ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

スペイン旅行 あとがきのあとがき

2006年06月29日 |  ◆スペイン

先日、カタルーニャ州に広範な自治権を認める新自治憲章の是非を問う住民投票があり、賛成73.9%で承認されたというニュースが飛び込んできました。「新憲章は前文で同州を「ナシオン(国)」と規定するなど国家に準じる位置づけをしており、同種の要求がスペインの他州に広がる可能性がある。新憲章ではカタルーニャ語を「行政で優先的に使い、教育で通常用いる言語」と規定。従来は平等だったスペイン標準語よりも公用語としての立場が明確にされた。また税収の州配分率を2倍にするなど財政的な自立も強化された。(朝日新聞)」「支持者らは独立ではなく「スペインがカタルーニャ人、バスク人など多くの民族で成立する国」である点をスペイン政府に認めさせることを目指しており、地方への権限移譲の点で欧州連合(EU)も注目している。・・・カタルーニャ州や北部バスク地方は鉱工業が発達し豊かな地域だったが、フランコ独裁政権時代(1939~75年)に弾圧を受けたことから独立を目指す動きが活発化してきた。(毎日新聞)」「スペイン国家の終わりの始まりだ」と反対する声もあるようです。逆に「国家としての権限を与えられなければいけない」とさらに自治権を拡大しようとする動きもあるようです。スペインという国は国家としての安定に向けて進化している途中段階なのかも知れませんね。いずれにしてもカタルーニャ地方の文化や伝統が守られることを祈ります。



スペイン旅行 あとがき

2006年06月26日 |  ◆スペイン

さて、ここバルセロナでスペイン旅行が終ったわけですが、ひろきちのスペイン語の特訓の成果はどうだったのでしょうか?バルセロナでの個人滞在期間にブレイクするべく、飛行機の中で、バスの中で、ホテルなどで少しずつ勉強してきたのです。時にはレストランやホテルでちょこっと練習したりして、バルセロナでの自由行動に備えてきました。しかしバルセロナに着いたとたんひとつの事実が判明しました。それは・・・バルセロナはカタルーニャ語なので、スペイン語(カスティリャ語)ではない。Σ(゜◇゜;)ガーンバルのメニューも、美術館の説明文も、全てカタルーニャ語なのです。こちらがカスティリャ語を話せば通じるのですが、この地方の人たちは「われわれはカタルーニャ人だ」という誇りが強いらしく、好んでカスティリャ語を使用しようとはしないようです。だから店のメニューなどはカタルーニャ語になり、ひろきちにとってはちんぷんかんぷん。手に持った辞書はこちらから発する時にだけ役に立ちました。帰国後いろいろと調べて分かったんですが、スペインでは公用語のカスティリャ語のほかに、カタルーニャ語、バスク語、ガリシア語の3つの「地方公用語」というのがあります。[カタルーニャ語]ラテン語が起源のインド・ヨーロッパ語族。[ガリシア語]おなじくラテン語が起源のインド・ヨーロッパ語族。文法的にはポルトガル語に近い。[バスク語]系統不明。バスク人によって話されている。世界のどの言語とも異なるきわめて独特な言語。今はひとつの国ですが、もともとは別の国々が統一されて誕生したスペインです。その地方の言葉や文化・風習、もっと言えば民族の血にこだわりを持って当然ですよね。もし日本や韓国が中国に統一されていたとしたら、きっと「おれは日本人だ」「おれは韓国人だ」という強い誇りを持っていたと思います。ちなみに・・・バスク人というのはスペイン北東部のフランス国境近くに居住している人たちのこと。彼らの住むバスク人居住地域は同国で最も所得水準の高い地域であり、バスク人の間ではスペインからのより広い自治独立を求める運動がある。中でも「バスク祖国と自由」はバスク地方の分離独立を目指す急進的な民族組織で、テロや暗殺を常套手段としている(1959年に設立され、今までに800人を殺害している)。「太陽の国」と言われる一方で「光と影」と形容されるスペイン。「陽気」の一言では描ききれない複雑な事情があるんですね。◆◆◆ミロ美術館を出たひろきちは、ホテルに預けていた荷物を引き取り空港へ。チェックイン後空港内の「TIP TOP TAPAS」でスペイン最後の昼食。タパスを大変気に入ったひろきちでした。スペイン、絶対また来るぞ!



