ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

車を修理するには?

2009年02月26日 |  ◆アメリカ


ひろきちの愛車「松風」。MITSUBISHIのECLIPSE('86)という車ですが、漫画「花の慶次」に出てくる馬の名前をつけて喜んでました。しかし間抜けなことに「松風」を購入した数日後の雨の日、いきなりスリップしてオカマしちゃいました。だってこの時はまだアメリカでは中古車はスベスベのタイヤだって知らなかったから。

相手の車は$300程度ですんだんですが、「松風」は前がかなりやられてしまい結構不細工な状態。いや、アメリカってみんなボロボロの車を平気で乗り回してるんでいいっちゃあいいんですけどね。でもいい値段で売って帰りたかったので。

いろんな修理工場で見積もり出してもらったのですが、どこも直すのに$2500~$3000かかるとのこと。購入価格と同じではあまりにあほらしい。なので、さらに根気よく探すと・・・ありました。かーなり怪しげな修理工場が。



ひろきちが住んでいたSt.Petersburg界隈は黒人居住地域と白人居住地域が割とはっきりと分かれています。分けられているわけじゃなく、自然とそうなっているのです。その黒人居住エリアにある、他の修理工場に比べてかなり怪しそうな雰囲気をかもし出すこの工場(BODY SHOPという)、絶対安いに違いないと確信して突入したのでした。

この店のオーナーのビリーに見積もってもらうと、なんと$1000でやるという。ビリーいわく「中古部品を探してきて修理するから安くできるのさ。最後に全体を塗装し直すからピッカピカの新品みたいになるぜ」(アメリカ映画の日本語吹き替え風)。金のないひろきちは迷わず決めました。パーツを手に入れるのにちょっと時間がかかるから、1週間後にもってきてくれとのこと。この時、ビリーが最後に言った一言を聞かなかったばっかりに、さらにひどい目に会うことになったのでした。

**********

数日後、日本に一時帰国する友人の送別会が開催されました。朝方5時ごろまで酒を飲み、そのままみんなでタンパ国際空港までお見送り。「松風」ともう一人のワゴンに分かれて出発しました。タンパ空港までハイウェイで1時間弱。軽快に飛ばしていたはずが気が付けばワゴンにかなり引き離されてしまっていました。「よーし、追いつくぞー、ちょっと飛ばすからなー」ちょうど速度メーターが70Miles/hあたりまで来たときです。

バンッ!

という音とともに目の前が真っ暗に。助手席にいたTくんは叫ぶ。

「ま、前が見えねー!!」

ボンネットが跳ね上がって、フロントガラスにへばりついたのです。しかし、時速120kmで走行中に目隠しをされたにもかかわらず、超冷静なひろきち(酒のおかげで恐怖心がなくなっていただけですが)。サイドミラーで後続車を確認しながら左端に寄せ停車。フロントガラスから天井にかけてへばりついているボンネット(英語ではHood)をひっぺ返し、ズボンのベルトで金具と固定して再出発。フロントガラスは割れ、天井はへこんでいました。

その日の午後、再びビリーのBODY SHOPへ「松風」を持っていくと、変わり果てた姿を見て、ビリーは明らかに動揺していました。

ビリー:「ホワッツ!!なんだ!?一体何があったんだ!? 」
ひろきち:「いやぁ、あの~、走ってたらHoodがね・・・  」
ビリー:「だから言ったろ!何かでくくっておけって!!」

そう、ひろきちはこの忠告をす~っかり忘れていたのです。これさえちゃんとやっとけばこんな目に会わずにすんだのに。

ひろきち:「・・・・で、いくらで直せるかな?」
ビリー:「・・・これは$2000もらわないと」

えらい出費になってしまいました。

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DA★ 55mm F1.4 SDM のピントが厳しい件について

2009年02月22日 | ◆K10D

昨夜、撮った写真をじっくり見返していたのですが、かなり失敗作が多い。ピント合わせが厳しいのはもちろんですが、どこにピントを置くかもかなりよく考えておかないとけったいな写真が撮れてしまいます。まあごまかしがきかないということでしょう。

