ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

明日から2週間沖縄に行ってきます

2008年06月21日 | ◆国内の旅
直前になってバグ報告が連発で上がってきたのには参ったけど、とりあえず何とかなり予定通り明日から沖縄へ行けることになりました。

しかし最高気温32度、最低気温28度ってすごいね。気温差たったの4度か。

台風6号が発生したりしてますが、これもまっすぐ北上しそうなのでなんとかなりそう。

ネット環境がないかもしれないので、その場合は2週間は更新なしですのでご了承願います。



Safari以外はtext-shadow非対応

2008年06月16日 | ◆テクノロジー
せっかくいい感じでカスタマイズできたと思ってたら、IEやFirefoxなどのブラウザではCSSにtext-shadowを記述しても反映されないじゃないか。調べてみるとSafari(Macのネイティブブラウザ)以外は非対応なんだと。

本当はこんな感じなんだが。


(クリックしたら大きくなります)

IEやFirefoxで見ると「ひろきち劇場NEO」の文字がベタッとしていてなんか嫌だ。

何かいい解決策はないか・・・



沖縄カウントダウン

2008年06月15日 | ◆日記とか
いよいよ沖縄旅行1週間前になりました。

ダイビング器材やら子供のおむつやら幼児食やらを宅急便で先に送っておこうとすでにばたばたと荷物の準備が始まっている中、ついテンプレートのカスタマイズに夢中になってしまうひろきち。ヘッダ背景用の写真をわざわざ庭まで行って撮ってきてしまいました(PENTAX DA 35mm F2.8 Macro Limitedで撮影)。

ヨメに冷めた目で見られつつなんとかあの味気ないデザインから脱出できました。季節感が出てて、なかなかいいんじゃないの?(自己満足)

さて、そろそろヨメが買い物から帰ってくるので旅行準備再開するか。


進捗報告 2008年度 第一四半期

2008年06月14日 | ◆日記とか
さて、4月に今年の目標を立てて、四半期ごとに進捗を報告することになってましたが、6月30日は沖縄旅行中でネット接続環境が無いかもしれないので前倒しして報告することにします。

4月時点での状態は以下の通り。

TOEIC:780点(目標900点)
プログラミング言語:未着手(目標新たに2言語修得)
体重:69.4kg(目標65kg)

で、6月14日時点での進捗は以下の通りです。

TOEIC:810点
    5月に受けた結果810点でした。LISTENING:440/READING:370
    この日は風邪を引いて頭がぼーっとしていたのもありLISTENINGが5点
    下がったのですが、逆にREADINGが35点上がって自己記録更新となりました。
    しかし900点まではまだまだ遠い道のりです。次のテストは7/20。

プログラミング言語:「はじめてのC++」読了

決定版 はじめてのC (ソフトウェアテクノロジー)
塚越 一雄
技術評論社

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    半分はC言語と共通の話なのですが、C++の基本的なところは分かりました。
    次のステップとしてはC++の理解を深めるかPerlの勉強を始めるかなんですが
    C++は今のところ使う予定はないけどPerlは自分次第で業務に使用できるので
    Perlを覚えようかな。

体重:67.5kg
    暴飲暴食が続いた4月はヤバかったですが、いまは生活が落ち着いてます。
    それに伴って体重も自然にここまで落ちましたが、ここからは意識的に落とす
    ようにしないと難しいでしょう。


とりあえずは全項目で改善と進捗があった第一四半期ですが、TOEICと体重に関しては
これからはどんどん過酷になっていくと思います。年度末にどれくらいいい結果が出せるか
この3ヶ月が勝負です。


デザイン変更中につき

2008年06月13日 |  ◆その他
(22:44)しばらくはおかしなことになるかもしれません。
(23:55)スポンサーリンクの背景色を変えれない・・・
(0:20)忍者ツール使えないし・・・
(0:33)ブンブンカウンター設置(忍者ツールの方が良かったな・・・)
(1:11)一旦終了。ちょっと味気なくなったな。

残業ゼロの仕事力

2008年06月11日 | ◆書籍の紹介
わが社には朝会というのがあって、毎朝一人ずつ交代で所感を述べることになっている。

先日うちのチームのナンバ-2(チームリーダー代行)がしゃべっていた。話の概要は次のとおり。

・この業界(組込み業界、あるいはソフト業界)は残業当たり前
・仕方ないのかなあとあきらめモード
・しかし毎日会社から帰って寝るだけ、休日も出勤だとこれでいいのかとも思う
・そんな折「残業ゼロの仕事力」by トリンプ社長 を読んだ