ミロ美術館

2006年06月23日 |  ◆スペイン

あっという間にスペイン旅行最終日になってしまいました。バルセロナでは2日延泊していたので、ツアーの皆さんとは別れて自由な時間をたっぷり過ごせました。空港へ向かうまでの最後の時間はホテルから歩いていけるモンジュイックの丘をぶらぶら。ミロ美術館というのがあったので入ってみました。上の写真は美術館の入り口にある変なヤツ。じーっとこっちを見ているので気持ち悪いですが、ほんのちょっとラブリーな気もします。中に入っていろいろ見て確信しました。ミロって人は変人です。ミロだけでなくダリ、ピカソなどこの地方出身の芸術家たちはもれなくイカレてますね。バルセロナ滞在中にピカソ美術館にも行ったけど、彼もかなりイッてるということが分かりました。でも見る人によってはすばらしいんでしょうねえ。ひろきちには分かりませんが。でもせっかく訪れたんですからひろきちなりに解釈してみました。以下、写真の下にひろきちの解釈を作品名にして書いてみました。作品名 「行くなら私を倒してからにしなさい」作品名 「コラにいちゃん、どこに目付けとんねん」「す、すいません」作品名 ミジンコの冒険作品名 orz作品名 ククロビン音頭どうでしょうか?皆さんの作品名もよかったら載せてください。



モンセラート

2006年06月20日 |  ◆スペイン

石垣フィーバーに沸くひろきちではありますが、更新もがんばります。さてバルセロナ市内を一通り見た後は、バスで1時間のモンセラートへ。ギザギザの山なので神様がノコギリで作った山といわれています。奇岩がたくさん。ほんとギザギザ・デコボコです。そして例のごとく、こんなへんぴなところには修道院があります。ここの修道院には、珍しい「黒いマリア様」というのがあります。どんなんかな~と楽しみにして行ったのですが、ぱっと見てはじめに思ったこと。頭でかっ!絶対バランス悪いって。3頭身くらいしかないんじゃないの?みんなの憧れなんだからさー、もうちょっとかっこよくしないか?あと、ここの修道院は少年合唱団が有名だそうです。聞けなかったけど。ここモンセラートはほんと、険しい。今はロープウェーがあるからいいけど、昔は徒歩だもんね。ほとんど人なんか訪れなかったんじゃないの?ここで暮らすってのは世を捨てるのと同じことだったんじゃないでしょうか?煩悩多きひろきちにはありえない選択であります。実はバルセロナってフランスにとっても近い。遠くに雪をかぶった山が見えてますが、あれはフランスとの国境になるピレネー山脈。おおーあの向こうはフランスかー待ってろよー、フランスー(いつ行くか分からんけど)



