ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

K10D 絞り値を変えてみる

2007年01月30日 | ◆K10D



デジタル一眼レフの面白いところは、ひとつは絞りを変えることによってボケ味を出せることだろう。絞りを開けたり絞ったりすることで被写界深度(ピントが合っている範囲)が変化し、広範囲にピントが合ったり、周りをぼやかしたりできる。

今日はその実験。



絞りF13


絞りF4.0


絞りの値が小さいほど周りがぼけるようになります。
ちなみに上の写真と下の写真ではシャッタースピードも変えているので明るさも変わっています。



死語は職場を明るくするか?

2007年01月30日 | ◆日記とか


今日もAM3:30退社でした。

長期間むちゃくちゃな勤務体制が続くと社員の士気が下がり、当然パフォーマンスは落ちる。しかし手を止める訳にも行かないので効率の悪いまま日々無理やり作業を続けるという悪循環に陥っている。中には精神を患う人も出てきて、本格的に危機的な状況である。

そんな中、暗くなりがちな職場の雰囲気を多少和らげる存在がいる。

ソフトチームの責任者であるMチームリーダーだ。

彼は生粋の大阪人で、食いだおれ人形なような容姿に加えてどこかFunnyな話し方をする。そして時折死語をお見舞いしてくれるのだ。

先日もひろきちのところにやって来て、

「ひろきちさん、あのソフトできてる?」
「あ、いやまだですが、すぐ作りましょうか?」
「ああ、ぜひお願いします。すんませんねえ。」


そして、すぐに作って持っていくと、

「あ~ごめん、ごめん、 めんご


め、めんご・・・?

 (((゜ー゜;)))プルプル


むかし死語の言い合いというのをやって、そのときは出尽くしたと思っていたのに、めんごを見落としていたことに気付いた。

わざと寒い死語を使っているのか、今でもナチュラルに使用されているのかは不明だが、いずれにしても部下の悪口の対象にはならないとても好かれている上司なのだ。



なぜPENTAX K10Dか?

2007年01月28日 | ◆K10D


なぜ一眼か? の記事では「入門機なら6万円台だし」、なんて言ってたのに実際に買ったのはPENTAX K10Dという134000円もする中級機です。6万円台の入門機からなぜ倍ほどもするこの機種を買うことになってしまったのか?

詳しくは 前のブログ を見てもらいたいのですが、要するに最後の最後はそのモノの持つオーラと言うかフィーリングと言うか、言葉で説明しにくいところで決まってしまいました。持って、触って、フォーカスを合わせて、シャッターを切った時に感じたものがソニーのα100とぜんぜん違いました。もちろんαのほうが好きな人もたくさんいると思いますが、ひろきちは断然K10Dに惹かれました。PENTAXの歴史と製作者側のこだわりを感じられる逸品だと思います。

同じような感覚としては、むかしMITSUBISHIのECLIPSEというスポーツタイプの車に乗っていたのですが、その車を"操縦"しているときに感じていたものに近いです。今はTOYOTAのMARKⅡに乗っているのですが、確かに静かで乗り心地もよく、運転していてあまり疲れない良い車です。でもECLIPSEのときに感じていたような"操縦"している快感はまったくありません。これはやっぱりエンジン音だったり、ギアの入る感覚だったり、エンジンブレーキのかかり具合だったり、ECLIPSEにしか出せない""があるからです。



MITSUBISHI ECLIPSE (松風と命名しました)



このように、モノから人が受ける感覚のことを"クオリア"という言葉で表現することがあります。

クオリア(Wikipedia)

たとえば、人は何か赤いものを見たとき脳で"赤い"と判断しますよね。これは700nm前後の波長の光を脳が目を通じて受けた情報ですが、このとき同時にわれわれはその赤い感じ、つまり"赤さ"も感じています。それは"きれいな赤"だったり"どぎつい赤"だったりします。そしてこの"赤さ"の感じ方が人によって違います。

同じ710gカメラでも"中身がつまっている感じ"を受けたり、"思ったより軽い感じ"を受けたりします。グリップの仕上げによって"ハード"な感じだったり"シャープ"な感じだったりします。また、それぞれ人によって感じ方が違うでしょうし、それに対する好き嫌いもあると思います。

こういったことを研究している企業がSONYです。茂木健一郎さんという脳科学者を上級研究員として招いて、その研究結果を商品企画に取り入れようというのです。人はモノを買うときクオリアをひとつの判断材料にすると考えているんですね。確かに高額商品が飛ぶように売れたり、他社を圧倒的に抑えて市場を独占したり、新しい市場を作り出したりできるものには強烈なクオリアがあるように思います。iPodなんかは圧倒的クオリアで顧客を獲得し、市場を席巻したひとつのいい例ではないでしょうか?

