ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

ケチャップ

2009年08月29日 | ◆日記とか
さっき整骨院の帰りに近くのスーパーへ昼のおかずを買いにいきました。お惣菜コーナーでマーボナスを手に取り、ふと見るとオバチャンがフランクフルト・ソーセージを買っている。ひろきちもつられてソーセージを手に取ると、オバチャンが「ご自由にお取りください」のマスタードをほじくり返している。何やってんのかな?と見ていると、オバチャンはひろきちに向かって、

「ケチャップがない」

と言った。ああ、ケチャップを探してたのね。

「あ、ほんと、ないねえ」

と答えると、

「言わな。こないだも言うてん。」

家にケチャップくらいないのか?と思いつつ、ひろきちはレジへ。ちょうどお金を払っている時に後ろから、

「ケチャップが無い」

という声が聞こえたので振り返ると、さっきのオバチャンが店員の女の人に話しかけている。そして、くるっとひろきちの方を向いて、

「あの人にもあげて」

と言っている。いや、いらん。家にあるから。面倒だからさっさと行こう、と出口へ向かっている時に後ろから、

「すみませ~ん」

と声がする。振り返ると店の女の人が手にケチャップの小袋を持って走って来て、

「はい、ケチャップ」

さすがに苦笑しましたわ。一応さっきのオバチャンに目礼してスーパーを後にしました。

いやあ、大阪やわ。




おめざめですか?

2009年08月27日 | ◆日記とか
昨日の朝、駅の近くでカンバンを持ったおばさんとA4サイズくらいの冊子を配っているおばさんがいた。その横を通り過ぎるとき、「おはようございまぁす」と差し出されたその冊子を横目で見ると、表紙には大きく

目覚めよ!

と書いてあった。

おう、おまえらもいいかげん目を覚ませよ。

とは言わなかったが、もうちょっと機嫌が良ければ言っていたところだ。

まあそんなことは置いといて、先日から読んでいるフラット化する世界ですがね、これこそホント目が覚めますよ。休み気分が吹っ飛んで一気に緊張状態になります。ウィキノミクスを読んでる時に感じた緊張と同じですね。えらい時代になってもうたと。どうしようかなと。いや、そういう本だと分かってて読んでるんですがね、世界で起こっていることをエビデンス付きでこれでもかと見せつけられると緊張せざるを得ません。まだ小さい娘がこれから生きて行けるように、親がちゃんとしてやらないかんなと。まじで焦っちゃいます。

しかし今回の選挙公報とか見てるとあまりの緊張感の無さに脱力しますね。「労働者全員を正社員に」とか「最低賃金アップ」とか「減税」とかね。いや、安心して暮らせることは大切ですしそのためにいろいろがんばってもらわんといかんのですけど、そんなことやっててもダメでしょう。最低賃金をあげて、雇ったら全員正社員にしないといけなくなると従業員の数を減らさないといけなくなるって分からないんでしょうかね。仕事が全部海外の安い国へ移っちゃいますよ。分かってるのか分かってないのか、ひろきちには人気投票化した選挙で勝つために、国民にウケそうな甘い言葉を並べているだけにしか見えませんわ。バカにしちゃって、誠意のない奴らだな。でも結局はわれわれが賢くならんといけないんでしょうな。政治家は国民を映す鏡ですから。

グローバル化が進んだ今の世界で豊かに暮らして行こうと思ったら、高度な職業能力が必要なんですよ。だれでもできることは賃金の安い海外へ全部移ってしまいます。自由経済ってそういうことです。さもなくば全員共倒れです。今はロボット技術も発達して来たのでなおさらです。このまま放っておいたら日本国内の雇用がどんどん減っていくだけです。そうならないために国がやるべきことは、労働者のスキルが陳腐化した時に再教育を受けられる制度と教育を受けている間の生活を保障することです。変化の早い今の時代では数年でスキルが陳腐化することなんて珍しくも何ともないわけで、常にリニューアルしていかないと生き残ることはできないのですよ。だから再教育、再雇用、再チャレンジできる仕組みを作っていかないといけないのです。そうやって外国との競争力を上げていかないといけないのです。

分かってるでしょ、本当は。北欧モデルとか研究してるんでしょ。甘い言葉でごまかすのはやめましょうよ。




うれしはずかし

2009年08月25日 | ◆日記とか
いつも「ひろきち劇場NEO」に遊びに来て下さっているみなさん、ありがとうございます。
たくさんの方に見ていただけるのは嬉しい反面、もっと面白いこと書かないといけないと身の引き締まる思いであります。

