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2022年は客観的な予想を心がけます。

京王杯SC(GⅡ)最終結論

2005-05-15 00:47:37 | 最終結論
◎アサクサデンエン
○ウインクリューガー
▲ウインラディウス
△テレグノシス
×オレハマッテルゼ
×ダンスインザムード
☆ゴールデンキャスト


【展開】
逃げるのは最内枠に入ったニシノシタン。
他に絡む馬も見当たらずテンは楽に先行できる。
平均ペースの流れで全馬にチャンスがあるだろう。
鍵を握るのは気性難のゴッドオブチャンス。
ただでさえ気性が荒いのにテン乗りの横山義騎手。
抑えきれずに途中でマクり気味に行く可能性がある。
そうすれば差し馬が漁夫の利を得ることになる。



【見解】
6歳馬にして本格化急な同馬。
前走のマイラーズC(GⅡ)3着は痛恨の出遅れ。
しかも、マイティスピードの作るスローの流れに加えて、
前の止まらない馬場。
追い込みの同馬にとって万事休すかと思われたが、
直線で大外からメンバー最速の上がり33秒2の爆発的な末脚で迫った。
惜しくも差し届かなかったが、展開不向きで勝ち馬と0.2秒差だったことを考えれば、
勝ち馬以上に中身は濃かった。
ここ3走は33秒台の強烈な末脚を繰り出しているものの、
展開が向かなかった。
今回は7戦4勝の得意の東京コースに替わる。
広い府中なら自慢の末脚が爆発する。
3歳時にはクラシック候補と騒がれた逸材。
体質強化でGI路線へと羽ばたく。

相手にはウインクリューガー。
前走の高松宮記念10着は距離が忙しかった。
距離延長は間違いなくプラス材料。
控える競馬が板に付き、府中の広いコースで末脚を爆発させる。

3番手はウインラディウス。
昨年の覇者であり東京の芝1400mはベスト条件。
折り合いぬ不安があるためクラスが上がって流れが速くなるのは好都合。
前走の谷川岳S3着は久々で58キロを背負わされ、
テンに若干行きたがった。早めに前を捕らえるもラスト1ハロンで失速。
まずまずの内容。
またしても大外枠に入ってしまったが、
乗り慣れた田中勝騎手なら。

最大の惑星はゴールデンキャスト。
揉まれずにスムーズに先行できれば。
鞍上は魅力。