ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

ドイツの電車で言い忘れたこと

2010年07月30日 | ◆ドイツ
ドイツの電車についてひとつ言い忘れてました。スペインもそうでしたが、ドイツも電車のドアは勝手には開きません。内側にも外側にもボタンが付いていて、それを押さないとドアは開かないのです。スペインの場合はレバーでしたけど、これ何のためにやってるんでしょうねえ?節電かな?寒さ/暑さ対策?よく分かりません。





車掌あらわる

2010年07月28日 | ◆ドイツ
フランクフルト中央駅を出発してしばらくすると、Hさんが車掌の出現に気付いた。やっぱり乗車券の確認に回って来たのだ。

Hさん「車掌が来ましたよ」
ひろきち「トイレにでも隠れますか。おっと、もうそこまで来てるじゃないですか」
Hさん「すみません、お金払いますって言いましょうか」

真面目なHさんです。この①の車両に乗ったときから何度も差額について気にしてました。悪いこととか出来ないんでしょうね。いい人です。

ひろきち「いや、ここは知ら~ん顔しとけばいいんです。いいですか、われわれは外国人なんです。ドイツ語なんか読めないんです。しれ~っとチケット渡して、もし何か言って来たら、え?まじで?分かんなかったー、ごめん今差額払ってもいい?というようにやればいいんですよ。」
Hさん「はあ、そうしますか」

そしていよいよ車掌がやって来た。土壇場になってHさんが「すみませ~ん!」って泣きを入れないかちょっと心配でしたが、二人とも何も無かったように乗車券を渡す。

車掌が乗車券を確認する。スタンプを押す。乗車券が返ってくる。

そして行ってしまった。

ひろきち「お、行ってしまいましたね。」
Hさん「あれ?何も言われなかったですね」
ひろきち「はは~ん、あいつきっと面倒くさかったんですよ。外人だし、まいっかってとこでしょう」
Hさん「んー、そうなんですかねえ」

という訳で①と書かれた車両に乗ったままハイデルベルグまで行けたのでした。もしかしたらあの乗車券でよかったのかもしれませんが、真実は分かりません。だってドイツ語分からないんですもん。



ドイツの電車

2010年07月28日 | ◆ドイツ
電車に乗り込んで客室へ。最初は適当に座ってみたのですが、どうも落ち着かない。わりと混んでたので空いてる席に座ったのですが、進行方向に対して逆向きの席しか空いてないし座席も小さい。まわりの乗客もなんかわれわれが座ったことで心地悪そうな顔をしている。

「他の席を探しませんか」
「賛成です」

という訳で前の車両へ移動。一つ前の車両も混雑していて、さらに前の車両へ進むとそこはちょっと違う種類の車両でした。入り口のドアに①と書いてあります。後ろを振り返ると②と書いてあります。

「これもしかして1等車ってことっすか?」
「ん~そうかもしれません」
「われわれのチケットで1等車に座れるんですかね」

とチケットを見ると、2という数字を発見。どこにも1とは書いていません。

「ま、いいじゃないすか空いてるんだから。切符をチェックされて問題があったらその時払えばいいですよ。」
「ま、そうですね」

Hさんも同意してくれたので遠慮なく①の車両に座る。




快適だ。でもエアコンはないのね。窓を開けて自然の風にあたるしかないのでした。



ドイツで電車の切符を買う

2010年07月28日 | ◆ドイツ
さて、ハイデルベルグに行くにはどうすればいいのか。まずは切符を買わねば。周りを見渡すと、「Travel Information -->」という表示を発見。行ってみる。

Travel Informationは駅出口近くにあった。入るとすでに2~3人の人が並んでいた。しばし待つ。ほどなく自分の順番が来た。

「ハイデルベルグに行きたいんだけど」
「ここを出て左へ、3つ目のドアで聞いて下さい。はい、次の方。」

おい、感じ悪いぞ君。

仕方ないので部屋を出て左へ行く。1、2、3つ目のドア。ん?ここか?



これ銀行か何かじゃないのか?旅の相談をするところには思えん。聞き間違えたかな?

もう一回Travel Informationへ行ってみる。今度は誰もいない。

「3つ目のドアって言ったよね」
「あなたどこから来たの?」
「は?」
「どこから来たの?」
「日本だよ」
「イチ、ニ、サン!サンドア!」

それくらい分かっとるわ!

