達からの「ウェディングヴェール」。子供が描いた「家族の絵」―。人生で巡りあうかけがえのないプレゼントシーンを、小説と絵で鮮やかに切りとった12編。贈られた記憶がせつなくよみがえり、大切な人とのつながりが胸に染みわたる。☆★★


上杉かぶき衆 (実業之日本社文庫)上杉かぶき衆 (実業之日本社文庫)読了日:09月29日 著者:火坂 雅志
知将・直江兼続に請われ、上杉家に仕えることとなった、天下御免のかぶき者・前田慶次郎、兄・兼続への憧れを終生抱きつつ、最後に叛旗を翻した大国実頼、上杉謙信に直々に戦を学んだ正真正銘のいくさ人・水原親憲…兼続の下に集まり、当主・上杉景勝を盛り立てた、戦国の「もののふ」たちの壮烈なる生き様を見事に描き切った、「天地人」外伝、待望の文庫化。☆★★


落差 (角川文庫 緑 227-13)落差 (角川文庫 緑 227-13)読了日:09月30日 著者:松本 清張
一個の知性が崩壊してゆく過程は、教育者において特に醜い。教育界に渦巻く黒い霧、教科書売り込み競争におどる醜悪な人間像を見事に描く。☆★★
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2017年8月に読んだ本

2017-09-08 | いい本読んでます?
 8月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:3487
「夏草の賦」土佐のヒーロー長曽我部元親のことってあまり知らなかったがある意味凄い英雄だったのだと理解、「小さいそれがいるところ 根室本線・狩勝の事件録」鉄道マニアっていろいろあるんだな~ってことを理解(笑)、「決定版 男たちの大和」原作は映画とはまったく違うほぼドキュメンタリー的なものだったのだ、終戦の日に上巻を読了したということが感慨深い、「ストーリー・セラー」さすがの有川浩、読み応えがありしかも面白すぎる、「チーム」箱根駅伝にこれだけのストーリーがあるのかと驚き一杯、「霞町物語」浅田次郎らしさの一つである片岡義男っぽさ満載。

新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)読了日:08月01日 著者:司馬 遼太郎
英雄豪傑が各地に輩出し、互いに覇をきそいあった戦国の世、四国土佐の片田舎に野望に燃えた若者がいた。その名は長曽我部元親。わずか一郡の領主でしかなかった彼が、武力調略ないまぜて土佐一国を制するや、近隣諸国へなだれ込んだ。四国を征服し、あわよくば京へ…。が、そこでは織田信長が隆盛の時を迎えんとしていた。☆☆☆
新装版 夏草の賦 (下) (文春文庫)新装版 夏草の賦 (下) (文春文庫)読了日:08月07日 著者:司馬 遼太郎
もし、おれが僻地の土佐ではなく東海の地に生れていたならば…長曽我部元親は嘆く。強盛を誇った信長が斃れても、素早く跡を襲った豊臣秀吉によって、営々と築きあげてきた四国に侵略の手が伸びてきた。そして再び土佐一国に、押し込められようとしている―土佐に興り、四国全土を席巻した風雲児の生涯。☆☆☆
さえずる舌 (光文社文庫)さえずる舌 (光文社文庫)読了日:08月08日 著者:明野 照葉
産業カウンセラーとして、ヒーリングスタジオなども運営する友部真幌。スタッフに新たに加えた島岡芽衣は、知性、美貌すべてにおいて抽(ぬき)んでた存在だった。芽衣の力で売り上げも伸び、順調に見えた職場であったが、次第にスタッフ間に歪みが生まれる。歪みの真相を探る真幌は、予想すらできなかった恐るべき存在を知る! 人が持つ「病い」を鋭く抉る傑作!☆★★
小さいそれがいるところ 根室本線・狩勝の事件録 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)小さいそれがいるところ 根室本線・狩勝の事件録 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)読了日:08月13日 著者:綾見 洋介
大学生の白木は、病死した母の友人・ハルに会うため、北海道の東羽帯駅を訪れる。しかしそこは人の住む集落さえ消えた、1日の利用者が0人の秘境駅。ハルは30年前に起きた殺人事件を機に行方不明になっており、唯一彼を知る老婆までもが白木の前から失踪してしまう。東羽帯に隠されていると噂の裏金を探す鉄道マニアたちにも巻き込まれ、旅情豊かな、ひと夏の冒険サスペンス劇が始まる!☆☆★
決定版 男たちの大和〈上〉 (ハルキ文庫)決定版 男たちの大和〈上〉 (ハルキ文庫)読了日:08月15日 著者:辺見 じゅん
昭和十六年十月、極秘のうちに誕生した、不沈戦艦「大和」の予行運転が初めて行われた。同十二月、太平洋戦争突入。そして戦況が悪化した昭和二十年四月六日、「大和」は三千三百三十三名の男たちを乗せ、沖縄への特攻に出撃した。日本国と運命を供にした「大和」の過酷な戦いと男たちの人生を、丹念に、生々しい迫力をもって描く、鎮魂の書。新田次郎文学賞受賞作。☆☆★
ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)読了日:08月17日 著者:有川 浩
妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く、心震えるストーリー。☆☆☆
決定版 男たちの大和〈下〉 (ハルキ文庫)決定版 男たちの大和〈下〉 (ハルキ文庫)読了日:08月22日 著者:辺見 じゅん
沖縄への特攻に出撃した翌日、昭和二十年四月七日十四時二十三分、戦艦「大和」、米航空機部隊の攻撃により沈没。死者三〇〇〇余名。東シナ海の海底に散る…壮絶な「大和」の最期と生存者、遺族の戦後を描き切り、日本人とは何かを問う、戦後ノンフィクションの金字塔。☆☆★
チーム (実業之日本社文庫)チーム (実業之日本社文庫)読了日:08月22日 著者:堂場 瞬一
箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は―選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。☆☆☆
霞町物語 (講談社文庫)霞町物語 (講談社文庫)読了日:08月24日 著者:浅田 次郎
青山と麻布と六本木の台地に挟まれた谷間には、夜が更けるほどにみずみずしい霧が湧く。そこが僕らの故郷、霞町だ。あのころ僕らは大学受験を控えた高校生で、それでも恋に遊びにと、この町で輝かしい人生を精一杯生きていた。浅田次郎が始めて書いた、著者自身の甘くせつなくほろ苦い生活。感動の連作短編集。☆☆★
柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)読了日:08月30日 著者:桐野 夏生
カスミは、故郷・北海道を捨てた。が、皮肉にも、その北海道で娘が謎の失踪を遂げる。友人家族の北海道の別荘に招かれ、夫、子供と共に出かけたカスミ。5歳の娘・有香が忽然と姿を消す。実は、 石山とカスミと不倫の関係であり。カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。夫と子供を捨てても構わないと決心したその朝、娘は消えた。有香が消えた原因はもしや自分にあるのか? 罪悪感に苦しむカスミは一人、娘を探し続けるが、何の手がかりも無いまま月日が過ぎ、事件は風化してゆく。しかし4年後、元刑事の内海が再捜査を申し出る。カスミは一人娘の行方を追い求め事件現場の北海道へと飛ぶ。☆☆★