余談ですが、「~であります」というのは長州弁で、明治維新後に軍隊での言葉遣いに長州ことばが採用されて以来広く使われるようになったのだそうです。あ、またつまらないことを書いてしまった。

いやホントにね、リアルのお友達の数よりもずっとたくさんの方々が毎日見に来て下さっているので、ついgooのアクセス解析でいろいろ調べてみたんですよ。いったいどんな人が見に来てくれてるのかなと。すると検索によるアクセス数があまり多くないので、ブックマークが大半なんだろうということが分かったのですが、数少ない検索エンジンからのアクセスに面白いものを発見しました。それは、

「サンフランシスコ ストリップ」

Googleで上記の検索をかけるとTOPページにいるではありませんか!まるで「サンフランシスコの夜はひろきちに聞け!」みたいな状態になっているのですよ。これって何気にすごいなあ、と思いつつ、実際本気で検索した人はこの記事を読んで「なんだこりゃ」とさぞガックリ来ただろうなあ、と。

ともあれ、Web上では「サンフランシスコの夜はこの人に聞けTOP10」にランクインしているようなのでちょっと出世した気分であります。




昔の読書感想文

2009年08月25日 | ◆書籍の紹介
三四郎について書きながら子供の頃に読んだ本のことを思い出しました。なのでついでにその時の感想を書いておきます。

武者小路実篤:友情

確か中学2年のときに読んだ。読み終わった時の感想は「なんじゃそりゃ!」。確か親友と三角関係になる男の話だったと思うんですが、結局親友に女を取られて、それでも強がって「俺は全然平気さ、お幸せに!」的なことを言ったものの、やり場のない気持ちに苦悩するところで物語が終わる、というような内容だった気がする。物語の詳細は覚えていませんが(したがって左記の記憶もまったく間違いかもしれませんが)、子供心に「後味悪・・・」と思ったのは覚えています。こんなの読ますなよ、オヤジ。難しすぎるわ。

三島由紀夫:金閣寺

これも確か中学生だったと思う。これも詳細は忘れてしまいましたが、記憶に残っているのはマザコンの主人公が熟女と性的な関係になって、意味不明な正義感でもって金閣寺に放火するという話だった気がする。実際はもっと深い話なのかもしれませんが、当時のひろきちの理解度ではこういう風にしか解釈できませんでした。読み終わった感想は、「気持ち悪!」。異常人の物語だと解釈しました。なぜこんな話が有名なのか(評価されているのか)理解不能でした。こんなの読ますなよ、オヤジ。難しすぎるわ。

川端康成:伊豆の踊り子

まったく記憶無し!いつ読んだのかも覚えてません。したがって精神の肥やしになってるかどうかも不明。こんなの読ますなよ、オヤジ。記憶に残らないくらい理解できてないわ。


みなさん、自分のお子様には適切な本を薦めましょうね。



三四郎

2009年08月24日 | ◆書籍の紹介
いやあ、夏休み気分が抜けなくって不可(いけ)ません。

今年の夏休みは休暇らしく「忘れられた日本人」と「日本の歴史をよみなおす」を読んでいたのですが、夏休みが終わっても休暇気分が抜けず勢いで夏目漱石の「三四郎」を読みました。いずれも楽しむのが目的という意味で休暇向け。

夏目漱石は2年前に坊っちゃんを読んで以来なのですが、「坊っちゃん」より「三四郎」の方がかなり面白かったです。少し前に水村美苗さんの日本語が亡びるとき―英語の世紀の中でを読んだのですが、この本の中で夏目漱石が何度も出てくるのですよ。「三四郎」も出てくる。武者小路実篤とか三島由紀夫とかは子供の頃に読んでたんですが夏目漱石って読んでないなあと。子供にしては渋すぎる趣味ですが、確か親に薦められたような記憶があるのでこのチョイスは親の責任です。

で、読んでみて悉(ことごと)く感心しました。ストーリー自体はごく平凡なのですよ。田舎から東京の大学へ通うために上京して来た男がいろんな人と出会って、いろんな女とも出会って、多少の事件にも巻き込まれつつ、最後に失恋すると。あらすじだけだとこんな感じになるのですが、これがなかなか面白く書かれてるんですね。どういうところがどう面白いのか説明できないのですが(申し訳ない)、書きようによっては面白くも何ともない話にもなり得るところを言葉の力でここまで豊かな物語にできるものかと素直に感心する次第です。

