ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

みんな好きやな!

2010年08月05日 | ◆日記とか
これまで何度も書いて来たことですが、本ブログの一番人気は「サンフランシスコの夜」です。不動の一位です。

常々これを越える(もっと普通の)記事を書こうと日々精進しておる次第ですが、今日アクセス解析をチェックしていて笑ってしまいました。だって、昨日の検索ワード第一位が、

ドイツの夜

だったんですもん。

みんな好きだねー、夜!







サクソン人の話

2010年08月04日 | ◆日記とか
先日書いた「侵略の話」ですが、あのとき英語とドイツ語の関係についてイギリス人の同僚が「英語の方がドイツ語に影響を受けているんだ、サクソン人の侵略を受けたからね」と言っていたのを覚えていたのでこのサクソン人についてちょっと調べてみた。すると面白いことが分かった。

英語っていうのはつまりEnglishですね。イングランドの言葉だからイングリッシュ。で、このイングランドって言葉はどこから来ているかと言うと、アングル人の土地を意味する "Engla-land" から来ている。さらにこのアングル人というのは誰かと言うと、ゲルマン人の仲間なんですね。5世紀頃にゲルマン系のアングル人とサクソン人がブリテン島に渡って、先住民族であるケルト系ブリトン人を制圧してしまうわけです。彼らはそこに定住し、そしておそらく彼らの言葉が土着の言葉と混ざり合って英語となっていったというわけです。

彼らは後に「アングロ・サクソン人」と呼ばれるのですが、特にサクソン人たちがイングランドの基礎を築いたため、アングロ・サクソン人のことを単にサクソン人と呼ぶのだそうです。だからイギリス人の同僚が「サクソン人の侵略を受けた」と言ったのは、正確にはアングル人とサクソン人(とあとジュート人もいたとのこと)から侵略されたということなのですね。

本当はもっと複雑な事情があるのでしょうけど、超簡単に言うとこういうわけでゲルマン系の言葉が英語の起源ということになるようです。長い月日が経って名詞の性とか、無駄にややっこしい動詞の活用などは使われなくなったようで、そのおかげで英語は今ではすっかりシンプルな言語になっています。ドイツ人の同僚に言わせれば英語とドイツ語は「日本語よりは似ている」程度の言葉だそうですが、英語はドイツ語をベースに出来上がったと言ってもいいのかもしれません。

ちなみに「侵略」の話を始めたイギリス人の彼の一家はおじいさんの時代にフランスから渡って来たそうです。フランス人の多くはゲルマン系らしいので、彼もブリテン島を侵略したかの民族と同族だったのかもしれません。その後ブリテン人もフランク人も他の民族と混成化してしまっているので今さら「元○○系」というのは意味がないのかもしれませんが。

サクソン人の侵略を受けたケルト系の人々も元はといえば中央アジアからヨーロッパへ渡来した集団のようで、数千年のオーダーで見るとなかなか面白い話だなあと思います。




たぬきち

2010年05月15日 | ◆日記とか


どうもはじめまして、たぬきちです。
今日はひろきちくんの代わりに登場させてもろてます。

何やねんお前て言わんとってください。僕も出しゃばりとうて出て来たわけやないんですわ。いや今日ね、ひろきちくんが会社から帰って来て夕飯食うてる時に何気に「最近ブログ更新してへんけど、ええんのん?」て聞いてみたんですわ。いやほんまに何気のうね。そしたらひろきちくん「あ?俺に指図すんのんか?」って食ってかかってきよってね。感じ悪いなあ思いながら、指図する気なんかないけど、ほら、毎日けっこうな人数見に来てはるやんか、更新を楽しみにしたはる人もおると思うで、せやから更新した方がええんとちゃうかなあと思ただけやん、てそう言うたんですわ。そしたら「そない言うんやったらお前書いたらええやないか」と、こう言うんですわ。なんやえらい噛みつくなあと思てると「なんやお前、人には書け書け言うくせに、いざ自分のことになったら尻込みするんかい」とこう来ましてね。この時点でちょっとカチンときてましてんけど、さらに「このブタ野郎が!」まで言うさかいこっちもつい「ブタちゃうわ、たぬきや!」いうて軽くキレてもうて・・・。まあ売り言葉に買い言葉いうか、「ほな書いたるわい!」いうことになってしもうたという訳なんです。いやお恥ずかしい。