これら反省点を押さえつつ、今日もう一度撮ってみました。










ちっとはマシになったと思います。でもあれですね、被写体自体にある程度奥行きがある場合はF2かF2.5くらいまで絞って撮るべきなんでしょうね。

大きいサイズの写真をPicasaに置いてますので興味のある方はどうぞ。

ん~DA 35mm F2.8 Macro Limitedとの撮り比べもしたくなって来た。春が来てたくさん花が咲き始めたらやってみよう。





smc PENTAX-DA★ 55mm F1.4 SDM

2009年02月21日 | ◆K10D
さて、昨夜のはしゃぎすぎの記事は置いといて。今日は作例を載せていきます。

smc PENTAX-DA★ 55mm F1.4 SDMはペンタックス初の円形絞りです。絞り羽根は9枚。まずはそのボケ味を確認しようと室内でいろいろ撮影してみました。



ん~、やっぱフォーカスが厳しいな・・・。デジカメWatchにもピント合わせが非常に難しいと書いてあったけど、もしかして想像以上にシビアなのか・・・?その後も何枚か撮ってみたのですが、なかなかピントが合わない。クイックシフトフォーカスでマニュアル微調整しつつ撮影するも、なかなか歩留まりが上がらず・・・。何枚も撮っているうちにだんだん不安になってきました。

も、もしかして、オレみたいなアマチュアに使いこなせる代物ではないのか?そんな敷居の高いレンズ様なのか?

と慌てつつもふとボディーを見ると測距点切替スイッチがいつの間にか"SEL"に。いつも中央1点で使っていたはずなのに!これを修正するとピントはかなり改善されました。AUTOは試してませんが、このレンズを使う場合はやっぱり「中央1点」設定がよろしいかと。それでもやっぱりピントにはずいぶん気を使うのは確かですが。

で、いろいろ撮ってみてはっきり言いますが、このレンズはポートレート撮影がかなりイイです。プライバシーの関係で顔が写ってるのは載せれないのですが(これが残念!)、ポートレート撮影にも貢献していた私のDA 35mm F2.8 Macro Limitedはほぼマクロ撮影専用になりそうです。

ポートレートを載せられない代わりに、他の写真をいろいろ載せておきます。

























[感想]
もともと室内でもフラッシュなしで撮影できる明るい単焦点が欲しくて買ったのですが、ピントが厳しくて苦労してます。それでも設計者の平川さんもおっしゃる通りピントが合ったときのキリッと感はヨメさんも感心してました。こちらからレンズに合わせていけばすばらしい写真が撮れると思います。




新レンズ届きました

2009年02月21日 | ◆K10D
師匠に借りたPENTAX-M 1:1.7 50mmに刺激を受けて買っちゃいました。

smc PENTAX-DA★ 55mm F1.4 SDM。

「中古でもいいから」なんて言っておきながら☆レンズかい!

これが発売日の今日、我が家にも届きました。



今日は定時に上がってやろうと思ってたんですけどねえ。帰宅したのは22時。もう日をまたごうとしているので詳細レポートは後日改めてするとして、とりあえず速報しておきます。

まずは自分撮り。



PENTAX-M 1:1.7 50mmと比べると・・・



いやー、どっちもいいですねえ。

しかし前評判の通り、フォーカス厳しい!
なんせF1.4ですから。

でもその分超明るい!肉眼より明るい!!




明日は早いので今日のところはこの辺で。
またじっくりレポートします。



アジャイル開発についての論争

2009年02月18日 | ◆仕事
Info QにSpolsky vs Uncle Bobという記事がUPされました。アジャイル開発に関する熱い論争です。

面白かったので訳してみます(適当ですが)。

**********

ここ何週間か、Joel SpolskyとUncle Bobの愛称で知られるRobert C Martinの間である論争が続いている。事の発端はJeff AtwoodとJoel Spolskyが提供する"Stack Overflow podcast"の第38回目の配信で、Joelが自身の提唱する"The Joel Test:より良いコードのための12のステップ"の13個目のステップにユニットテストを追加するようたびたび提案を受けているが、それには同意できないと発言したことだった。Joelが言うには、

「テスト駆動開発に関する議論があるよね、・・・なんでもかんでもユニットテストをするべきかってやつ、・・・たくさんの人が僕の書いた"The Joel Test"を読んで、こう言うんだよ『13個目のステップとしてユニットテストを加えるべきだ、自分の書いたコードに対する100%のユニットテストを実施するべき』ってね。これを聞くと、必ずしも必要でないことにちょっと固執しすぎているように感じるんだよね。ほら、アジャイルの思想って今必要でないことはするな、ってことじゃない。必要に応じてやれって。時間をかけてなんでもかんでも自動的にテストしたって、役に立たないんじゃないかって感じるんだよ」