いちいち感じの悪い女だ。

もう一度よく確かめる。ひとつ、ふたつ、みっつ。やっぱりここか。するとHさんが、

「あ、DBって書いてある。やっぱここですよ。」

実はこの時まだ「DB」が何のことか分かっていなかったので聞く。

「ほんとすか?DBって何です?」
「ドイツバーンですよ。ガイドブックに書いてましたよ。」

さすがHさん、よく見てらっしゃる。しかもそのガイドブックひろきちのだし。

「行きましょう」

どんどん中へ入って行くHさん。後を追いながらふと目につくこのマシーン。



"Please take a number."

これが銀行っぽく見せてる一つの原因だったのですが、どうやらカウンターに行くにはこの番号札を取らないと行けないらしい。赤いボタンを押す。数字が印刷された紙が出てくる。それを持ってソファーで待つ。柱にかかっているテレビモニターに番号札の番号とカウンターの番号の対応が表示されている。

5分ほどで自分の順番がやって来たのでカウンターで行き先を言い、無事ハイデルベルグまでの乗車券をゲット。20分後に出発の電車です。



あとは電車がやってくるのを待つだけ。ゆっくりビールでも飲んで待つのがよろしい。






(注意)
なんか↓にゴミが・・・何をやっても消えないのですが、気にしないで下さい。



フランクフルト中央駅へ

2010年07月27日 | ◆ドイツ
土曜日はドイツで合流したHさんと観光に行くことにしました。ひろきちは来週までドイツに滞在するのですが、Hさんは日曜日にイギリスへ移動するためここはHさんの行きたいところを優先させてあげることにしました。ひろきちが持参した「地球の歩き方 ドイツ」を渡して、どこに行きたいですか?と聞くと、

「このハイデルベルグってよさそうですね」

という返事が返って来た。フランクフルトから特急で1時間ちょっと。夕方にはフランクフルトに帰って来て電気屋めぐりをして夜はワールドカップサッカーを見ることにしていたので、その時間までに往復するにはちょうど良い距離です。

「よし、じゃあそこにしましょう」

とあっさり決定。ホテルのバイキングで朝食を食べて、9時に出発しました。

最寄りの駅までは徒歩で5分ほどです。



このSマークはS-Bahnという電車の駅があることを表します。ドイツの都市にはS-BahnとU-Bahnという2種類の路線があって、U-Bahnは主に地下鉄、S-Bahnは地上を走っているという分類のようです(S-Bahnもフランクフルト中央駅には地下のターミナルに着きますが)。それぞれが何本かの線に別れていて、S3とかU5という名前がついています。



駅名を示す標識はあるのですが、その前後の駅は書かれていないため今入って来た電車がどっちへ行くのかが直感的に分かりません。あくまでも電車が示す「~行き」という表示で判断するしかありません。



これは券売機です。行き先を押して、大人か小人か、片道か市内乗り放題かなどを選び、お金を入れると切符が出て来ます。10Euro札は受け付けてくれますが、20Euro札はダメです。両替機もないのでこまかいお金を持っておかないと買えません。

ちなみにドイツの駅には改札がありません。プラットフォームまでスルーです。切符は電車内で改めることになってますが、乗ってても誰もチェックに来ないことも結構あります。でも調子こいて無銭乗車してるのがバレたら40Euroの罰金なんだそうです。こういった予防線を張ることでコストをかけなくても割と上手くいってるんでしょうね。



あとドイツでは自転車といっしょに電車に乗っているのをよく見かけます。自転車専用車両なんかもありますし駅の階段も端っこがスロープになってたりします。エコな国だなあと感心しました。ちなみに日本でいう「ママチャリ」は見かけませんでした。



フランクフルト中央駅です。ヨーロッパっぽいですねえ。スペインを思い出します。



駅を出るとこの風景。手前はヨーロッパらしい建物が並んでいますが、遠くに近代的な高層ビルが見えます。



これがフランクフルト中央駅です。時計の上部に「HAUPTBAHNHOF」と書かれていますが、これが「中央駅」という意味のようです。他の町に行っても「~HAUPTBAHNHOF」と書いてあったらそれは「~中央駅」という意味です。さらにその上に「DB」と赤字で書かれていますが、これは「Deutsche Bahn=ドイツ鉄道」のことです。ドイツで電車といえばDBです(ほかの電車もあるようですが)。



これはトラムです。一回乗りましたが、なかなか乗りごこちよいです。


ドイツの夜(1~2日目)