まあでもこうやって出て来てしもたわけやし、最近のひろきちくんについて書いておきましょかいな。えーっと、そうですなあ、ひろきちくんがんばってピアノの練習しとりますよ。でもね、平日は帰ってくるのが深夜0時前後なんで夜は練習でけへん。週末は週末でいろいろ用事あるでしょ。この前もひろきちくんのヨメさんが「お風呂周りリフォームしたい」と言い出したんで家族3人でショールームへ出かけてましたわ。出かけんかったら出かけんかったで家で子どもの相手せんならんでしょ。公園行ったりいろいろ。そんで家におる時にすきを見てはピアノの部屋へ入って練習し始めよるんですけど、弾き始めたらとたんに子どもが邪魔しに行きますねん。そんでひろきちくんも「もうこうなったらピアノの部屋の内側からカギかけたろか」とか言うもんで、「それはあかんのちゃうか?週末くらい子どもと遊んだらな」て言うたんですわ。そしたら「まあそうやな」いうて思いとどまってましたけど、「そやけど全然ピアノの練習でけへんわ」てぼやいてましたわ。そんで最近なんか会社行く前に練習してたりしてね。子どもが幼稚園に行ってから30分くらい練習して、それから会社行っとりますわ。ヨメさんに「早よ会社行かんでええのん?」いうて心配されてますけど、「ええねん、ええねん」いうてね。平日の朝くらいしか時間無いいうのも気の毒やけどねえ。ほいで「朝30分くらい練習したかていっこも上手ならんわ」いうてブツクサ言うてます。

まあそんな感じでひろきちくんもぼちぼちやってますので、これからもごひいきによろしゅうお願いします。みなさんも朝晩冷えますよって体に気いつけて、風なんか引かんように。

ほなどうも、失礼します。




サンフランシスコの夜を越えろ!~中間報告~

2010年04月15日 | ◆日記とか
前にもここの記事で書きましたが、このブログで一番アクセスが多いのはサンフランシスコの夜です。この記事を追い抜こうと目下いろんな話題でチャレンジを続けているところですが、戦況は思わしくありません。

新しい記事を書いた後の数日間は「サンフランシスコの夜」は4位あたりまで下落するのですが、ブログ更新が滞るとすぐに息を吹き返します。今日もアクセス解析の画面で確認すると、

4月14日の検索キーワード
04月14日の1番多かった検索キーワードは サンフランシスコ ストリップ です

と大きく書かれてました。アクセスが一番多い記事も「サンフランシスコの夜」です。まるでしぶとい生き物のようでもあります。いっそこのままそっち方面へシフトしてやろうかと一瞬考えてしまいますが、やはりひろきちは健全かつ世の中のお役に少しでも立てるようなブログを育てたいのでがんばります。




電車で席を譲る

2010年04月07日 | ◆日記とか
電車でお年寄りに席を譲る時って「どうぞ」とかって言います?

ひろきちは言いません。

中学2年生の時にですね、バスケの練習試合のために仲間たちと電車に乗ってて途中の駅でおじいさんとおばあさんが乗って来たことがあるのですよ。で、これは席を譲らねばならんと思い「どうぞ」って席を立ったら「いいよいいよ」と言って譲らせてくれなかったのです。ええい、一度立った席にまた座れるか!と思いそのまま立ってたのですが「あんた座りなさい」とおばあさんに言われて仕方なく腰を下ろしたのですが、同級生に「断られてやんの~」とからかわれて(こいつ嫌な奴だったなあ・・・)とても嫌な思いをしました。おまけにおばあさんにも「えらいねえ席譲って」なんて言われて、こんな辱めを受けたのは生まれて初めてでした。人の好意はすすんで受けましょうね、みなさん。