まあしかし、いつまでも休み気分に浸ってられないので今日からフラット化する世界を読んでます。おかげでちょうどいいくらいの緊張が戻って来ました。後は腰が治るのを待つのみです。



ギックリいってます

2009年08月18日 | ◆日記とか
実は、夏休み最終日の墓参りの朝に軽くギックリいっちゃってるんですよね。

チャイルドシートを設置中に娘が車に乗り込もうと突進してくるので、それをかわしつつ変な態勢で作業しとったところピキッと。はじめは大したことないかなと思っとったんですが、時間が経つにつれて痛みが増して来ました。氷でガンガン冷やして、湿布も貼ってとそれなりに応急処置をしたのですがよくならず、夏休み明け初日から整骨院へ。

無理するなと言われたので昨日は早く帰ろうと思ってたのですが、あれやこれやしていたら退社が21時を過ぎてしまい腰はもう限界。帰宅後また氷でガンガン冷やして寝たのですが、今朝起きたら前日より悪化しとるし。

で、また朝から整骨院。やっぱ整骨院ってすごいね。かな~り楽になる。でも電車で座って行ったらまた傷みが!なので今日は一日立って仕事することにしました。

立った状態でパソコンするには机が低すぎるので、高さ15㎝ほどの台を机の上に置いてその上にノートPCを置く。するとちょうどヘソ下のあたりでタイプできる感じになる。しかしモニターを見るためにかなりうつむかないといけないので、これが腰に負担になる。なので37型の液晶TVを右側にモニター代わりとして置く。USBマウスもつないで、タワーPCの天板で操作することでかなり無理のない作業環境を構築できました。キーボードに向かうひろきちの姿はコムロを思わずにはいられなかったはずです。美容外科ではなく、アーティストの方ね。

一日中立って作業するのはなかなか疲れるのですが、腰への負担はずいぶん減った感じがします。おかげで足は疲れましたが腰はだいぶ回復したようです。明日も整骨院ヘ寄ってから出社する予定ですが、会社ではコムロスタイルでいこうと思います。

とここまで書いて、コムロがキーボードを弾く姿ってかなり過去のイメージだということに気付いた。スキマスイッチにすればよかった。



せっかくのお客が、もったいないでっせ

2009年08月17日 | ◆日記とか
ひろきちは京阪枚方市駅で降りて徒歩で帰るのですが、いつも駅近くの「大阪王将」の前を通るのですよ。で、今日も何気な~く大阪王将の前を通り過ぎると、

「餃子売り切れました 申し訳ありません」

という手書きの張り紙が入り口のドアに貼付けてありました。

なんでそんな、お客を追っ払うようなことわざわざ書くんだろ?もったいなくない?

餃子を求めて店に入って来てくれたお客さんに申し訳ないからなのか、「餃子の王将のくせに餃子がないとは何事か!」という苦情対策なのか(ちなみにここは「餃子の王将」ではなく、「大阪王将」です。すぐ近くに「餃子の王将」もありますが。)、「大阪王将」もあくまでも「餃子の店」なので他のメニューがあっても餃子が無くなったら「売り切れ」であることを表明するべきと考えているのか、あるいはもっと別の意味なのか分かりませんが、餃子を買いに来てもらったお客さんに別の物を買って帰ってもらうというのもありなんじゃないかと思うのですよ。

例えば、餃子を買いに来てくれたお客さんに、

「餃子は売り切れてしまいました。申し訳ありません。よろしければ他のメニューから10%割引させていただきます。」

とはいかないもんでしょうか?いくらから利益が出るか分からないので10%も割り引いたら損するのかも知れませんが、それなら5%引きでもいいし、それが無理なら10%増量でも何でもいいから店が損しない範囲でお客さんにサービスすることで餃子売り切れをカバーできると思うんですよね。お客さんだって「餃子を買おう」と思って入店したけど、無いなら無いでシュウマイとか春巻きとか他の点心でもいいのかもしれないし、ビールのお供が欲しかったんなら唐揚げでもいいかもしれない。餃子売り切れのお詫び程度のサービスでもつけてくれればひろきちは満足しますがね。その方が客にも店にもいいんじゃないの?