「残業ゼロ」の仕事力
吉越 浩一郎
日本能率協会マネジメント 出版情報事業

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・残業をゼロにしつつ19期連続成長という偉業を達成
・社員の意識を変えることが必要
 (残業は悪だという意識、5時になったら電源を切る、それでも残業すれば反省文)
・仕事の仕組みを変える(早朝会議開催、1件につき2分で終わらせる)

・やっぱり自己投資も大切、仕事では得られないインプットも必要と思う
・仕事は定時に終わらせて自己投資する時間を作ろう

という話だった。

なんだ、いいこと言うじゃないか、と感心した直後の次の一言には耳を疑った。

「みなさんも9時過ぎて会社にいたら反省文書くくらいにのつもりで日々取り組んでください。」

定時は5時半ですから!

本一冊読んでなにも学んでいないうちのナンバ-2なのでした。


大地の咆哮

2008年06月10日 | ◆書籍の紹介
「大地の咆哮」は「元上海総領事が見た中国」という副題のとおり、上海総領事まで務めた外交官が現代中国について書いた本です。著者の杉本信行氏は1973年外務省入省以来30数年間中国との外交を担当してきた中国の専門家ですが、残念ながら2006年に癌で亡くなっています。この本は癌が発覚してから執筆された、まさに杉本氏の遺作です。

大地の咆哮 元上海総領事が見た中国杉本 信行PHP研究所このアイテムの詳細を見る


まえがきは次の書き出しで始まります。

二〇〇四年春、上海の日本総領事館で、一人の館員が、このままでは国を売らない限り出国できなくなるとの遺書を残して死んだ。私は、そのときの総領事であった。

上司として、館長として、彼を守れなかったことへの無念さはいまも変わることがない。


そして、館員が自殺したこの年の秋、自らの体が病に冒されていることを知る。

癌に関する本を読み漁ったが、なんら楽観できる情報はない。家族の将来がひたすら案じられた。限られた命をどう有効に使うか、時間との勝負となった。


部下の死と自らの病を受けて、書かなければいけない、伝えなければいけないという使命感によって本書は書き上げられました。まさに執念の一冊です。そういう意味で本書は「中国研究」であるとともに、一外交官の「伝記」でもあります。

本書からは杉本氏の信念と日本への熱い想いが伝わってきます。「日本国の外交官として、日本の国益を第一に、地域の平和と安全、繁栄のため、行動してきたと自負している。」とは杉本氏の言葉ですが、本書を読み進めるとそれが偽りでないことがよく分かります。現在で言えば北朝鮮へ日本国の代表として赴くようなもので、外交官としての誇りと国を想う強い気持ちがなければ乗り越えられない障害に囲まれてきた30数年間だったであろうと思う。

本書の解説では杉本氏を「愛国者」と呼んでいます。何かと軍国主義的な響きを伴う「愛国者」という言葉ですが、本書を読み終わった後、この言葉が尊く聞こえます。中国との外交について考えるだけでなく、一人の人間の生き方についても訴えかけるものがある良著だと思います。



虫歯!

2008年06月09日 | ◆日記とか
昨日ホームページの打ち合わせのためいとこのところへ行った。

「歯のレントゲン撮って行け」

というので何気なく撮ると、

「上に2本、下に2本虫歯がある」

なにー!

すべて歯と歯の間だ。ここは歯間ブラシでメンテしないとだめらしい。

というわけで何年ぶりかに歯の治療に通うことに。

鏡でいくら見ても虫歯があるようには見えない。ちゃんと歯医者で診てもらわないと分からないんだなあ。

みなさんも年に1回は歯の健康診断に行くことをお勧めします。



ETWEST 組込み総合技術展 2008 - パネルセッション

2008年06月08日 | ◆仕事
特別基調講演の後に行われたパネルセッション「組込み開発で「要求」は誰の手中にあるのか?」も聴講した。



こちらはパネルディスカッション形式で「組込み開発における要求って、一体ナニモノなのか」についてパネラーたちが思いを語るもの。パメラーの発言メモをそのまま書いても意味不明と思うので、面白いなと思ったものをピックアップします。

