ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

台湾 結婚披露宴について

2010年05月04日 | ◆台湾
今回の台湾行きで一番苦労したのがやはり結婚披露宴でのマナーに関する情報収集です。どんな服装で出席するべきか、祝儀はいくら包むべきか、プレゼントなど別途贈った方がいいのかなどなど、どうすればいいのか全く分からない。いろんなホームページやブログを見て調べたのですが、どれも少しずつ書いてあることが違って何が本当か見極めるのに苦労しました。

幸い、ひろきちの父親の知り合いに台湾の事情に詳しい人や「台湾駐在歴7年」というような人が何人かいて、そちらのつてでもいろいろと情報収集しました。今回はそれら事前に仕入れた情報と、現地に行ってみてから分かったことを書いておこうと思います。

●服装について

男性は絶対スーツで行くべし。ものすごくラフな服装の人も確かにいますが、会社関係とか日本から出席している人などはみんなスーツです。台湾では近所の人たちやちょっとした知り合いなんかも披露宴に参加するのが習慣だそうで、そういう軽いノリで参加している人なんかがジーンズとかジャンパーなんかを着てるんだと思います。会社関係や友人として参加するならやっぱりスーツでしょう。なおスーツやワイシャツやネクタイの色などに特に制約無しですが、ただネクタイは白はダメなんだそうです。白は葬式の色なんですって。ひろきちは黒のスーツに薄いピンクのワイシャツに赤いネクタイでした。グレーのスーツにブルー系のシャツとネクタイの人もいました。

女性の場合も日本と大きく変わらないと思いますが、日本に比べると控えめなワンピースの人が多かったかな。もちろんスーツの人もいますし、ドレスっぽい人もいました。新郎のお母さんがすごい派手な衣装で、どこに売ってるのそれ!って感じでしたがたぶんこれは例外・・・(あるいは主催者は何でもアリなのかもしれません)。なのでまあ派手すぎず、地味すぎず、普通にオフィシャルな場での失礼のない服装で大丈夫です。うちのヨメさんは着物で行きましたが、そういうのもありと思います。

※注:中国の場合は親族ですらジャケットを着てることもあるらしく、スーツなんか着るとちょっと浮くかもしれませんね。台湾でも地方の場合は同じかもしれませんので、地域差にご注意ください。

●祝儀について

これが一番悩みました。友人なら2200元が一般的だというのは分かったのですが、うちのように家族で出席する場合はどうなのか?子どもの分は無しとして単に2倍すると4400元になってしまい、タブーの「4」になってしまう。偶数がいいということなので、じゃあ6600元か?これだとなんか渡し過ぎな気もする。

この問題を解決してくれたのは親父の知り合いの「台湾駐在歴7年」のベテラン。そのひと曰く、夫婦で出席する場合はおよそ5割増で、「4」を避けた偶数である3200元か3600元でよいそうです。相場は守った方が良いらしいので、見栄を張ってたくさん包まないようにしなければいけません。赤包(ホンバオ)という赤い包みに入れて、後ろに金額と自分の名前を書いて、日本と同じように受付で渡せばOK。赤包はコンビニでも売っています。ひろきちはちょっと日本っぽさを出そうと思って日本風の赤っぽい色の祝儀袋に入れて渡しました。

ちなみに披露宴に400人とか500人とか大人数を呼ぶのは、皆で参加して費用を助けるという意味だそうです。丸テーブル式なので、例えば1テーブルの食事代が1万元しても10人座るとお祝いが合計2万元を越えます。日本のようにお返しは無いのでテーブル数が多いほど儲かって、新婚旅行の費用まで十分出ちゃうのだそうです。

●プレゼントについて

祝儀については前述の通りですが、ひろきちとしてはなんかちょっと物足りない気がしました。というのは飛行機代はこちら持ちだったのですが、ホテルを用意してくれてましたし、披露宴では子どもも席を一つ占有するので、なんかちょっと申し訳なく。なので、ごあいさつの意味も含めて奥様に贈り物をすることにしました。結婚へのお祝いにはいろいろとタブーがあるらしく、たとえば時計は「しけい」と発音するので絶対ダメとか、その他にも傘、ハンカチなどもNGだそうです。二人は披露宴の後すぐに日本へ来て生活を始めるということだったので、台湾ではあまり必要としなかったであろうマフラーを贈ることにしました。これがセーフだったのかどうかは分かりませんが、後で新郎から聞いた話ではさっそく使っているということだったのでおそらく問題無かったのでしょう。

●披露宴の開始と終了

どのサイトを見ても「台湾の披露宴は時間にルーズ」とありました。ひろきちの場合も新郎自らが「30分前には会場に来て下さいね」などと言ってたくせに、始まったのは開始時刻から1時間以上経過してからでしたし、乾杯やらなんやらやっているうちにさらに時間が経って、食事にありついたのは1時間30分も立ってからでした。ということで、日本みたいに早めに会場に行く必要は無いと思います。ただし、子ども連れの場合は子供用に椅子が十分に無かったりするので、早めに行って椅子をゲットした方がいいでしょう。うちは椅子が確保できず、ベビーカーや膝の上に座らせていました。