2010年07月26日 | ◆ドイツ
ドイツ初日の夜は夕食会を開いてくれて、近所のイタリアンへごちそうになりに行った。

普段あまり顔を会わさない連中で飯を食うので、たまに話題に行き詰まる。特にエンジニアは話下手だったりするのでなおさらである。なので、ちょっと気を使って話題を振ってみたりするわけである。

ひろきち「あのさ、ちょっと聞いたんだけど英語とドイツ語って似てるんだって?」
ドイツ人「え、そう?」
ひろきち「うん、なんかそう聞いたことがある」
ドイツ人「日本語よりは似てると思うけど」
イギリス人「英語がドイツ語の影響を受けてるんだよ。むかし侵略されたりしたからね。」

おい、侵略とか言うなよ。歴史問題に発展したらどうするんだ。ここはさらっと話題を変えよう。

ひろきち「えーそうなんだ、ちなみに・・・」
イギリス人「だからね、いろんなところに昔の国境線とかがあるんだ。たとえばXXXとか」
イギリス人②「あとXXXとかね」
イギリス人「そうそう」

まずい、ドイツ人が黙ってしまった。さすがにコメントしづらいだろう。ドイツ人のイギリス侵略から話題をそらさねば。

ひろきち「ローマ人からも侵略されたんだよね」
イギリス人「そうそう、よく知ってるな」
ひろきち「うん、なんか遺跡があるだろ、北の方に」
イギリス人「あるある」

ここで話題がいったん途切れた。しかしドイツ人は黙ったままだ。なんとかせねば。

ひろきち「で、言語の話だけどさ、英語がドイツ語に似てるって思った事ある?」
ドイツ人「ないなあ。まったく。」
ひろきち「へえ、Wikipediaによれば英語もドイツ語もヨーロッパ・インド語族っていって、同じ分類らしいよ。」
ドイツ人「日本語は何かに似てるのか?」

そう来たか。まあ侵略戦争の話よりよっぽどいいわ。

ひろきち「韓国語は文法的には95%くらい同じだって日本語を話す韓国人が言ってたね。」
イギリス人「じゃあ君たちはお互い話してること理解できるのか?」
ひろきち「いや、単語が全く違うから分からないよ。」
ドイツ人「文字も分からないのか?」
ひろきち「まったく分からないね。ハングルっていう別の文字を使うから。」
ドイツ人「へえ、そうなのか」
ひろきち「そういう意味では中国語は文法的に全く共通点はないけど、同じ文字を使ってるから分かる場合が多いね。」
ドイツ人「文法は韓国語と似ていて、文字は中国か。いったいどっちがパクったんだ?」
ひろきち「日本だよ。あちらは大陸文化で、こっちは小さな島だからね。向こうの方が発展してたはずだよ。」
ドイツ人「なるほど」

日本が異国の文化をパクったということで話がまとまった。なんか損した気がする。

この後はイギリスの職場にも英語が無茶苦茶な奴がいるという話や、日本人でもあいつはちゃんとした英語を話すとか、ひろきち、おまえの英語も上手いぞ、アメリカなまりだけどな、とかちょっとほめてもらったりして、無難に飲み会らしい話が続いてこの日の夕食会は終わった。

翌日は同行している日本人といっしょにホテルで食べた。他愛もない話や、仕事のことなどについてゆるゆると語り合ってリラックスできた。やっぱり日本人同士は楽である。



これはヴァイスビアとかヴァイツェンビアとかいう、小麦を多く使ったビール。日本の銀河高原ビールがこの部類に入るけど、日本のは飲めない。ドイツのは割とおいしくいただけた。



料理は肉。ワインといっしょにおいしくいただきました。



外で食べて気持ちよかったのですが、ハエが多くてうっとうしかったです。



22時を過ぎてようやく暗くなり始めました。さすがヨーロッパですね。


フランクフルトでハプニング?

2010年07月23日 | ◆ドイツ
10:30プラハ発、11:30フランクフルト着。

手荷物とビールを持ってBaggage Claimへ。

いちおう違う国に来たのだけど、入国審査とかそういうのはないらしい。ターミナルをひたすらBaggage Claimの矢印が指す方向へ進む。

ビールが重い。カバンも重い。カートに乗った空港スタッフが歩行者の進路を遮りながら猛スピードで走り回り、そいつに何度もぶつかりそうになる。重い荷物をぶら下げて必死にBaggage Claimへ向かうが、あまりの遠さにだんだんイラついてくる。あの歩く歩道、もっと長く設置しろよ!そんな途切れ途切れに設置したってダメだろ!