それからというもの、電車で席を譲るときは「どうぞ」と言わないことにしているのです。どうやるかというと、いかにも次の駅で降りるから立つのですよ、という風に立ち上がり、そのまま扉の方へ移動して、間違いなく次の駅で降りるかのような体勢に入るわけです。そして誰の関心も引かないようにして、そのままそこに立ち続けるのです。そこから横目で無事お年寄りが席に座るのを見守るわけです。万が一あほな若者が何も考えずにひろきちの空けた席にずうずうしく座るようなことがあったら天に代わってお仕置きする必要があるため毎回監視していますが、今のところ100%お年寄りを座らせることに成功しています。

やっぱり親切とか好意は相手に知られないようにやってなんぼのもんです。



公共マナーに気をつけましょう(電車編)

2010年04月05日 | ◆日記とか
先ほど帰宅したのですが、今日はちょいと不快なことがありました。

たまたま帰りが一緒になったHow氏と出町柳行き普通電車に乗っていたのですが、香里園で酔っぱらいが乗って来てわれわれの目の前で大騒ぎを始めました。おっさん3人とおばはん1人で、いずれも40代と思われます。大声で騒ぎ立てるだけでなく、半分暴れるように騒ぐのでHow氏と別の席に移動しました。

まるで飲み屋にいるかのように振る舞う中年4人。あほでないかと遠目に見物してましたが、光善寺で1人降り、枚方公園で2人降りてとうとう1人になりました。「一人になったところで二人掛かりで説教してみようか」と一瞬思いましたが、つまらないことはするまいと思いとどまりました。

枚方市駅についてひろきちとHow氏が電車から降りると、そのおやじも降りて来ました。

「枚方市民か・・・はずかしい・・・」

とこぼすと、「いや、交野市民かもしれませんよ」とHow氏。ぜひともそう願いたいところです。

交野線に乗り換えるHow氏と別れてくてく歩いて家に向かい、近所の交差点でふと横を見るとさっきの酔っぱらいオヤジがいるではありませんか。信号が青になる前にフライングして道を渡り始めたのでひろきちより10mほど前を歩いていたのですが、行けども行けども同じ方角。ひろきち家までの最後のコーナーも同じ方向へ曲がり、とうとうすぐ近所までやって来ました。

この時、昔のある出来事が思い出されました。あれは高校1年の夏休み。秋の体育祭に向けて応援団の練習を数回に渡ってやったのですが、2年生男子二人が一度も練習に来ず、パートナーの女子が練習できないという状態が続きました。4回目くらいになってやっと現れたのですが、まったく真面目に練習しようとしない。頭に来たひろきちはこの二人に向かって説教しました。

「センパイ、真面目に練習してくれないとパートナーも困るし、オレらも困るんすよ」

ところが二人とも視線をそらして返事もしない。ブチッと来たので、二人のうちより態度の悪い方の学ランの胸ぐらをグイグイ引っ張って揺さぶりながら、

「聞いてんすか、センパイ!?やる気ないんだったら来なくていいから、別の人に変わってもらえませんかね!?たいがい迷惑なんすよ!」

ここまでやるとさすがにマズいと思ったようで3年生が止めにきました。その後、一応はちゃんと練習するようになって一件落着、と思ったら実はその胸ぐらをつかんでゆっさゆっさしてやった上級生が近所の和菓子屋の息子だったのでした。全然知りませんでした~。知ってたらそこまでやらなかったのにな~、って時すでに遅し。

今日もし、電車で意地悪の虫がおさまらずに、大人げなくおっさんいびりをやってたら「実は町内の人でした」なんてことになって後々気まずいことになってたかもしれません。悪いのはおっさん達の方ですが、やり過ぎはいけません。

でもこれを見て、自分は気をつけようとつくづく思いました。みなさんも気をつけましょうね。







ぎっくり腰(2)

2010年03月12日 | ◆日記とか
前回の続きです。

”しびん”を使うこと無く朝目覚めることが出来たのは幸運だった。もう覚えてないけどビールでも飲みに行く予定があって、それで水分をがまんしていたとかそういうことだったんじゃないかと思う。そうじゃないと12時間以上もトイレに行かずにすむなんてことはあまり考えられない。