終了に関してはネットの情報とは違って最後にちゃんと主催者側からのあいさつがあり、その後で日本と同じように新郎新婦が参列者をお見送りするというイベントがありました。時間にルーズというのはなかなか変わらないかもしれませんが、式の内容はこれからもどんどん変わっていくのかもしれません。




台湾 台北 圓山飯店

2010年04月26日 | ◆台湾


写真を間違ってアップしたのではありませんよ。これは台湾のスーバーでの写真です。ひろきちは外国に行くと必ず地元のスーバーへ行くことにしていて、今回も忠烈祠の後でドライバーさんに連れて行ってもらいました。コンビニ同様たくさんの日本製品が並んでました。ひいきにしていただいてありがとうございます。

スーパーでおみやげを買った後はいよいよ最後の訪問地、圓山飯店です。なんと初日、空港から台北市内へ向かう途中に見たホテルらしき巨大建造物が圓山飯店でした。このホテルは蒋介石のご夫人が経営されていたそうですね。ここの飲茶ランチがおいしいというのでやって来たのでした。

レストランは2階にあります。ちょっと分かりにくいところにあるのですが、売店の女性が「Restaurant?」なんて親切に声をかけてくれてなんとか辿り着きました。そう言えばホテルのエントランスで聞いた男性はちょっと不親切でしたな。レストランは?と聞いたら「2階です」とだけ答えたので階段を上がってぐるっと一回りしたのですがレストランらしきものは見つからず、結局ドアを出て別のエリアへ行かないと辿り着かないのでした。ちゃんと説明しなさいよ。

レストランに入るとチーフっぽい人が案内してくれたのですが、全て日本語でした。ここなら英語や中国語が出来ない観光客も安心ですね。

肝心のお味の方はと言うと、これがかなりおいしかったです。そしてホテルのわりには良心的なお値段です。特に感激したのは炒飯ですね。脂っこくなくてさっぱりしてるのに、しっかりしたお味でございました。写真を貼っておくのでご覧ください。



















飛行機の時間がやばくなって来たので大急ぎでデザートを食べて店を出ました。その後無事に空港まで行き、お世話になったハイヤーの運転手さんとお別れしてチェックイン、なんとか間に合いました。



台北の空港にはこんな部屋があって出発時刻まで子どもを遊ばせることが出来ます。時間もあまりないので、ささっと買い物をしてトイレに行って搭乗口へ。無事日本へ帰ったのでした。


台湾 台北 忠烈祠

2010年04月20日 | ◆台湾
ホテルを出るのが遅れたうえに写真撮影の5分だけの予定だった中正紀念堂でついつい長居してしまったため、スケジュールが押し押しになってしまいました。ドライバー氏が言うには、龍山寺に寄っているとその次の目的地である忠烈祠に到着するのが11時を過ぎてしまい、衛兵の交代式を見逃してしまうとのこと。

龍山寺は地元の人たちも沢山来てそうな気がしてぜひとも行きたかったのですが、でも次回のお楽しみに残しておくのもいいかと思い直して忠烈祠へ向かうことにしました。



またしてもでかい門です。そしてきれいです。



門にはこの写真にあるように衛兵が二人立っています。背筋をピンと伸ばし微動だにしません。この日はすごく暑かったので(11月なのに20℃を超えていた)この制服は暑苦しいだろうなあ、と思いましたが感心するほど見事に不動でした。でもやっぱり暑いようで、彼らの鼻の頭には汗の雫が光ってました。



門をくぐるとこんな感じ。近くを大通りが走っていて車の往来も結構あるのにとても静かです。衛兵の交代式までもう少し時間があるので、本殿の方を見てみることにしました。この天気の中、こんな広いところにいるとやっぱり気持ちがいいのか娘は元気に飛び跳ねていました。娘はヨメさんが見てくれてたのでひろきちは写真を撮りながらゆっくり本殿へ向かいました。





忠烈祠には33万人もの戦没者が祀られているとのことです。日本で言えば靖国神社のようなところでしょうか。本殿の入り口付近には、過去の戦争の様子を描いた巨大な銅板がありました。抗日戦争をテーマにしたものもあり、その前ではちょっと気まずい感じがしました。



これが本殿です。天候に恵まれたせいもあると思いますが、荘厳というより清爽と言った方がひろきちにはしっくりきます。ここが一番の見所なので人も沢山いるのですが、それぞれが節度ある振舞いをしているせいで本当に静かです。低く抑えた話し声がこの壮大な空間に吸い込まれて消えて無くなる感じが何とも言えず神聖です。死者を弔う場所はこうあるべきですね。



なんてマッタリしているうちに交代式が始まってしまいました。はるか門の近くで何やら儀式のようなことをやっているのが見えたので急いで門へ向かいます。衛兵の一団の近くまで来た時にはすでに本殿までの中間あたりまで進んでいました。