とぶつくさ言いながらやっとこさ到着。長い長い道のりを経て無事辿り着いたのはいいが、Baggage Claimはガラーンとしていた。モニターの表示を確認して、自分の便の荷物が流れているはずのテーブルへ行く。コンベヤーは止まっていて、近くに2~3個の荷物といっしょに空港スタッフらしきおじさんが一人いるだけだった。もしかしてもう終わっちゃったのだろうか?

「あの、ルフトハンザでさっき着いたんですが」
「え?ああ、あっちの人に聞いて下さい」

おじさんの指差す先にルフトハンザのカウンターがあった。カウンターには白人の女性が一人と黒人の女性が一人いた。少し待つと黒人の女性のところが空いた。

「あの、この便でさっき着いたんだけど」

とチケットを見せる。

「オーケー、調べてみるわ」

手元の端末でカタカタと音がして何かを調べている様子。しばらくの沈黙。女性の眉間にしわが寄る。待ち切れずに聞く。

「さっき着いたとこなんだよ」
「ええ、ちょっとおかしなことになってるのよ」

おかしなことって何?すでにヘルシンキかどっかに転送されちゃったとか?さっきまでは少しだった不安がにわかに大きな不安になって来たぞ。まずい、あの荷物がないと明日着る服がないな。コンビニとかあるんだろうか。というかドイツのコンビニにパンツは売ってるんだろうか。もし売ってなかったら明日はパンツは裏返してはくしかないな。でも明日になってもホテルに荷物が来なかったら明後日はどうしよう。今度は前と後ろを反対にしてはくか。お、そうすれば4回はけるな。前後×裏表。これは発明だ。いや待てよ、それって意味あるのか?・・・・・・いやいやいや、意味とかそういうことじゃないよな、気持ちレベルの問題だよな。気持ちさえしっかり持てばなんとでもなるよな。

と軽くパニックに陥っていると、後ろの方で「ウィーーーーン」という音がした。カウンターの女性は手元のカタカタを止めて目を上げた。そしてひろきちの目を見てニコッと笑った。ひろきちも耳を傾ける。

「これっていい兆候だと思うんだけど」
「つまり、今からってこと?」
「断定は出来ないけど、そうかもしれないわね」
「オーケー、ちょっと見てくるよ」

なんだよ、おれが重いカバンとビールを下げてここまで辿り着くより荷物の方が遅かったってか!?ほどなくひろきちのキャリーケースが現れ、無事空港から出ることが出来た。

すぐにタクシーをひろってホテルへ。ここからは順調で、運ちゃんの体臭がスパイシィーだった意外はごく快適にホテルに着いてチェックインを済ませた。12:30だった。

オフィスに向かう前に腹ごしらえしようと、ホテルのレストランでハンバーガーを食べた。



非常に美味しいハンバーガーだった。


プラハからフランクフルトへ

2010年07月19日 | ◆チェコ
さて翌朝は6時30分に起きて1階のレストランへ朝食を食べに行きました。

チェコはパンがおいしいです。チーズもおいしい。ハイジみたいにパンの上にチーズをのせたり、そのうえにさらにハムをのせたりして食べました。こんな調子で前の日は調子に乗って食べ過ぎてしまったので、この日はちょっとセーブしました。

チェックアウトしてタクシーで空港へ。チェコのお金が余ったのでゲート近くで全部ビールに換えました。4本入りビンビールを2種類と6本入りの缶ビール1種類をゲット。缶ビールはドイツ滞在中に飲むでしょう。ビンビールは日本へのおみやげです。



飛び立った飛行機からチェコの町を見下ろすと、チェコでお世話になったMさんが言ってた話を思い出しました。チェコでは教会やお城を中心に村が出来てるのだそうです。空から見下ろすと確かにそれほど大きくない集落があちこちに点在しているのが見えます。きっとあの集落の中心にお城や教会があるんでしょう。

フランツ・カフカの「城」という小説があります。カフカはまさにチェコの人です。小説に書かれている町はひろきちにとって想像の町でしかありませんでしたが、今回のチェコ訪問でその風景に少し色がついた感じがしました。