いや、それよりも”大きい方”がしたくならなかったのはまさに不幸中の幸いと言える。今でも朝からトイレに座ることはほとんどなく午後以降にもよおすのが普通なのだが、特に若い頃は夕方以降にすることが多かった。当時は自分を含め夕方以降に”大”をする人を「夜型」と呼んでいたのだが、この時はたまたま上手い具合に便意をもよおさなかった。もしこの時、よりにもよって腹でも壊してたらどうなっていたのか。想像するだに恐ろしい。

それはともかく無事に朝を迎えることができたわけだ。しかしさすがにそろそろトイレに行きたい。腰の痛みは相変わらずのようにも思えたが、若干マシになっているような気もする。一瞬”しびん”のことが頭に浮かんだが、一晩クリアしたのだからここはがんばってトイレに行きたい。運のいいことにひろきちの部屋はトイレに一番近いところにあった。これが2階だったら(うちには2階にトイレは無かったので)選択肢は”しびん”しかなかったのだろうけど、何せ目の前がトイレだ。ここはがんばってみることにした。

さて、まずは立ち上がらなければならない。立ち上がるまでのプロセスについていろいろと考えてみたが、やはりまずは四つん這いになることにした。四つん這いを経由するのが腰の痛みが一番少なく立ち上がれるように思えた。他にもっと効率のいい、痛みの少ない立ち上がり方があるのかもしれないが、今考えてもやっぱりまずは四つん這いだろうと思う。もっといい方法知ってる人は教えて下さい。

しかし動こうとするとやっぱり激痛が走るのである。歯を食いしばってゆっくりゆっくり、少しずつ少しずつ体勢を変える。痛みにもだえながらも何とか四つん這いになるまでに10分かかった。寝ている状態から四つん這いになる、それだけの動作にハアハアと息があがる。すでに相当疲れている。やっと四つん這いになれたのはいいが、あれだけ苦労してまだ四つん這いか!という感じである。

ここでめげてはいけない。立ち上がるための次のステップへ進むのだ。四つん這いからなんとかピアノに掴まって両膝立ちになり、そこからほとんどピアノにぶら下がるようにして立ち上がった。立ち上がる時、思わず叫び声が出た。痛みをこらえるのと力を込めて立ち上がるのとで、重量挙げの選手が出すような、絞り出すような声が出た。「んなあああああ!!」という感じだ。

そして、とうとう立ち上がった。ひろきちの足は生まれたばかりの子鹿のように、今にも倒れそうな危うさで上半身を支えていた。いや、支えていたというより腕だけで支えた上半身に下半身がぶら下がっているという感じだった。両方の足の裏が床に接しているのはまるで成り行きでそうなったという感じで、意志を持って立っている感覚がない。こういった状況でトイレまでの道のりを考えると、それはまるで果てしない旅のようにも思えた。しかしそれでも、ひろきちはトイレへの一歩を踏み出したのだった。







ぎっくり腰

2010年03月05日 | ◆日記とか
平日は帰りが遅くゆっくりブログが書けないので、台湾シリーズは後回しにして軽い話題でいきます。

ひろきちがはじめてぎっくり腰になったのは確か24歳の頃だったと思う。家の屋根裏部屋からガスストーブを引っ張りだそうとしていて、変な体勢になってしまい腰をひねったのだ。なんでこんな話をするかというと、今腰痛だから。

うちには1階の屋根の部分(2階が無い部分)と2階の屋根の部分にそれぞれ一つずつ物置部屋があった。元々あったのではなくて、物を収納する場所が足りなくなって後から作ったのだ。1階の屋根裏部屋は2階からそのまま出入りでき、2階の屋根裏は2階からはしご段で上がる。ストーブが置いてあったのは1階の屋根裏部屋で、少し寒くなって来たのでせっせとストーブを出していたのである。屋根裏なので当然天井が低く、重いストーブを持ってかがみながらカニ歩きしていて腰をひねったというわけ。