銃剣をクルックルッと回したり、チャッチャッと音をならしたりしながらの演舞です。息がぴったり合ってるので大したモンだなあと感心していたのですが、ようく聞くと真ん中の銃剣を持っていない人が小声で合図を入れてました。そりゃそうよね。





衛兵たちはそのまま本殿まで進み、そこでいっそう恭(うやうや)しく交代の義を執り行うのです。静寂の中で衛兵たちが足を踏み鳴らす音、制服が擦れる音、銃剣の鳴る音だけが響きます。これを見ながら、毎時間、毎日、365日、雨の日も風の日も戦没者のためにこの儀式が繰り返し繰り返し行われているのだなあと思うと、ついお国のために死ぬのも悪くないのかもしれないなという思いが浮かんで来ます。台湾政府の作戦成功ですね。



衛兵のみなさん、お疲れさまです。


台湾 台北 中正紀念堂

2010年04月13日 | ◆台湾
ずいぶん間が空いてしまいましたが、台湾最終日です。

9:30にホテルをチェックアウトしてハイヤーで観光へ出かける予定でしたが、ばっちり遅刻して10:00チェックアウト。すぐに中正紀念堂へ向かいます。



15分ほどで到着。いきなりどでかい門が出現。

中正紀念堂は日本風に言えば蒋介石記念公園です。中正というは蒋介石の本名だそうです。




1980年竣工なので真新しい感じがします。手入れもされてるんでしょう。とてもきれいです。



「自由広場」ってのがいいですね。わざわざ「自由」を謳うところが。おれたちゃ中国なんかにゃならねえぞ、って言ってるように見えます。


台湾 台北 二次会@新郎実家

2010年02月25日 | ◆台湾
披露宴の後、日本からの出席者のために二次会をやるというので参加しました。

場所は新郎の実家です。なんと自社ビルです。ご両親は5階にお住まいがあるのですが1階から4階までは貸しているそうで、ちょうど1階が今退去したところだということで、水回り関係のショールームだった面影の残るこの場所で二次会開催です。



5階のお宅にちょっとお邪魔しましたが、おばあちゃんやおばさんたちが料理をしておられました。それが1階の二次会会場に運ばれ、このようなごちそうが。



い~いにおいですよ。





披露宴の残りはビニール袋に入れて持って帰らされるのですが、その一部がここに並んでいました。



飲んで食べた後にカラオケが始まりましたが、チビがいるのでこのあたりで失礼することにしました。ちょうどわれわれが帰る頃に若い台湾人の女の子が3人仲間に入り、またにぎやかになってました。どうやら日本から来た若い男連中と引き合わせようということのようでした。翌日ホテルで会った若者に聞くと、あの後場所をカラオケボックスに移して、朝まで騒いでたようです。

若いってよいなあ。




台湾 台北 結婚披露宴その4

2010年02月23日 | ◆台湾
ずいぶん間が空きましたが、結婚式の続き。

1時間半も待たされてようやく始まった、というところで終わってたと思いますが、実はこの後はお見せできる写真が無いんですよね。。。

新郎新婦が写ったものはプライバシーの点でお見せできませんし、料理の写真もほとんど撮れてないんです。ヨメさんが和装なのであまり行動の自由がきかず、ひろきちが娘に食べさせたり遊ばせたりしていたので写真撮影どころじゃなかったのですよね。

料理はどんどん来るのですが食べる方が間に合わない。娘に食べさせるのに必死で、途中で食べるのは諦めてひたすらワインを飲んでおりました。そう言えばワインとジュースばっかりでビールが出てこなかったんですが、台湾の結婚式はそんなもんなんでしょうか?

食事の間も次々と人がステージに上がってスピーチをしているかと思えば突然手品が始まったり、また新郎の友人による出し物が始まったりして急テンポで式は進んで行きました。これが500人以上いる中で繰り広げられるわけですから、祭りさながらです。披露宴も後半になると立ち歩く人が増えて来て、大宴会状態になります。しつこいようですが、500人の宴会ですからね。混沌とまではいかなくても、相当賑やかです。同じ席の人と話すのも大声を出さないと通じないといった状況です。

しかしこのままだらだら~っといくかと思いきや、式の終わりには新郎新婦とそのご両親たちが舞台に上がって会をしめくくる挨拶を始めました。すばらしかったのは、新郎のお父さんが中国語、日本語、英語それぞれで挨拶したことです。台湾人、日本人、アメリカ人がいたからです。いやあ熱いスピーチでした。子どもたちから言わせればかなり厳しい親父のようですが、情のある熱い男です。情熱男です。きっと会う人誰もが好感を持つでしょうね。