ピルゼンの町・その2

2010年07月19日 | ◆チェコ
さて翌日は仕事ですが、仕事の話は省略しまして。

現地に赴任している日本人Mさんが「今日、夕飯行きましょう」と誘ってくれたので、「え、すみません気遣ってもらって」とついていくことに。Mさんが会社から貸与されているT社のハイブリッドカーに乗り込む。荷物を置いて行きたいというのでまずはMさんの家へ。

Mさんの家は会社から車で5分ほどのところにある一軒家の2階部分。1階は大家さんが住んでいるそうです。

「住むところってある程度選べるんですか?」
「いやあ、もう決まってましたよ。家族いっしょの人たちはある程度選べるみたいですけどね」
「え、じゃあMさんは」
「はい、単身赴任です。」

気の毒である・・・。もともと3年と言われてやって来てもう丸3年経ったそうだが、もう一人いた日本人が帰ってしまった後も後任はやってこず、今は二人分の仕事をやっているそうだ。

「もう3年経ったんでそろそろ帰してもらえると思ってんですけどねえ」

いや、申し訳ないけどその話だともう少し長引きそうな気がします・・・

その他いろいろな苦労話を聞きながら(ちょっと赴任してみたいと思ったけど、やっぱり嫌だな・・・などど思いながら)ホテルへ到着。店はホテルの近くらしい。

「日本から人が来たらだいたいここに連れてくるんですよ」

と言ってやって来たのがRestaurant Rango。上の階はホテルになっているそうです。

「せっかくだから」

と案内してくれたのは地下の席。



上のリンクにさらに写真がありますが、地下の部屋はなかなか渋い。このあたりは地下道が張り巡らされていて、昔は全部つながっていたそうです。非常時の避難路なんでしょうね。ヨーロッパらしいというかなんというか。今は塞がれているところもあるみたいですが、地下道をめぐる専用のツアーなんかもあるそうです。

料理はMさんにお任せ。



でか!

「店の人たちも分かっててね、日本人が来ると全部いっぺんに持ってくるんですよ。取り皿もいっしょにね。こっちの人たちはそんなことしないけどね。」
「え、でもこんなでかいピザ一人で食べれないでしょう」
「いや食いますよ、こっちの人たちは」

大食なのはアメリカ人だけではなかったのね・・・。

ちゃっかりごちそうになり(割り勘で、と申し出るも受け取ってもらえず)、店を出ですこしお散歩。夜の大聖堂です。



「こっちに縁起物がありますよ。」

と連れて行かれたのが大聖堂の一部。



「あそこ、ひとつだけ色が変わってるのがあるでしょう。あいつをにぎりながら願い事を唱えると願いが叶うっていうんでね、みんなにぎるもんだからあそこだけ色が変わってるんですよ。」

なんかストッキングをかぶったベビーみたいになってます。せっかくなのでひろきちもにぎにぎしながら仕事の無事を祈りました。


チェコ料理

2010年07月19日 | ◆チェコ
ショッピングセンターには電気屋はありませんでした。地下1階にアップルの店があったのでそこの兄ちゃんに

「ここに電気屋はないの?」

と聞いてみると、

「電気屋?ないよここには」

と無愛想な答え。

「この近くに無い?」
「無い」

愛想悪いな・・・
仕方ないのでまたブラブラ歩いてホテルへ戻りました。

ホテルに戻ると9時を過ぎていたので何か食べることに。
レストランに行き、まずはビール。



有名なピルスナーです。ピルゼンで作られたのでピルスナーです。
1杯目はググーッと飲んでしまいました。

そんなにお腹は減ってなかったのですが、せっかくなのでこの土地の名物みたいなものを食べてみようと思い前菜とメインを1品ずつ頼んでみた。

前菜は確か"Grilled pepper with goat cheese"という料理だったと思う。こんなのが来た。



赤いのがpepper。パプリカかな?肉厚で大変おいしかったです。ヘビーな機内食で弱ってるところに冷たい野菜の料理は胃に優しいです。真ん中の白いのがチーズで、約1センチ厚に切られていてとても贅沢です。パプリカといっしょに食べるとこれがまた格別。

メインは"Czech's traditional"と書いてあったのでこれに決めました。



スヴィーチコヴァーという料理らしく、チェコの名物のようです。茹でたビーフにソースがかかっていて、白い蒸しパンのようなものが添えられていました。肉の上に乗っかってる白いのは甘くないホイップクリームです。翌日会社の食堂にもメニューが出ていました。