なお、講演者側は以下の通り。

モデレータ:前川 直也 氏(松下電器産業株式会社)
パネリスト:穴田 啓樹 氏(キャッツ株式会社)
      加藤 彰 氏(株式会社日本総合研究所)
      萩本 順三 氏(株式会社豆蔵)
      濱崎 治 氏(オムロン株式会社)
      米光 一成 氏(立命館大学)




■HowからWhatを創出する
 What(目標にする商品や機能)を達成するためにHow(技術や方法)を考えるだけではなく、HowからWhatを作るプロセスも大事。言い換えればSeedsからNeedsを作るということ。このWhatからHow、HowからWhatの両方をうまくチューニングできているところが成功しているのではないか。

■ビジネスと開発の統合
 ビジネスと開発を分けて考えていることが多いが本当はこれらを合わせて考えることが重要。Howの人(技術)の人にWhat(経営/戦略)を見せる、あるいはWhatの人にHowを見せるということ。両者がお互いを意識し合いながらそれぞれを追求する。でも実際はHowオタクの人がHowの領域を動かしてたりするんだよね・・・Whatなんか知らん!というような人が。

■カリスマ監督がいない
 演劇の世界ではカリスマ監督がいなくなったため、舞台監督が役者をぐいぐい引っ張って行くスタイルから役者が舞台を作り上げて行くスタイルに変わった。今の舞台監督の役割は「どうやって役者の力を最大限引き出すか」になっている。「Yes-And」という言葉があって、役者から「こうしたい」という提案があったとき「わかった。ではこの場合はどうすればいい?」といったん受け入れたうえで問題点を投げかけるというやり方が行われている。

■ゲームは少数開発
 PS3のような大規模なゲームソフトであっても今は6人から8にんで開発が行われているのが普通。むかしは大人数で分担してやっていて、兵隊の「足」だけをひたすら書く人とか「顔」ばかり書かされている人などがいた。どんどん大規模化するソフト開発のなかこのままでは無理だと気づいて少人数開発を始めたのが成功して、いまではゲーム業界では少人数開発が当たり前になっている。アジャイルを突き詰めた結果である。

■ファシリテーションの実践例
 フロアの真ん中で部長会議:場を共有することで空気が変わる
 狭い部屋でやる:発言数が変わる

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<感想>
 結局、主題である「組込み開発で「要求」は誰の手中にあるのか?」については「場」にあるのではないかという流れになった。顧客や市場、企画や経営陣が握っているわけではなく、開発がコントロールしているわけでもない。これら関係した人たちが「要求」について考える「場」にゆだねられる。何となく予想していたとおりの方向ではある。

興味深かったのは、上記2つ目に上げた「ビジネスと開発の統合」の話は特別基調講演で松下電器の櫛木氏が呼びかけた内容にシンクロしていたことだ。(この意見は株式会社豆蔵の萩本氏が発したものであり、松下電器の前川氏が誘導したものではない)やはり経営の視点で技術を考えるとこういう結論に達するということなのだろう。しかし「Howオタク」という言葉にもあるとおり、技術屋に経営を意識させるには戦略的な人材育成が不可欠であろう。経営の分かるエンジニアが自然出現するのを待つのは現実的な母数では期待できないのではないか。

なお、下の写真は加藤氏による「ファシリテーション・グラフィック」という手法で書き出された議事の内容。論点の整理を主眼においている点で単なる議事録とは異なる。




ETWEST 組込み総合技術展 2008 - 特別基調講演

2008年06月08日 | ◆仕事
6月5日(木)13:00-14:00 5号館2F 国際会議ホールで行われた特別基調講演デジタル家電に見る組込みソフトウェアの10年の総括と次のステージを聴講してきたのでそのメモから抜粋する。

■拡大するデジタル家電
 DTV、DVD/BD、DSCが急成長。3つ足して3億台。
 日本メーカーのシェアが高くカーナビ70.8%、ビデオカメラは91.9%。
 
■コスト比重の変化
 コストの比重が製造から開発へシフト
 テレビの場合アナログ時代に5%だったソフト開発コスト比率がデジタル化で50%に
 ユビキタスへ向けまだスタートライン

■三大競争
 1)激烈な開発競争
 2)熾烈な時間競争
  商品ライフサイクルの短命化
  ムーバでは36ヶ月→P904では8ヶ月
 3)想像を絶する価格競争
  価格半減期は13年から6年へ(テレビの場合)

■デジタルネットワーク大変革
 この10年で激戦。
 組込みソフト開発が爆発、ソフトが納期の責任を負うことに。
 組込みソフト開発リーダーの力量が問われている。

■組込みソフト開発におけるリーダー像
 アーキテクチャを再構築する力
 事業戦略を分析し紐付け出来るリーダーへ
 新ビジネスモデルに紐付け出来るアーキテクトがいるか?
 第一期:1976年~ デジタル制御家電における「プロジェクトマネージャ」CMM
 第二期:1996年~ デジタルAV家電における「プラットフォームアーキテクト」CMMI
 第三期:2006年~ ネット家電の時代においては???