バルセロナ市内 その他2

2006年06月16日 |  ◆スペイン

港からまたランブラス通りを北上すると東側にレイアール広場という広場があります。このあたりは治安が悪いんでしょうか?警官が数人常駐していました。ここレイアール広場にはガウディの処女作といわれる街灯があります。それが上の写真。驚くほどひっそりと立っています。行かれる方はよく注意して探してください。あと、この近くにサン・ジョゼップ市場というのがあるんですが、ここでいろいろショッキングなものを見ました。�丸裸のウサギ 丸裸ってつまり皮をはがれてるってこと。 それが何匹もぶら下がってました。�丸裸の羊(頭部のみ) はじめ何の骸骨かと思った。 頭だけで何するんでしょうか? ダシ?�何かの脳みそ その脳みそをどうすのですか・・・?写真は撮っていません。撮ってたとしてもとても掲載できる光景じゃありませんので。これ、バルセロナのメトロ(地下鉄)の中。スペインでは電車に動物を乗せるのOKみたいで、でっかい犬を連れている人がいました。ここでひとつ恥ずかしい体験をしちゃいました。目的駅に着いたので降りようとドアの前で立っていたのですがドアが開かない。ん?なぜ空かないの?とボーゼンとしていると、後ろにいた人がにゅーっと手を伸ばしてドアについているレバーをクルッ、ガチャっとまわしました。そしたら ガーッ とドアが開いた。えー、そーなのー、半手動だったのー!JRの田舎のほうに行くと「開」「閉」ボタンがドアの横についてるのと同じかー!「降りるときはレバーをまわして下さい」って書いとけよーーー!次回からは「おれ知ってるもんね」という態度でこなれた感じを出しながらレバーをひねってやりました。



バルセロナ市内 その他1

2006年06月14日 |  ◆スペイン

バルセロナのその他の風景も紹介しておきます。TOPはカテドラル(大聖堂)です。って、これだけ?というツッコミ来そうですね・・・ σ(^◇^;;実はもうへとへとであそこまで歩く気力がなかったんです・・・。はい、ヘタレです、根性なしです。でもほら、次来る時のために置いておかないと。一度に全部制覇しちゃったら次の感動が減っちゃうでしょ。そういうことにしておきたいと思います。カタルーニャ広場からランブラス通りをずーっと南下していくと港の手前に公園があります。そこに高さ数十メートルの像が。遠くを指差すこの男は?ベーブ・ルースじゃないですよ、コロンブスです。船出を指揮するコロンブス!コロンブスはここバルセロナでイザベル女王に新大陸の発見を報告したのだそうです。台座には落書きがいっぱい。なんちゅうことをするんだ。またあれかな、反戦運動。バルセロナ滞在中も大規模な反戦デモがあって、交通機関が麻痺してました。カテドラル付近からホテルへタクシーに乗って帰ろうとタクシーを止めたんですが、乗ろうとすると運ちゃんが何か言っている。おいおい、スペイン語はよくわかんないよ。何言ってんだ?運ちゃん:「アドンデ!」ひろきち:「?」運ちゃん:「ア・ドンデ!!」なるほど、a dondeか!「a」は英語で「to」、「donde」は「where」だから「どこへ行くんだ?」と聞かれてるんだな。そこでホテル名を告げると、身振り手振りしながら何か言ってドアを閉めて行ってしまった。不思議なんですが、その身振り手振りと早口でがらがら声の運ちゃんの言っている意味が分かりました。「そのホテルはあっちの方角だけど、デモで通行止めになってるから行けない」ある程度の事前情報と身振り手振りがあれば分かるもんです。そのあと別の場所から乗ったタクシーの運ちゃんはホテルまでひたすらしゃべってました。こっちは相槌もうたないのにひたすら。さすがに何を言っているかは分かりませんでしたが、デモ渋滞に対して文句を言っているようでした。つづく



ガウディー その他の作品

2006年06月12日 |  ◆スペイン

グエル公園、サグラダファミリア、ミラ邸とガウディのすばらしい作品を紹介してきましたが、ここでさらにバトリョー邸とグエル邸を紹介します。TOPの写真がバトリョ邸。グラシア通りというメインストリート沿いにあります。ミラ邸もそうでしたが、直線が嫌いなのかと思うくらいグニャグニャと曲線の多いデザインです。そして上の写真がグエル邸です。カタルーニャ広場からランブラス通りを海側へ南下して西に少し入ったところにあります。ここの道はすごく狭くて、この写真も反対側の建物にへばりつくほどさがって撮りました。すごい人でしょ。これみんなグエル邸ツアー待ちの人たち。1時間待ちでツアー自体が1時間あるためあきらめました。このグエル邸はガウディの初期の作品だそうです。ミラ邸やバトリョ邸とまったく雰囲気が違います。直線が多いですよね。このオブジェも何か型にはまった感じないですか?常識の範囲内で奇抜にデザインしているというか。他の作品は完全に個性的だと思うんですが、どこでキレたんですかね。