ひねった時は「あイテテ」くらいにしか思わなかったのだけど、その後新聞の束を廃品回収の集積場所まで運んでいる時に激痛で腰が抜けたりしていた。そんな状態なんだから家でじっとしておけばよかったのに、友達と会う約束をしていたものだから出かける準備を始めた。若い時って愚かなもんですね。ジャージを脱ぎ、ジーパンに片足をつっこみ、そしてもう片方の足を上げたときに腰に激しい痛みが走り、そのまま床に倒れ込んでしまった。あの時の痛みはどう表現したらいいのか。マンガによく出てくる「グキッ」というのはあくまでマンガの表現であって、実際には音なんかしない。鋭く激しい痛みが電光石火でひろきちの腰を砕き、そのまま倒れ込んでしまった。

片足をジーパンにつっこみ、そしてもう片方の足を上げた状態でそのまま倒れた状況を想像していただくと分かると思うけど、これは相当みっともない格好です。誰かに見られる前に少なくとも脱ぐか着るかしたいところ。ところが少しでも動くと激痛が走るのでまともに動けない。昔から話は聞いていたけど、なるほどぎっくり腰ってこういう感じで動けないのね、と妙に納得しながら少しでも現状を改善しようと長い間試行錯誤する。しかし脱ぐことも着ることも出来ず、ついにおばあちゃんがひろきちの部屋のドアを開けてしまったのです。「あ~あ」と思ったけど仕方が無い。来るときは来るのだ。ところが片足だけジーパンにつっこんだまま倒れ込んでじっとしているひろきちに向かっておばあちゃんの放った言葉は意外だった。

「あんた、出かけへんのんか?」

・・・。「どうしたん?」とか「大丈夫か?」という台詞を期待していたひろきちはガクっと来て(と言ってもこれ以上は倒れようがないのですが)こう言いました。

「おばあちゃん、見たら分かるやろ、倒れてんねん」

とりあえず弟を呼んで友達との集合場所へ走らせ、「アニキはぎっくり腰で倒れて動けない」ということを伝えさせたのでひとまずホッとしたわけですが(当時携帯なんか持ってなかった)、本当に大変なのはこれからだ。半分まで着たジーパンを弟と妹に脱がせ、パジャマに着替えるのを手伝わせる。上はTシャツのままで、ズボンだけ何とか着る。しかし全くと言っていいほど動けない(腰を少しでも動かすと激痛が走る)ので、「ゆっくりな、ゆっくりやぞ!」とやっと半ケツ状態にまでなる。次に布団を敷いてもらい、そこへ少しずつ移動する。移動すると言ってもいも虫ゴロゴロの超スロー版だ。自分でゴロゴロしながら「イテテテテ!!」と激痛にもだえたりしながら30分くらいかけて何とか布団の上に到着する。

友達との約束がたしか夜の7時だったから腰が抜けたのもたぶんそのあたり。全く動けないため少しの間マンガを読んで、早くに寝てしまうことにした。寝る前におばあちゃんがひろきちの枕元に"しびん"をそっと置いて行った。おじいちゃんが亡くなる前に使っていた物だ。なんかグッと切なくなった。






顔を隠します

2010年03月02日 | ◆日記とか
プロフィールに表示していたひろきちの顔を隠すことにした。なぜなら顔を晒していても特に反応を得られなかったからだ。コメントをくれる人が増えるとか、たまたま知り合いが通りすがって読者になるとか、もっと運が良ければ例えば会社の知り合いが「K10D」で検索した結果ここに辿り着いて「あ、あいつだ」と気がつき、会社で会った時に「ひろきちさんペンタックスユーザーなんですね、実は私も」と思わぬ人と共通の趣味が見つかるなんてこともあるかもしれない、などと思っていた。しかし実際には顔出し前と後とで特に変化は見られなかった。

顔を一部しか出してなかった理由の一つは恥ずかしいからだ。ひろきちは意外とシャイなのだ。恥ずかしくても何かいいことがあるかなと思って晒していたのだ。少なくとも何らかのリアクションを期待していた。「ひげは生えてるんですか?」とか「なんでそんな寄り目なんですか?」とか「顔がちょっとテカってますけど脂性ですか?」とかでいいのだ。人はアクションに対してリアクションを求めるのだ。関西人ならなおさらだ。ボケたらツッこむというのがマナーなのである。でも実際は何も無かった。何か電車の窓から尻を出し続けていたような虚しさを覚える。