おひらきの後は新郎新婦が出口でお見送り、というのは日本の披露宴と同じ。隙を見て新郎新婦とわれわれ家族で一緒に写真を撮りました。

そして長く激しい台湾での結婚披露宴が終わりました。





台湾 台北 結婚披露宴その3

2009年12月02日 | ◆台湾
1時もとっくに過ぎました。もう何のためにここに座ってるのかも忘れて同席のみなさんと盛り上がっていると、ようやく司会らしき女性が登場して宴が始まりそうな気配がしてきました。



「ニーハオー、コンニチワー」

の後はずっと中国語なので何を言ってるのか全く分かりません。大ボリュームで話し続ける司会。日本の披露宴のような、

「皆様、本日はお忙しい中、○○家、△△家の結婚披露宴にご参列いただき、まことにありがとうございます」

的な厳かな雰囲気は全く無く、ノリ的には

「今日はいい天気でほんっとうに良かったですねー!もう間もなく始まりますが、新郎とお友達のアイデアで楽しいイベントが盛りだくさんですよ!ご出席の方の中にははるか日本やアメリカからいらっしゃってる方も!とーってもインターナショナル!」

という感じです。いや、全く言葉がわからないので本当はもっとアラタマッタ内容なのかもしれませんが、司会の表情や身振り手振り、しゃべりのテンションから想像するとこういう感じ。異常に声でかいし、何かのイベント会場みたいです。

引き続きどこまでも元気にしゃべり続ける司会。何を言ってるのか全然分からない。うるさいので隣の人と会話も出来ないまま、いつ始まるのかなーとおとなしく待っているとライトが落ちて違う調子の音楽が流れ始め、はるか向こうのドアから新郎新婦が入場して来ました。いよいよか!

と思ったら、新郎の弟くんと見知らぬ女性。その後もう一組見知らぬカップルが入場し(これは後で式場のスタッフだということが判明)、次に新郎の両親が入場して来ました。その次に新郎と新婦のお母さんが入場してきたのですが遥か遠くで立ち止まり、その次にやっと新婦とお父さんが入場して来ました。

新婦入場の瞬間、大きなどよめきと拍手がわき起こります。500人の喝采ってすごいですよ。「どお」という音圧を感じました。



その後、何やら向こうの方でやっているのですが何をやっているのか遠過ぎて全く見えません。55mmの望遠レンズで撮ってもこの調子です。おそらく教会式の結婚式でよくやる「娘を頼みます」的なのが行われているのだと推測しますが、本人に聞いたわけではないので確かな事は分かりません。

はるか遠くで行われている儀式が終わり、新郎新婦が二人仲良く前の方へ歩いて来てステージの上に立ちました。

本人たちの前に入場して来た新郎新婦の親兄弟はといえば、一番前のど真ん中のテーブルに落ち着いていました。日本と違って本人たちとその家族が一番前のど真ん中の席に座るんですね。その近くに親戚、次に会社関係や友人、そして近所のお知り合いとだんだんつながりの薄い集団になっていくようです。

ステージでは新郎新婦と新郎の友人が出し物を始め、その後でシャンパンタワーがあり、新郎の会社の人が祝辞を述べ、ようやく乾杯。

やれやれ、やっと始まったかと思った矢先、大音量で音楽が流れ始め照明が真っ赤になり、何だ何事か!と驚いているとシェフ(っぽい人)が数人で料理を運んで来るド派手なパフォーマンスです。その超でかいちょうちんとか、一体どんな意味があるんですか!?



イリュージョンといってもいいくらい派手なライトワークと激しい音楽におびえまくる娘。

「怖いー、怖いー」

いや、これは大人でもかなり激しいので子供にとってはかなりの恐怖だと思う。というか、車椅子に乗ったような高齢者もいたけど、大丈夫なのか?

「大丈夫やでー」と娘をなだめていると、最後に「パーン!」という今まで聞いたことの無いような大きな破裂音がして、シェフによる(?)ど派手なイベントが終わりました。

あんまり大きな音がしたので娘が気を失ったんじゃないかと心配しましたが(いやそのくらい大きな破裂音でした)、「おおきいパーンゆった」と興奮しながらも普通に言ったのでホッとしました。

時計を見ると、1時30分を過ぎていました。


台湾 台北 結婚披露宴その2

2009年12月01日 | ◆台湾
受け付けを済ませると新郎の弟さんがひろきちたちを見つけてくれて、「こちらです」と式場のスタッフのところへ連れて行き、スタッフに何かを指示して「この人についていって下さい」と手際よく案内してくれました。弟さんはすごく感じのいい人です。



これが会場です。500人以上が出席するそうです。めちゃめちゃ広いです。日本では芸能人でもここまでやりません。なんでも親戚でもなく仕事の関係者でもないような近所の知り合い程度の人まで沢山参加するそうです。新郎曰く「パーティーみたいなもんです」とのこと。日本とはこの辺の感覚がちょっと違いますが、日本でも近所の人が結婚したらちょっとしたお祝い金を渡したりするので、その代わりに披露宴に出席しているのだと思えばそれほど不思議な習慣でもないような気がします。