■松下電器における事例紹介
 Uniphier、LINUXシステムでソフト資産の共通化→効率5倍以上
 DPIMにおける戦略的開発推進

■これからの組込みソフト開発リーダー
 グローバル事業戦略:グローバル標準採用
 アライアンス:オープンソース、外部資産の活用
 ネットワーク:その国・地域に適したネットワーク
 環境対応:規制・省エネ
 安全-品質設計:国情を配慮したフェールセーフ

 リーダー像:「グローバル事業戦略型システムアーキテクト」
       収支を遵守したグローバル納期必達
       グローバル事業戦略/商品戦略を見据え、
       経営者に適切な設計戦略を提案する

■経営と技術をつなぐ4つの視点
 利益・コスト
 時間
 品質
 環境

■まとめ
 プラットフォームアーキテクトの確立
 継続的なプロセス改善
 経営指標で語れるソフトリーダー
 新課題(グローバル事業戦略、環境問題など)への提案力
 ↓
 リーダー育成力が問われている
 組込みソフト産業推進会議に期待

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<感想>
全体の話としてはよく分かるのだが、現実問題として会社側が求めるリーダー像はレベルが高すぎる。システムアーキテクトも経営戦略も誰でもやれる仕事ではない。両方とも非常に高い専門性を求められる役割であり、一部のエリートがこの基準を満たすことが出来る。さらに一人のリーダーがこれらのスキルの両方を備えるというのは現実離れ感がある。実際のところは経営、企画、開発のそれぞれがお互いの領域を意識しながら補完し合う形で進めて行くのではないだろうか。


ETWEST 組込み総合技術展 2008 - 展示会場編

2008年06月06日 | ◆仕事
いままで趣味とかプライベートな内容を中心に書いてきたこのブログですが、これからは仕事関係(ソフトウェアとか、デジタル家電とか)についても書いていくことにしました。

実は仕事中心のブログもこことは別に書いてたんですが力尽きたと言うか、やっぱ2つは無理です。娘の成長日記もあるから3つか。なのでひろきちのブログはここに集約することにしました。たまに専門的な話になることもあるかもしれませんがご容赦ください。

さて、6月5日、6日にインテックス大阪で開かれた「ETWEST 組込み総合技術展関西 2008」に行ってきたのでその報告。今日はまず展示会場について。

去年はマイドームおおさか&大阪商工会議所だったので近かったのですが、今年は南港まで行かないといけなかったので結構遠かった。しかも1日目は雨が降っていてめんどくささ倍増。とはいえせっかくカンファレンスにも事前登録してあるのでがんばって行くことにした。コスモスクエア駅からシャトルバスがピストン運行してくれてたのが救い。

展示会場の入り口はこんな感じ。



中に入ると目の前にNECのブースが。いいとこポジショニングしてますな。



NECと富士通は関連会社も含めて数多く出展していた。こういう法人向けビジネスも重要な収益源のひとつなのか。わが社もデバイス関係やっているが出展はなかった。そういえば東芝や日立なども出展していたがSONYはなかったな。横浜でやっている本家「組込み総合技術展」の方には出店してるんだろうか。

ひろきちはソフト屋なのでソフト関係を中心に見て回ったが、よく目についたのが「評価ツール」「静的解析ツール」「組込みデータベース」そして「開発支援ツール」だ。本当に多くの製品があるが、いったい何がどう違うのかはよくわからない。こういう展示会で来場者の目に止まるためには、アピールを工夫しないと埋もれてしまう。なかなかしんどいビジネスなのかもしれない。営業さんがんばれ。

ちなみに、展示会場に入るには受け付けで許可証をもらって首から下げないといけないのだが、この許可証入れに名刺も入れるシステムになっている。なので首から名刺を下げてうろつくことになるのだが、このせいで出展者の視線がみぞおちあたりにある名刺に集中するから気持ち悪い。みぞおちをじーっと眺められるというのはなかなか心地悪いものだ。