途中でお腹いっぱいになったのでパンはほとんど残してしまいましたが、とりあえず名物を食べれて満足です。

ピルゼンの町

2010年07月19日 | ◆チェコ
ホテル部屋に荷物を下ろしてちょっと一息ついたところで時計を見るとまだ8時前。
腹も減ってないのでとりあえずその辺をブラブラする事にする。

フロントで

「この辺にショッピングセンター無い?電化製品売ってるようなところ。」

と聞くと、

「電化製品はどうか分かりませんけど、この道をまっすぐ20分ほど行ったところに割と大きなショッピングセンターがあります。」

ということなので、その店ヘ行ってみることにする。

ホテルを出ると、この景色。



渋い。ちょっと暗いけど、雰囲気だけでも伝わるでしょうか?

少し歩くと、次はこういう景色。



映画のセットかと思ってしまう。



こういう彫刻が普通に彫ってあるわけです。ブラブラ歩いてるだけで十分観光になります。

店の方へ歩いて行くと、左手の方に高い塔を発見したので行ってみる。



聖バルトロメイ聖堂というらしい。



時計のついている建物が市庁舎だそうです。
渋いですねえ。

ちなみに枚方市役所はこちら。




チェコ・ピルゼン

2010年07月18日 | ◆チェコ
チェコ・ドイツ出張から帰って来ました。
時差ボケに苦しんでおりますが、さっそく報告させていただきます。

ルフトハンザ航空で9時50分に関西国際空港を出発する予定でしたが、機材の到着遅れか何かで11時40分に変更になっていました。せっかく頑張って時間通りに来たのに。。。実は枚方市駅発のシャトルバスが満員で乗車できず(こんな事初めて)、タクシーを飛ばして守口市駅発のシャトルバスに飛び乗って何とか9時に空港に到着したのでした。こんな事ならゆっくり来ればよかったとも思いますが、次回からはシャトルバスも予約しておこうと思います。

出発時間が遅れたのはマイナスポイントですが、機内のサービスはなかなかよかったです。エアバスの機体なのですが、トイレが階段を下りたところに6つもあって、ほとんど並ぶ事なく行けました。飲み物もしょっちゅう聞きに来てくれるし、機内の数カ所に常時軽食と飲み物を置いててくれるので好きな時に取りに行けました。映画や音楽もオン・デマンドで配信してましたし。座席が狭いのが難点ですが、それはどこの航空会社も同じということで。

フランクフルトで乗り換えてプラハへ向かいます。出発時間が遅れたため乗り換えに時間の余裕が無くちょっと焦りましたが、何とか乗り継げました。フランクフルトからプラハへはほんの1時間です。荷物をゲットして外へ出るとあらかじめ手配しておいたタクシーが待機していました。そのままピルゼンのホテルへ直行です。

途中高い建物などは無く、ひたすら穏やかな光景が続きます。



いい感じです。

高速を下りて町に入ってもやっぱり穏やかな感じです。少しずつ建物が密集して来て(と言っても相変わらず穏やかな雰囲気には変わりありませんが)、ようやくホテルに着きました。

チェックインしてカードキーをもらう。エレベーターで2階の部屋へ。

・・・

エレベーターが動かない。

ん?操作パネルの右側にカードを差し込むようなスリットが・・・



もしやと思いカードを挿入し、抜く。

「ピッ」

と言って緑色のLEDが光る。操作パネルで「2」を押す。

動いた。

フロントの姉ちゃん、そういう事ちゃんと説明しとけよな。









海外出張(チェコ、ドイツ)

2010年07月04日 | ◆仕事
久々の海外ネタですが今回は社用です。

来週火曜日の午前の便で日本を発ち、フランクフルト経由でチェコのプラハに入ります。この日は移動だけで終わり。翌日に1日打ち合わせして、その次の日には朝の便でフランクフルトに戻ります。翌週の火曜日までフランクフルトでの打ち合わせが続き、水曜日の午後の便で帰国というスケジュール。

チェコに1日しか滞在できないのは非常に残念ですが、フランクフルトで週末を過ごすことになるのでここでプライベートな活動をしようと思います。

ただ問題は出張の準備が全然できてないことですねえ。今日も会社に行ってたのですが、他のトラブル対応などもあってなかなか進まず。帰って来たのは午前2時でしたが、まだやる事が山ほど残っている状況です。

おまけに帰国翌日には研修の発表があり、そっちの資料も作らないといけない。出来る限り明日のうちに進めておかないと!(でもちょっとゆっくり寝たいな・・・)