残念ながらSONYのクオリアはひろきちには響きませんでしたが、K10Dには強いクオリアを感じて大金を払ったということになります。そして、買った後も相当満足しています。

われわれもこういう商品を作らないといけないな、と強く思うひろきちなのでした。
(ただしうちのような頭の固い会社には無理だとも思うひろきちなのでした。。。)


大失敗しちゃった

2007年01月28日 | ◆日記とか


先日、大失敗をやらかしちゃいました。
しかも連発で。

失敗には「まあ、しょうがないよね」という失敗と、「なんでそんな失敗するの」という失敗がありますよね。ひろきちは「なんでそんな」のほうの失敗を"連発"してしまったのです。しかもその失敗の内容を職場内にとどまらず、香港とUKのブランチにまで曝してしまうという最悪の状況。

こんなときはベッコリ凹んで反省するべし。

ところでこんな失敗ってどんな時にする?
新しいことをはじめて要領が分からないときって意外と慎重だから(時間はかかるかもしれないが)あまり大きな失敗はしないと思う。もし失敗しても「分からないんだからしょうがない」ということで大目に見られるし。

一方、何度もやっている作業の中であほな失敗をするときっていうのは必ず気が抜けている。要するに緊張感が無い状態。そしてこういうアホな失敗をすると本人の凹みようも極めて深刻だし、周りの信用も損ねかねない。今回のはその信用を損ねかねないような失敗をしたので、たまらなくブルーな気持ちだ。

しかし、凹んでいても何も変わらないのでまずは急いで誤りを修正して、その後で再発防止策を考えることにした。とりあえず自分自身を信用できないので、半自動・半手動でやっている作業をほとんど自動化した。コンピューターは決まった作業を間違ったりしないので、ひろきちのようなアホな間違いを起こしたりしない。

で、問題は残った手動部分であるが、これもスクリプト(Windowsで言うバッチみたいなもの)との対話形式で作業をするようにして、スクリプトにたっぷりFOOL SAFE(アホな間違い回避処理)を入れることにした。つまり「~しますがいいですか?」「~は正しい指定ではありません。もう一度指定しなおしてください。」のような確認やリトライをするようにした。

ここまでしてアホな間違いをしたときは真剣に転職を考えよう・・・。


家に帰ってもやっぱりちょっとブルーだったので一杯やってから寝ました。
(といいつつ毎日飲んでるんですけどね)


※写真は実家の庭にいるたぬきの置物。



画質はどのくらい違うか?

2007年01月26日 | ◆K10D

K10Dを入手して、まずは画質比較を試みた。
同じものをなるべく同じ条件で撮影してどのくらい違いがあるのか?画素数やアスペクトの関係でなかなか同じ構成にするのは難しいんだけど、できるだけ似たような構図にしてみた。



FX01




FZ1



K10D


どうじゃろか?

やっぱりFX01は暗いな・・・。


ノートPCが欲しい

2007年01月25日 | ◆日記とか


Hiroさん にいただきました。
ありがとうございます。

相変わらず帰りが遅いためこんな時間の更新になるのですが、これはやっぱりノートPCが必要かなと思っています。ノートPCだと帰宅後メシを食いながら更新できるのでかなり時間の節約になるかなと。

最新のMacにはWindowsをDual Bootできたり、バーチャルマシンとしてMac上で動作させる機能があるらしいので、Macにしようかなと考え中。Windows、Linuxと使ってきたのでやっぱりMacも使ってみたいのです。値段もわりと安いし。

Macの話は後日ゆっくりするとして、今日はとりあえず風呂に入って寝ないと。


ひろきちのiPodの使い方

2007年01月24日 | ◆英語/International


ひろきちはiPod nano(2GB・ホワイト)を持ってるんだけども、音楽はほとんど入ってません。
何が入っているかというと、ポッドキャストで「タダで」ダウンロードしてきた英会話番組。
これをいつも通勤時に電車の中で聞いてます。
ま、これがやりたくてiPodを買ったんですが。