ミラ邸(カサ・ミラ)

2006年06月10日 |  ◆スペイン

ガウディの作品のひとつ、ミラ邸(1905~1907建設)をご紹介します。外から見たら「何じゃこのボコボコの家は」という感じなのですが、中はちゃんとした住宅。中に入って見てみましょう。中心をぽっかり開ける建築はスペインではよく見かるパティオってやつですね。日光を取り入れるうまい工夫だと思います。スペイン人って絶対日光好きですよね。「日光が欲しい」という強い願望がないとこういう建築スタイルって思いつかないと思う。見上げるとぽっかりと青空が。どの部屋にも日光が入るようになっています。普通のご家庭のパティオは緑に囲まれて、真ん中に噴水なんかありますがこちらは少し近代的なデザイン。派手に見えますけど、実際は淡い色使いで落ち着く雰囲気です。座り込んでる彼や彼女のことは気にしないでください。スペインの人たちってこんな感じですから。その辺の自由奔放さがスペインなのさ(と、ひろきちは思っている)。部屋の中はこういった感じ。驚いたことにここに住んでいる人がいるのです。(この部屋じゃないですが)世界文化遺産に指定されてるんですよ、ここは。世界遺産に住んでるって・・・うらやましい。しかし広い!中心のパティオの上空をクルリと一回りしてるから、相当広いよ。最上階は資料館みたいになっていて、くたびれ果てた観光客の一休みの場になっている感あり。そして屋上に行くと、何じゃこりゃー!人のような、人でないような。。。これ実は「煙突」です。周りにもたくさんあるんです。ナウシカみたいだ。左の大きな塔には下の階へ行く階段があります。右側に並んでいるのは煙突です。どちらも必要な「機能」ですが、それをうまくオブジェにしてしまってます。ここで「悪い景観100選」から日本の屋上。必要なものをただ設置するとこのようになります。「屋上なんかめったに行かないしいいんじゃない?」とも言えますが、実は屋上がこんなだから行かないのではないでしょうか?日本人にとって青空はとことん遠い・・・



ついに! サグラダファミリア

2006年06月08日 |  ◆スペイン

ついに!やって来ましたサグラダファミリア!バスから降りたらいきなりこれですよ(TOPの写真)。もう、圧巻!つい見上げて見とれていると、ツアーで一緒のKさんが、「ひろきちさん、瞳孔開いてますよ!」あ、やばい、魂抜けそうになってた・・・イヤ大げさじゃなくマジすごいんですって!これから訪れる皆さんも、魂持っていかれないようにしっかり気を持ってご覧になるように。1882年の着工というから、もうかれこれ120年以上も続いている大事業です。人々の浄財のみで建てられているということで、工事が中断することもしばしば。いつになったら完成するのやら。面白いことに一方の入り口と反対側の入り口でデザインがぜんぜん違う。上の写真は比較的新しい時代のものです。下の写真は「生誕の門」といわれていて、比較的古いものです。デザインがまったく違いますよね。



こちら側はけっこう歴史を感じさせます。ひろきちはこちら側のほうが好きです。ズーム↓有名な話ですが、ここに日本人の主任彫刻家がいます。コーヒーの宣伝で「違いが分かる男」シリーズに出ていた外尾悦郎さんです。残念ながらそのお姿を拝見することはできませんでしたが、外尾さんの作品はいくつか見ることができました。もともと美術の教師だったんだそうです。それがこのサグラダファミリアに魅せられて、主任彫刻家にまでなるなんて。ん~すごい人です。



