ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

台湾 台北 圓山飯店

2010年04月26日 | ◆台湾


写真を間違ってアップしたのではありませんよ。これは台湾のスーバーでの写真です。ひろきちは外国に行くと必ず地元のスーバーへ行くことにしていて、今回も忠烈祠の後でドライバーさんに連れて行ってもらいました。コンビニ同様たくさんの日本製品が並んでました。ひいきにしていただいてありがとうございます。

スーパーでおみやげを買った後はいよいよ最後の訪問地、圓山飯店です。なんと初日、空港から台北市内へ向かう途中に見たホテルらしき巨大建造物が圓山飯店でした。このホテルは蒋介石のご夫人が経営されていたそうですね。ここの飲茶ランチがおいしいというのでやって来たのでした。

レストランは2階にあります。ちょっと分かりにくいところにあるのですが、売店の女性が「Restaurant?」なんて親切に声をかけてくれてなんとか辿り着きました。そう言えばホテルのエントランスで聞いた男性はちょっと不親切でしたな。レストランは?と聞いたら「2階です」とだけ答えたので階段を上がってぐるっと一回りしたのですがレストランらしきものは見つからず、結局ドアを出て別のエリアへ行かないと辿り着かないのでした。ちゃんと説明しなさいよ。

レストランに入るとチーフっぽい人が案内してくれたのですが、全て日本語でした。ここなら英語や中国語が出来ない観光客も安心ですね。

肝心のお味の方はと言うと、これがかなりおいしかったです。そしてホテルのわりには良心的なお値段です。特に感激したのは炒飯ですね。脂っこくなくてさっぱりしてるのに、しっかりしたお味でございました。写真を貼っておくのでご覧ください。



















飛行機の時間がやばくなって来たので大急ぎでデザートを食べて店を出ました。その後無事に空港まで行き、お世話になったハイヤーの運転手さんとお別れしてチェックイン、なんとか間に合いました。



台北の空港にはこんな部屋があって出発時刻まで子どもを遊ばせることが出来ます。時間もあまりないので、ささっと買い物をしてトイレに行って搭乗口へ。無事日本へ帰ったのでした。


台湾 台北 忠烈祠

2010年04月20日 | ◆台湾
ホテルを出るのが遅れたうえに写真撮影の5分だけの予定だった中正紀念堂でついつい長居してしまったため、スケジュールが押し押しになってしまいました。ドライバー氏が言うには、龍山寺に寄っているとその次の目的地である忠烈祠に到着するのが11時を過ぎてしまい、衛兵の交代式を見逃してしまうとのこと。

龍山寺は地元の人たちも沢山来てそうな気がしてぜひとも行きたかったのですが、でも次回のお楽しみに残しておくのもいいかと思い直して忠烈祠へ向かうことにしました。



またしてもでかい門です。そしてきれいです。



門にはこの写真にあるように衛兵が二人立っています。背筋をピンと伸ばし微動だにしません。この日はすごく暑かったので(11月なのに20℃を超えていた)この制服は暑苦しいだろうなあ、と思いましたが感心するほど見事に不動でした。でもやっぱり暑いようで、彼らの鼻の頭には汗の雫が光ってました。



門をくぐるとこんな感じ。近くを大通りが走っていて車の往来も結構あるのにとても静かです。衛兵の交代式までもう少し時間があるので、本殿の方を見てみることにしました。この天気の中、こんな広いところにいるとやっぱり気持ちがいいのか娘は元気に飛び跳ねていました。娘はヨメさんが見てくれてたのでひろきちは写真を撮りながらゆっくり本殿へ向かいました。





忠烈祠には33万人もの戦没者が祀られているとのことです。日本で言えば靖国神社のようなところでしょうか。本殿の入り口付近には、過去の戦争の様子を描いた巨大な銅板がありました。抗日戦争をテーマにしたものもあり、その前ではちょっと気まずい感じがしました。



これが本殿です。天候に恵まれたせいもあると思いますが、荘厳というより清爽と言った方がひろきちにはしっくりきます。ここが一番の見所なので人も沢山いるのですが、それぞれが節度ある振舞いをしているせいで本当に静かです。低く抑えた話し声がこの壮大な空間に吸い込まれて消えて無くなる感じが何とも言えず神聖です。死者を弔う場所はこうあるべきですね。