料理はやっぱり中華なんでしょう。ターンテーブルとレンゲとちいさな碗(?)が各席に置いてあります。この小さな鶴を500個以上も作ったんだなあと思うと感心してしまいます。

さて、席について待っていましたが、12時を過ぎてもいっこうに始まりません。次第に娘が眠たがり始めたのでヨメさんがベビーカーに乗せて行ったり来たり。



12時30分を過ぎても始まらないので、こりゃ前評判通りいつ始まるか分からないなとあきらめ、同席の人たちと会社の話やら半導体業界の話やらをしていました。ヨメさんは隣の中国出身で東京在住の女性と何やら盛り上がっていましたが、もうこの頃になると会場はわいわいがやがやと賑やかで、近くに座っていても何を話しているのか分からない状態です。

やれやれ、いつになったら始まるのやら。そろそろ腹が減って来ました。

つづく

台湾 台北 結婚披露宴その1

2009年11月30日 | ◆台湾
小さい子供を連れていると何事も遅れがちになるもので。。。

披露宴は12時から。11時30分には受け付けを済ませてくれとの事でした。第一大飯店から会場の典華信義までは約30分と聞いていたのですが、ホテルの部屋を出たのが11時10分頃。フロントでタクシーを呼んでくれと頼むと(例のひろきちの親戚にそっくりの日本語ペラペラのおねえちゃんはいませんでした)、そのまま外に連れて行かれたので「自分で捕まえた方が早い」ということと理解して流しのタクシーを捕まえる事にしました。

幸いすぐに捕まり、行き先を書いた紙を見せて出発。予想より早く、20分ほどで到着。



典華信義はNew York New Yorkビルの7階にあります。台北101のすぐ隣です。



これが台北101。高さ509.2m、地上101階、地下5階という巨大建造物。確かブルジュ・ドバイに次ぐ世界第2位(もしかしてアジア2位だったかも)の高さだと思います(ブルジュ・ドバイはぶっちぎり過ぎてあれですが)。

開始時刻の12時までは十分時間があるのですが、なにせ前日に11時30分までに来るように念を押されていたので急ぎます。調べによりますと台湾の披露宴は時間通りに始まらないとか、いつの間にか始まっていつの間にか終わってるとかいうことが多いらしいのですが、一方で最近は日本の披露宴を参考にしているので入場やケーキカット、退場、お見送りなどのイベントなども行われてきているという情報もありました。本当に12時に始める予定なら早めに受け付けを済ませて、定刻にはちゃんと席に着いておかないと迷惑をかけてしまう事になるわけです。

エレベーターに乗り7階で降りると、目の前がすぐ受け付けでした。すでに沢山の人が来ていて、入り口付近ではご両親や新郎の弟さんが来客にあいさつをしたり席に案内したりしていました。受け付けに行き、祝儀を渡すと「ここにサインして下さい」とペンを渡されました。日本のように行儀よく縦書きで書くのではなく、大きな白い紙の好きなところに好きな方向に書くようです。ちょうど日本で色紙にサインやメッセージを書く感じです。ひろきちは自分の名前に続き、ヨメと娘の名前も一気にタテに書きました。

ちなみに台湾では祝儀は赤包(ホンバオ)という赤いポチ袋にいれて、後ろに金額と自分の名前を書いて渡すらしいのですが、日本の豪華な祝儀袋はそれはそれで喜ばれるということだったので派手なやつを用意しました。なお赤包はコンビニでも売っています。

つづく

台湾 台北 セブンイレブン

2009年11月27日 | ◆台湾
台湾名物の夜市に行きたかったのですが、小雨が降り始めたし小さい子供連れなのでコンビニに寄ってビールなどを買ってホテルに帰りました。次の日、2次会の後で時間があれば行けるかもしれないし。

部屋に帰ってすぐにヨメさんは娘と風呂に入り、ひろきちはビールを飲み、ウィスキーを飲み、そのまま寝てしまいました。

翌朝、シャワーを浴びて朝食を食べに地下へ。レストランには前夜祭で同席したみなさんがいらっしゃいました。第一大飯店の朝食はすでに書いた通りですので詳細は書きませんが、まあ無感動に栄養摂取のみという感じ。披露宴でごちそう出るかもしれないのでここは抑えめに。

朝食の後はヨメさんの着付けタイム。着付け自体は自分でやるのでひろきちは特にお手伝いする事もないのですが、娘がチョロチョロするのは着付けの妨げになるので外に連れ出す事に。昨夜ホテルに帰る前に寄ったセブンイレブンにまた行ってみる。

すでに台湾ではかなり日本語が通じるという事は書いたと思いますが、日本文化がどれだけ台湾に浸透しているかというのをセブンイレブン内の光景で実感してもらいたいと思います。



倉木麻衣です。最近日本でもよく見る気がしますが台湾でも売り出し中なのでしょうか。そして右のTaipei Waker、よく見ると小さく「台北ウォーカー」と書いています。ここで注目してもらいたいのは、日本の雑誌をそのまま置いているのではなくて、台湾の雑誌にあえて日本語の文字が書かれているという事です。日本でも英語の文字を至る所で使っているのと同じ現象です。