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2017年7月に読んだ本

2017-08-09 | いい本読んでます?
7月の読書メーター読んだ本の数:12 読んだページ数:4830
 「検証捜査」堂場俊一の本はシリーズが違っても登場人物が絡み合うこと多く、これ読んでなかったから、他のお話しでつながらなかったことがわかった、「このミステリーがすごい! 三つの迷宮」3作目の物語が素晴らしい人情ミステリーでプロットが上手い、「ようこそ、わが家へ」テレビドラマの原作だと言うことを読みながら知ったがドラマとはかなり違う、「幕末」維新前後の暗い部分の物語を明るくカラッと仕上げてしまう所がさすが司馬遼太郎、「キケン」男の子の世界やな~、若い頃をほろ苦く思い出したよ~、「出口のない海」戦争青春小説と括るにはあまりにも悲しいあの時代、「霖雨」一,行儀が尊倨高大に過ぎる 二,誇張矜伐を務める 三.諸事に秘密閉戸する 四、門地の高下を論ずる 五、先格に因循する 六、文盲不学である という論を得た、「解」読み応えがあっただけに終わり方があれってのはずるい…。

検証捜査 (集英社文庫)検証捜査 (集英社文庫)読了日:07月03日 著者:堂場 瞬一
神谷警部補は、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、伊豆大島署に左遷中。彼に本庁刑事部長から神奈川県警に出頭命令が下る。その特命は、連続婦女暴行殺人事件の犯人を誤認逮捕した県警そのものを捜査することだった。本庁、大阪、福岡などから刑事が招集されチームを編成。検証を進めるうち、県警の杜撰な捜査ぶりが…。警察内部の攻防、真犯人追跡、息づまる死闘。神谷が暴く驚愕の真実!警察小説。☆☆★

地獄小僧―三人佐平次捕物帳 (時代小説文庫)地獄小僧―三人佐平次捕物帳 (時代小説文庫)読了日:07月04日 著者:小杉 健治
世間での岡っ引きの悪評を憂いていた同心・井原伊十郎は、美人局の罪で捕まえた三兄弟、頭は切れるが悪人面の平助、力だけは人並み以上の次助、女も敵わぬ美貌の佐助の三人を、岡っ引きとして売り出すことを思い付く。罪を問わぬ代わりに、三兄弟に「佐平次親分」を名乗らせ、その評判を上げさせようと考えたのだ。同じ頃、大店に押し込んでは皆殺しにして金品を奪う「地獄小僧」が治安を脅かしていた。三人で一人の佐平次は、この凶行を止めることができるだろうか。☆★★

