今回の台湾行きで一番苦労したのがやはり結婚披露宴でのマナーに関する情報収集です。どんな服装で出席するべきか、祝儀はいくら包むべきか、プレゼントなど別途贈った方がいいのかなどなど、どうすればいいのか全く分からない。いろんなホームページやブログを見て調べたのですが、どれも少しずつ書いてあることが違って何が本当か見極めるのに苦労しました。
幸い、ひろきちの父親の知り合いに台湾の事情に詳しい人や「台湾駐在歴7年」というような人が何人かいて、そちらのつてでもいろいろと情報収集しました。今回はそれら事前に仕入れた情報と、現地に行ってみてから分かったことを書いておこうと思います。
●服装について
男性は絶対スーツで行くべし。ものすごくラフな服装の人も確かにいますが、会社関係とか日本から出席している人などはみんなスーツです。台湾では近所の人たちやちょっとした知り合いなんかも披露宴に参加するのが習慣だそうで、そういう軽いノリで参加している人なんかがジーンズとかジャンパーなんかを着てるんだと思います。会社関係や友人として参加するならやっぱりスーツでしょう。なおスーツやワイシャツやネクタイの色などに特に制約無しですが、ただネクタイは白はダメなんだそうです。白は葬式の色なんですって。ひろきちは黒のスーツに薄いピンクのワイシャツに赤いネクタイでした。グレーのスーツにブルー系のシャツとネクタイの人もいました。
女性の場合も日本と大きく変わらないと思いますが、日本に比べると控えめなワンピースの人が多かったかな。もちろんスーツの人もいますし、ドレスっぽい人もいました。新郎のお母さんがすごい派手な衣装で、どこに売ってるのそれ!って感じでしたがたぶんこれは例外・・・(あるいは主催者は何でもアリなのかもしれません)。なのでまあ派手すぎず、地味すぎず、普通にオフィシャルな場での失礼のない服装で大丈夫です。うちのヨメさんは着物で行きましたが、そういうのもありと思います。
※注:中国の場合は親族ですらジャケットを着てることもあるらしく、スーツなんか着るとちょっと浮くかもしれませんね。台湾でも地方の場合は同じかもしれませんので、地域差にご注意ください。
●祝儀について
これが一番悩みました。友人なら2200元が一般的だというのは分かったのですが、うちのように家族で出席する場合はどうなのか?子どもの分は無しとして単に2倍すると4400元になってしまい、タブーの「4」になってしまう。偶数がいいということなので、じゃあ6600元か?これだとなんか渡し過ぎな気もする。
この問題を解決してくれたのは親父の知り合いの「台湾駐在歴7年」のベテラン。そのひと曰く、夫婦で出席する場合はおよそ5割増で、「4」を避けた偶数である3200元か3600元でよいそうです。相場は守った方が良いらしいので、見栄を張ってたくさん包まないようにしなければいけません。赤包(ホンバオ)という赤い包みに入れて、後ろに金額と自分の名前を書いて、日本と同じように受付で渡せばOK。赤包はコンビニでも売っています。ひろきちはちょっと日本っぽさを出そうと思って日本風の赤っぽい色の祝儀袋に入れて渡しました。
ちなみに披露宴に400人とか500人とか大人数を呼ぶのは、皆で参加して費用を助けるという意味だそうです。丸テーブル式なので、例えば1テーブルの食事代が1万元しても10人座るとお祝いが合計2万元を越えます。日本のようにお返しは無いのでテーブル数が多いほど儲かって、新婚旅行の費用まで十分出ちゃうのだそうです。
●プレゼントについて
祝儀については前述の通りですが、ひろきちとしてはなんかちょっと物足りない気がしました。というのは飛行機代はこちら持ちだったのですが、ホテルを用意してくれてましたし、披露宴では子どもも席を一つ占有するので、なんかちょっと申し訳なく。なので、ごあいさつの意味も含めて奥様に贈り物をすることにしました。結婚へのお祝いにはいろいろとタブーがあるらしく、たとえば時計は「しけい」と発音するので絶対ダメとか、その他にも傘、ハンカチなどもNGだそうです。二人は披露宴の後すぐに日本へ来て生活を始めるということだったので、台湾ではあまり必要としなかったであろうマフラーを贈ることにしました。これがセーフだったのかどうかは分かりませんが、後で新郎から聞いた話ではさっそく使っているということだったのでおそらく問題無かったのでしょう。
●披露宴の開始と終了
どのサイトを見ても「台湾の披露宴は時間にルーズ」とありました。ひろきちの場合も新郎自らが「30分前には会場に来て下さいね」などと言ってたくせに、始まったのは開始時刻から1時間以上経過してからでしたし、乾杯やらなんやらやっているうちにさらに時間が経って、食事にありついたのは1時間30分も立ってからでした。ということで、日本みたいに早めに会場に行く必要は無いと思います。ただし、子ども連れの場合は子供用に椅子が十分に無かったりするので、早めに行って椅子をゲットした方がいいでしょう。うちは椅子が確保できず、ベビーカーや膝の上に座らせていました。
