<2月24日>
研修会というのは、先生に失礼だから眠らないようにしようと努力するのが常であるが、清水隆一さんの講義は全くの論外、興味深く面白く拝聴できた。
話されている内容はコーチングの基本だったけど、それらを解説するのではなく、実体験や例え話からされる点に惹き付けられた。
自分は、野球等スポーツを指導することはないが、職場において仕事をする上で組織を活性化し組織目標を達成させる意味でも大いに参考になるものだった。
たとえば、空振りの三振をした選手にどのような声がけをするか。結果は三振だが、それを叱るより、積極的に振った過程を褒めることが大事という話。
「結果管理」より「過程管理」という原則。
「結果管理」⇒「怒る」⇒「受動的」。
「過程管理」⇒「褒める」⇒「能動的」へ。
また、「ノートライ」⇒「ノーエラー」
押えつけが厳しい組織になればなるほど、指示待ち人間やイエスマンが増え無個性なイエスマン集団が出来るという。(・・・・うちの職場も)
コミュニケーションの取り方はこんな感じ。
オープンクエスチョン(YESorNOで返せない質問をする)
↓
ペーシング(うなずきやリアクション)
↓
チャックアップ(話を聞いて、「あ~なるほど○○は結局××だったんですね?」という風にまとめる)
↓
オープンクエスチョン・・・
聞き手とやりとりをしたり、簡単なミニ実験をしたり、笑いを適宜入れたり・・・と1時間20分があっという間だった。
一見質素に見えるP.P.Tも分かりやすいし、こういう講演会には巡り会えない。
講義の復習したみたいになった。
これもブログやってる効果かも。
【著書】:「聞き上手が人を動かす」を購入した。