なんてマッタリしているうちに交代式が始まってしまいました。はるか門の近くで何やら儀式のようなことをやっているのが見えたので急いで門へ向かいます。衛兵の一団の近くまで来た時にはすでに本殿までの中間あたりまで進んでいました。



銃剣をクルックルッと回したり、チャッチャッと音をならしたりしながらの演舞です。息がぴったり合ってるので大したモンだなあと感心していたのですが、ようく聞くと真ん中の銃剣を持っていない人が小声で合図を入れてました。そりゃそうよね。





衛兵たちはそのまま本殿まで進み、そこでいっそう恭(うやうや)しく交代の義を執り行うのです。静寂の中で衛兵たちが足を踏み鳴らす音、制服が擦れる音、銃剣の鳴る音だけが響きます。これを見ながら、毎時間、毎日、365日、雨の日も風の日も戦没者のためにこの儀式が繰り返し繰り返し行われているのだなあと思うと、ついお国のために死ぬのも悪くないのかもしれないなという思いが浮かんで来ます。台湾政府の作戦成功ですね。



衛兵のみなさん、お疲れさまです。


ベートーベン ピアノソナタ 月光

2010年04月18日 | ◆エンターテイメント
長い間ベートーベンのピアノソナタ「月光」の第一楽章を練習しているのですが、なかなか完成しません。テンポの遅い曲ですし一見簡単そうなのですが、これが(ひろきちのレベルでは)なかなか難しいのです。何が難しいかと言うと、まずピアニッシモをキープしながら弾くこと。弱く弱く弾かないとこの曲の美しさが損なわれてしまうのですが、弱く弾こうとし過ぎて音が出なかったりするのです。でも弱く弱く弾かないと「幻想曲風ソナタ」という原題にふさわしい演奏にならないのです。

さらに、ピアニッシモをキープしながら右手の小指と薬指で弾くメロディーラインを少し強めに弾くときれいなのですがこれがまた難しい。小指と薬指につられて他の指で弾く音が強くなってしまうとダメなのです。こういったことを滑らかにやってのけないといけないのですが、右手をかなり大きく開いて(1オクターブ以上)弾く箇所もあり、なかなか大変なのです。

早く完成させて次の曲(今はベートーベンの別のピアノソナタ練習中)に行きたいので、加速させるためにブログにアップしてみます。なんかペダルの調子が悪くてカチカチという耳障りな音がしますがご了承ください。




Howさんへ
戦メリは月光が完成してから着手します。


サンフランシスコの夜を越えろ!~中間報告~

2010年04月15日 | ◆日記とか
前にもここの記事で書きましたが、このブログで一番アクセスが多いのはサンフランシスコの夜です。この記事を追い抜こうと目下いろんな話題でチャレンジを続けているところですが、戦況は思わしくありません。

新しい記事を書いた後の数日間は「サンフランシスコの夜」は4位あたりまで下落するのですが、ブログ更新が滞るとすぐに息を吹き返します。今日もアクセス解析の画面で確認すると、

4月14日の検索キーワード
04月14日の1番多かった検索キーワードは サンフランシスコ ストリップ です

と大きく書かれてました。アクセスが一番多い記事も「サンフランシスコの夜」です。まるでしぶとい生き物のようでもあります。いっそこのままそっち方面へシフトしてやろうかと一瞬考えてしまいますが、やはりひろきちは健全かつ世の中のお役に少しでも立てるようなブログを育てたいのでがんばります。




台湾 台北 中正紀念堂

2010年04月13日 | ◆台湾
ずいぶん間が空いてしまいましたが、台湾最終日です。

9:30にホテルをチェックアウトしてハイヤーで観光へ出かける予定でしたが、ばっちり遅刻して10:00チェックアウト。すぐに中正紀念堂へ向かいます。



15分ほどで到着。いきなりどでかい門が出現。

中正紀念堂は日本風に言えば蒋介石記念公園です。中正というは蒋介石の本名だそうです。




1980年竣工なので真新しい感じがします。手入れもされてるんでしょう。とてもきれいです。



「自由広場」ってのがいいですね。わざわざ「自由」を謳うところが。おれたちゃ中国なんかにゃならねえぞ、って言ってるように見えます。


電車で席を譲る

2010年04月07日 | ◆日記とか
電車でお年寄りに席を譲る時って「どうぞ」とかって言います?