そう言えば、少し前に狂牛病対策のために輸入肉を規制している時に「牛丼屋のくせに牛丼がないとはどういうことだ!」と暴れて逮捕されたオヤジがいましたが、まじにこれ対策なのかも、と今思いました。雇われエンジニアには分からない、いろんな苦労があるのかもしれませんね。

がんばって下さい。ひろきちは大阪王将を応援します。


夏休みも今日で終わり

2009年08月16日 | ◆日記とか
夏休みも今日で終わりですよ。
明日から仕事だというのに、今朝腰をひねってしまい腰痛勃発。ブルーです。

さて、大したことはしてないのですが、この夏休みにしたことなんかを書いておこうかなと。

■丹波篠山へ一泊旅行

これについてはすでに書きましたが、夏らしく心霊体験(ネルフの職員だという説もありますが)もできてよかったです。丹波篠山では毎年8月13日に花火大会があるらしく、今年はそこが取れずに仕方なく別の日に取ったようですが、親父としては来年は絶対花火大会に合わせて泊まりたいらしく、すでに来年の予約(全員分)を入れたそうです。ひろきち家は石垣島に行くつもりなんですがね・・・。

■高校時代の友人と飲み

高校時代の友人(女2人、男3人)で飲み。飲み過ぎて後半はあまり覚えてなかったり。しかしこの連中とも20年とかいうお付き合いになるわけですが、居酒屋のおねえちゃんについて「あの子はかわいいし愛想が合ってよい」とか「さっきの子はかわいいけど愛想がないな」などと寸評したりして、女友達から「あんたらすっかりオッサンやな」と呆れられ、「昔はそんなこと言う子らじゃなかったのに」と悲しまれるのもまたオツなもんです。ちなみにこの女友達はよく保っており、おばさん臭さはまったく出ておりません。すばらしいです。

■嫁の実家へ(2泊3日)

正月以来久々に嫁の実家へ。いつも通り周到に準備されている酒と肴。ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキーがそれぞれ複数種類がっちり並べられます。1日めの晩は和食中心にビール、日本酒、焼酎、スコッチと行きました。2日目の晩は肉が出て来たので、ビールを少しとワインで楽しみました。ひろきちは嫁の実家にも関わらず朝は寝坊して、昼からビールを飲み、空いた時間は本を読むという気まま生活をさせてもらいました。しかも帰る時に飲まなかった酒を全部持たせてくれて。嫁の実家、最高です。

■Pasta de Pasta

嫁の実家滞在中に神戸にんにくやプロデュースのPasta de Pastaへランチヘ行きました。トマトとにんにくとパスタとキャベツとベーコンのパスタのハーフ&ハーフセットをいただきました。美味しかったっす。ドリンクは赤ワインも選べて嬉しかった~。この店のスタッフから妙な統一感を感じるなと思っていたら、女性スタッフの髪の色が全員同じでした。髪型も顔の雰囲気も全然違うのに、髪の色が同じだと統一感を感じるもんなんですね。発見でした。

■電子ピアノ

Pasta de Pastaでのランチの後、ふと楽器店の前を通りかかったので前から気になっていた電子ピアノを触ってみる。電子ピアノはヘッドフォンをつけると消音されるので、夜中でも弾けるのが魅力。6万円程度のものから30万円以上もするものがあり機能もそれぞれ違うのですが、いくら最上位機種でグランドピアノと同じ鍵盤を使っていると言っても本物のピアノとはやっぱ全然違いますね。夜間の練習用としてなら7万円程度ので十分でしょう。

■弟と焼き鳥

うちの弟はプライベートでいろいろと問題を起こす奴で、先日もちょっとしたこと(いやちょっとしたことではないのだが)から親父とバトル。親父と弟が話をしてもまったく話にならんので、ひろきちが間に入ることに。それで近所の焼き鳥屋へ弟と二人で行って来ました。まあ話を聞いただけですがね。この近所の焼き鳥屋はよく嫁さんと行ったのですが、子供ができてから行ってませんでした。相変わらず庶民的で(値段も)よかったです。いやあ、やっぱ焼き鳥はいいね。なぜか支払いがひろきちなのがちょっと引っかかりますが。

■墓参り

車で50分ほどのところにある某寺へ墓参り。掃除は先日両親がやっておいてくれたので参るだけでよく助かりました。墓参り、というか仏事って全般的に不思議です。家族や親戚が集まる機会をくれるという点ではよくできたシステムだとは思うのですが、それ以外に意味ないですよね。

■読書

夏休みなんだし、せっかくならまったり読める本でもと思い、読みかけのアンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ※1をいったん置いて、忘れられた日本人※2を読むことにしました。これがかなり面白かったので、その勢いで日本の歴史をよみなおす※3とうい本を読み始めたのですがこちらは読み終えることができませんでした。これもなかなか面白いです。できれば休み中に読み終えたかったです。


と、ブログを書いている間に夜も更けて、いよいよ夏休み終了です。明日からまたがんばりましょう!