特にお気に入りなのが「一日一語で・英単語を覚えよう」「ECC英会話Podcasting」「eChat Vancouver」。

「一日一語で・英単語を覚えよう」はネイティブスピーカーが一人で単語とその用法を解説するスタイル。
「ECC英会話Podcasting」はネイティブの先生と日本人のDJがお互い英語と日本語でやり取りするスタイル。
「eChat Vancouver」は二人の日系人?が毎週ゲストを迎えて英語と日本語の両方で解説するスタイル。

どれも楽しく勉強できるのでオススメですよ。

ただ、ひろきちも年でしょうか?なかなか頭に入りません。





なぜ一眼か?

2007年01月22日 | ◆K10D


最初の記事は前のブログの最終回の続きで、カメラの話。

デジタル一眼レフカメラ。ちょっと前までこんなもの買おうなんて思ったこともなかった。一眼レフカメラなんて高いし、こんなでかいもの持って歩いたらジャマでしょう。

だいたいほら、なんかオタクっぽいじゃない。

それよりポケットに入れて気軽に持ち歩けるコンパクトデジカメが欲しいな。そう思って大きなPanasonic FZ-1の代わりに持ち運びのしやすいPanasonic FX01を買ったのは去年の8月。600万画素もあるし、ライカのレンズだし、ちっちゃくても性能的には十分でしょう。携帯電話よりちょっと大きいくらいだからポケットに入れてもぜんぜん気にならない。ついでにダイビング用に水中ハウジングも買いました。




Panasonic DMC-FZ1
2003年購入



Panasonic DMC-FX01
2006年購入


DMW-MCFX01
2006年購入



でも使ってすぐにいろいろと気になることが。
夜の室内とか光の少ないところで撮影するとノイズだらけだし、室内に適しているモードにするとシャッタースピードが遅くなってブレる。天気のいい屋外だとノイズなく写るんだけど、どうもギラギラしているというか美しくない。むしろ古くて200万画素しかないFZ-1の方がきれいな気がした。

これは大げさな話ではなく、ちっちゃくするためにレンズもコンパクトにせざるを得ず、十分な光量を得ることができなくなってしまっているのでしょう。CCDは光を電気信号に変換するデバイスなので、光の量が少ないと当然電気信号も微弱になり、結果ノイズを大量に発生させることになります。十分な光量を得ようと思うとシャッターが開いている時間が長くなるので、動き回る子供なんかは完全に分身状態になってしまう。FZ1はピクセル数の割りにレンズが大きいので、十分に光を集めることができるのでしょう。

それならお出かけのときはFX01を持って出て、大事な写真はFZ1で撮ることにしよう。

という風に話は終らなかった。このことをカメラに詳しい職場のTさん話すと、デジタル一眼レフはすごくきれいに写りますよと言う。それを聞いてどのくらいきれいに写るのかがとても気になり始めた。そこでネットでいろいろと調べてみると、その違いがだんだん分かってきた。

デジタル一眼レフなんて恐くない!

要するに画質はディテールがはっきり表現されるし、被写界震度を利用してボケ味を出したりできる。そしてさらに、最近のデジイチでは素人でもある程度そういったプロっぽいことができるようになってきていると言うのだ!

こうなると実際に欲しくなってきた。入門機レベルなら6万円台であるし、FX01+ハウジングと同じくらいの値段だ。最近忙しくて旅行にもいけないし、ダイビングもおあずけ状態だから、趣味として買ってもいいよね。仕事に疲れてたまの休みを寝て過ごすよりずっと充実した休日が過ごせるじゃないか!

こうしてひろきちはデジタル一眼レフの世界へ足を踏み入れることになったのでした。



リニューアルオープン

2007年01月22日 | ◆日記とか

ひろきちの旅行ログ」はもともとひろきちが海外旅行の思い出にねっとりと浸るためにはじめたブログなのですが、最近どうも日々の独り言や趣味の話なんかが多くなってきたため、いっそのこと引越ししちゃえということで

ひろきち劇場NEO

を新たに開設しました。

ここではひろきちが興味のある写真、海外、国内、ダイビング、英語について主に書いていきたいと思います。
また、日記形式で日々の喜怒哀楽をストレートに書いていくつもりです。