【テレビドラマ原作】このミステリーがすごい! 三つの迷宮 (宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ)【テレビドラマ原作】このミステリーがすごい! 三つの迷宮 (宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ)読了日:07月05日 著者:喜多 喜久,中山 七里,降田 天
密室で大学教授が突然死を遂げた。果たして単なる病死なのか(喜多喜久「リケジョ探偵の謎解きラボ」)。海上で殺害されたデベロッパー企業の社長は、周囲の誰からも恨まれていた(中山七里「ポセイドンの罰」)。父親が連れ帰ってきた少年が、“冬”のない温かな家庭に影を落とす(降田天「冬、来たる」)。人気『このミステリーがすごい!』大賞作家3名の手による、書き下ろしミステリー・アンソロジー!☆☆★

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)ようこそ、わが家へ (小学館文庫)読了日:07月07日 著者:池井戸 潤
真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が“身近に潜む恐怖"を描く文庫オリジナル長編。☆★★

新装版 幕末 (文春文庫)新装版 幕末 (文春文庫)読了日:07月14日 著者:司馬 遼太郎
歴史はときに血を欲す。暗殺者も凶刃に倒れた死骸も、共に我々の歴史的遺産である。「暗殺だけは、きらいだ」といっていた著者が、幕末期の十二の暗殺事件を見直した連作歴史小説。井伊直弼暗殺事件「桜田門外の変」、浪士隊を結成した清河八郎の「奇妙なり八郎」、坂本龍馬の仇討ちを書いた「花屋町の襲撃」、姉小路卿暗殺事件ににまつわるエピソード「猿ケ辻の血闘」、佐幕派間者の冷泉為恭暗殺計画「冷泉斬り」、過激浪士が水戸藩京都警備指揮約の住谷寅之助を暗殺する「祇園囃子」、吉田東洋が討たれた「土佐の夜雨」、禁門ノ変の後生きのびた桂小五郎の「逃げの小五郎」、攘夷派に襲われ一命を取りとめた井上聞多の「死んでも死なぬ」、彰義隊の成立から書かれた「彰義隊胸算用」、徳川家茂暗殺計画「浪華城焼打」、ラストに開国の朝廷布告書が煥発された後攘夷に殉じた三枝蓊の「最後の攘夷志士」。☆☆☆

妖(あやかし)の華 (文春文庫)妖(あやかし)の華 (文春文庫)読了日:07月19日 著者:誉田 哲也
ヒモのヨシキは、ヤクザの恋人に手を出して半殺しにあうところを、妖艶な女性に助られる。同じころ、池袋では獣牙の跡が残る、完全に失血した惨殺体が発見された。その手口は、3年前の暴力団組長連続殺人と酷似していた。事件に関わったとされる女の正体とは?「姫川」シリーズの原点ともなる伝奇小説が復刊。第2回ムー伝奇ノベルス大賞優秀賞受賞作。☆★★

潜伏 (小学館文庫)潜伏 (小学館文庫)読了日:07月19日 著者:仙川 環
近年急増する若年性アルツハイマーで叔母を亡くした長山歩美。その死に疑問を抱いた大学病院の主治医・佐野将彦。叔母の死と重なるようにして起きた、同病の患者を狙った連続殺人事件。叔母ももしかしたら狙われていたのでは? 二人の疑問が重なり、真相を探る間にも連続殺人事件は繰り返されていく。はたして二人は犯人を突き止めることができるのか……? 『感染』で第一回小学館文庫小説賞を受賞し、『転生』『繁殖』『再発』の4シリーズが37万部を突破した、今もっとも旬な医療ミステリー作家、仙川環の最新作がいよいよ登場!☆★★

キケン (新潮文庫)キケン (新潮文庫)読了日:07月20日 著者:有川 浩
ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称【キケン】。部長*上野、副部長*大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。☆☆☆

出口のない海 (講談社文庫)出口のない海 (講談社文庫)読了日:07月21日 著者:横山 秀夫
人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。命の重みとは、青春の哀しみとは―。ベストセラー作家が描く戦争青春小説。☆☆☆

聖女の救済 (文春文庫)聖女の救済 (文春文庫)読了日:07月23日 著者:東野 圭吾
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。☆☆★

霖雨 (PHP文芸文庫)霖雨 (PHP文芸文庫)読了日:07月26日 著者:葉室 麟
天領の豊後日田で、私塾・咸宜園を主宰する広瀬淡窓と、家業を継いだ弟・久兵衛。画期的な教育方針を打ち出す淡窓へも、商人としてひたむきに生きる久兵衛へも、お上の執拗な嫌がらせが続く。大塩平八郎の乱が起きるなど、時代の大きなうねりの中で、権力の横暴に耐え、清冽な生き方を貫こうとする広瀬兄弟。理不尽なことが身に降りかかろうとも、諦めず、凛として生きることの大切さを切々と訴えた歴史長編。☆☆★

解 (集英社文庫)解 (集英社文庫)読了日:07月31日 著者:堂場 瞬一
バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。代議士の息子の大江は、大蔵省へ入省。鷹西は、社会勉強と文章修業のため新聞記者になった。目標実現のためにキャリアを積む二人だったが、大江の父親が急逝したことで忌まわしい殺人事件が…。めまぐるしく転変する彼らの人生を辿りながら、“平成”という時代を抉り出す骨太の長編社会派ミステリー。☆☆★


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