※1 アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ
ギリシャのアンティキテラ島近くの沈没船から発見された2000年前の機械の謎に迫るノンフィクション作品。まだ機械に注目され始めたあたりなので詳しくは分かりませんが、これまでの常識では考えられないような精密な機械が2000年前の沈没船の積み荷から発見されたというお話。

※2 忘れられた日本人
民俗学者の宮本常一さんという方が書かれた本で、日本の特に辺境の地で老人たちから聞いた話などをまとめたものなのですが、これがかなり楽しめました。ほんの100年ほど前の話なのに遠い昔話を聞いているような。日本って、日本人ってつい最近までそうだったのかあ、と新鮮な感動を覚えました。夜ばいが普通だったなんてウソでしょ?って感じです。

※3 日本の歴史をよみなおす
歴史学者の網野善彦さんという方の著作。日本の歴史を原始、古代、中世、近世、近代という時代区分で見るのではなく、文化的あるいは社会的転換期で区分して人と自然と社会という視点で歴史をよみなおしてみようというものです。例えば、貨幣が流通するようになる前と後で商業や金融にどういった変化が見られるか、とか、身分には士農工商以外にどういうものがあって、それが時代のどういう出来事を契機にどう変わって行ったか、とか。知らなかったことがたくさん出て来ます。


神通力が衰え始めました

2009年08月15日 | ◆家族
娘が鬼を怖がるという話をしましたが、言葉だけではダメな場合もあり、そんな時はこの小鬼くんに登場してもらいます。



節分の豆まきの豆についていたもので、手のひらくらいの大きさなのですがなかなか効果があります。

しかし、最近この小鬼くんの神通力が衰えて来たらしく、娘の恐がり度が低下中です。

「ぜんぜんこわくないも~ん」

とか言います。

さすがに目の前で見ると怖いようですが、そろそろ小鬼くんも引退の時期が近づいて来たようです。まだ大鬼(豆まき用の鬼のお面)がいるのでもうしばらくはしのげそうですが、旅行にも連れて行ける小鬼くんを失うのはわれわれにとって大きな損害です。

次なる救世主は現れるのか!?


丹波篠山

2009年08月11日 | ◆国内の旅
おやじの誘い(おごり)で兵庫県は丹波篠山まで1泊旅行に行って来ました。石垣島の時と同じメンバー(ひろきち家、ひろきちの妹家、ひろきちの両親)です。

宿泊施設の中にはアスレチックやプールなどもあるのですがあいにくの雨。1時半頃に着いてやることもなく、ゲームコーナーでついUFOキャッチャーに熱中したりして。



おかげでスティッチとモバイルわんこをゲットしました。

恐ろしくヒマなのでみんなさっさと風呂に行ってしまいましたが、ひろきちは風呂上がりにビールをぐいっとやりたいのでぎりぎりまでガマン。部屋でテレビでも見ることにしました。

「石川遼 勝利への軌跡」みたいな番組をやってたんですが、彼はすごいですね。素直で頭が良さそうで実力があって。ビジュアルもいいし。どんどん活躍してもらいたいです。応援しちゃいます。

あと、年配の芸能人に買って来たばかりのデジタルテレビを設定させて番組が見れるまでに何分かかるか、みたいなくだらない番組もやっていました。こんなくだらない企画でもスポンサーがつくんですもんね、すごいですね日本のテレビ業界って。すごいですね日本のタレントって。

などと思いつつ、普段ぼーっとテレビ見たりすることがないので何気に楽しめました。



みんな風呂から上がって来て、娘も浴衣姿で登場。これはひろきちの妹が小さい時に着てたのを譲ってもらったものです。年季ものです。

部屋ではどこから仕入れて来たのか親父が調達して来た手品セットで盛り上がっていました。夕食の45分前にひろきちは風呂ヘ行き、風呂から上がったところで夕食へ突入。生ビールをぐいっと行きました。食事はまあまあでした。

食後は施設内のカラオケボックスへ。1時間ほどカラオケを楽しんで、その後マッサージ機に座ったり部屋で焼酎を飲んだりして1時頃寝ました。



翌朝。降り続く雨。今日も外では遊べないので、朝食の後またカラオケ。2時間たっぷり楽しんだ後は卓球で軽く運動。ちょうどお昼になったので、予約していたバーベキュー(屋根付き)を食べに。