終了に関してはネットの情報とは違って最後にちゃんと主催者側からのあいさつがあり、その後で日本と同じように新郎新婦が参列者をお見送りするというイベントがありました。時間にルーズというのはなかなか変わらないかもしれませんが、式の内容はこれからもどんどん変わっていくのかもしれません。
幸い、ひろきちの父親の知り合いに台湾の事情に詳しい人や「台湾駐在歴7年」というような人が何人かいて、そちらのつてでもいろいろと情報収集しました。今回はそれら事前に仕入れた情報と、現地に行ってみてから分かったことを書いておこうと思います。
●服装について
男性は絶対スーツで行くべし。ものすごくラフな服装の人も確かにいますが、会社関係とか日本から出席している人などはみんなスーツです。台湾では近所の人たちやちょっとした知り合いなんかも披露宴に参加するのが習慣だそうで、そういう軽いノリで参加している人なんかがジーンズとかジャンパーなんかを着てるんだと思います。会社関係や友人として参加するならやっぱりスーツでしょう。なおスーツやワイシャツやネクタイの色などに特に制約無しですが、ただネクタイは白はダメなんだそうです。白は葬式の色なんですって。ひろきちは黒のスーツに薄いピンクのワイシャツに赤いネクタイでした。グレーのスーツにブルー系のシャツとネクタイの人もいました。
女性の場合も日本と大きく変わらないと思いますが、日本に比べると控えめなワンピースの人が多かったかな。もちろんスーツの人もいますし、ドレスっぽい人もいました。新郎のお母さんがすごい派手な衣装で、どこに売ってるのそれ!って感じでしたがたぶんこれは例外・・・(あるいは主催者は何でもアリなのかもしれません)。なのでまあ派手すぎず、地味すぎず、普通にオフィシャルな場での失礼のない服装で大丈夫です。うちのヨメさんは着物で行きましたが、そういうのもありと思います。
※注:中国の場合は親族ですらジャケットを着てることもあるらしく、スーツなんか着るとちょっと浮くかもしれませんね。台湾でも地方の場合は同じかもしれませんので、地域差にご注意ください。
●祝儀について
これが一番悩みました。友人なら2200元が一般的だというのは分かったのですが、うちのように家族で出席する場合はどうなのか?子どもの分は無しとして単に2倍すると4400元になってしまい、タブーの「4」になってしまう。偶数がいいということなので、じゃあ6600元か?これだとなんか渡し過ぎな気もする。
この問題を解決してくれたのは親父の知り合いの「台湾駐在歴7年」のベテラン。そのひと曰く、夫婦で出席する場合はおよそ5割増で、「4」を避けた偶数である3200元か3600元でよいそうです。相場は守った方が良いらしいので、見栄を張ってたくさん包まないようにしなければいけません。赤包(ホンバオ)という赤い包みに入れて、後ろに金額と自分の名前を書いて、日本と同じように受付で渡せばOK。赤包はコンビニでも売っています。ひろきちはちょっと日本っぽさを出そうと思って日本風の赤っぽい色の祝儀袋に入れて渡しました。
ちなみに披露宴に400人とか500人とか大人数を呼ぶのは、皆で参加して費用を助けるという意味だそうです。丸テーブル式なので、例えば1テーブルの食事代が1万元しても10人座るとお祝いが合計2万元を越えます。日本のようにお返しは無いのでテーブル数が多いほど儲かって、新婚旅行の費用まで十分出ちゃうのだそうです。
●プレゼントについて
祝儀については前述の通りですが、ひろきちとしてはなんかちょっと物足りない気がしました。というのは飛行機代はこちら持ちだったのですが、ホテルを用意してくれてましたし、披露宴では子どもも席を一つ占有するので、なんかちょっと申し訳なく。なので、ごあいさつの意味も含めて奥様に贈り物をすることにしました。結婚へのお祝いにはいろいろとタブーがあるらしく、たとえば時計は「しけい」と発音するので絶対ダメとか、その他にも傘、ハンカチなどもNGだそうです。二人は披露宴の後すぐに日本へ来て生活を始めるということだったので、台湾ではあまり必要としなかったであろうマフラーを贈ることにしました。これがセーフだったのかどうかは分かりませんが、後で新郎から聞いた話ではさっそく使っているということだったのでおそらく問題無かったのでしょう。
●披露宴の開始と終了
どのサイトを見ても「台湾の披露宴は時間にルーズ」とありました。ひろきちの場合も新郎自らが「30分前には会場に来て下さいね」などと言ってたくせに、始まったのは開始時刻から1時間以上経過してからでしたし、乾杯やらなんやらやっているうちにさらに時間が経って、食事にありついたのは1時間30分も立ってからでした。ということで、日本みたいに早めに会場に行く必要は無いと思います。ただし、子ども連れの場合は子供用に椅子が十分に無かったりするので、早めに行って椅子をゲットした方がいいでしょう。うちは椅子が確保できず、ベビーカーや膝の上に座らせていました。
終了に関してはネットの情報とは違って最後にちゃんと主催者側からのあいさつがあり、その後で日本と同じように新郎新婦が参列者をお見送りするというイベントがありました。時間にルーズというのはなかなか変わらないかもしれませんが、式の内容はこれからもどんどん変わっていくのかもしれません。