娘が手に持っているのは、そう、クレヨンしんちゃんです。



カラムーチョ、ポテトチップスも日本の製品そのままではありません。商品名以外は中国語です。



いつものコーヒーも同じです。



これなんて、ここどこ?って感じじゃないでしょうか。

1945年まで日本の統治下にあったと言う事で、今の若い人たちのちょうど祖父母たちが日本語を話すという状態だと思います。友人S氏のおばあちゃんも普通に日本語でした。また、戦後になっても日本とは経済的に親密で、日本のTV番組が放送されていたりもして来たそうなので、そういった事すべてが影響してこのセブンイレブンなのでしょう。

ごく普通の一般の人たちが片言でも日本語を話せるというのは、ミステリーでもなんでもなくこういう背景があってのある意味自然な結果なのですね。


台湾 台北 海覇王にて前夜祭

2009年11月24日 | ◆台湾
前夜祭は18:30からなので故宮博物院から会場の海覇王("ハイパーワン"と発音、ぐるなびのページこちら)へ直行です。

ハイヤーは海覇王が終点です。たしか2700元くらい払ったので、1元=2.7円として7000円ちょいです。14:15から18:30まで、空港~ホテル~故宮博物院~海覇王でこの値段は安いね。セブ島の6時間5000円(シャングリラホテルのサービス)にはおよびませんが、都度タクシーを利用するよりも安いはずです。

あ、忘れてましたが故宮博物院の出口にはタクシーはいないのでここの記事の2枚目の写真に見えている門の外まで行かないとダメです。それでもつかまるかどうか分かりませんが。

さて、海覇王に入って友人の名前を告げたのですが、「何名様ですか?」「バイキングですか?」的な反応。

「No! I have a reservation under Mr. S!」

みたいなことを言って訴えたのですが、「そんな予約知らないなあ」みたいな反応。そこで第一大飯店のフロントでひろきちの親戚そっくりなおねえちゃんが渡してくれたメモを見せて

「ここはここに書いてある場所でしょ?」

と聞くと、そうだという風にうなずいてしばらくそのメモをじーっと見ていましたが、ひろきちが渡したメモを持ってどこかヘ行ってしまいました。

友人S氏に携帯で電話しても出ないしどうしようかと困っているとさっきメモを持って行ったにいちゃんが戻って来て「こっちへ」と案内してくれた。

(この辺は何語だったのかも覚えてませんが)

階段を上って別の階へ連れて行かれて「ここです」と言われても知ってる人は誰もいない。というか、本当にここなのか!?他にも宴会っぽいテーブルがたくさんあるけど、間違いじゃないのか!?こういう時アジア人って同じ顔してるから困る。

だれも反応しないので店員もひろきちも困っていると、

「ひろきちさん!」

と背後からS氏。

「おつかれさんっす!」

おつかれさんっすじゃないよー。

「携帯に電話したのに!」

と言うと、ポケットからケータイを出して、

「あ、ほんとだ」

だとさ。まいったまいった。

その後立て続けに家族に紹介され(S氏は確実に母親似です、弟さんはめっちゃいい奴です)、日本から来たメンバーのテーブルにJoinさせてもらいました。前の会社(今のひろきちの会社)の同期の人が一人いましたが、あとはみんな今の職場の人たちでした。S氏と今の会社の人たちとのやり取りを見ていると、S氏は転職してよかったなあと思います。前の職場ではいろいろうまくいってなかったので、今の会社でのびのびやれてよかったなあとしみじみ思いました。S氏の今の会社の同僚さん曰く

「彼、日系企業では無理でしょ」

はい、そう思います。うちは特に日系的、封建的な企業ですから。

S氏の親父さんは超パワフルで「徹夜でもいいですよー!」と日本語で盛り上げてましたが、子連れ家族はホテルへ、その他は夜市へとそれぞれ散って行きました。

追記:
なんでこんな簡単なこと思いつかなかったんかなーと思いますが、日本語で「Sさんの前夜祭はここですかー!?」って大声え叫んだらよかったんですよね。そういうことが許される雰囲気の店だったし、そうするべきだったなあ。日本人が参加してるのは知ってたんだもんねえ。




台湾 台北 故宮博物院

2009年11月23日 | ◆台湾
さてさて、部屋に荷物を置いて再びハイヤーへ。故宮博物院へ向かいます。ハイヤーに乗って10分ほど行くと、さっき空港からホテルへ向かう途中に見えたどでかい台湾風建物が近くに見えました。「××飯店」という文字がちらっと見えましたのでやっぱりホテルだったようです。

そこからさらに10分ほどで故宮博物院の入り口に到着。ちょうど16:00ごろでした。運転手と18:00にここで落ち合う約束をして車を降り、建物の中に入ってキョロキョロとあたりを観察していました。すると、