昼からビールは最高です。

とまあこんな感じで、ずっと雨が降っていたのでアウトドアはできなかったものの、それなりに楽しんで来ました。特にヨメさんと妹は普段カラオケなんてできないので喜んでました。

めでたし、めでたし。

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実は、この旅行中に奇妙な体験をしました。

恐がりの人は続きを読まないように。

夜中に喉が渇いた時のために何かペットボトルの飲み物でも買おうと、1階の自動販売機コーナーでポカリスエットを買って部屋に戻ろうとした時のこと。エレベーターが「ピンポーン」と鳴って、「上に参ります」という機械の声が聞こえました。ちょうど良かった、乗ろうとエレベーターの方へ向かったとき、施設の浴衣を着た男の人がエレベーターに乗り込んだのが見えました。小走りでエレベーターへ向かって、乗り込む時に「すみません」と声をかけようとしてエレベーターの中を見ると・・・

・・・誰もいませんでした。。。

目の錯覚だと思うのですがね。

ただ、一つ気になるのは、そのままエレベーターに乗ってしまってよかったのか、ということ。
連れて帰って来てたら嫌だな。。。


鬼さんありがとう

2009年08月04日 | ◆家族
早朝。布団でぐっすりと寝ていると、何やらガサゴソと物音が。

また娘が起き上がったようだ・・・。

頭を上げて見ると、布団のうえに座り込んでいる。

「・・・どうしたん?」

「・・・」

無反応の娘。

「・・・」

無表情の娘。頼む、寝てくれ。

「・・・寝とき」

「いや!」

「・・・」

またトトンを見るはめになるのか・・・
いや、もう寝させてくれ、頼む。

「・・・」

にらみ合いが続く。
今日は早めに切り札を出そう。そうしよう。すごい眠いし。

「鬼来るぞ」

「・・・」

しばらく無表情のままじーっとしていたが、

ポテ

とうつ伏せになって、そのまま動かなくなった。

鬼さん、ありがとう(涙)。





安眠が欲しい・・・

2009年08月03日 | ◆家族
早朝。布団でぐっすりと寝ていると、何やらガサゴソと物音が。娘が起き上がったようだった。

「ない、ない~」

と何かを探しはじめる2歳児。

「ない~、うえ~ん」

むうう、また始まった。
最近よく夜中や朝方に起き出して号泣したりするのだ。

「ん~?何がないの~?」

とひろきちも起き上がって聞いてみると、

「おはなのやちゅがないの~」

ん?おはなのやちゅ?お花か?お花って何?

「お水か?」

いつも娘の枕元に置いている飲み水の入った水筒かと思い、取ってやると、

「ちやうの!おはなのやちゅ!」

違うのか。ヨメさんに聞いてみる。

「え~、タオルちゃうの?」
「これか?」
「ちやうの!」

違うのか。

「枕かなあ?」

とヨメさん。

「これか?」
「ちーやーうーのー!おはなのやちゅ!」
「ピンクの水筒か?」
「ちやう!」

う~む。まったく分からん。

「夢見たんちゃう?」

とヨメさん。

「夢見たんか?」
「・・・」

夢見たんか・・・
とりあえず抱っこすると、

「あっちいこ~よ~」

と階下を指差す娘。

「寝えへんか?」
「あっちいこー!」

と断言。この調子で階下ヘ行き、リビングにあるひろきちのMacBookを開けろと言い出し、

「トトンみうの、トトン」

トトロを見る、というのだ。YouTubeで3つほど見せたところでこれはキリがないと思い、

「こんな朝早くから起きてると元気が出ないぞ。鬼が出て来てもエイエイできへんぞ。」

と言うと、ピタッと動きが止まった。娘は鬼が恐いので、「鬼」のキーワードを出すと言うことを聞くのだ。なので、あまり普段からおびえさせるのはよくないのだが、どうしようもないときは「鬼」の力を借りることにしている。

「な、鬼さんが出て来たらエイエイ!って追い払えるように、今のうちに寝とき。」

と、リビングに置いてある昼寝用の布団に寝かせ、ひろきちはアンパンマンを枕にカーベットの上に横になった。午前6時。それからゴロゴロと寝返りばかりして寝ない娘と、頼むからあと1時間寝させてくれと涙目になるひろきち。

そうこうしているうちに起きる時間になり、起き上がってふと見るとすやすやと眠る娘。

はあ・・・。

今日は8:30に出社して22:00までフル稼働。明日も9:00からフル稼働の気配。

頼むし、今日は朝までぐっすり寝させてくれい。