ひろきちは言いません。

中学2年生の時にですね、バスケの練習試合のために仲間たちと電車に乗ってて途中の駅でおじいさんとおばあさんが乗って来たことがあるのですよ。で、これは席を譲らねばならんと思い「どうぞ」って席を立ったら「いいよいいよ」と言って譲らせてくれなかったのです。ええい、一度立った席にまた座れるか!と思いそのまま立ってたのですが「あんた座りなさい」とおばあさんに言われて仕方なく腰を下ろしたのですが、同級生に「断られてやんの~」とからかわれて(こいつ嫌な奴だったなあ・・・)とても嫌な思いをしました。おまけにおばあさんにも「えらいねえ席譲って」なんて言われて、こんな辱めを受けたのは生まれて初めてでした。人の好意はすすんで受けましょうね、みなさん。

それからというもの、電車で席を譲るときは「どうぞ」と言わないことにしているのです。どうやるかというと、いかにも次の駅で降りるから立つのですよ、という風に立ち上がり、そのまま扉の方へ移動して、間違いなく次の駅で降りるかのような体勢に入るわけです。そして誰の関心も引かないようにして、そのままそこに立ち続けるのです。そこから横目で無事お年寄りが席に座るのを見守るわけです。万が一あほな若者が何も考えずにひろきちの空けた席にずうずうしく座るようなことがあったら天に代わってお仕置きする必要があるため毎回監視していますが、今のところ100%お年寄りを座らせることに成功しています。

やっぱり親切とか好意は相手に知られないようにやってなんぼのもんです。



公共マナーに気をつけましょう(電車編)

2010年04月05日 | ◆日記とか
先ほど帰宅したのですが、今日はちょいと不快なことがありました。

たまたま帰りが一緒になったHow氏と出町柳行き普通電車に乗っていたのですが、香里園で酔っぱらいが乗って来てわれわれの目の前で大騒ぎを始めました。おっさん3人とおばはん1人で、いずれも40代と思われます。大声で騒ぎ立てるだけでなく、半分暴れるように騒ぐのでHow氏と別の席に移動しました。

まるで飲み屋にいるかのように振る舞う中年4人。あほでないかと遠目に見物してましたが、光善寺で1人降り、枚方公園で2人降りてとうとう1人になりました。「一人になったところで二人掛かりで説教してみようか」と一瞬思いましたが、つまらないことはするまいと思いとどまりました。

枚方市駅についてひろきちとHow氏が電車から降りると、そのおやじも降りて来ました。

「枚方市民か・・・はずかしい・・・」

とこぼすと、「いや、交野市民かもしれませんよ」とHow氏。ぜひともそう願いたいところです。

交野線に乗り換えるHow氏と別れてくてく歩いて家に向かい、近所の交差点でふと横を見るとさっきの酔っぱらいオヤジがいるではありませんか。信号が青になる前にフライングして道を渡り始めたのでひろきちより10mほど前を歩いていたのですが、行けども行けども同じ方角。ひろきち家までの最後のコーナーも同じ方向へ曲がり、とうとうすぐ近所までやって来ました。

この時、昔のある出来事が思い出されました。あれは高校1年の夏休み。秋の体育祭に向けて応援団の練習を数回に渡ってやったのですが、2年生男子二人が一度も練習に来ず、パートナーの女子が練習できないという状態が続きました。4回目くらいになってやっと現れたのですが、まったく真面目に練習しようとしない。頭に来たひろきちはこの二人に向かって説教しました。

「センパイ、真面目に練習してくれないとパートナーも困るし、オレらも困るんすよ」

ところが二人とも視線をそらして返事もしない。ブチッと来たので、二人のうちより態度の悪い方の学ランの胸ぐらをグイグイ引っ張って揺さぶりながら、

「聞いてんすか、センパイ!?やる気ないんだったら来なくていいから、別の人に変わってもらえませんかね!?たいがい迷惑なんすよ!」

ここまでやるとさすがにマズいと思ったようで3年生が止めにきました。その後、一応はちゃんと練習するようになって一件落着、と思ったら実はその胸ぐらをつかんでゆっさゆっさしてやった上級生が近所の和菓子屋の息子だったのでした。全然知りませんでした~。知ってたらそこまでやらなかったのにな~、って時すでに遅し。

今日もし、電車で意地悪の虫がおさまらずに、大人げなくおっさんいびりをやってたら「実は町内の人でした」なんてことになって後々気まずいことになってたかもしれません。悪いのはおっさん達の方ですが、やり過ぎはいけません。

でもこれを見て、自分は気をつけようとつくづく思いました。みなさんも気をつけましょうね。