「チケット、二階よ」

と見知らぬおじさんが通りすがりに声をかけてくれました。見た感じここのスタッフではなくどうも一般人っぽかった。なんでこんな普通のおじさんが日本語話せるのか不思議です。

二階に上がって、チケットを買う前にちょっと外に出てみる。



これが故宮博物院です。最上階のあの部分に喫茶店があるらしい。



故宮博物院を背にするとこういう風景が広がってます。建物の古びた感じ、ちょっと分かりますかね。

台湾は日本と1時間時差があるので、現地の16:00は日本では17:00。飛行機で少なめの機内食を食べただけなのでひろきちもヨメも小腹が空いていました。なので何はともあれ喫茶店ヘ行くことに。



北京の故宮博物院がイメージとしてあったので喫茶店も勝手に自分の中で(殺風景な)イメージを作ってたのですが、まったく想像していたものとは違ってシックでおしゃれな喫茶店でした。中国語と日本語で書かれたメニューを見て、甘いものとお茶を注文しました



ジャスミン茶です。フタの着いたきゅうすにお茶が入っていて、どうやら1分待ってフタのついてない方のきゅうすに移してそこからオチョコのような湯のみでいただくらしい。



マンゴーケーキと書いてありましたが、マンゴープリンという感じです。写真を撮る前につい2口ほど食べてしまいました。腹減ってたので。。。

ちなみに隣の席でひろきちと同じ年代くらいの男の人が二人シュウマイを食べながらお茶を飲んでいました。飲茶っていうけど、本当にお茶お飲みながら点心を食べるんですね。ひろきちの場合ビールか老酒が必要ですが。

一服した後、最上階から順番に見て行くことに。

会社の同僚からも親父からも「上の階から攻めよ」とのアドバイスがあったので従いましたが、3階(展示会場の最上階)で一番すごいやつを見てしまって、あとは次第に感動が弱くなって行った感じです。娘も次第に落ち着きがなくなり(子供にとっては非常に退屈だと思います)、走り回ったり大声ではしゃぐようになって来たのでそれをおさえるのに必死で最後の方はあまり記憶にありません。ここは大人だけでじっくり見るのがよいです。

ちなみに、館内は写真撮影禁止のようです。それを知らずにバシャバシャ写真を撮りまくっているとスタッフのおねえさんがダメダメ~という風に手を振りながら小走りでやって来て注意されちゃいました。

ひろきち「No picture?」
おねえさん「No, sorry.」

こっちが違反してるのに、なんと優しい。これが大陸だったらメモリーカード抜かれて、いやカメラごと没収だったかもしれません。台湾、いい国です。

というわけで写真は載せません。すごいお宝があるのでぜひ自分の目で見て下さい。



時間になったので待ち合わせの場所へ。入り口近くのホールでクラシックの演奏が行われていました。



台湾 台北 第一大飯店(補足)

2009年11月22日 | ◆台湾
出発までに第一大飯店について調べようとネットでいろいろ検索してみたのですが、かなり情報が少なかったのでちょっと補足しておきます。

写真と簡単なレビューは前回書きましたが、3日間滞在してみて特に嫌な事はなかったです。強いていえば上の部屋の人がトイレを流すとこっちトイレまで「ゴボゴボ」と反応するところくらいでしょうか。

ただ、食事は期待してはいけません。ルームサービスはサンドイッチなど本当の軽食しかないですし、朝食のバイキングもかなり質素です。どんなものがあるかと言うと、

・サラダ
・フルーツ
・コーンフレーク
・ミルク
・オレンジジュース
・グレープフルーツジュース
・コーヒー
・紅茶
・おかゆ(プレーン/あずき色)
・ソーセージ
・ハム
・フライドポテトorハッシュドポテト
・ゆで卵
・目玉焼き(半熟というかほとんど生)
・パン
・蒸しパン(プレーン/あん入り)

本当に軽い朝食です。でもどうせ昼と夜にごちそうを食べる事になるんだし、朝はおかゆでいいじゃないですか。おかゆ(プレーンな方)はおいしいです。ひろきちの場合は、

・まずジュースを飲んで
・おかゆと目玉焼きとポテトを食べて
・コーヒーを飲んで

終わり。お昼にはがっちり腹が減ります。

なお、ホテル内におみやげ屋さんは無いので(1階のロビー横にちょっとしたショップコーナーがありますがいわゆるおみやげ屋さんではありません)おみやげを買いたい人は別途スケジュールに追加しておいた方がいいですね。空港は高いのでスーパーを探すのが良いかと思います。


台湾 台北 第一大飯店

2009年11月22日 | ◆台湾
飛行機を降り、荷物を拾っていざ出口へ。フライトが少し遅れたのとチャーターしたハイヤーの運転手を見つけるのに少々手こずったため空港を出るのが14:10ごろになりました。ホテルは15:00チェックインなのでもし早く着いたらチェックインできないのでは?と少し心配してましたが、ちょうどいい時間に着きそうです。