顔を一部しか出してなかったもう一つの理由は少しは匿名性を保てるかもしれないと思ったからだ。これはすぐに間違いだったことが分かったのだが、やはり不特定多数の人に自分の書いた物を公開する場合に顔を晒しているのと晒していないのとでは実生活に支障をきたす危険性に大きな差がある。だから顔を出して特にいいことがないのであれば、やっぱり隠れた方がいいのだ。

というわけで再び隠れることにした。そして少しずつ、顔を出していては言いにくいようなことも書いていこうと思う。


ダイニングテーブルのありがたみ

2010年01月15日 | ◆日記とか
ちぃーっす。

久しぶり。

いやあ~1ヶ月以上ぶりですね。実はいろいろとありましてブログ更新できなかったんですよ。

何があったかと言うと・・・

台湾での結婚披露宴の翌週、11/21にですね、娘の七五三があったのですよ。ひろきちの両親と嫁さんの両親に参加してもらって、近所の百済王神社に詣でて例の行事をやったわけです。

バッサバッサ、シャンシャンシャン、ウニャウニャウニャ、ウンッ

記念撮影してひろきち家へ帰り、食事会です。まあ、飲み会です。ひろきちの家のダイニングテーブルというのはわれわれが結婚した時にヨメさんが持って来てくれたもので、4人がけにも6人がけにもなるという優れものです。通常は4人がけとして使っていて、上から見た形としては正方形の対辺にそれぞれ半円がその直線部分を接するように隣接した、簡単にいえば陸上のトラックのような形をしています。これがですね、正方形部分が長方形になって風邪薬のカプセルを平面にした様な、直線部分が長い陸上トラックの様な形状になるのです。

どういう仕組みかというと、テーブルの直線部分のちょうど中央あたりの裏側にそれぞれ留め金があって、まずはそれをはずします。次に、ひろきちが一方の半円の頂点を、ヨメさんが他方の半円の頂点をもってお互い反対方向に引っ張るとテーブルの真ん中がパカッとふたつに分かれます。分かれたところにはもちろんテーブルは無いのですが、その下に折り畳まれたテーブル板がスタンバッているわけです。そいつを引き出してやり、ガチッとセットしてやるとコンタック600になるのです。こうすると6人がけになります。

普段は4人がけの短い陸上トラック状態で使っているのですが、お客さんが来るときだけこのように6人がけにEXTENDして使っていたわけです。

この日も(途中でひろきちが寝てしまうというハプニングを除けば)つつがなく会食は終わりました。そして翌日、コンタック600を陸上トラックに戻そうとひろきちとヨメさんがそれぞれ半円の頂点からお互いに近づく方向にグッとテーブルを押した時です。パキと地味な音がしてそれ以上動かなくなりました。よく見るとテーブルの下側の内側にレールのようなものがあり、それが破損していました。何度かトライしてみましたがレールの破損がひどくなるだけです。メーカーに連絡することにしました。

メーカーとのやり取りはヨメさんがやったので詳しくは分からないのですが、要するに持って帰って直して、また持って来るということだったらしい。1ヶ月ほどかかるとのこと。仕方ないので12月中旬ごろに引き取りに来てもらい、それから年末年始も含めてずーっとテーブル無しで過ごしました。あるのは娘が使っている子供用のテーブル付き椅子と、これまた娘が使っているお絵描き用の机くらいです。ひろきちは基本は立ち食いでした。ノートPCも椅子の上くらいしか置くところが無いのでで、長い文章をタイプするのは厳しい状況でした。

そのテーブルが今日、無事わが家に戻って来たのです。

そしてやっと、ブログを更新できたのでした。

テーブルって、無いと本当に困りますね。



台湾

2009年11月13日 | ◆日記とか
会社から帰って今やっと飯食ってるところですが、明日から台湾ヘ行きます。友人の結婚式ね。まだまあ~んも準備してないので大変です。詳しくは帰ってきてから


すみませんね、ご迷惑をおかけして?