「もし本当に100%のユニットテストやったとしたら、そこにはいくつかの問題が生じると思う。ひとつは、テスト仕様書を書くのに膨大な時間を費やすということ。品質を改善するためにそんなコストをかけなくてもいいにもかかわらず。いや、もちろん品質は改善するかもしれないよ。自信を持って副作用の無い修正ができるかもしれないし。でも、それだけだよね。」

「でも僕が発見したユニットテストの本当の問題は、プログラムが進化していくにしたがってコードに施される修正がある一定の割合でテスト仕様をだめにしていくってことなんだ。コードを修正するとするだろ、そうするとユニットテストの10%はもう役に立たないんだよ。だって、デザインを変更したら、例えば、メニューを別の場所に移動したら、そのメニューに関連していたすべてのもの、そしてメニュー自身はもう別のところにある。そうすると関連テストはすべてもう台無し。で、新しいコードに即してもう一回テストを書き直さなきゃならない。」

議論はUncle Bobの"SOLID principles of object-oriented design"へと移っていく。

「あれはオブジェクト指向設計のことだろ、なのに彼らはアジャイルだって言う。ぜんっぜん違うし。あれはクラスをどう設計するか、どう動くべきかについての哲学じゃないか。それにあれを聞いてると、ぶっちゃけろくにコードも書いたことのない輩の思い付きによる、極めて官僚的なプログラミング手法に聞こえるんだよね」

しかしJeffとJoelはUncle Bobの経験とアジャイルとの関係について予習不足だった。Uncle Bobはアジャイルマニフェストへと発展した会議の発起人であり、JeffとJoelが生まれた頃からずっとコードを書き続けているのだ。また、彼は公にも膨大な量のコードを書いている。そしてBobはpodcastでの発言に関して言及した。

「僕はTDDの信奉者じゃない。採用する価値のある一つのやり方だと考えている。すべてのテストを最初に書くわけじゃないし、コードを書いた後に書いたほうが都合がいい場合もある。価値が無ければテストをまったく書かない場合さえある。でもそれは例外だ。ほとんどのケースでは最初にテストを書く。(そしてJoel、これは時間の無駄なんかじゃないんだよ)」


また、Bobは"機敏さ"についてもJoelの意見を覆した。

「Joelは"SOLID principle"はアジャイルじゃないと言った。(ため息)。みんな自分はアジャイルという言葉が何を意味するか知っていると思っているが、"アジャイル"という名のついた会議を招集したのはこの僕だ。僕はアジャイル開発という言葉が生まれてからずっとアジャイルについて書いてるんだよ。僕は何がアジャイルで、何がアジャイルじゃないか知ってるつもりだ。だからこの点で僕にはJoelの意見を却下する権限があると思っている。」

コードを変更した場合、だいたいテストの10%がダメになるというJoelの経験について、Uncle Bobは書く。

「Joelはさらにテストのもろさ、つまりコードを変更したらテストのいくつかは自然に崩壊するということについて不満を言っている。Joelは10%という数値を出している。お笑いだ。これはJoelがTDDについて表面的に理解する以上のことをしてこなかったことを示している(ビジネスガリ勉の失敗の典型だ)。もし君が一つの修正をしたがためにテストの10%がダメになるのであれば、職を変えたほうがいい。テストの設計というのはソフトウェアの他の設計と同じで、いかに結合性を弱めるかということなんだよ。」

議論が続く中、Jeffは"The Ferengi Programmer"という記事を自身のブログにアップした。そこで彼は、"SOLID principles"が表面的には問題がないことは認めるが、規則に強く依存することには危険が伴うのだと言った。

「ルール、ガイドライン、思想は経験によって醸成された宝石であり、それらは研究され尊重されるべきものだ。しかし、それらをもって自分たちの仕事について批判的に考えることの代用にすることは出来ない。」

Jeffの書いたことに議論の余地はない。自身の行動について批判的に考えることなしに良いソフトウェアは生まれないし、本やガイドライン、または手法などについて書いている人はたいてい、自分の考えの本当の意味を理解せずただ盲目的にそのアドバイスに従ってくる人がいるというリスクがあることを知っているし、そしてそれを回避することが簡単なことではないということも理解している。これらはすべてドレイファスの技能獲得モデルに尽きる。彼らがアドバイスを読んだとき、その技能のどのレベルにまで到達したのか、ということなのだ。Jeffのアドバイスに従えば、あるスキルに関してドレイファスの尺度で言うところのAdvanced BeginnerあるいはProficientからCompetentレベルへ移動したいかどうかはあなた自身が決めることだ、ということだ。その典型的な移動はあなた自身が意図的に起こさなければならないもので、年が過ぎるに従って自然に起こりうるものではないと考えられている。