運転手はオッサンが来るかと思ってましたが、20代くらいの若いにいちゃんでした。簡単な英語のやり取りは可能です。ホテルへ向けて走り始めると左手に大きな建物が見えて来ました。お城のような、神社のような、やけに台湾チックな建物なのですが、大きさから考えて歴史的建造物ではなさそうです。ホテルではないかと思ったのですが、運転手に尋ねるのも面倒なのでそのままやり過ごしました。

台北の町はひろきちの知っている北京や上海や西安などの中国の町とは全く雰囲気が違い、日本ともまた違っています。セブンイレブンやモスバーガー、ドトールコーヒー、スターバックスなど日本でもおなじみの店がたくさんありますが、どこかやっぱり日本とは違います。車が右側通行だからというわけでもなく、的確に説明できないのですが建物の古びた感じがなんとなく日本には無い雰囲気を醸し出しているように思います。

運転手は車を右側に寄せながら速度を落とし、ドトールを過ぎて停まりました。第一大飯店に到着です。空港から約50分。娘が車内でガサガサするのをいっしょうけんめい制止していたのでちょっと酔ってしまいました。荷物を下ろし終わると、運転手は「I'm waiting here.」と言いました。軽くうなずき、「OK」と言ってカウンターヘ向かいました。

カウンターの前に行くと、

「○○さんのお友達ですか?」

と、招待してくれた友人Sの名をいきなり言って来るではないですか。なぜ分かったんだ?いったいなぜそんなに日本語が流暢なんだ?というか、あんたひろきちの親戚にそっくりではないか!

ひろきちの親戚そっくりのそのおねえちゃんは朝食チケットを渡しながら「朝食は地下のレストランです」と説明した後、今日の前夜祭は何時からどこでという説明をして、「あの人がご案内します」と中年の男性スタッフを指差しました。住所も何にも書かなかったけどいいのだろうか。

9階の部屋までおじさんスタッフが荷物を運ぶのを手伝ってくれました。カードキーをドアノブの当たりにかざすと「ピッ」と音がして鍵が開きました。ICカードのようです。



こぢんまりした部屋には大きなキングサイズベッドが一つ。クローゼットと冷蔵庫、テレビなど一通りのものが備え付けてありました。



建物自体は古いのですが、2004年に改装されていてきれいです。バス・トイレも清潔です。ウォッシュレットじゃないのがちょっと残念ですが。なぜか体重計があります。



備え付けのドライヤーも十分パワーがあるので日本から持って行かなくてもいいでしょう。シャワーは一般的なホテル同様すこし勢いが足りません。これはもっと下の階だとマシなのかもしれませんが。



外観はこんな感じ。右隣のビルにHISの文字があるのでHISの支店が入ってるのかもしれません。



1階に日本風の定食屋があります。



たぬきの置物を背に対角方向を見るとこんな感じ。左手に吉野家とセブンイレブンが見えます。



ズーム。セブンイレブンにはお酒も置いてあるので便利です。レジ袋は有料らしく、支払いの時に「ふくろ?」と聞かれました(また日本語で)。


台湾 台北 キャセイにて桃園国際空港へ

2009年11月20日 | ◆台湾
キャセイパシフィックのサービスはまあまあ良い感じでした。幼児食は出来ないと聞いていたのですが、チェックインの時に「幼児食をお出ししますので」と嬉しい変更。無いと見せかけて有り!みたいな。サプライズ方式なんですかね、キャセイは。

幼児食だけでなくおもちゃもくれました。前にJALに乗ったときは飛行機のおもちゃ一つだったのですが、キャセイはリュックにクレヨンやらシールやらを詰め合わせたものをくれました。やるやないか、キャセイ。

機内食はビーフのパスタかチキン&ライスか。どっちも微妙だなあ、ということでヨメさんとひろきちで一つずつ頼むことにしました。ビーフパスタはビーフシチューの肉がリングイネにかけられている感じ。チキン&ライスは焼き鳥丼と表現するのが一番近いかと。例のケチャップライスwithチキンを想像していたのですが全然違いました。結局パスタはひろきちが、チキン丼はヨメがほとんど食べました。取り合いにならなくてよかったです。

ビールを飲んだ後に赤ワインをもらおうと思ったのですが、人件費削減なのかなかなかスタッフが来なくてちょいとイラッとしました。いままで乗った飛行機はだいたい手元のスタッフ呼び出しボタンを押すと「ポン」と呼び出し音がしたと記憶してるのですが、キャセイはライトが点灯するだけで呼び出し音がしないのです。「スタッフが気付くまでお待ちください」的なシステムに若干の不満が残ります。

と、格安チケットで乗ってるくせにいっちょまえに不平を言いながらビデオを見ているとあっという間に台北です。高度が下がるたびに耳をおさえて「痛い~!」と暴れる娘の気を紛らわせながらなんとか着陸。

いよいよ台北です。