ご覧のとおり、まだまだ未完成状態です。思いっきりクレーンなんか立っちゃってるし。でもなんか変だと思いません?いや、クレーンでかすぎるでしょ?じつは、この巨大な塔は18本中まだ8本しか建ってないんだって!まだあと10本建つんだって!!しかも、ど真ん中に今建ってるやつの倍くらいの超巨大塔が建つんだってー!!!まじすかー 



さらに、むかしTVで言ってました。これらの巨大の塔は「鐘」なんだって!完成したあかつきにはこれら18本の塔から鐘が鳴り響くんだって!!なんて壮大なロマン!!!はあ、興奮しすぎた・・・しかしガウディさん、あんたは本当にすごい人ですよ。最後に主任彫刻家 外尾悦郎さんの言葉◆◆◆良く聞かれるのですが『いつ出来るのですか?』と。しかし私は完成はない、と答えています。確かに一応の竣工というものがいつか来るでしょう。しかしこの建物は巨大な生き物であり、それは永遠に生き続け、育ち続けるものだと思っています。◆◆◆深い!



まずはグエル公園

2006年06月04日 |  ◆スペイン

1900年~1914年建造のグエル公園です。モザイクタイルが有名ですよね。タイルを割ってから曲線にそって貼るという技法。タイルのベンチにしたい。↓でも曲線にしたい。↓タイルは平面。↓じゃあ一回割ってばらばらにしてから貼るか。・・・普通考えないですよね。天才。公園といっても、もともとは分譲住宅だったそうです。グエルさんというお金持ちがガウディに設計を依頼して、道路・公園などのインフラとともに60区画の住宅を建設予定だったそうだが、わずか2つしか売れずしかもそのうち1つはガウディが自分で買ったんだって。それがこれ↓何で売れなかったんだろうね。バルセロナの町が見下ろせるし、緑もたくさんあって非常にいい環境だと思うけど。当時の人たちには理解不能だったのかな?時代を先取りしすぎるのは天才の悲しい宿命でしょうか?グエルさんの死後、バルセロナ市に管理が移されて公園になったとさ。こういう、必ずしも必要ないものを置くとゆとりが出ますよね。自分の家の周りがこんな環境だったらどんなにいいか・・・。きっと毎日散歩しちゃいます。もしひろきちがお金持ちだったらこういうところに住みたいですね。サマージャンボ当たれ!もしかして、と思って「あー!」って叫んでみたけど、ぜんぜん響きませんでした・・・。これは何を支えているかというと、タイルベンチのある公園全体を支えているのです。ちょっとびっくりしました。だって、けっこう広いんですよ、人もたくさんいるし。ほら↓崩れないか心配です。何でこういうことしているかというと、公園の水はけをよくするため。↓の写真の赤○の部分から公園にたまった水がジャーっと流れるのです。考えてますよね。で、↓は歩道橋とでもいうのでしょうか?この上を人が渡るのです。一つ一つデザインこってますよね。機能的にしようとすると無機質なカタイ感じになってしまうような気がしますが、全然そんなことないですよね。グエル公園は、テーマパークみたいなところです。だってあのディズニーが影響を受けたっていうんですから。ここバルセロナにはガウディが残した建造物がたくさんあります。そしてそれら全てが機能的でかつファッショナブルなのです。前回紹介した「悪い景観100選」と比べると・・・やっぱりガウディはすごい人です。次回以降もガウディの素敵な作品をどんどん紹介していきたいと思います。



おーい、待ってろよー

2006年06月03日 |  ◆スペイン

飛行機は1時間40分でした。またしても午前中のしかも早い時間にフル活動です。そろそろ皆さん疲れのピーク。移動といえば睡眠、という感じ。さて、到着後はすぐにモンジュイックの丘というところに来ました。ここからはバルセロナ市街が一望できます。あー、すっごく遠くにサグラダファミリアがー!!おおーでけーーー!!!こんな遠くから見てもあんなにそびえ立ってんのかー!!!とかなり興奮状態のひろきち。待ってろよー、すぐ行くからなーしかし左側の建物ジャマだな。右の手前のも。あいつらがいなければもっと存在感あって、景観もよかろうに。つい先日新聞各紙に載っていた「悪い景観100選」にもあったけど、景観を悪くしている建造物ってあるよね。↓の写真なんか最悪くない?