**********

長いのでここまで。

この後さらに論争があり、最終的に3人はいくつかの点で合意します。そのあたりは上のリンクで確認してください。

いやあしかし、アツいなこの人たち。基本的にソフトウェアを愛してるというのは伝わってきますが、アメリカ人ってやっぱり議論好きなんでしょうか?

おかげで参考になりましたけどね。


DIYの世界

2009年02月17日 | ◆エンターテイメント
久しぶりに購買意欲を刺激されたかと思ったが、実際触ってみると大したことなくて購入する意欲がなくなったSONY VAIO type P。しかし別の意味で刺激を与えてくれた男がいた。ゴテキングだ。

このMacBook風type Pはやられた。



これ、Appleから発売されたら反射的に買ってしまう奴多数だと思う。



そして、この「あ~SONYも昔はよかった~」と思わせる旧VIAO。自作でここまで仕上げるところがゴテキングの凄さだ。

作り方などはこちらにあるので、われも!と思われる方はぜひ。

おまけ。



アンパンマン風ケース。

ブルースクリーン付き。



このセンスについて来れない人も無理しなくて大丈夫。こっちのセンスの人の方がマイノリティーだと思いますので。

ちなみに、この赤いネスカフェのカップ、ひろきちも持ってます。

フロリダの中古車事情

2009年02月17日 |  ◆アメリカ
アメリカってのは(特にフロリダみたいな田舎は)車がないと恐ろしく不便なので、どうしても車が欲しくなります。なので中古車を探すことにしたのですが、これがまた$1000以下のジャンクからいろいろある訳です。日本ではありえないようなボロがふつうに売られてたりします。

アメリカで車を手に入れる方法としては、日本と同じようにディーラーや中古車販売店へ行って買うという方法のほかに、フリーペーパーに載っている個人の「売ります!」物件をあたってみるという方法もあります。スーパーやコンビニに行くとフリーペーパーが置いてあるので("FREE"と書いてある)その中から中古車のペーパーをゲットすれば、そこに売りたい車の写真とその車に関する情報、売主への連絡先などが書いてあります。車のガラスに「FOR SALE」とか「4 SALE」と書かれた紙を貼り付けて走り回っている車なんかも結構目にしますが、こういう個人同士の売買のほうが中間マージンが発生しないので格安で車が入手できるわけです。でも何の保障もないのでよーく調べて買わないと逆に大損してしまうというリスクもあります。

ひろきちは小さな中古車販売店でMITSUBISHIのECLIPSE('86式)という赤いスポーツタイプの車を$2900で購入したのですが、これを購入するまでかなり探しました。きれいに乗って帰国前に売って帰る作戦だったので、$2500~$3000で探していたのですが、このあたりのクラスは誰もが探している価格帯で、しかもモノがよかったりすると一瞬で売れてしまいます。フリーペーパーでいいのを見つけて電話をかけても「もう売れちゃったよ」の返事がほとんど。最新号が出てすぐに電話かけてるのに、ほんと一瞬で売れちゃうんですよね。でも根気強く探したおかげで、いい車にめぐり合えました。



ちなみに、上の写真はH田くんが購入したRX-7です。もう少し探そうや、と言ったんですけどね・・・。いつまでもひろきちを運転手にさせるのも悪いという想いがあったのでしょうが、もう少しがんばって探すべきでした。この車を購入した1時間後、エンジンがオーバーヒートし、しかも雨でスリップしてガードレールに激突。一瞬でお釈迦になりました。購入後1時間で廃車ですよ、どんだけボロいねん・・・。写真のRX-7がウィンクしているのはそういうことです(見た目割りときれいですが、もう動かないんです・・・)。

アメリカという国では、こういうひどいものを平気で売ります。どちらかと言うと、だまされるほうが悪い、といった感覚でしょうか。タイヤだってたいていボロボロのものがはかされています。ひろきちのECLIPSEも「スベスベ」のタイヤが履かされていましたから。そのせいで・・・。その話はまた。