2009年10月28日 | ◆日記とか
会社からの帰り、家の近所の交差点で道路工事をしていました。
横断歩道を渡るとき、交通整理のおにいさんが、

「すみませんね、ご迷惑をおかけして」

とさわやかに声をかけて来ました。

その時思ったこと。

・何であんたがあやまるの??
・あ、もしかしてワタクシちょっと態度悪かった?

いや、この交差点で車にはねられたことがあってね、横断歩道を青で渡る時も左後ろから右折して来る車を横目で確認しながら渡るのがクセになってるのですよ。だから「うざいのお」と睨んでるんじゃなくて、「テメーひくなよ!」と警戒してるだけなのです。

しかし、このお兄さんオトナだなー。





頭の回転早いわ

2009年10月15日 | ◆日記とか
うちの会社って頭のいい奴が沢山いる。
すごく頭の切れる奴が沢山いる。
頭の回転が超早い奴が沢山いる。

一般人のひろきちはいつも感心しているわけである。

今日、何気なくソーセージが食べたくなって売店で魚肉ソーセージを買って来た。
ふと見ると、ん・・・?なんでこんな名前がついてるんだ?



近くの席の奴に聞いてみた。
すると「お」と言って一瞬考えた後、

「ソーセージだからじゃないですか?」

あまりに鮮やかな回答をほんの一瞬ではじき出した彼に思わず、

「おーなるほどー!頭いいなあ」

と賛辞を送ってしまった次第。

・・・

今日もまたつまらぬ事を書いてしまった・・・(石川五右衛門風)



言葉の重み

2009年09月24日 | ◆日記とか
言葉の重みって、それを発した人に依存するよね。

有名なブロガーがこんなことを言っていました。

「誰が言ったか>>何を言ったか」

その言葉の信憑性や重要性を客観的に判断するにはコストがかかる。

例えば地球の裏側で起こったとされる出来事についてそれが真か偽かを自ら判断するためには地球の裏側まで行って確かめなければならない。

あるいは、地球温暖化の原因についてそれが二酸化炭素によるものかどうかについて少なくとも自分自身の意見を持つためには相当な情報収集が必要になる。

日常生活のあらゆる局面で必要になる判断や決定について、全て自分で調べて決めていくというのは不可能である。

だから、ある基準が必要になる。

「信頼できる人が言ったのかどうか」

これが、「誰が言ったか」が「何を言ったか」よりも重要な理由である。

だからわれわれ世代にとって、次の言葉は上杉鷹山が言った言葉よりも重いのである。








まじめに読んでくれた方、ごめんなさい。


2009/9/25追記

為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり
        -上杉鷹山


です

いますっごく欲しいもの

2009年09月07日 | ◆日記とか
欲しいものがあります。

PENTAX k-7とか、Mac miniとか、本棚とか、ダイビング器材とか欲しいものはたくさんあるのですが、いま飛び抜けて欲しいものがあります。

それは、

電子ピアノ。

夜弾けるから。

だってですね、平日はいつも10時とか11時に帰って来るから生ピアノは弾けないのです。週末は娘とも遊びたいのでピアノばっかり弾いてられない。

電子ピアノがあれば、ヘッドフォンで聞きながら弾けば外には音は聞こえないし、週末に生ピアノで仕上げをすればいいでしょ。しかも練習途中のヘタクソな音をご近所に聞かれなくて済むし。

そういうわけで電子ピアノがいまとっても欲しいのです。

しかしヨメさんは大反対。

・そんな金はない
・置く場所もない
・どうせすぐ飽きる

ひろきちも反論する。

・7万円台でいいのがある、中古でもよい
・いまちょうど、ピアノの部屋にスペースがある
・ピアノは2年以上続いている

しかし納得しないヨメ。ただでさえブログ書いたりして夜更かししてるのに、さらにピアノなんか弾いてこれ以上睡眠不足になってどうするのか、と。さらには、

「十分上手に弾けてるから、大丈夫、大丈夫」

そんな適当ななだめ方あるか?

欲しいんだなあ、電子ピアノ。