ひろきち劇場NEO

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補足-宗教観国際比較

2009年02月01日 |  ◆アメリカ
先日の記事((ひろきちなりの)宗教観国際比較)で「おれはAthiest(無神論者)だ」と言ったという話があったのですが、これについてちょっと補足しておきます。

最初はシャーリーとかには「Agnosticだ」って言ってたんです。そしたら「どういう意味だ?」って聞くので、神の存在を信じていない、と言うと「atheistってことね」と言われたのです。で辞書で調べたら「無神論者」とあったので、そうか、こういう場合agnosticじゃなくってatheistって言うのか、とそれ以降はatheistだと言うようにしました(そんなに何度も宗教の話になったわけではありませんが)。でも今考えると、どちらかと言えばやっぱagnosticだなと思います。

Agnosticism-Wikipedia
Agnosticism is the philosophical view that the truth value of certain claims ― particularly metaphysical claims regarding theology, afterlife or the existence of deities, ghosts, or even ultimate reality ― is unknown or, depending on the form of agnosticism, inherently impossible to prove or disprove. It is often put forth as a middle ground between theism and atheism.


不可知論-ウィキペディア
不可知論(ふかちろん、英:agnosticism)は、形而上の存在、死後の世界、神の存在、神のお告げなど、神学に関する命題の真偽、また客観的本質的な実存は本質的に認識することが不可能である、とする宗教的、あるいは哲学的な立場をいう。


つまり、神は存在しないということをことさら強調して言いたい訳ではなく、そんなのいるかどうか分かんないよね、いやいるかもしれんけどね、という立場です。おそらく多くの日本人はこの立場なんじゃないでしょうか?あるいは、こんな難しい言葉を使いたくなれれば、こう言えばいいでしょう。

I'm not religious. (宗教は信じてません。)

とてもシンプルで、自分の立場も相手の立場も傷つけずにすむのでいいのではないでしょうか?アメリカ(を始めとする多くの国)では宗教について議論することはタブーだったりかなりデリケートな話題だったりするので、十分気をつけましょう。


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