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ジャリ銭がたまるのよね

2009年02月16日 |  ◆アメリカ
お店のレジでお金払うとき、たとえば支払い金額が1073円だったら1123円出して50円玉もらったりします?そこまで細かくしなくても、1103円出して、30円もらったりしませんか?アメリカでこんなことすると、まず間違いなく小銭を返されます。「何やってんの?」って感じで。アメリカにこういう習慣は無く、単にコインの見分けがつかない人だと思われるだけなので気をつけましょう。

そういうわけなので、どんどん小銭がたまっていくのです。小銭でちょうど払えるようになる頃にはジャリジャリになってしまうので、その前にうっとおしくなって小銭を全部車のポケットにためこんでしまうのです。



でもクオーターと言われる25セントコインは結構使い道があって、こいつはすぐになくなります。コインランドリーのマシンや洗剤の自販機なんかは25セント専用だったり、ビーチへの有料道路なんかも25セントオンリーだったりします。むしろ25セントをたくさん持ってないと不安なくらい。だからクオーターコインを稼ごうと同じように半端なコインを出すと・・・やっぱ拒絶されます。どうしたらいいのだ・・・?


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Where is "FUTON"?

2009年02月15日 |  ◆アメリカ
ひろきちのアパートを拠点にフロリダでの生活の準備をしていたH田くんですが、実は一番最初に買いに行ったのは"布団"でした。肩こりのひどいH田くんはベッドではなくなく布団が欲しいのだと。「カリフォルニアには売っていた」と言うので車で探しに出かけました。

しかしあるかなー、フロリダみたいな田舎に・・・。米や味噌を探すのも苦労するもんなあ、布団なんてないんじゃないのー、と思っていたのですが、いやあ探してみるもんですな。寝具屋さんのショーウィンドウに大きく"FUTONS"。



「おーあるやんー!」とさっそく車を停めて中に入ってみました。店内は結構狭くて、あまり品揃えも豊富ではありませんでした。隅々まで探したのですが、それらしいものは置いてありません。もしかして別のところに置いてあるのかな、と思い店員に聞いてみました。

ひろきち:「FUTONってどこかな?」
店員:「ん?すぐそこにあるじゃないか」
ひろきち:「・・・すぐそこって?」
店員:「そこ、それだよ」



ん?んー?FUTONってこれのこと??

ひろきち:「いやあの、日本の布団を探してるんですがね」
店員:「ああ、それは置いてないね」


じゃあ、FUTONっていったい何すかー!?


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Drive Thru ATM

2009年02月12日 |  ◆アメリカ
H田のカレッジに学費を納めに行くときだったと思うのですが、お金を下ろすために立ち寄った銀行に「Drive Thru」の文字があるのを見つけました。アメリカは銀行までドライブスルーかよ!とツッコミつつ、好奇心で行ってみることに。最初どこにあるのか分からなかったのですが、ドライブスルーATMというのをどうしても使いたいH田は、わざわざ窓口まで行って「ドライブスルーどこですか?」と聞きに行ってました(完全に変な奴だろ)。


↑金を下ろすH田

ま、ATMが置いてあるだけのことなんですがね・・・。

土地は余ってるんだし駐車場のスペースが確保できないわけではないはずなのにねえ。単に車に乗ったまま用事が済む、というだけのことなんでしょうね。どこまでもずぼらな国だ。こういうシステムは逆に駐車場の少ない日本で大いに採用されるべきだと思いますがね!(あ、でも給料日にATMに長蛇の列ができる日本では現実的ではないのか・・・)

アメリカでは小切手やデビットカードが普及しています。最近は日本にもあるのかな?スーパーのレジで銀行のキャッシュカードが使えるのです。さらに「You want cash back?」と聞かれるのがふつう。はじめどういう意味か分からなかったんですが、スーパーのレジでお金が引き出せるのですね。30ドルの買い物をして、「$20 cash back」と言うと、20ドルくれて合計$50が銀行から引き落とされるのです。だから現金なんか持ち歩く必要は無く、現金が欲しいときは銀行でもスーパーでも手に入れられる、そういう仕組みになっているのです。いや、ホント便利でした。

ん?でもよく思い返してみるとデビットカードはシアトルヘ行ってから知ったような気も。州によっていろいろなのかもしれません。

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Unfurnished apartment(H田くんの場合)