基本的に
ポジティブであろうとネガティブであろうとコメントウェルカム
ですので、お立ち寄りの際はぜひコメントをお願いします。

ひろきちの旅行ログ」も閉めずに置いておきますので、またそちらも遊びに行ってやってください。



PENTAX K10D

2007年01月15日 |  ◆オーストラリア


ついに買ってしまった。

PENTAX K10D

デジタル一眼レフカメラの中級機。

かなり迷った。

だって、本体だけで119800円、レンズキットで134,000円はひろきちにはかなり高価なもの。

入門機としてもっとお手ごろの機種はある。

ニコンのD40レンズキット69,800円。
CannonのKissデジタルレンズキット109,800円。
SONYのα100レンズキット119,800円。
同じPENTAXのist DS2レンズキット68,900円という選択肢もあった。

でも、やっぱりK10Dを買ってしまった。


理由その1

手振れ補正機能が"ボディー側に"付いていること。
これは譲れなかった。
一眼レフのいいところはレンズを交換できること。
交換することを前提にしているレンズに手振れ補正機能を付けないといけないのって、やっぱ嫌です。

この段階で、上記のα100以外の機種は対象から外れた。
α100は画素数もK10Dと同じ1020万画素だし、手振れ機能もなかなかの高性能だった。

でもやっぱり、K10Dを選んだ。

理由その2
このクラスの機種にしては贅沢にも"防塵・防滴加工"されていること。
ちょっと雨が降ってきただけでドキドキしないといけないのはとっても不便。
旅先なんかでゆっくり撮影するなら、やはり水や埃に強い機種がいい。


しかしこの段階でかなり悩んだ。
α100はキャンペーン中で、ポイント還元を含めると10万円を切る設定になっていた。
実質3万円近くも多く払って防塵防滴にこだわる必要があるのか?
砂漠にでも行くのか?
滝にでも打たれに行くのか?

2週間ほど悩んだけど、結局ひろきちの中でα100とK10Dには決定的な違いがありました。

それは、

使った感触


持った感触、AFの感じ、シャッターを切ったときの感覚がなんとも良かった。

α100はどうもいろいろいじってみたけど、「これ、所有したときにうれしいんだろうか?」
という疑問があった。

一方K10Dは「おおお・・・これ、いい!」というしっくり感があった。

店から離れて、何日もたって、それでもずっと「欲しい」と思っていたのでやっぱりK10Dを買いました。
品薄でメーカー取り寄せだったので1週間ほど待たされましたが、昨日やっと手に入りました。

いろいろ試し撮りもしてみましたが、大満足です。
またブログにもアップします。


K10Dについてちょっと残念なところも正直あります。
それはやっぱり、「AFの速さ」です。
ニコンのD40は超速かった。
ニコンがボディーに手振れ補正機能を搭載したら、欲しくなっちゃうかも。






アメリカ最後の夜@サンフランシスコ

2007年01月09日 |  ◆アメリカ

とうとう最後の夜がやって来ました。このときは帰りたくなくてしょうがなかったなぁ。1年というのは語学を身につけるには本当に不十分で、やっと長い文を一息で話せるようになってきた頃でした。もう1年いたら、もっと話せるようになるんだろうなあって。日本に帰っても就職活動と大学卒業のための最後の単位稼ぎが待っているだけ。あ~そんなつまらない日々を送るくらいなら、ここアメリカで一人ぼっちで英語と電子工学の勉強してたほうがずっと楽しい!といっても親との約束があるし、帰らなければ・・・。本当に悲しい、アメリカの最後の夜でした。せめて最後の夜を満喫しようとマリアットホテルの最上階のバーで弟と二人夜景を眺めながら生ハムをつつきました。◆◆◆今年の正月に実家で集まったときにこの話になった。ひろきちが「おやじとの約束があったから、しょうがなく帰ったんや」というと、「絶対帰ってこんようになると思って1年の約束で行かせたんや」あ、そう。何もかもお見通しで。



番外編 アルカトラズ

2007年01月07日 |  ◆アメリカ

アルカトラズ。有名な元連邦刑務所を見に行きました。といってもフィッシャーマンズワーフ側から眺めただけですが。これですよ、かの有名な脱獄不能といわれた要塞刑務所は。でも、逃げようとしたやついたんですよね、何人か。ここ、流れがかなり速いらしく・・・きっと無残にも流されてしまったのではないかと。いまはもう刑務所ではないそうですが。