「富士山の眺望はみんなのもの。個々の建物の身勝手なシンボル性はいかがなものか。」というコメント付き。美しい景観を創る会のHPはこちら



いよいよ最終地 バルセロナ へ!!

2006年06月01日 |  ◆スペイン
長かった旅もいよいよ最終地バルセロナを残すのみに。バルセロナは行きたいところ満載なんですよねー。すげー楽しみ。さて、朝5時に起こされ6時にチェックアウト。眠い眠い・・・。ホテルで朝食とる暇がないので、ランチボックスならぬ朝食ボックスが配られました。空港の待ち時間に食えって事らしいがその中身が・・・・ハムとチーズのサンドイッチ・こぶし大のパン3種類・ゆで卵・オレンジ(丸ごと1個)・りんご(丸ごと1個)・オレンジジュースって、そんなに食えるか!!!

本場スペインでのフラメンコは!

2006年06月01日 |  ◆スペイン

スペインと言えば、闘牛とフラメンコ!?見てきましたよー、本場のフラメンコ。激しく床を踏み鳴らす踊りと独特の手拍子に、アップテンポなんだけど物悲しいギターの旋律が合わさると、これぞフラメンコ!スペインに行ったら絶対見たほうがいいと思います。フラメンコはジプシーの文化だと聞きました。ジプシーというのは「エジプシャン」が訛ったんだっていわれているようですが、実はインドから来た人たちだというのが有力な説だとか。でも、ここスペインで発展したこのフラメンコがこんなにも複雑で独特な深みをかもし出してるってことはジプシーのこれまでの歴史も相当波乱万丈だったんじゃないかと想像してしまいます。決して陽気な感じではないんです。とはいえ、現在はショーとして多くの人々に親しまれているのでちょっとしたお遊びも入れてくれます。↓の写真はおでぶちゃんキャラの男の人が女性が踊るダンスを披露しているところ。この人この時以外は主に手拍子担当(笑ギターも弾かないし、手拍子ばっかりして、しかもぽっちゃりしてるし何者?と思ってたんですが、なあーんだ、このためにいたのかって納得。もみあげの角度もうさんくささを出していていいでしょ。フラメンコは大阪梅田のHEP FIVEで見れたけど、今もやってるのだろうか?あと志摩スペイン村でも見れますね。もしフラメンコのアップテンポだけど物悲しい雰囲気を味わいたければThe Gipsy Kings の 「Bamboleo」 が近い感じだと思いますので聞いてみてください。



はーい、バスの時間ですよー

2006年05月27日 |  ◆スペイン

次の目的地、スペイン広場へ移動のため添乗員さんに誘導されてバス乗り場へ。時間がないのか、さっさと行ってしまう。ちょっと待ってー、カテドラルの外観とか町並みも写真撮りたいしー!写真を2枚ほど撮っている間にあれ?みんなどっかいっちゃったよ。ん・・・これって迷子?No,No~!無理無理無理、こんなところで迷子になったら対応できないし!スペイン語だってまだワインしかたのんだことないし、だいたい今日泊まるホテル分かってないしー!待て待て、冷静に、こういうときはあまり動かないほうがいいよな。いや、でもちょっと写真を2枚ほど撮ってるくらいの時間だからまだその辺にいるはず。よし、とにかくさっきみんなが向かってた方向へダッシュするぞ!ダーッシュ!!!そこに運よく同じツアーのKさんの後姿がチラッと見えて消えていった。よしあっちだな、ダーッッッシュ!!!いた!みんないたよ、よかった。と思ってほっとしたとき、添乗員さんがひろきちのほうを見て、「あ、いた!」って顔した。すんません、勝手なことして・・・。