2009年02月11日 |  ◆アメリカ
H田くんの家探しを例にフロリダでのアパート事情について補足してみましょう(10年以上前なのでいろいろ変わってるかもです)。



フロリダのアパートは日本みたいに1棟だけで建ってるのではなくて、だいたい広大な敷地に何十棟ものアパートが建っています。そして、それを管理するための事務棟があったりします。


↑事務棟

多くのアパートに共同のプールやジムがあって、住民ならいつでも自由に使えるようになっています。コインランドリーなんかもあります。


↑事務棟の裏手にある共用プール

そんで夜はライトアップなんかしたりします。


↑プールサイドから見た夜の事務棟

アパートを借りるには、パスポート、銀行の残高証明書、その月の家賃があればだいたいOK。移民の国アメリカでは、身分と金を証明するものがあればだいたいのことがすんなり行くのです。H田くんも、手続きを済ませて鍵をゲット!ようやく手にした自分の城へ直行です。



H田くんのアパートはUnfurnishedなのでガラーンとしてます。



本当に、何もない。



証明がひとつぶら下がっているだけ。



Unfurnishedと言ってもなぜか冷蔵庫は付いていました(あ、冷蔵庫は書家具じゃないか)。あと、オーブンや電子レンジも備え付けでキッチンに取り付けられていたりします。



流し台を見て思い出しましたが、アメリカでは生ごみは全て「流し」に流します。アメリカの流しには「粉砕機」が付いていて、「ポチッ」とスイッチを入れると「ガガガガガ」と生ごみを砕いて水に流しやすくしてくれます。鳥の骨くらいなら砕いてくれるので、なんか楽しくっていろんなものを流しました。



H田くんちは2bedroom,2bathroomだったので、こういうユニットバスつきの部屋が2つありました。



あと、フロリダのアパートと言えばこの「パティオ」。1階にはこのスタイルのものが、2階以上は必ず広めのベランダが付いています。

この広さでたしか$700くらいだったと思います。安い!でもひとつH田くんの計算違いだったのは、募集してもルームメイトが見つからず、結局半年間このアパートに一人で住んでたそうです。ちょっとさみしいね。

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フロリダのアパート事情

2009年02月10日 |  ◆アメリカ
フロリダにやって来たH田くんですが、まずは学校の入学手続きなどもしながら住まいの確保が必要です。ひろきちのアパートにしばらくは居れますが、ひろきちもじきシアトルへと旅立ちます。なのでそれまでにアパートを探しておく必要があります。



フロリダはリゾート地なので、アパートにもリゾート地ならではの形態のものがあります。「リゾート滞在向けアパート」とでも言うのでしょうか、バカンスのための長期滞在者向けアパートというのがあります。ふつうFurnished と Unfurnished の二つの形態があって、Furnished は家具つき、Unfurnished は家具なしなんですが、「リゾート滞在向けアパート」はFurnishedになっていて、生活の必要なものが一通り揃っています。料金も光熱費込みでまさに長期滞在者にとってお手軽なアパートなのです。

この「リゾート滞在向けアパート」は実は夏の間はすっごく料金が安くて、冬場はすっごく料金が高いです。常夏のフロリダには冬場に人が集まるからなのですが、3倍くらいの違いがあります。ひろきちもシアトルへの移動を開始する前の1ヶ月間はこのタイプのアパートに住んでいましたが、2bedroom、2bathroom、家具つき、光熱費込みで$700/monthでしたが冬場は$2100/monthになるとのことでした。

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PENTAX-M 1:1.7 50mm

2009年02月08日 | ◆K10D
会社の先輩でひろきちのデジイチの師匠であるT氏からPENTAX-M 1:1.7 50mmという「明るい中距離単焦点レンズ」を去年からずっと借りていました。T氏が父上様から譲り受けたという「うん十年もの」でどんな画が撮れるか興味津々だったのですが、じっくり使ってみる時間もなく借りっぱなしになっていました。50mmというこれまであまり撮ってこなかった距離を、マニュアルフォーカスで撮るというお楽しみ。今日ようやく時間を作って、じっくり触ってみました。



まず洗面所の鏡で自分自身を撮影。おあ、やっぱ明るい。このレンズで確認したかったのはF1.7というのがどのくらい明るいかというのと、50mmという焦点距離がどんな感じなのかということ。特に明るさはよく確かめておきたい。



いつも苦戦している暗い室内での撮影を試みる。あ、ありえないくらい楽に撮れる・・・。これがF1.7か・・・。「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」という台詞が頭をよぎる。室内で何枚か撮ってみましたが、やっぱ明るい。室内での撮影がこんなに楽だなんて・・・。

次は50mmの距離を試すべく外へ。



近所の公園にある時計を撮ってみる。ん~やっぱ遠いなあ。でも金属の描写がイイという評判にちょっとうなずいてしまうかもしれない。



水の質感はどう表現するだろうか?



金属の錆はどんな風に写るだろうか?



ボケ味は?

1時間ほどかけて100ショットほど撮影しました。いろいろ撮ってみての感想は、「このレンズは色の表現力に多少問題があるかもしれないけど、逆にそれがレトロな雰囲気を出してて結構好き」。モノクロに現像すればかなり味が出るのではないでしょうか。そしてやっぱり明るいレンズはイイ。暗い我が家であんなに楽に撮れるとは驚きでした。

そして50mmは使いにくいと思ってたけど、意外にそれほどでもないというか、50mmならでは使い方があるということが分かりました。

ひろきちも明るい単焦点レンズを買うことにしました。焦点距離は30~50mmの間で、F値は2より明るいもの。なるべく安いやつ。中古でもいいかも。さて、またひとつ楽しみが増えたぞ、と。


節分&誕生日

2009年02月08日 | ◆家族
2月3日は節分ですが、娘の誕生日でもあります。今年で2歳になりました。この日は近くの保育所で豆まきがあり、入園前のベビーたちも招待してくれるというので会社を休んで写真撮影に行って来ました。



前半は先生たちの鬼退治パフォーマンスを見たり、園児たちが手作りお面を披露するのを見たりしました。後半は園児たちは鬼退治をしに園庭に出て行き、ベビーたちは室内で鬼のお面を作ったり豆まきの代わりにボール投げをやったりしました。途中うちの娘の誕生日を祝ってみんなで歌を歌ってくれて、誕生日ケーキ(作り物ですが)にローソクを立ててくれたりしました。ひろきちは光の少ない室内で苦労しながら必死に撮影してました。(もっと明るいレンズが欲しいなあ)

豆まきは午前中で終わったので、久しぶりにサンマルクへランチに行くことにしました。2年前のヨメさんの誕生日に行った以来です。その時はまだ娘はヨメさんのお腹の中でした。

ランチの女王?だったかな?の割引券が届いていたのでそれをいただきました。おっさんでも食べれます。



まずはニンジンのスープ。グー!おいしい!



パンは焼きたてを持って来てくれます。



前菜は豆とチキンをサラダっぽく仕立てたもの。バジルソースの酸味が効いてておいしかったです。



メインは仔牛のステーキ。やわらかくておいしかったー。



もちろん赤ワインもいただきました!肉とワイン、パンとワイン、お昼から最高~!って今日は誰の誕生日だっけ~?



家に帰ってヨメさんは誕生日ケーキづくり。おいしそうなのが出来ました。



夕食後にローソクを立ててお祝い。ハッピーバースデートゥーユー♪

とても楽しい誕生日でした。



弓削牧場

2009年02月08日 | ◆国内の旅
先日、神戸の親戚のところヘ行くついでに弓削牧場へ行って来ました。何年か前に「ちちんぷいぷい」で紹介されていたのを見て行ったことがあって、その時に買った「ホエイソープ」が非常によかったのでそれを求めて行って来ました。

中国自動車道から阪神高速・北神戸線に入って箕谷出口で降りる経路で行きました。箕谷から逆方向へ行ってしまって(方向オンチ・・・)ロスタイムがありましたが、通常なら箕谷から約10分程度で着くはずです。

牧場なので当然牛がおります。



この日は寒くて雪が降っていましたが、娘も牛を見て喜んでました。



牛舎から坂を上がって行くと建物が見えて来ます。右側がトイレ、真ん中にショップ、左側にレストランがあります。レストランではコース料理なども食べれるそうです。結構お客さん入ってました。



ショップでは牛乳やチーズ、



そしてジャムやジュースなどが売られています。



これこれ、これがホエイソープ。手や顔をこれで洗うと、洗った後に皮膚が突っ張ったりすることなく、しっとりすべすべになります。ヨメさんが特にお気に入りで、ひろきちも顔がカサカサにならないので使ってます。Online shopもあるようなので、ぜひお試しあれ。